2014/09/16(火) - 20:54
第2回めとなるツール・ド・東北が9月14日に開催された。昨年の倍の参加者となる2,787名を集め、ケネディ駐日米国大使や道端カレンさんなど著名人とともに出走。三陸ならではの味や地元との交流企画も大盛況だった。
東北地方の新聞社である河北新報社とインターネット大手のYahoo! JAPANが主催する「ツール・ド・東北 2014」。昨年に続く第2回大会は宮城県三陸沿岸の2市2町(石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市)を舞台に開催された。
今年は昨年の約2倍となる2,787名の出走者が、三陸沿岸地域を自転車で駆け抜けた。キャロライン・ケネディ駐日米国大使や、イベントの広報大使をつとめるモデルの道端カレンさん、東北応援大使の佐藤真海さん、中西哲生さんなど、多数の著名人も出走した。
参加が話題となったキャロライン・ケネディ駐日米国大使は、スタートセレモニー時に次のように挨拶した。
「ツール・ド・東北に参加でき、とても光栄に思っています。東北に来るのは3度目ですが、いつも、東北の皆様に大きな力と勇気をもらっています。今日は、美しい沿岸風景をみるのを楽しみにしています。主催者やボランティアのみなさま、そして沿道で声援を送ってくださるみなさまに感謝いたします。3,000人の自転車チームの一員になれることに、わくわくしています。本日はお招きくださり誠にありがとうございました」。
第1エイドステーション(休憩所)の女川で、女川町長・須田善明さんや佐藤真海さんと挨拶を交わしたケネディ大使。須田町長の案内でエイドステーション内を巡りながら、女川汁(秋刀魚のつみれ汁)を召し上がったり、地元の方々と交流を深めていた。その後、第2エイドステーションの雄勝にも立ち寄られ、休憩を取った後、ゴールである石巻専修大学を目指して出発していった。
広報大使をつとめる道端カレンさんは、本イベント最長となる気仙沼フォンド(220km)の先頭を切って5時30分にスタート。各エイドステーションで地元の人々と記念撮影し交流を深め、三陸の旬の幸を味わいながら、17時10分に完走した。
ツール・ド・東北フレンズの佐藤真海さん、中西哲生さんは「ツール・ド・東北 パラサイクリングプロジェクト」に参加するパラサイクリスト8名と共にスタート。佐藤さんは女川ステーションで休憩し、ケネディ駐日米国大使との挨拶を交わした後、故郷である気仙沼のエイドステーションへ中西さんと移動し、地元の方々とともに参加ライダーたちを迎えて、食事の提供を行った。
一般参加ライダーのスタートの様子
5時30分、「ツール・ド・東北 2014」の先頭を切る気仙沼フォンドの参加者300名がスタート。5時55分には南三陸フォンド、6時45分には北上フォンド、7時40分には女川・雄勝フォンドがスタートした。
一般参加ライダーのゴールの様子
10時10分台、女川・雄勝フォンドのライダーが最も早くゴール。その後も各フォンドのライダーたちが次々とゴール。ゴール後は記念撮影ブースで写真を撮り、完走証を受け取っていた。
東京都 女性(70歳)/ 北上フォンド(100km)
震災以来、わたしの旦那が被災地のために力になりたいという想いから派遣教師として宮城県に勤務しています。わたしも何らかの形で協力したいと思いこの大会に参加しました。沿道から多くの方々が「がんばって」と言って手を振ってくれました。明るくて今日の天気みたいだった。嬉しくて感動しました。
埼玉県 男性 (47歳)/ 南三陸フォンド(170km)
子どもの頃にこの三陸を良く走った。実際に震災の様子をこの目で見たいと思い大会に参加しました。気持ち良く走れたが、震災の爪痕に涙が止まらなかった。そしてそんな被災地で沿道の方から応援されて感動した。来年は抽選で外れてしまったとしても、ボランティアとして参加したい。
秋田県 男性 (14歳)/ 南三陸フォンド(170km)
去年は100kmを走った。山があって景色もきれいだった。沿道の「がんばって」という声が嬉しかった。茶碗蒸し、カレー、フカヒレスープを食べた。美味しかったです。
愛知県 女性 (42歳)/ 気仙沼フォンド(220km)
東北に一回も足を運んだことがなく来たいと思って参加した。東北は震災の影響がまだ残っているイメージがあったが、沿道からの声援がとても温かく元気な姿に感動した。エイドステーションのご飯がおいしかった。
photo&text : ツール・ド・東北 2014広報事務局
東北地方の新聞社である河北新報社とインターネット大手のYahoo! JAPANが主催する「ツール・ド・東北 2014」。昨年に続く第2回大会は宮城県三陸沿岸の2市2町(石巻市、女川町、南三陸町、気仙沼市)を舞台に開催された。
今年は昨年の約2倍となる2,787名の出走者が、三陸沿岸地域を自転車で駆け抜けた。キャロライン・ケネディ駐日米国大使や、イベントの広報大使をつとめるモデルの道端カレンさん、東北応援大使の佐藤真海さん、中西哲生さんなど、多数の著名人も出走した。
参加が話題となったキャロライン・ケネディ駐日米国大使は、スタートセレモニー時に次のように挨拶した。
「ツール・ド・東北に参加でき、とても光栄に思っています。東北に来るのは3度目ですが、いつも、東北の皆様に大きな力と勇気をもらっています。今日は、美しい沿岸風景をみるのを楽しみにしています。主催者やボランティアのみなさま、そして沿道で声援を送ってくださるみなさまに感謝いたします。3,000人の自転車チームの一員になれることに、わくわくしています。本日はお招きくださり誠にありがとうございました」。
第1エイドステーション(休憩所)の女川で、女川町長・須田善明さんや佐藤真海さんと挨拶を交わしたケネディ大使。須田町長の案内でエイドステーション内を巡りながら、女川汁(秋刀魚のつみれ汁)を召し上がったり、地元の方々と交流を深めていた。その後、第2エイドステーションの雄勝にも立ち寄られ、休憩を取った後、ゴールである石巻専修大学を目指して出発していった。
広報大使をつとめる道端カレンさんは、本イベント最長となる気仙沼フォンド(220km)の先頭を切って5時30分にスタート。各エイドステーションで地元の人々と記念撮影し交流を深め、三陸の旬の幸を味わいながら、17時10分に完走した。
ツール・ド・東北フレンズの佐藤真海さん、中西哲生さんは「ツール・ド・東北 パラサイクリングプロジェクト」に参加するパラサイクリスト8名と共にスタート。佐藤さんは女川ステーションで休憩し、ケネディ駐日米国大使との挨拶を交わした後、故郷である気仙沼のエイドステーションへ中西さんと移動し、地元の方々とともに参加ライダーたちを迎えて、食事の提供を行った。
一般参加ライダーのスタートの様子
5時30分、「ツール・ド・東北 2014」の先頭を切る気仙沼フォンドの参加者300名がスタート。5時55分には南三陸フォンド、6時45分には北上フォンド、7時40分には女川・雄勝フォンドがスタートした。
一般参加ライダーのゴールの様子
10時10分台、女川・雄勝フォンドのライダーが最も早くゴール。その後も各フォンドのライダーたちが次々とゴール。ゴール後は記念撮影ブースで写真を撮り、完走証を受け取っていた。
東京都 女性(70歳)/ 北上フォンド(100km)
震災以来、わたしの旦那が被災地のために力になりたいという想いから派遣教師として宮城県に勤務しています。わたしも何らかの形で協力したいと思いこの大会に参加しました。沿道から多くの方々が「がんばって」と言って手を振ってくれました。明るくて今日の天気みたいだった。嬉しくて感動しました。
埼玉県 男性 (47歳)/ 南三陸フォンド(170km)
子どもの頃にこの三陸を良く走った。実際に震災の様子をこの目で見たいと思い大会に参加しました。気持ち良く走れたが、震災の爪痕に涙が止まらなかった。そしてそんな被災地で沿道の方から応援されて感動した。来年は抽選で外れてしまったとしても、ボランティアとして参加したい。
秋田県 男性 (14歳)/ 南三陸フォンド(170km)
去年は100kmを走った。山があって景色もきれいだった。沿道の「がんばって」という声が嬉しかった。茶碗蒸し、カレー、フカヒレスープを食べた。美味しかったです。
愛知県 女性 (42歳)/ 気仙沼フォンド(220km)
東北に一回も足を運んだことがなく来たいと思って参加した。東北は震災の影響がまだ残っているイメージがあったが、沿道からの声援がとても温かく元気な姿に感動した。エイドステーションのご飯がおいしかった。
photo&text : ツール・ド・東北 2014広報事務局
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