2013/02/28(木) - 22:15
車種を問わないダートクリテリウムのフリースタイルレース、”クリフォード”では、MTBやシクロクロスといった様々なジャンルのバイクが多数参加。興味を引いたバイクを紹介しよう。
菅本貴生さん ブラックマーケット・NSF
菅本貴生さんはアメリカのブランド、ブラックマーケットのピストバイク NSFをシクロクロス風にアレンジ。ピストバイクと言ってもアメリカではトリックバイクとして使われているので、頑丈なつくりになっている。
菅本貴生さんのブラックマーケット・NSF photo:Akihiro.NAKAO
前後ブレーキを装備し、リアは台座を自作している。安全のためフリーハブ仕様。タイヤはパナレーサーが製造するブルース・ゴードンのロックンロード、クランクはBMX用のDEITY、グリップは細身で根強い人気があるお気に入りのパナレーサーを使用する。
「雰囲気で組みました。勢いでこうなりましたがイケテル感じ」と話す。シクロクロスレースではマリオジャンプで皆さんからエールが飛んでいました。
細身のパナレーサーのグリップがお気に入り
ブレーキ台座を自作、太いタイヤに合わせてプレートを削っている。ブルース・ゴードンのスキンカラーのタイヤがよく似合う。
丸山喬嗣さん リッチー・P-TEAM
復活したリッチーのフレームで参加の丸山喬嗣さんは、JエリートXCで走るライダー。マニアが喜ぶリッチーのMTBフレームは復刻ではなく現代に合わせてデザインされており、今の性能が追求されているようだ。「重量がある割には走りが軽く、重心が真ん中にあるのでシッティングでグイグイ進みます。ブレーキ台座がチェーンスティに取り付けられているのでバッグがぶれないですね」。
丸山喬嗣さんのリッチー・P-TEAM photo:Akihiro.NAKAO
練習用にも丈夫なクロモリフレームということでリッチーを選んだが、周りのウケがいいのでレースでの使用も考えているとのこと。ステムやハンドル、シートピラーなどもリッチーブランドで揃える事もできる。MTBは26インチの他にシングルスピードにも対応する29erと話題の650Bの3タイプのフレームがラインナップされている。
1インチヘッドに拘ったリッチーらしく、1-1/8インテグラルヘッドより細いヘッドチューブ。ステムやハンドルもリッチーで揃えられるのもポイントだ。フォーククラウンに付いたダイヤル等にぶつからないように曲げられたダウンチューブも特徴だ。
復活したリッチーのフレームは復刻ではなく、弧を描くシートスティやチェーンステイに取り付けられたディスク台座といった現代にあわせてリファインされている。
武井怜緒奈さん メリダ・NINETY-NINE Carbon
JシリーズでXC・DHのダブルヘッダーのライダーとして注目されている武井怜緒奈さんは、ミヤタ-メリダからバイクのサポートを受けており、今シーズンのXCバイクは26インチのフルサスバイク・NINETY-NINE Carbonを使用する。
武井怜緒奈さんのメリダ・NINETY-NINE Carbon photo:Akihiro.NAKAO
前後100mmのストロークでありながらカーボンフレームにより9.2kgと軽く、前後DTスイスのユニットも軽くフロントフォークは手元のレバーでストロークを縮めることにより、登りでのアドバンテージとなっている。「今年はシーズンを通してダウンヒルは20位、クロスカントリーは30位の成績を狙いたい」と意気込みを語ってくれた。
短くした下がりのステムがセッティングの特徴。ハンドルには前後のサスペンションの設定を変えるレバーが付く。
リンクまでカーボンのフレームに、カーボンボディのDTスイスのユニットで9.2kgとフルサスバイクでは驚異的な軽さを誇る。
別所シンジさん リッチー・スイスクロス
以前シクロワイアードにも登場している別所シンジさんのスイスクロスも会場で注目を浴びていた。復活版のスイスクロスはMTBフレームに比べてレトロな雰囲気で作られており、古いデュラエースのクランクやXTRのリアメカ・カンチブレーキといったビンテージパーツもよく似合う。
別所シンジさんのリッチー・スイスクロス photo:Akihiro.NAKAO
フォークは好みの乗り味で東京サンエスオリジナルのOne by ESUに交換している。「ハンドリング+BBハイトが良い感じです。クロモリなので少し重いですけど走りは軽いです」。
フォークはOne by ESUに交換して乗り味を変えている。今でも実戦で多数使用されている初代XTRカンチブレーキ。
クラシックな雰囲気なので、古いデュラエースのクランクやXTRのリアディレーラーで組んでも違和感が無い。
服部一宏さん ミュラー・シクロクロス
美しい金属製フレームを製作するミュラーのプロトタイプのシクロクロスバイクはクロモリ製で、オーナーの服部さんに合わせたオーダーサイズで作られおり、前三角が短い。フロントフォークもクロモリ製で優雅な雰囲気を出している。「フロントフォークの振動吸収性が良いです」とレースに見合ったスペックだ。
服部一宏さんのミュラー・シクロクロス photo:Akihiro.NAKAO
クラシックな作りとは裏腹に、ディスクブレーキ台座とDi2用のケーブル収納用の穴も用意されている。シフターはブレーキレバーに設けられたレトロシフトで、慣れると一気変速も可能な上に、砂や泥といったトラブルの要因になるコースでもリスクの少ない構造となっている。
アメリカはオレゴン州ポートランドで製造されるレトロシフト。ダウンチューブに付けるシフトレバーをブレーキレバーと合体させたアイデアパーツ。一気変速ができる上に泥や砂といった状況にも強いのが特徴。
スギノのXCDクランクに、歯数がアウター44TのためMTBのフロントディラーで変速。チェーンスティの穴はDi2のケーブル用。
筧太一さん ジャイアント・TCX
2012マスターズCXチャンプを獲得した筧太一さんのジャイアント・XTCは、黒をベースに黄色のワイヤーとバーテープといったアクセントで自らのブランドカラーを表現している。
竹之内悠(コルバ・スペラーノハム)と共にゴキソからサポートを受けているホイールは「負荷がかかるほどよく回り、プッシュを入れるとさらに進むので、漕がなくても速く走れます。ホイールは外が軽くハブが重いので全体に剛性が高い上に、ジャイアントの剛性の高いアルミフレームによく合います」
筧太一さんのジャイアント・TCX photo:Akihiro.NAKAO
またステムに穴を開けてワイヤールーティングを確保している工作は、ジャイアントストア名古屋の馴染みのスタッフが行っている。
高額で話題騒然のゴキソのバブを使ったカーボンホイール。精密かつ特殊な構造で性能は他のハブとは一線を画する。全日本チャンプとマスターチャンプの走り貢献した事で証明された。
カーボン製のステムに穴を開けてブレーキワイヤーのルーティングを確保。こういった加工は信頼しているメカニックによって行われている。
また会場で皆さんの愛車を見せてください。
text&photo:Akihiro.NAKAO
菅本貴生さん ブラックマーケット・NSF
菅本貴生さんはアメリカのブランド、ブラックマーケットのピストバイク NSFをシクロクロス風にアレンジ。ピストバイクと言ってもアメリカではトリックバイクとして使われているので、頑丈なつくりになっている。

前後ブレーキを装備し、リアは台座を自作している。安全のためフリーハブ仕様。タイヤはパナレーサーが製造するブルース・ゴードンのロックンロード、クランクはBMX用のDEITY、グリップは細身で根強い人気があるお気に入りのパナレーサーを使用する。
「雰囲気で組みました。勢いでこうなりましたがイケテル感じ」と話す。シクロクロスレースではマリオジャンプで皆さんからエールが飛んでいました。


丸山喬嗣さん リッチー・P-TEAM
復活したリッチーのフレームで参加の丸山喬嗣さんは、JエリートXCで走るライダー。マニアが喜ぶリッチーのMTBフレームは復刻ではなく現代に合わせてデザインされており、今の性能が追求されているようだ。「重量がある割には走りが軽く、重心が真ん中にあるのでシッティングでグイグイ進みます。ブレーキ台座がチェーンスティに取り付けられているのでバッグがぶれないですね」。

練習用にも丈夫なクロモリフレームということでリッチーを選んだが、周りのウケがいいのでレースでの使用も考えているとのこと。ステムやハンドル、シートピラーなどもリッチーブランドで揃える事もできる。MTBは26インチの他にシングルスピードにも対応する29erと話題の650Bの3タイプのフレームがラインナップされている。


武井怜緒奈さん メリダ・NINETY-NINE Carbon
JシリーズでXC・DHのダブルヘッダーのライダーとして注目されている武井怜緒奈さんは、ミヤタ-メリダからバイクのサポートを受けており、今シーズンのXCバイクは26インチのフルサスバイク・NINETY-NINE Carbonを使用する。

前後100mmのストロークでありながらカーボンフレームにより9.2kgと軽く、前後DTスイスのユニットも軽くフロントフォークは手元のレバーでストロークを縮めることにより、登りでのアドバンテージとなっている。「今年はシーズンを通してダウンヒルは20位、クロスカントリーは30位の成績を狙いたい」と意気込みを語ってくれた。


別所シンジさん リッチー・スイスクロス
以前シクロワイアードにも登場している別所シンジさんのスイスクロスも会場で注目を浴びていた。復活版のスイスクロスはMTBフレームに比べてレトロな雰囲気で作られており、古いデュラエースのクランクやXTRのリアメカ・カンチブレーキといったビンテージパーツもよく似合う。

フォークは好みの乗り味で東京サンエスオリジナルのOne by ESUに交換している。「ハンドリング+BBハイトが良い感じです。クロモリなので少し重いですけど走りは軽いです」。


服部一宏さん ミュラー・シクロクロス
美しい金属製フレームを製作するミュラーのプロトタイプのシクロクロスバイクはクロモリ製で、オーナーの服部さんに合わせたオーダーサイズで作られおり、前三角が短い。フロントフォークもクロモリ製で優雅な雰囲気を出している。「フロントフォークの振動吸収性が良いです」とレースに見合ったスペックだ。

クラシックな作りとは裏腹に、ディスクブレーキ台座とDi2用のケーブル収納用の穴も用意されている。シフターはブレーキレバーに設けられたレトロシフトで、慣れると一気変速も可能な上に、砂や泥といったトラブルの要因になるコースでもリスクの少ない構造となっている。


筧太一さん ジャイアント・TCX
2012マスターズCXチャンプを獲得した筧太一さんのジャイアント・XTCは、黒をベースに黄色のワイヤーとバーテープといったアクセントで自らのブランドカラーを表現している。
竹之内悠(コルバ・スペラーノハム)と共にゴキソからサポートを受けているホイールは「負荷がかかるほどよく回り、プッシュを入れるとさらに進むので、漕がなくても速く走れます。ホイールは外が軽くハブが重いので全体に剛性が高い上に、ジャイアントの剛性の高いアルミフレームによく合います」

またステムに穴を開けてワイヤールーティングを確保している工作は、ジャイアントストア名古屋の馴染みのスタッフが行っている。


また会場で皆さんの愛車を見せてください。
text&photo:Akihiro.NAKAO
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