2011/12/01(木) - 13:33
2011年までオメガファーマ・ロットとして活動し、スポンサー変更に伴ってロット・ベリソルに名称を変更するベルギーチームが、ネイビーブルーを基調とした新ジャージを発表した。同チームはUCI(国際自転車競技連合)のワールドライセンスを獲得済みだ。
ロット・ベリソルの新ジャージ photo:Cor Vos1980年代に誕生したロットチームの血統を有し、今年までオメガファーマ・ロットとして活動したベルギーチームが、2012年、「ロット・サイクリング・プロジェクト」として新体制でスタートする。
ベルギーの窓メーカー・ベリソル社をスポンサーに獲得し、チーム名称はロット・ベリソルに。実質的にオメガファーマ・ロットの後継チームだが、UCIの登録に際して新チームとして扱われている。オメガファーマ社は袂を分かち、クイックステップチームのメインスポンサーとなる。
新ジャージはネイビーブルー基調で、胸元にスポンサー2社のロゴ。ショーツのサイドにはロット社のロゴが大胆に入る。ジャージの着用モデルになったのは、新たにチームに加わるネオプロのトッシュ・ファンデルサンド(ベルギー)。また、使用バイクはドイツのキャニオンから地元ベルギーのリドレーにスイッチする。
2011年のUCIワールドツアーチームランキングで、オメガファーマ・ロットはチームスカイやレオパード・トレックを抑えてトップに君臨。世界ナンバーワンの称号を得た。しかしポイントの大半を一人で荒稼ぎし、UCIワールドツアー個人ランキングでトップに輝いたフィリップ・ジルベール(ベルギー)がBMCレーシングチームに移籍。ポイント欠如に伴うセカンドディビジョン降格の可能性が浮上したが、無事チームはUCIワールドライセンスを4年間確約させることに成功している。
12月1日現在、判明しているメンバーは28名。内訳はオメガファーマ・ロットから16名、他チームから6名、ネオプロ6名。約71%が地元ベルギー出身選手であり、ツール・ド・フランスではユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー)がエースを担う。エーススプリンターは引き続きアンドレ・グライペル(ドイツ)。
2010年にUCIアジアツアーチャンピオンに輝き、今年マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)と並ぶシーズン13勝をマークしたメフディ・ソフラビ(イラン)がタブリス・ペトロケミカルから移籍。2004年のトラック世界選手権スクラッチ覇者でスプリンターのグレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド)はグライペルの発射台を担う。
また、2011年をカチューシャで走ったレイフ・ホステ(ベルギー)のロットチーム復帰が噂されていたが、ロンド・ファン・フラーンデレンで2位を3度経験しているクラシックスペシャリストはベルギーのUCIプロコンチネンタルチーム・アクセントジョブスへの移籍を決めている。
ロット・ベリソルが使用するリドレーのチームバイクデザイン photo:www.ridley-bikes.com
ロット・ベリソル2012メンバー
ラルスイティング・バク(デンマーク) ←HTC・ハイロード
ガエタン・ビール(ベルギー) ←ネオプロ
ブリアン・ブルギャク(オランダ) ←ネオプロ
サンダー・コーデル(ベルギー) ←ネオプロ
バルト・ デクレルク(ベルギー)
フランシス・デグレーフ(ベルギー)
イェンス・デブシェール(ベルギー)
ケニー・デハース(ベルギー)
バルト・ドックス(ベルギー)
アンドレ・グライペル(ドイツ)
アダム・ハンセン(オーストラリア)
グレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド) ←チームスカイ
オリヴィエ・カイセン(ベルギー)
ジャンニ・メールスマン(ベルギー) ←FDJ
マルテン・ネイエンス(ベルギー)
ビセンテ・レイネス(スペイン)
フレデリック・ロバート(ベルギー) ←クイックステップ
ユルゲン・ルーランズ(ベルギー)
マルセル・シーベルグ(ドイツ)
メフディ・ソフラビ(イラン) ←タブリス・ペトロケミカル
ユルゲン・ファンデワール(ベルギー)
ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー)
トッシュ・ファンデルサンド(ベルギー) ←ネオプロ
ヨースト・ファンレイエン(オランダ) ←ヴァカンソレイユ・DCM
デニス・ファネンデルト(ベルギー) ←ネオプロ
イェーレ・ファネンデルト(ベルギー)
ヨナス・ファンヘネヒテン(ベルギー) ←ネオプロ
フレデリック・ヴィレムス(ベルギー)
チームを移籍する選手
フィリップ・ジルベール(ベルギー) →BMCレーシングチーム
アダム・ブライス(イギリス) →BMCレーシングチーム
クラース・ロデウィック(ベルギー) →BMCレーシングチーム
ヤン・バケランツ(ベルギー) →レディオシャック・ニッサン
ダヴィ・ブシェー(フランス) →FDJ
ユッシ・ヴェッカネン(フィンランド) →FDJ
オスカル・プヨル(スペイン) →アンダルシア・カハグラナダ
マリオ・アールツ(ベルギー) →引退
セバスティアン・ラング(ドイツ) →引退
スヴェン・ファンダウセラール(ベルギー) →?
text:Kei Tsuji
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ベルギーの窓メーカー・ベリソル社をスポンサーに獲得し、チーム名称はロット・ベリソルに。実質的にオメガファーマ・ロットの後継チームだが、UCIの登録に際して新チームとして扱われている。オメガファーマ社は袂を分かち、クイックステップチームのメインスポンサーとなる。
新ジャージはネイビーブルー基調で、胸元にスポンサー2社のロゴ。ショーツのサイドにはロット社のロゴが大胆に入る。ジャージの着用モデルになったのは、新たにチームに加わるネオプロのトッシュ・ファンデルサンド(ベルギー)。また、使用バイクはドイツのキャニオンから地元ベルギーのリドレーにスイッチする。
2011年のUCIワールドツアーチームランキングで、オメガファーマ・ロットはチームスカイやレオパード・トレックを抑えてトップに君臨。世界ナンバーワンの称号を得た。しかしポイントの大半を一人で荒稼ぎし、UCIワールドツアー個人ランキングでトップに輝いたフィリップ・ジルベール(ベルギー)がBMCレーシングチームに移籍。ポイント欠如に伴うセカンドディビジョン降格の可能性が浮上したが、無事チームはUCIワールドライセンスを4年間確約させることに成功している。
12月1日現在、判明しているメンバーは28名。内訳はオメガファーマ・ロットから16名、他チームから6名、ネオプロ6名。約71%が地元ベルギー出身選手であり、ツール・ド・フランスではユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー)がエースを担う。エーススプリンターは引き続きアンドレ・グライペル(ドイツ)。
2010年にUCIアジアツアーチャンピオンに輝き、今年マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)と並ぶシーズン13勝をマークしたメフディ・ソフラビ(イラン)がタブリス・ペトロケミカルから移籍。2004年のトラック世界選手権スクラッチ覇者でスプリンターのグレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド)はグライペルの発射台を担う。
また、2011年をカチューシャで走ったレイフ・ホステ(ベルギー)のロットチーム復帰が噂されていたが、ロンド・ファン・フラーンデレンで2位を3度経験しているクラシックスペシャリストはベルギーのUCIプロコンチネンタルチーム・アクセントジョブスへの移籍を決めている。
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ロット・ベリソル2012メンバー
ラルスイティング・バク(デンマーク) ←HTC・ハイロード
ガエタン・ビール(ベルギー) ←ネオプロ
ブリアン・ブルギャク(オランダ) ←ネオプロ
サンダー・コーデル(ベルギー) ←ネオプロ
バルト・ デクレルク(ベルギー)
フランシス・デグレーフ(ベルギー)
イェンス・デブシェール(ベルギー)
ケニー・デハース(ベルギー)
バルト・ドックス(ベルギー)
アンドレ・グライペル(ドイツ)
アダム・ハンセン(オーストラリア)
グレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド) ←チームスカイ
オリヴィエ・カイセン(ベルギー)
ジャンニ・メールスマン(ベルギー) ←FDJ
マルテン・ネイエンス(ベルギー)
ビセンテ・レイネス(スペイン)
フレデリック・ロバート(ベルギー) ←クイックステップ
ユルゲン・ルーランズ(ベルギー)
マルセル・シーベルグ(ドイツ)
メフディ・ソフラビ(イラン) ←タブリス・ペトロケミカル
ユルゲン・ファンデワール(ベルギー)
ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー)
トッシュ・ファンデルサンド(ベルギー) ←ネオプロ
ヨースト・ファンレイエン(オランダ) ←ヴァカンソレイユ・DCM
デニス・ファネンデルト(ベルギー) ←ネオプロ
イェーレ・ファネンデルト(ベルギー)
ヨナス・ファンヘネヒテン(ベルギー) ←ネオプロ
フレデリック・ヴィレムス(ベルギー)
チームを移籍する選手
フィリップ・ジルベール(ベルギー) →BMCレーシングチーム
アダム・ブライス(イギリス) →BMCレーシングチーム
クラース・ロデウィック(ベルギー) →BMCレーシングチーム
ヤン・バケランツ(ベルギー) →レディオシャック・ニッサン
ダヴィ・ブシェー(フランス) →FDJ
ユッシ・ヴェッカネン(フィンランド) →FDJ
オスカル・プヨル(スペイン) →アンダルシア・カハグラナダ
マリオ・アールツ(ベルギー) →引退
セバスティアン・ラング(ドイツ) →引退
スヴェン・ファンダウセラール(ベルギー) →?
text:Kei Tsuji
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