2012/10/16(火) - 18:53
10月9日から13日まで中国で開催されたツアー・オブ・北京を最後に、2012年度のUCIワールドツアーカレンダーが終了した。年間チャンピオンに輝いたのはトップレースでコンスタントな成績を収めたホアキン・ロドリゲス（スペイン、カチューシャ）だ。
ホアキン・ロドリゲス（スペイン、カチューシャ） photo:Kei Tsujiトニ・マルティン（ドイツ、オメガファーマ・クイックステップ）の連覇で幕を閉じたツアー・オブ・北京から一夜明け、UCIは最終UCIワールドツアーランキングを発表した。
9月まで個人ランキングのトップを守っていたのは、パリ〜ニース、ツール・ド・ロマンディ、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ、そしてツール・ド・フランスで総合優勝を果たしたブラドレー・ウィギンズ（イギリス、チームスカイ）。しかしウィギンズは7月のツールを最後にUCIワールドツアーレースに出場しておらず、601ポイントに終わった。
ブラドレー・ウィギンズ（イギリス、チームスカイ） photo:Cor Vos9月29日のジロ・ディ・ロンバルディアで優勝したロドリゲスは、100ポイントを獲得して692ポイントまで伸ばし、ウィギンズから首位の座を奪うことに成功する。今年ティレーノ〜アドリアティコ総合6位、ブエルタ・アル・パイスバスコ総合2位、フレーシュ・ワロンヌ優勝、ジロ・デ・イタリア総合2位、クラシカ・サンセバスティアン8位、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合3位、そしてロンバルディア優勝と、1年を通して好成績を収めたロドリゲスが最終的な年間チャンピオンに輝いた。
2009年のUCIワールドツアー発足以来、ロドリゲスが年間チャンピオンに輝くのは2010年以来2度目。昨年の年間チャンピオンであるフィリップ・ジルベール（ベルギー、BMCレーシングチーム）は、世界選手権で優勝したものの、UCIワールドツアーでの勝利はブエルタのステージ2勝に留まり、個人ランキング45位に終わっている。
国別ランキングではスペインが下位を大きく引き離して2年連続首位に。ウィギンズやフルーム、カヴェンディッシュの健闘により、イギリスが国別ランキングで過去最高の2位。チームスカイがチームランキングで首位を獲得した。
UCIワールドツアーランキング2012
個人ランキング
1位 ホアキン・ロドリゲス（スペイン、カチューシャ） 692pts
2位 ブラドレー・ウィギンズ（イギリス、チームスカイ） 601pts
3位 トム・ボーネン（ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ） 410pts
4位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ（イタリア、リクイガス・キャノンデール） 400pts
5位 アレハンドロ・バルベルデ（スペイン、モビスター） 394pts
6位 サイモン・ジェランス（オーストラリア、グリーンエッジ） 390pts
7位 クリス・フルーム（イギリス、チームスカイ） 376pts
8位 ペーター・サガン（スロバキア、リクイガス・キャノンデール） 351pts
9位 サムエル・サンチェス（スペイン、エウスカルテル） 332pts
10位 ルイ・コスタ（ポルトガル、モビスター） 320pts
国別ランキング
1位 スペイン 1889pts
2位 イギリス 1163pts
3位 イタリア 1115pts
4位 ベルギー 1014pts
5位 オーストラリア 962pts
6位 オランダ 733pts
7位 アメリカ 530pts
8位 ノルウェー 449pts
9位 ドイツ 447pts
10位 ポルトガル 412pts
チームランキング
1位 チームスカイ 1767pts
2位 カチューシャ 1273pts
3位 リクイガス・キャノンデール 1197pts
4位 オメガファーマ・クイックステップ 1162pts
5位 モビスター 952pts
6位 オリカ・グリーンエッジ 920pts
7位 BMCレーシングチーム 917pts
8位 ラボバンク 799pts
9位 ガーミン・シャープ 762pts
10位 アスタナ 645pts
text:Kei Tsuji
ホアキン・ロドリゲス（スペイン、カチューシャ） photo:Kei Tsujiトニ・マルティン（ドイツ、オメガファーマ・クイックステップ）の連覇で幕を閉じたツアー・オブ・北京から一夜明け、UCIは最終UCIワールドツアーランキングを発表した。9月まで個人ランキングのトップを守っていたのは、パリ〜ニース、ツール・ド・ロマンディ、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ、そしてツール・ド・フランスで総合優勝を果たしたブラドレー・ウィギンズ（イギリス、チームスカイ）。しかしウィギンズは7月のツールを最後にUCIワールドツアーレースに出場しておらず、601ポイントに終わった。
ブラドレー・ウィギンズ（イギリス、チームスカイ） photo:Cor Vos9月29日のジロ・ディ・ロンバルディアで優勝したロドリゲスは、100ポイントを獲得して692ポイントまで伸ばし、ウィギンズから首位の座を奪うことに成功する。今年ティレーノ〜アドリアティコ総合6位、ブエルタ・アル・パイスバスコ総合2位、フレーシュ・ワロンヌ優勝、ジロ・デ・イタリア総合2位、クラシカ・サンセバスティアン8位、ブエルタ・ア・エスパーニャ総合3位、そしてロンバルディア優勝と、1年を通して好成績を収めたロドリゲスが最終的な年間チャンピオンに輝いた。2009年のUCIワールドツアー発足以来、ロドリゲスが年間チャンピオンに輝くのは2010年以来2度目。昨年の年間チャンピオンであるフィリップ・ジルベール（ベルギー、BMCレーシングチーム）は、世界選手権で優勝したものの、UCIワールドツアーでの勝利はブエルタのステージ2勝に留まり、個人ランキング45位に終わっている。
国別ランキングではスペインが下位を大きく引き離して2年連続首位に。ウィギンズやフルーム、カヴェンディッシュの健闘により、イギリスが国別ランキングで過去最高の2位。チームスカイがチームランキングで首位を獲得した。
UCIワールドツアーランキング2012
個人ランキング
1位 ホアキン・ロドリゲス（スペイン、カチューシャ） 692pts
2位 ブラドレー・ウィギンズ（イギリス、チームスカイ） 601pts
3位 トム・ボーネン（ベルギー、オメガファーマ・クイックステップ） 410pts
4位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ（イタリア、リクイガス・キャノンデール） 400pts
5位 アレハンドロ・バルベルデ（スペイン、モビスター） 394pts
6位 サイモン・ジェランス（オーストラリア、グリーンエッジ） 390pts
7位 クリス・フルーム（イギリス、チームスカイ） 376pts
8位 ペーター・サガン（スロバキア、リクイガス・キャノンデール） 351pts
9位 サムエル・サンチェス（スペイン、エウスカルテル） 332pts
10位 ルイ・コスタ（ポルトガル、モビスター） 320pts
国別ランキング
1位 スペイン 1889pts
2位 イギリス 1163pts
3位 イタリア 1115pts
4位 ベルギー 1014pts
5位 オーストラリア 962pts
6位 オランダ 733pts
7位 アメリカ 530pts
8位 ノルウェー 449pts
9位 ドイツ 447pts
10位 ポルトガル 412pts
チームランキング
1位 チームスカイ 1767pts
2位 カチューシャ 1273pts
3位 リクイガス・キャノンデール 1197pts
4位 オメガファーマ・クイックステップ 1162pts
5位 モビスター 952pts
6位 オリカ・グリーンエッジ 920pts
7位 BMCレーシングチーム 917pts
8位 ラボバンク 799pts
9位 ガーミン・シャープ 762pts
10位 アスタナ 645pts
text:Kei Tsuji
Amazon.co.jp
