2012/02/03(金) - 11:11
コラテックのR.T.カーボンは、プロサイクリストに供給を行うレベルである上位モデルのR.T.プロカーボンからテクノロジーを受け継いだ、セカンドクラスのフルカーボンフレームである。
コラテック R.T. CARBON (c)Makoto.AYANO/cyclowired.jp
このフレームにはコラテックが誇る独自の技術が採用される。フルモデルチェンジを果たし、レースなどの高負荷がかかる場面にも十分に対応できるスペックながらも、価格を抑えてより身近な存在になった。
軽量なTCM+モノコックフレームには、PRO SIZE SYSTEMという自分の身体により適したフレームサイズを提供する機構を用いる。さらにフレームをコンパクト化することで、剛性アップにもつながっている。
ヘッドチューブ下部からわずかに後方にカーブを描くプロコントロールフォーク
テーパードヘッドチューブを採用している
大ボリュームのダウンチューブ
TCM+について説明しよう。軽量フレームを製造することは簡単だが、軽量フレームに優れたデザインと高い剛性を組み合わせることは難しい。コラテックが開発したTCM+(tubing, casting, moulding)カーボンテクノロジーは、考えられるあらゆる形状のフレームを作りだすことをができるという。
さらにTCM+は、衝撃を吸収するために最適なカーボン構造体とチューブ厚を実現することができる。また、TCM+のチューブの接合部のないモノコック構造が、フレーム重量を最小限に抑えると同時に、剛性の向上と、安定した高いレベルの品質を保証するという。そしてテーパードヘッドチューブを導入し、リアエンドはフレームと同一素材構造となっているのがポイントといえるだろう。
シフトケーブル、ブレーキケーブルはフレーム内蔵
反ドライブ側のロープロファイルチェーンステーの全景
トラディショナルなボトムブラケット規格
ロープロファイルチェーンステー
次にレース用バイクにおいてPRO SIZE SYSTEMは、シートチューブのサイズではなくトップチューブ長からフレームをセレクトすることで、最適なライディングポジションを実現することができる。この理論に基づき、スローピングジオメトリーであっても、ライダーにぴったりとフィットするフレームを選ぶことができる。
フレームの形状では、コラテックを象徴するより低く設計したロープロファイルチェーンステー、"LPC"も忘れてはならない。チェーンに対してより大きなクリアランスを生み出し、コンパクトドライブやトリプルを装着した際、チェーンが暴れることによるフレームへのダメージを防ぎ、安定した駆動性をもたらす。LPCはほとんどすべてのコラテックのロードバイクに採用される。
シマノ アルテグラDi2のデュアルコントロールレバー
プロコントロールフォークは上下異径ベアリングを用いる
ツインチュービングバックステーとなる
そしてPRO CONTROL FORKは、ヘッドチューブ下部からわずかに後方にカーブを描くユニークな構造によって、横方向の安定性と、優れた衝撃吸収性を実現し快適性を最大限に引き出すフォークとなった。またジオメトリーにも配慮し、鋭いコーナリングを引き出す積極的なステアリングを可能にする。これは「R.T.プロ」と「R.T.カーボン」だけに採用されるプレミアムな構造である。
コンパクトドライブと電動フロントディレイラー
バッテリーはダウンチューブに搭載する
コラッテクカーボンバイクのセカンドグレードに位置する R.T. CARBONを、2人のテスターはどう評するのだろうか?早速、両氏のインプレッションをお届けしよう。
―インプレッション
「ロングライドをより快適に走るような設計」 三船雅彦(元プロサイクリスト)
「スパルタンに走ろうと思えば可能な運動性能を秘める」 コテラックのラインナップではコロネスやフォルシアといったバイクに乗ってきたが、このR.T.カーボンは最上位モデルの直系にあたるフルカーボンモデルといえるだろう。基本的には最上位モデルとしてのレースからロングライドまで楽しめるというのがコンセプトになる。
コラテックはグランフォンドにも力を注いでいるので、R.T.カーボンはアマチュアライダーがロングライドをより快適に速く走ることができるよう設計されているように感じる。実際に距離を重ねていくと違いがありあそうだ。
ヘッドチューブからフォークをメインとして構成されるフロントセクションのボリュームを控えめに設定しているために、フレームが柔らかく感じられる。ネガティブに捉えられるかもしれないが、前方に硬さを感じないので非常に乗りやすくなっている。
昨今はハイモジュラスカーボンなどを用いてフロントセクションにボリュームを置いているモデルが多く、その中では異質な存在に映る。この質感に慣れていても、選択肢がないゆえに硬いと感じていても仕方がなく乗っている人もいることだろう。
R.T.カーボンの剛性感はやや物足りなさを感じるかもしれないが、逆にそういう人には乗りやすいバイクに仕上がっている。
またボトムブラケット周辺の強度は強調されておりレーシーな雰囲気があるがロングライドに適したバイクといえる。スパルタンに走ろうと思えば可能で、体重が軽い人であれば、高強度な走りでもよく応えてくれるだろう。
フロントフォークは進行方向とは逆側へ弓なりにベンドしており、これが良好なトラクションを稼ぎ出している。通常のフォークと比べて見た目はユニークだが、自然な挙動のイメージだ。
実業団レベルからロングライドを楽しむようなサイクリストにまで、幅広い用途に適している。機会があったらブルベも走ってみたいと思わせるクオリティだった。
「ハイエンドモデルとしても十分に通用する質感」 山本健一(ロードバイクジャーナリスト)
「実業団レベルからロングライドまで幅広い用途に」 R.Tカーボンシリーズのセカンドモデルに位置する当モデルだが、性能的はほとんど変わらないようなイメージだった。
ハイエンドモデルとしても十分に通用する質感で、非常に好感触だ。特殊なフォークの形状やローダウンしたチェーンステーなど奇抜なデザインではあるものの、バイクの反応性は意外なほどに素直である。
フォーク自体はブレードがベンドしているのでマイルドな質感ではあるものの、自然なフィーリングで乗りやすく、ステアリング性能も一般的なベンドフォークと同じような挙動を示した。
メインフレームはボリュームのあるダウンチューブによってフロント周りで剛性を発揮するタイプの性格と思われる。テーパードヘッド効果的で、ダンシング時のペダリングで感じるフレームの強いコシにつながっているだろう。
パワー伝達を司るチェーンステーはロープロファイル化しているが、ダイレクト感をキープできている。加速性はほとんどスポイルされおらず、踏力どおりの加速性能を楽しむことができた。
上り性能はトルクにもよく応えてくれるがケイデンスが軽めのほうがキレがよいだろう。ダンシングでは軽やかに進み、フレームのしなり方にもくせがなく踏み込みやすい。
下りでもフォークが良い仕事をしている。路面の微振動をいなしつつも、ロードインフォメーションは伝えるので、対処しやすく危険回避にも役立つだろう。
剛性感が高いわりに、路面のアンジュレーションがあってもスムースに受け流すコンフォート性能がある。マイルドに感じるなら剛性に自信があるアルミホイールやカーボンディープリムを履かせるとコンプリートバイクとして優れた性能を発揮できそうだ。
想像以上に自然なロードバイクだ。特殊な機構もよく俯瞰してみると、標準的なBBを用いていたり、シートポストもレギュラーサイズであったりと、オーソドックスな規格でまとめられている。いわゆる質実剛健なバイクなので、ガンガントレーニングをしたりレースに出る人にもオススメだ。
コラテック R.T. CARBON (c)Makoto.AYANO/cyclowired.jp
CORRATEC R.T. CARBON
<完成車カンパニョーロ・ヴェローチェ カムシン仕様>
サイズ:46、48、50cm
カラー:ホワイト/レッド、ブラック/グリーン
フレーム: CORRATEC モノコック カーボン
フォーク: RT カーボン、PRO CONTROL FORK
価格:フレームセット 261,450円(税込み)
<完成車シマノ・アルテグラDi2仕様>
サイズ:46、48、50cm
カラー:ホワイト/レッド、ブラック/グリーン
フレーム: CORRATEC モノコック カーボン
フォーク: RT カーボン、PRO CONTROL FORK
メインコンポ:シマノ・アルテグラDi2コンパクトドライブ
リム:シマノ・WH-R501
タイヤ:ミシュラン・リチオン2
価格:完成車シマノ・アルテグラDi2 441,000円(税込み)
<完成車カンパニョーロ・ヴェローチェ カムシン仕様>
サイズ:46、48、50cm
カラー:ホワイト/レッド、ブラック/グリーン
フレーム: CORRATEC モノコック カーボン
フォーク: RT カーボン、PRO CONTROL FORK
メインコンポ:シマノ・105コンパクト
リム:シマノ・WH-R501
タイヤ:ミシュラン・リチオン2
価格:完成車シマノ・105 298,200円(税込み)
インプレライダーのプロフィール
三船雅彦(元プロサイクリスト) 三船雅彦(元プロサイクリスト)
9シーズンをプロとして走り(プロチームとの契約年数は8年)プロで700レース以上、プロアマ通算1,000レース以上を経験した、日本屈指の元プロサイクルロードレーサー。入賞回数は実に200レースほどにのぼる。2003年より国内のチームに移籍し活動中。国内の主要レースを中心に各地を転戦。レース以外の活動も精力的に行い、2003年度よりJスポーツのサイクルロードレースではゲスト解説を。特にベルギーでのレースにおいては、10年間在住していた地理感などを生かした解説に定評がある。2005年より若手育成のためにチームマサヒコミフネドットコムを立ち上げ、オーナーとしてチーム運営も行っている。
過去数多くのバイクに乗り、実戦で闘ってきたばかりでなく、タイヤや各種スポーツバイクエキップメントの開発アドバイザーを担う。その評価の目は厳しく、辛辣だ。選手活動からは2009年を持って引退したが、今シーズンからはスポーツバイク普及のためのさまざまな活動を始めている。ホビー大会のゲスト参加やセミナー開催にも意欲的だ。
マサヒコ・ミフネ・ドットコム
山本健一(バイクジャーナリスト) 山本健一(バイクジャーナリスト)
身長187cm、体重68kg。かつては実業団トップカテゴリーで走った経歴をもつ。脚質はどちらかといえばスピードマンタイプで上りは苦手。1000mタイムトライアル1分10秒(10年前のベストタイム)がプチ自慢。インプレッションはじめ製品レビューなどがライフワーク的になっている。インプレ本のバイブル、ロードバイクインプレッション(エイ出版社)の統括エディターもつとめる。
text:Ken-ichi YAMAMOTO
photo&edit: Makoto AYANO
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このフレームにはコラテックが誇る独自の技術が採用される。フルモデルチェンジを果たし、レースなどの高負荷がかかる場面にも十分に対応できるスペックながらも、価格を抑えてより身近な存在になった。
軽量なTCM+モノコックフレームには、PRO SIZE SYSTEMという自分の身体により適したフレームサイズを提供する機構を用いる。さらにフレームをコンパクト化することで、剛性アップにもつながっている。
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TCM+について説明しよう。軽量フレームを製造することは簡単だが、軽量フレームに優れたデザインと高い剛性を組み合わせることは難しい。コラテックが開発したTCM+(tubing, casting, moulding)カーボンテクノロジーは、考えられるあらゆる形状のフレームを作りだすことをができるという。
さらにTCM+は、衝撃を吸収するために最適なカーボン構造体とチューブ厚を実現することができる。また、TCM+のチューブの接合部のないモノコック構造が、フレーム重量を最小限に抑えると同時に、剛性の向上と、安定した高いレベルの品質を保証するという。そしてテーパードヘッドチューブを導入し、リアエンドはフレームと同一素材構造となっているのがポイントといえるだろう。
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次にレース用バイクにおいてPRO SIZE SYSTEMは、シートチューブのサイズではなくトップチューブ長からフレームをセレクトすることで、最適なライディングポジションを実現することができる。この理論に基づき、スローピングジオメトリーであっても、ライダーにぴったりとフィットするフレームを選ぶことができる。
フレームの形状では、コラテックを象徴するより低く設計したロープロファイルチェーンステー、"LPC"も忘れてはならない。チェーンに対してより大きなクリアランスを生み出し、コンパクトドライブやトリプルを装着した際、チェーンが暴れることによるフレームへのダメージを防ぎ、安定した駆動性をもたらす。LPCはほとんどすべてのコラテックのロードバイクに採用される。
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そしてPRO CONTROL FORKは、ヘッドチューブ下部からわずかに後方にカーブを描くユニークな構造によって、横方向の安定性と、優れた衝撃吸収性を実現し快適性を最大限に引き出すフォークとなった。またジオメトリーにも配慮し、鋭いコーナリングを引き出す積極的なステアリングを可能にする。これは「R.T.プロ」と「R.T.カーボン」だけに採用されるプレミアムな構造である。
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コラッテクカーボンバイクのセカンドグレードに位置する R.T. CARBONを、2人のテスターはどう評するのだろうか?早速、両氏のインプレッションをお届けしよう。
―インプレッション
「ロングライドをより快適に走るような設計」 三船雅彦(元プロサイクリスト)
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コラテックはグランフォンドにも力を注いでいるので、R.T.カーボンはアマチュアライダーがロングライドをより快適に速く走ることができるよう設計されているように感じる。実際に距離を重ねていくと違いがありあそうだ。
ヘッドチューブからフォークをメインとして構成されるフロントセクションのボリュームを控えめに設定しているために、フレームが柔らかく感じられる。ネガティブに捉えられるかもしれないが、前方に硬さを感じないので非常に乗りやすくなっている。
昨今はハイモジュラスカーボンなどを用いてフロントセクションにボリュームを置いているモデルが多く、その中では異質な存在に映る。この質感に慣れていても、選択肢がないゆえに硬いと感じていても仕方がなく乗っている人もいることだろう。
R.T.カーボンの剛性感はやや物足りなさを感じるかもしれないが、逆にそういう人には乗りやすいバイクに仕上がっている。
またボトムブラケット周辺の強度は強調されておりレーシーな雰囲気があるがロングライドに適したバイクといえる。スパルタンに走ろうと思えば可能で、体重が軽い人であれば、高強度な走りでもよく応えてくれるだろう。
フロントフォークは進行方向とは逆側へ弓なりにベンドしており、これが良好なトラクションを稼ぎ出している。通常のフォークと比べて見た目はユニークだが、自然な挙動のイメージだ。
実業団レベルからロングライドを楽しむようなサイクリストにまで、幅広い用途に適している。機会があったらブルベも走ってみたいと思わせるクオリティだった。
「ハイエンドモデルとしても十分に通用する質感」 山本健一(ロードバイクジャーナリスト)
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ハイエンドモデルとしても十分に通用する質感で、非常に好感触だ。特殊なフォークの形状やローダウンしたチェーンステーなど奇抜なデザインではあるものの、バイクの反応性は意外なほどに素直である。
フォーク自体はブレードがベンドしているのでマイルドな質感ではあるものの、自然なフィーリングで乗りやすく、ステアリング性能も一般的なベンドフォークと同じような挙動を示した。
メインフレームはボリュームのあるダウンチューブによってフロント周りで剛性を発揮するタイプの性格と思われる。テーパードヘッド効果的で、ダンシング時のペダリングで感じるフレームの強いコシにつながっているだろう。
パワー伝達を司るチェーンステーはロープロファイル化しているが、ダイレクト感をキープできている。加速性はほとんどスポイルされおらず、踏力どおりの加速性能を楽しむことができた。
上り性能はトルクにもよく応えてくれるがケイデンスが軽めのほうがキレがよいだろう。ダンシングでは軽やかに進み、フレームのしなり方にもくせがなく踏み込みやすい。
下りでもフォークが良い仕事をしている。路面の微振動をいなしつつも、ロードインフォメーションは伝えるので、対処しやすく危険回避にも役立つだろう。
剛性感が高いわりに、路面のアンジュレーションがあってもスムースに受け流すコンフォート性能がある。マイルドに感じるなら剛性に自信があるアルミホイールやカーボンディープリムを履かせるとコンプリートバイクとして優れた性能を発揮できそうだ。
想像以上に自然なロードバイクだ。特殊な機構もよく俯瞰してみると、標準的なBBを用いていたり、シートポストもレギュラーサイズであったりと、オーソドックスな規格でまとめられている。いわゆる質実剛健なバイクなので、ガンガントレーニングをしたりレースに出る人にもオススメだ。
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CORRATEC R.T. CARBON
<完成車カンパニョーロ・ヴェローチェ カムシン仕様>
サイズ:46、48、50cm
カラー:ホワイト/レッド、ブラック/グリーン
フレーム: CORRATEC モノコック カーボン
フォーク: RT カーボン、PRO CONTROL FORK
価格:フレームセット 261,450円(税込み)
<完成車シマノ・アルテグラDi2仕様>
サイズ:46、48、50cm
カラー:ホワイト/レッド、ブラック/グリーン
フレーム: CORRATEC モノコック カーボン
フォーク: RT カーボン、PRO CONTROL FORK
メインコンポ:シマノ・アルテグラDi2コンパクトドライブ
リム:シマノ・WH-R501
タイヤ:ミシュラン・リチオン2
価格:完成車シマノ・アルテグラDi2 441,000円(税込み)
<完成車カンパニョーロ・ヴェローチェ カムシン仕様>
サイズ:46、48、50cm
カラー:ホワイト/レッド、ブラック/グリーン
フレーム: CORRATEC モノコック カーボン
フォーク: RT カーボン、PRO CONTROL FORK
メインコンポ:シマノ・105コンパクト
リム:シマノ・WH-R501
タイヤ:ミシュラン・リチオン2
価格:完成車シマノ・105 298,200円(税込み)
インプレライダーのプロフィール
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9シーズンをプロとして走り(プロチームとの契約年数は8年)プロで700レース以上、プロアマ通算1,000レース以上を経験した、日本屈指の元プロサイクルロードレーサー。入賞回数は実に200レースほどにのぼる。2003年より国内のチームに移籍し活動中。国内の主要レースを中心に各地を転戦。レース以外の活動も精力的に行い、2003年度よりJスポーツのサイクルロードレースではゲスト解説を。特にベルギーでのレースにおいては、10年間在住していた地理感などを生かした解説に定評がある。2005年より若手育成のためにチームマサヒコミフネドットコムを立ち上げ、オーナーとしてチーム運営も行っている。
過去数多くのバイクに乗り、実戦で闘ってきたばかりでなく、タイヤや各種スポーツバイクエキップメントの開発アドバイザーを担う。その評価の目は厳しく、辛辣だ。選手活動からは2009年を持って引退したが、今シーズンからはスポーツバイク普及のためのさまざまな活動を始めている。ホビー大会のゲスト参加やセミナー開催にも意欲的だ。
マサヒコ・ミフネ・ドットコム
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身長187cm、体重68kg。かつては実業団トップカテゴリーで走った経歴をもつ。脚質はどちらかといえばスピードマンタイプで上りは苦手。1000mタイムトライアル1分10秒(10年前のベストタイム)がプチ自慢。インプレッションはじめ製品レビューなどがライフワーク的になっている。インプレ本のバイブル、ロードバイクインプレッション(エイ出版社)の統括エディターもつとめる。
text:Ken-ichi YAMAMOTO
photo&edit: Makoto AYANO
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