2013/01/10(木) - 08:04
フォーカスのロードバイクセカンドグレードに位置する「Izalco Pro」。トップモデルであるTeam SLと共通の金型を多く使用したバリューモデルだ。今回のインプレッションでは、2013年モデルとして登場した9000系デュラエース完成車、Izalco Pro 1.0をテストする。
最新テクノロジーと、マイスターに代表されるドイツの伝統的なエンジニアリングにより、質実剛健な製品づくりを行う総合バイシクルブランド、フォーカス。ブランドとしての歴史は浅くとも、その熟成された運動性能はこれまでハイエンドモデルをプロチームが採用し、世界のレースで結果として証明してきた実績がある。
そんなジャーマンブランドのハイエンドレーシングロードバイクの座に位置するのがイザルコシリーズ。ベーシックな部分は崩さず、細部のマイナーチェンジとアップデートを重ねながら着実に進化を続けている。奇をてらうような構造こそ取り入れないが、ロードレーサー然としたフォルムから発揮される安定した性能は、これまでチームミルラムやカチューシャ、アックア・エ・サポーネなどヨーロッパのトップチームプロチームに愛されてきた。
今回のテストバイクであるイザルコ・プロは、トップモデルである「イザルコ・チームSL」の下に位置するセカンドモデルで、従来からの継続モデルとなる。とは言いつつもルックスや細部の造形はイザルコ・チームSLとほぼ同じくした「本物」のレーシングフレームだ。
ホリゾンタルに近い、スッキリとロードレーサーらしい気品ある美しさ・上品さが漂うイザルコ・プロ。そのフレームを形成する「イザルコ・チームカーボン」は、2012年モデルまでのトップモデルであるイザルコ・チームに採用されていたものと全く同様のハイモジュラスカーボンだ。
レーシングフレームとして必要不可欠な剛性を追い求めながら、快適性も犠牲せず、セカンドモデルとしてロングライドにも適応する性格が与えられたイザルコ・プロ。現在市場に出回るバイクと比較すればルックスこそ目立たないものの、その目立たない部分にこそ魅力が隠されている。
リキッドシェイプ・フォースフローデザインに基いてデザインされたフレームが目指すのは、剛性と空力の最適化だ。トップチューブなどは特に細身だが、スプリンターの爆発力にも屈しない剛性が与えられていることがトピックス。トップチューブから緩やかにつながるシートステーは扁平加工され、水平方向に対して若干の反りを設けることで横方向にブレること無く、縦方向の柔軟な振動吸収性に貢献している。
段差が設けられたリアバックのドロップアウトもフォーカスらしさの現れる部分。パヴェに代表されるような悪路を走行した際のチェーン暴れでフレームにキズが入るのを防ぐための工夫だが、屈曲を設けることで乗り心地の良さにも貢献しているのだ。通じて25~28cほどの太めのタイヤがセットできることも実戦的と言えるだろう。
高いボリュームを持たせたテーパードヘッドチューブや、BB30規格のボトムブラケット。そしてフル内蔵式のケーブルなど最新のトレンドをいち早く取り入れてきたこともイザルコシリーズのトピックス。もちろんこのイザルコ・プロにも継承されている。
今回のテストバイクであるイザルコ・プロ1.0は、9000系デュラエースとローターの3dFクランクを採用しながら449,400円(税込)という破格のプライスを実現したバリューモデル。ホイールはフルクラムのシクロクロス/ロード兼用のWH-CEX 4.5、ハンドルは3T、ステムとシートピラーはCONSEPT CPXのカーボン製とし、高級感も漂わせる。
さて、フォーカス伝統のレーシングモデル、イザルコシリーズのセカンドモデルであるイザルコ・プロ1.0の持つ性能はどのようなものだろうか。テストライダー両氏が検証を行なった。
―インプレッション
「ひと漕ぎ目で身体に馴染む自然なフィーリング。万能なレーサー気質が味わえる」西谷雅史(サイクルポイント オーベスト)
乗ってみて、一瞬で身体に馴染むバイクだと感じました。フォーカスというブランドは非常にバランスの取れたバイク作りをしているという印象を持っていたのですが、より一層進化しているなという印象です。レーシングバイクとして完成されていて、非常に驚きました。
「固くて伸びる」とか、そういった何かが突出しているようなイメージを全く持たせませんね。どんなシチュエーションでも何と言うこと無く走ってしまう、まるで今まで自分が乗ってきた自転車かのようにすぐ馴染んでしまいました。
それはまず、バランスが優れているために乗りやすさが際立って良いことが挙げられます。フレーム各部で印象に残ったのは、フォーク周りが非常にしっかりとしていることです。リア三角とのバランスに優れているため、フレーム全体が破綻しません。
とにかく乗り心地が特筆して良好で、幾度もわざわざ荒れた路面に入ってしまったほどでした。恐らくシートステー周辺の衝撃吸収が非常に良く、かなり細身のトップチューブも乗り心の良さに貢献していると思います。最近はダートを走るようなイベントもありますので、そういった使い方にも向くでしょうね。
ワイヤー類のルーティングも計算されていると感じます。フレーム内蔵化され、比較的トップチューブ寄りに取り込み口が開けられているのですが、不思議とワイヤーによるハンドリングの重たさを感じる事がありませんでした。取り込み角度までしっかりと考えられていることが分かるので好印象なポイントです。ワイヤー式専用になってしまっているのが残念といえば残念ですが。ハンドリングは全くクセが無く扱いやすいですね。
全体のルックスこそシンプルですが、細部をよく見ていくとかなり良く作りこまれていることが分かりますね。オリジナリティを感じますし、個性的ですし、性能的には十分でしょう。これが50万円以下なら絶対に安いですね。
どんなシチュエーションでも問題なく走ってくれますが、全体的なバランスから見るとダッシュやスプリントなど、大トルクが掛かった時の印象はやや曇りがちと言えるでしょうか。これは全体のバランスを取ったがためのことだと思います。
このバイクは30~40km/hの中速域で一番輝きを見せてくれるバイクだと感じました。つまりロードレーサーの一番オイシイ速度域ですね。プロレーサーで無い限りその先の速度域では走りませんので、ここもバランスが取られているんだな、と。
低速でのヒルクライムも特に悪くないですが、はやりベストは中速域ですね。ですからレース機材としてはアップダウンを含むマスドレースに向いていると言えます。ホビーレースから実業団レースにまで向き、値段も含めて本気で走りたい人にベストな一台です。
「素直なフィーリングと成熟した性能バランスが魅力」戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
全体的に性能が煮詰められたバイクだな、というイメージでした。西谷さんがおっしゃったことと一緒ですが、特に前後のバランスに非常に優れています。前後の接地感が薄れず、荒れた路面でも常に安定しているため安心感がありますね。この安定感を前後で出すことのできているバイクというのはなかなか無いと思います。
ハンドリングが非常に素直ですので、コーナーの手前でスッと身体を倒していくと、何の問題もなくノーズが自分の行きたい方向へと向かってくれる印象がありました。どちらかというと直線安定性の高いバイクなのですが、ラインのトレースも非常に行いやすいですね。
フォークはやや強めにオフセットしている印象で、そのため直進安定性の高さが生み出されているのでしょう。コラムから先端に掛けてが全体的に釣竿のようにしなるために深みのある走りが味わえます。人によってはクセと感じる場合もあるかと思いますが、慣れの範疇といって良いでしょうね。
ギアを掛けて踏み込んでいくと、絶えずひとこぎひとこぎ伸びていくような加速感があり、スカスカで軽薄な走りのイメージはありません。クランクを回転させるにあたり、どの位置でも伸びやかさがあって、ギクシャクしたペダリングを修正してくれます。
剛性が高く、通じて踏みごたえもかなりあるのですが、踏み込んだその奥で「ロスにならないバネ感」を感じることができました。ダンシングでも軽やかで、リズム良く左右に振ってあげるとより軽く登ってくれるイメージがありました。振動吸収性の良さと合わせて、どんな場面でも体力のロスを最小限に走ることができるのではないでしょうか。レーサーの雰囲気を十二分に感じます。
アッセンブルされているホイールはやや重たかったのですが、軽量ホイールに交換すればより軽やかな部分が際立ち、全体のバランス感を高めることができるでしょう。タイプ的にはどのようなホイールでもマッチしますが、私だったらデュラエースのC35などを合わせるかもしれないですね。
完成車パッケージとして見ればとてもお求めやすい価格だと思います。色や見た目もとても綺麗ですし、所有感も満たしてくれるでしょう。シンプルな見た目以上に奥深く、上質な走りが味わえます。レースに出るにしてもホイールだけを用意すればOKですから、クラスを問わず、レーサーから、レースにエントリーしてみたい方に向くバイクだと思います。
フォーカス Izalco Pro 1.0
サイズ:48、50、52、54、56cm
カラー:BLACK/WHITE/BLUE
フレーム:IZALCO TEAM カーボン BB30
フォーク:FOCUS CRF T4 カーボン
コンポーネント:シマノ 9000系デュラエース
クランクセット:ROTOR 3dF
ホイール:FULCURM WH-CEX 4.5
価 格:449,400円(税込)
インプレライダーのプロフィール
西谷雅史(サイクルポイント オーベスト)
東京都調布市にある「サイクルポイント オーベスト」店長。チームオーベストを率い、自らも積極的にレースに参戦。主なリザルトはツール・ド・おきなわ市民200km優勝、ジャパンカップアマチュアレース優勝など。2007年の実業団小川大会では、シマノの野寺秀徳、狩野智也を抑えて優勝している。まさに「日本最速の店長」だ。
サイクルポイント オーベスト
戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
1990年代から2000年代にかけて、日本を代表するマウンテンバイクライダーとして世界を舞台に活躍した経歴を持つ。1999年アジア大陸マウンテンバイク選手権チャンピオン。MTBレースと並行してロードでも活躍しており、2002年の3DAY CYCLE ROAD熊野BR-2 第3ステージ優勝など、数多くの優勝・入賞経験を持つ。現在はOVER-DOバイカーズサポート代表。ショップ経営のかたわら、お客さんとのトレーニングやツーリングなどで飛び回り、忙しい毎日を送っている。09年からは「キャノンデール・ジャパンMTBチーム」のメカニカルディレクターも務める。
OVER-DOバイカーズサポート
ウェア協力:BIEMME(ビエンメ)
text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano
最新テクノロジーと、マイスターに代表されるドイツの伝統的なエンジニアリングにより、質実剛健な製品づくりを行う総合バイシクルブランド、フォーカス。ブランドとしての歴史は浅くとも、その熟成された運動性能はこれまでハイエンドモデルをプロチームが採用し、世界のレースで結果として証明してきた実績がある。
そんなジャーマンブランドのハイエンドレーシングロードバイクの座に位置するのがイザルコシリーズ。ベーシックな部分は崩さず、細部のマイナーチェンジとアップデートを重ねながら着実に進化を続けている。奇をてらうような構造こそ取り入れないが、ロードレーサー然としたフォルムから発揮される安定した性能は、これまでチームミルラムやカチューシャ、アックア・エ・サポーネなどヨーロッパのトップチームプロチームに愛されてきた。
今回のテストバイクであるイザルコ・プロは、トップモデルである「イザルコ・チームSL」の下に位置するセカンドモデルで、従来からの継続モデルとなる。とは言いつつもルックスや細部の造形はイザルコ・チームSLとほぼ同じくした「本物」のレーシングフレームだ。
ホリゾンタルに近い、スッキリとロードレーサーらしい気品ある美しさ・上品さが漂うイザルコ・プロ。そのフレームを形成する「イザルコ・チームカーボン」は、2012年モデルまでのトップモデルであるイザルコ・チームに採用されていたものと全く同様のハイモジュラスカーボンだ。
レーシングフレームとして必要不可欠な剛性を追い求めながら、快適性も犠牲せず、セカンドモデルとしてロングライドにも適応する性格が与えられたイザルコ・プロ。現在市場に出回るバイクと比較すればルックスこそ目立たないものの、その目立たない部分にこそ魅力が隠されている。
リキッドシェイプ・フォースフローデザインに基いてデザインされたフレームが目指すのは、剛性と空力の最適化だ。トップチューブなどは特に細身だが、スプリンターの爆発力にも屈しない剛性が与えられていることがトピックス。トップチューブから緩やかにつながるシートステーは扁平加工され、水平方向に対して若干の反りを設けることで横方向にブレること無く、縦方向の柔軟な振動吸収性に貢献している。
段差が設けられたリアバックのドロップアウトもフォーカスらしさの現れる部分。パヴェに代表されるような悪路を走行した際のチェーン暴れでフレームにキズが入るのを防ぐための工夫だが、屈曲を設けることで乗り心地の良さにも貢献しているのだ。通じて25~28cほどの太めのタイヤがセットできることも実戦的と言えるだろう。
高いボリュームを持たせたテーパードヘッドチューブや、BB30規格のボトムブラケット。そしてフル内蔵式のケーブルなど最新のトレンドをいち早く取り入れてきたこともイザルコシリーズのトピックス。もちろんこのイザルコ・プロにも継承されている。
今回のテストバイクであるイザルコ・プロ1.0は、9000系デュラエースとローターの3dFクランクを採用しながら449,400円(税込)という破格のプライスを実現したバリューモデル。ホイールはフルクラムのシクロクロス/ロード兼用のWH-CEX 4.5、ハンドルは3T、ステムとシートピラーはCONSEPT CPXのカーボン製とし、高級感も漂わせる。
さて、フォーカス伝統のレーシングモデル、イザルコシリーズのセカンドモデルであるイザルコ・プロ1.0の持つ性能はどのようなものだろうか。テストライダー両氏が検証を行なった。
―インプレッション
「ひと漕ぎ目で身体に馴染む自然なフィーリング。万能なレーサー気質が味わえる」西谷雅史(サイクルポイント オーベスト)
乗ってみて、一瞬で身体に馴染むバイクだと感じました。フォーカスというブランドは非常にバランスの取れたバイク作りをしているという印象を持っていたのですが、より一層進化しているなという印象です。レーシングバイクとして完成されていて、非常に驚きました。
「固くて伸びる」とか、そういった何かが突出しているようなイメージを全く持たせませんね。どんなシチュエーションでも何と言うこと無く走ってしまう、まるで今まで自分が乗ってきた自転車かのようにすぐ馴染んでしまいました。
それはまず、バランスが優れているために乗りやすさが際立って良いことが挙げられます。フレーム各部で印象に残ったのは、フォーク周りが非常にしっかりとしていることです。リア三角とのバランスに優れているため、フレーム全体が破綻しません。
とにかく乗り心地が特筆して良好で、幾度もわざわざ荒れた路面に入ってしまったほどでした。恐らくシートステー周辺の衝撃吸収が非常に良く、かなり細身のトップチューブも乗り心の良さに貢献していると思います。最近はダートを走るようなイベントもありますので、そういった使い方にも向くでしょうね。
ワイヤー類のルーティングも計算されていると感じます。フレーム内蔵化され、比較的トップチューブ寄りに取り込み口が開けられているのですが、不思議とワイヤーによるハンドリングの重たさを感じる事がありませんでした。取り込み角度までしっかりと考えられていることが分かるので好印象なポイントです。ワイヤー式専用になってしまっているのが残念といえば残念ですが。ハンドリングは全くクセが無く扱いやすいですね。
全体のルックスこそシンプルですが、細部をよく見ていくとかなり良く作りこまれていることが分かりますね。オリジナリティを感じますし、個性的ですし、性能的には十分でしょう。これが50万円以下なら絶対に安いですね。
どんなシチュエーションでも問題なく走ってくれますが、全体的なバランスから見るとダッシュやスプリントなど、大トルクが掛かった時の印象はやや曇りがちと言えるでしょうか。これは全体のバランスを取ったがためのことだと思います。
このバイクは30~40km/hの中速域で一番輝きを見せてくれるバイクだと感じました。つまりロードレーサーの一番オイシイ速度域ですね。プロレーサーで無い限りその先の速度域では走りませんので、ここもバランスが取られているんだな、と。
低速でのヒルクライムも特に悪くないですが、はやりベストは中速域ですね。ですからレース機材としてはアップダウンを含むマスドレースに向いていると言えます。ホビーレースから実業団レースにまで向き、値段も含めて本気で走りたい人にベストな一台です。
「素直なフィーリングと成熟した性能バランスが魅力」戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
全体的に性能が煮詰められたバイクだな、というイメージでした。西谷さんがおっしゃったことと一緒ですが、特に前後のバランスに非常に優れています。前後の接地感が薄れず、荒れた路面でも常に安定しているため安心感がありますね。この安定感を前後で出すことのできているバイクというのはなかなか無いと思います。
ハンドリングが非常に素直ですので、コーナーの手前でスッと身体を倒していくと、何の問題もなくノーズが自分の行きたい方向へと向かってくれる印象がありました。どちらかというと直線安定性の高いバイクなのですが、ラインのトレースも非常に行いやすいですね。
フォークはやや強めにオフセットしている印象で、そのため直進安定性の高さが生み出されているのでしょう。コラムから先端に掛けてが全体的に釣竿のようにしなるために深みのある走りが味わえます。人によってはクセと感じる場合もあるかと思いますが、慣れの範疇といって良いでしょうね。
ギアを掛けて踏み込んでいくと、絶えずひとこぎひとこぎ伸びていくような加速感があり、スカスカで軽薄な走りのイメージはありません。クランクを回転させるにあたり、どの位置でも伸びやかさがあって、ギクシャクしたペダリングを修正してくれます。
剛性が高く、通じて踏みごたえもかなりあるのですが、踏み込んだその奥で「ロスにならないバネ感」を感じることができました。ダンシングでも軽やかで、リズム良く左右に振ってあげるとより軽く登ってくれるイメージがありました。振動吸収性の良さと合わせて、どんな場面でも体力のロスを最小限に走ることができるのではないでしょうか。レーサーの雰囲気を十二分に感じます。
アッセンブルされているホイールはやや重たかったのですが、軽量ホイールに交換すればより軽やかな部分が際立ち、全体のバランス感を高めることができるでしょう。タイプ的にはどのようなホイールでもマッチしますが、私だったらデュラエースのC35などを合わせるかもしれないですね。
完成車パッケージとして見ればとてもお求めやすい価格だと思います。色や見た目もとても綺麗ですし、所有感も満たしてくれるでしょう。シンプルな見た目以上に奥深く、上質な走りが味わえます。レースに出るにしてもホイールだけを用意すればOKですから、クラスを問わず、レーサーから、レースにエントリーしてみたい方に向くバイクだと思います。
フォーカス Izalco Pro 1.0
サイズ:48、50、52、54、56cm
カラー:BLACK/WHITE/BLUE
フレーム:IZALCO TEAM カーボン BB30
フォーク:FOCUS CRF T4 カーボン
コンポーネント:シマノ 9000系デュラエース
クランクセット:ROTOR 3dF
ホイール:FULCURM WH-CEX 4.5
価 格:449,400円(税込)
インプレライダーのプロフィール
西谷雅史(サイクルポイント オーベスト)
東京都調布市にある「サイクルポイント オーベスト」店長。チームオーベストを率い、自らも積極的にレースに参戦。主なリザルトはツール・ド・おきなわ市民200km優勝、ジャパンカップアマチュアレース優勝など。2007年の実業団小川大会では、シマノの野寺秀徳、狩野智也を抑えて優勝している。まさに「日本最速の店長」だ。
サイクルポイント オーベスト
戸津井俊介(OVER-DOバイカーズサポート)
1990年代から2000年代にかけて、日本を代表するマウンテンバイクライダーとして世界を舞台に活躍した経歴を持つ。1999年アジア大陸マウンテンバイク選手権チャンピオン。MTBレースと並行してロードでも活躍しており、2002年の3DAY CYCLE ROAD熊野BR-2 第3ステージ優勝など、数多くの優勝・入賞経験を持つ。現在はOVER-DOバイカーズサポート代表。ショップ経営のかたわら、お客さんとのトレーニングやツーリングなどで飛び回り、忙しい毎日を送っている。09年からは「キャノンデール・ジャパンMTBチーム」のメカニカルディレクターも務める。
OVER-DOバイカーズサポート
ウェア協力:BIEMME(ビエンメ)
text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano
リンク
Amazon.co.jp