2012/10/09(火) - 18:56
9月23日に長野・松本で開催されたカスティールサイクルクロスマツモトに出場したトップ選手のバイクをクローズアップする。来るべきシクロクロスシーズンに向けて自らのバイクの参考にして欲しい。
竹之内 悠 (チーム ユーラシア) トーヨー TY CYCLO CROSS limited
竹之内 悠 (チーム ユーラシア) トーヨー TY CYCLO CROSS limited (c)Makoto.AYANO
2012年シクロクロス全日本チャンピオンの竹之内 悠 (チーム ユーラシア)が駆るのは今年も日本メイドのTOYO(トーヨー)。東洋フレームの名匠石垣鉄也さんがハンドビルドするクロモリフレームだ。最低3台を用意するが、この日メインとしたのはダウンチューブにスクウェア形状のメガチューブを採用している、全日本選手権制覇時にも駆ったモデル。このチューブ仕様については公表されていないが、おそらくコロンバスのウルトラFOCOだろうと推測できる。
チェーンホイールは台湾ブランドのOUNCEの46×38Tを使用
Di2のサテライトスイッチを使用して上ハンドル保持時も変速を可能に
Di2を使用するためバッテリー台座が直付けされている。ハンドルは東京サンエスのONEBYESU(ワンバイエス)のJ-Fit.。サドルは下部が絞れたONEBYESU製の「ナロー30」を使用。チェーンホイールは台湾ブランドのOUNCEの46×38Tを使用。ペダルはタイムのアタックカーボンだ。
サドルは下部が絞れたONEBYESU製の「ナロー30」を使用
竹之内のサブバイク レース中に頻繁に交換する
斎藤 亮 (MIYATA-MERIDA BIKING TEAM ) MERIDA CycroCross
斎藤 亮 (MIYATA-MERIDA BIKING TEAM ) MERIDA CycroCross (c)Makoto.AYANO
マウンテンバイクのクロスカントリーライダーである斎藤 亮 (MIYATA-MERIDA BIKING TEAM )はメリダのディスクブレーキ仕様のフルカーボンCXバイクを駆る。日本に輸入がないモデルのため、フレーム1本だけ本国から取り寄せ、松本CXのレースの朝に組み上がったという。
ディスク台座周りは強度あふれるつくり BB幅は135mmだ
リアステーはメリダ製MTBを彷彿とさせるパワー溢れるフォルム
フレームの詳細は不明だがナノマトリックスカーボンと記載がある。リアはフレックスステーとされ、柔軟性をもたせた仕様のようだ。MTB界をリードするノウハウを持つメリダの技術が生かされているのだろう。ディスクはAvidBB5が採用され、リアエンド幅は135mm。コンポはスラムRIVALで組み上げている。
タイヤはヴィットリア CROSS EVO XGを使用
コンポはスラムRIVALを中心に組み上げている
前田 公平 (Speedvagen Cyclocross Team) スピードワーゲン Cross
前田 公平 (Speedvagen Cyclocross Team) スピードワーゲン Cross (c)Makoto.AYANO
2012年マウンテンバイク世界選手権U23代表選手の前田公平(MTBはEndress Proride)は今季からSpeedvagen Cyclocross Teamのファクトリーライダーとして迎えられた。この日またがるバイクは伝説的なブランドSpeedvagen(スピードワーゲン)のレーシングチーム仕様バイク。クロモリ製で細身のチューブで組まれながらも高いレーシング性能を持つという。重量は7kg 前半。アーミーグリーンのチームカラーが印象的だ。
コンポはカンパ。ホイールはプロチームも採用するENVI(エンヴィ)だ。タイヤはFMBのハンドメイドチューブラーを使用する。
アーミーグリーンが渋いチームカラー仕様
カーボンホイールでも群を抜く軽量性と強靱性のENVEを使用する
合田 正之 (cycleclub3UP) ジャイアント TCX ADVANCED SL
合田 正之 (cycleclub3UP) ジャイアント TCX ADVANCED SL (c)Makoto.AYANO
サラリーマンながらMTBエリートライダーとしても知られる合田 正之 (cycleclub3UP) が駆るのはジャイアントのフルカーボンCXモデル、TCX ADVANCED SLだ。ラルス・ボーム(ラボバンク)がシクロクロス、そしてロードレースのパリ〜ルーベでも駆るマシンだ。
シマノのCXチェーンホイールを採用 ペダルはタイムATACカーボン
デュラエースカーボンホイールにデュガストタイヤの組み合わせ
ISP&プレスフィットBB仕様で、デュラエースコンポ+ホイールでかなり軽量に仕上がっている。ブレーキはTRP製のEURO X、チェーンホイールはシマノのCXを採用、タイヤはデュガストだ。
ブレーキはTRP製のEURO Xマグネシウムカンティを使用する
サブブレーキレバーを使用し、シケイン進入時の部妙なブレーキングを可能にする
Vol.2 に続く
photo&text:Makoto.AYANO
竹之内 悠 (チーム ユーラシア) トーヨー TY CYCLO CROSS limited

2012年シクロクロス全日本チャンピオンの竹之内 悠 (チーム ユーラシア)が駆るのは今年も日本メイドのTOYO(トーヨー)。東洋フレームの名匠石垣鉄也さんがハンドビルドするクロモリフレームだ。最低3台を用意するが、この日メインとしたのはダウンチューブにスクウェア形状のメガチューブを採用している、全日本選手権制覇時にも駆ったモデル。このチューブ仕様については公表されていないが、おそらくコロンバスのウルトラFOCOだろうと推測できる。


Di2を使用するためバッテリー台座が直付けされている。ハンドルは東京サンエスのONEBYESU(ワンバイエス)のJ-Fit.。サドルは下部が絞れたONEBYESU製の「ナロー30」を使用。チェーンホイールは台湾ブランドのOUNCEの46×38Tを使用。ペダルはタイムのアタックカーボンだ。


斎藤 亮 (MIYATA-MERIDA BIKING TEAM ) MERIDA CycroCross

マウンテンバイクのクロスカントリーライダーである斎藤 亮 (MIYATA-MERIDA BIKING TEAM )はメリダのディスクブレーキ仕様のフルカーボンCXバイクを駆る。日本に輸入がないモデルのため、フレーム1本だけ本国から取り寄せ、松本CXのレースの朝に組み上がったという。


フレームの詳細は不明だがナノマトリックスカーボンと記載がある。リアはフレックスステーとされ、柔軟性をもたせた仕様のようだ。MTB界をリードするノウハウを持つメリダの技術が生かされているのだろう。ディスクはAvidBB5が採用され、リアエンド幅は135mm。コンポはスラムRIVALで組み上げている。


前田 公平 (Speedvagen Cyclocross Team) スピードワーゲン Cross

2012年マウンテンバイク世界選手権U23代表選手の前田公平(MTBはEndress Proride)は今季からSpeedvagen Cyclocross Teamのファクトリーライダーとして迎えられた。この日またがるバイクは伝説的なブランドSpeedvagen(スピードワーゲン)のレーシングチーム仕様バイク。クロモリ製で細身のチューブで組まれながらも高いレーシング性能を持つという。重量は7kg 前半。アーミーグリーンのチームカラーが印象的だ。
コンポはカンパ。ホイールはプロチームも採用するENVI(エンヴィ)だ。タイヤはFMBのハンドメイドチューブラーを使用する。


合田 正之 (cycleclub3UP) ジャイアント TCX ADVANCED SL

サラリーマンながらMTBエリートライダーとしても知られる合田 正之 (cycleclub3UP) が駆るのはジャイアントのフルカーボンCXモデル、TCX ADVANCED SLだ。ラルス・ボーム(ラボバンク)がシクロクロス、そしてロードレースのパリ〜ルーベでも駆るマシンだ。


ISP&プレスフィットBB仕様で、デュラエースコンポ+ホイールでかなり軽量に仕上がっている。ブレーキはTRP製のEURO X、チェーンホイールはシマノのCXを採用、タイヤはデュガストだ。


Vol.2 に続く
photo&text:Makoto.AYANO
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(ディフィート)DeFeet グローブ レッド D4704
DeFeet(ディフィート)
(ディフィート)DeFeet グローブ ネオンイエロー D4731
DeFeet(ディフィート)