2015/03/07(土) - 09:22
前回お届けしたハンドメイドバイクビルダーたちのヘッドバッヂコレクション。後編では、アマンダ、ラバネロ、エンメ・アッカ、サンライズサイクル、コーナーバイクを紹介します。
アマンダ
アマンダのヘッドバッヂは折り鶴と松葉をモチーフにしている
オーダーカーボンフレームの老舗として、大手メーカーが扱うずっと前からカーボンフレームを製作してきたアマンダ。既存の物にとらわれない、自由な発想の物づくりを続けるアマンダのロゴ由来を千葉さんに語ってもらいました。
「このバッヂのデザインは妻にやってもらったものなんです。アマンダのロゴも一緒にね。このデザインは折り鶴と松葉が重なっているんですよ。実はこれ、妻と昔観にいった狂言で役者さんが着ていた衣装に、折り鶴と松葉が入ってまして、それが一目で気に入っちゃったんですよ。それで、妻にその組み合わせでデザインを起こしてもらったのが由来です。今思いだしても、あの衣装はすごかったなあ。」
「ちなみに、アマンダという名前はイタリア語で愛するという言葉の複数形の受動体、つまり皆から愛される、という意味なんですよ。あと、あいうえお順だと自然に前にくるところもいいでしょ?」と語っていただいた。
アマンダの千葉さん
シルエットバージョンのアマンダのヘッドバッヂ
ワッペンにもなっていました
オリジナルブルホーンバーを実演する千葉さん
ラバネロ
ラバネロのヘッドバッヂは、なんと家紋!
ちょっとかわいらしいロゴデザインと
レーシーなロゴ、どちらか選べる
実業団チームの影響もあってか、レーサー向けのブランドといったイメージの強いラバネロ。今回のショーの中でも、一番現代のロードレースシーンで戦えそうなバイクを展示していたブースでした。そんなラバネロさんの秘められたバッヂの由来は意外にシンプルでした。
「ヘッドバッヂの由来ですか?ズバリ高村家の家紋です!ちなみにラバネロというのはイタリア語で大根という意味なんですよ。練馬生まれのラバネロは、名物の練馬大根をモチーフにしてブランド名が決まりました。今はブランドロゴも2つあって、自転車の雰囲気に合わせて選ぶことができるようになってます。」
エンメ・アッカ
エンメアッカの新しいヘッドペイントは稲妻がモチーフ
双胴パイプのフレームワークが目を引くシクロクロスバイクが展示されていたエンメ・アッカ。ビカビカに光り輝くステンレスフレームは、ボトルケージを兼ねたガゼットが入っているのが特徴的なバイクが目を引くブースでヘッドマークについてお聞きしました。
「古いのと新しいの、二つあるんですよ。古いのは私のイニシャルであるM.Hというのに稲妻マークを乗せているというものですね。ちなみにブランド名のエンメ・アッカというのもイタリア語でMとHのことなんですよ。でも、少し複雑かな、と思っていたので、その稲妻部分を取り出して、漫画家をやっている姪に新しくデザインを起こしてもらったのが今のマークだね。」
こちらは古いロゴデザイン
エンメ・アッカのディスクシクロクロス
美しい曲線を描くシートステー
フレームの構造材がボトルケージを兼ねるデザイン
サンライズサイクル
ステンレス板から打ち出したヘッドバッヂがサンライズサイクルらしい
サンライズバイシクルの高井さん
複雑でSF的な外観を持っているDixie
若手ビルダーのけん引役として、力強く活動されているサンライズサイクル。ステンレス打ち出しのパーツを多用したユニークなバイクが展示されていましたが、ヘッドバッヂについても強いこだわりを聞けました。
「デザインとしてはSという文字から3本の光が出て行っているという意匠になっているんです。Sというのはブランドのイニシャルでもあるんですが、ブランドコンセプトのSmooth & Solidshapeのイニシャルでもあります。全体的な流れは繋がりながらも、パートごとは非常にかっちりとした質感を持っているという意味合いですね。そのSが3乗されているのが、3条の光線という形で表現しています。」
コーナーバイクス
コーナーバイクのエッチングヘッドバッヂ
シンプルグラフィックが魅力のコーナーバイク
新しいシマノのアウトボードBBカップに合わせた外径のBB
今年が初出展となるコーナーバイク。創業から4年と、若手のブランドながら、どんなところでもストレスなく乗れる自転車を目標にしたセンスあふれる自転車を展示していた。ブランド名や凝ったデザインのヘッドバッヂについてインタビューしてみました。
「そもそも、コーナーというブランドの由来というのが、僕自身がいろんなことを経験してきて、まっすぐではなく寄り道をたくさんしてきたということがひとつ。乗り物が一番かっこよく見えるのはコーナーの時だということがもうひとつ。あとは、あまり具体的なイメージを自転車に付けたくなかったということがあります。」
「バッヂ自体は、僕の師匠がデザインしてくれたものです。中央の模様は鳥を表しています。鳥が3つの星を囲んでいるという図案ですね。素材は真鍮で、エッチングという技法を用いてひとつひとつ作っています。とはいえ、そんなに難しいものではないんですよ。ちなみにバッヂのデザインに隠された意味とかはあんまりないので、今度までに考えておきますね笑」
2度にわたってお届けした、ヘッドバッヂコレクションいかがだったでしょうか。深い意味を持たせているところあり、長年受け継いできたデザインあり、臨機応変に変化していくところもあり。ビルダーの数だけ、ヘッドバッヂには物語があるわけですが、意外な面もあったのではないでしょうか。
アマンダ

オーダーカーボンフレームの老舗として、大手メーカーが扱うずっと前からカーボンフレームを製作してきたアマンダ。既存の物にとらわれない、自由な発想の物づくりを続けるアマンダのロゴ由来を千葉さんに語ってもらいました。
「このバッヂのデザインは妻にやってもらったものなんです。アマンダのロゴも一緒にね。このデザインは折り鶴と松葉が重なっているんですよ。実はこれ、妻と昔観にいった狂言で役者さんが着ていた衣装に、折り鶴と松葉が入ってまして、それが一目で気に入っちゃったんですよ。それで、妻にその組み合わせでデザインを起こしてもらったのが由来です。今思いだしても、あの衣装はすごかったなあ。」
「ちなみに、アマンダという名前はイタリア語で愛するという言葉の複数形の受動体、つまり皆から愛される、という意味なんですよ。あと、あいうえお順だと自然に前にくるところもいいでしょ?」と語っていただいた。




ラバネロ



実業団チームの影響もあってか、レーサー向けのブランドといったイメージの強いラバネロ。今回のショーの中でも、一番現代のロードレースシーンで戦えそうなバイクを展示していたブースでした。そんなラバネロさんの秘められたバッヂの由来は意外にシンプルでした。
「ヘッドバッヂの由来ですか?ズバリ高村家の家紋です!ちなみにラバネロというのはイタリア語で大根という意味なんですよ。練馬生まれのラバネロは、名物の練馬大根をモチーフにしてブランド名が決まりました。今はブランドロゴも2つあって、自転車の雰囲気に合わせて選ぶことができるようになってます。」
エンメ・アッカ

双胴パイプのフレームワークが目を引くシクロクロスバイクが展示されていたエンメ・アッカ。ビカビカに光り輝くステンレスフレームは、ボトルケージを兼ねたガゼットが入っているのが特徴的なバイクが目を引くブースでヘッドマークについてお聞きしました。
「古いのと新しいの、二つあるんですよ。古いのは私のイニシャルであるM.Hというのに稲妻マークを乗せているというものですね。ちなみにブランド名のエンメ・アッカというのもイタリア語でMとHのことなんですよ。でも、少し複雑かな、と思っていたので、その稲妻部分を取り出して、漫画家をやっている姪に新しくデザインを起こしてもらったのが今のマークだね。」




サンライズサイクル



若手ビルダーのけん引役として、力強く活動されているサンライズサイクル。ステンレス打ち出しのパーツを多用したユニークなバイクが展示されていましたが、ヘッドバッヂについても強いこだわりを聞けました。
「デザインとしてはSという文字から3本の光が出て行っているという意匠になっているんです。Sというのはブランドのイニシャルでもあるんですが、ブランドコンセプトのSmooth & Solidshapeのイニシャルでもあります。全体的な流れは繋がりながらも、パートごとは非常にかっちりとした質感を持っているという意味合いですね。そのSが3乗されているのが、3条の光線という形で表現しています。」
コーナーバイクス



今年が初出展となるコーナーバイク。創業から4年と、若手のブランドながら、どんなところでもストレスなく乗れる自転車を目標にしたセンスあふれる自転車を展示していた。ブランド名や凝ったデザインのヘッドバッヂについてインタビューしてみました。
「そもそも、コーナーというブランドの由来というのが、僕自身がいろんなことを経験してきて、まっすぐではなく寄り道をたくさんしてきたということがひとつ。乗り物が一番かっこよく見えるのはコーナーの時だということがもうひとつ。あとは、あまり具体的なイメージを自転車に付けたくなかったということがあります。」
「バッヂ自体は、僕の師匠がデザインしてくれたものです。中央の模様は鳥を表しています。鳥が3つの星を囲んでいるという図案ですね。素材は真鍮で、エッチングという技法を用いてひとつひとつ作っています。とはいえ、そんなに難しいものではないんですよ。ちなみにバッヂのデザインに隠された意味とかはあんまりないので、今度までに考えておきますね笑」
2度にわたってお届けした、ヘッドバッヂコレクションいかがだったでしょうか。深い意味を持たせているところあり、長年受け継いできたデザインあり、臨機応変に変化していくところもあり。ビルダーの数だけ、ヘッドバッヂには物語があるわけですが、意外な面もあったのではないでしょうか。
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