2011/06/29(水) - 18:02
ピレネー山脈の3連戦を経て、ツール・ド・フランスはアルプス山脈に突入する。登場100周年を記念し、ツール主催者はアルプス山脈を主戦場とした。ガリビエ峠にゴールする第18ステージとラルプ・デュエズにゴールする第19ステージでマイヨジョーヌ争いは激化。最終日前日の個人TTで決着し、今年もパリ・シャンゼリゼに凱旋する。
7月14日(木) 第12ステージ
クニョー〜リュザルディダン 211km(頂上ゴール) →コースマップ
今大会に設定された本格的な頂上ゴールは4つ。いずれも後半に組み込まれていて、コース発表時から「クライマー向きのツール」と呼ばれてきた。ピレネー3連戦の初日にあたる第12ステージは、今大会最初の本格的な頂上ゴール。1級山岳ラ・ウルケット・ダンシザンと超級山岳トゥールマレー峠を越え、最後は超級山岳リュザルディダンを駆け上がってゴールする。
お馴染みのアスパン峠の南に位置するラ・ウルケット・ダンシザンはツール初登場。平均勾配7.5%・登坂距離は9.9kmで、アスパン峠よりも難易度は高い。続くトゥールマレー峠は平均勾配7.3%で登坂距離17.1kmだ。リュザルディダンの頂上ゴールは史上8回目の登場で、これはラルプ・デュエズに次ぐ、そしてモンヴァントゥーと並ぶ登場回数。最後に登場した2003年にはランス・アームストロング(アメリカ)が優勝している。
7月15日(金) 第13ステージ
ポー〜ルルド 152.5km →コースマップ
ピレネー3連戦の2日目は、超級山岳オービスク峠が登場する。しかしコースの難易度はそれほど高くなく、前後を重要な頂上ゴールに挟まれているため、総合狙いのオールラウンダーたちは大きな動きを見せないだろう。
今年で登場73回目を迎える超級山岳オービスク峠は、ゴールの42km手前に鎮座。壮大な景色が広がるこのピレネーの名峠を越えると、後はルルドに向かって長いダウンヒルに入る。総合下位の選手による逃げ切りの可能性も有る。トル・フースホフト(ノルウェー)に代表される「登れるスプリンター」が集団からそれほど遅れずオービスク峠を越えることが出来れば、展開はまた違ったものになるだろう。
7月16日(土) 第14ステージ
サン・ゴーダン〜プラトー・ド・ベイユ 168.5km(頂上ゴール) →コースマップ
急勾配の2級山岳ダスペ峠を含む5つのカテゴリー山岳の先に、超級山岳プラトー・ド・ベイユの頂上ゴールが待つ。平均勾配7.9%・登坂距離15.8kmというプラトー・ド・ベイユは、今大会最強の頂上ゴール(ラルプ・デュエズは同じ勾配で13.8km)。マイヨジョーヌはいよいよ本命の手に渡るだろう。
プラトー・ド・ベイユはツール史上5回目の登場。過去にはマルコ・パンターニ(イタリア)やランス・アームストロング(アメリカ)が制し、それぞれ総合優勝。そして2007年にはアルベルト・コンタドール(スペイン)がミカエル・ラスムッセン(デンマーク)を下して優勝し、そのままツール優勝へと突き進んだ。プラトー・ド・ベイユを制した者がツールを制す。今年もその伝統は守られるのだろうか。
7月17日(日) 第15ステージ
リムー〜モンペリエ 192.5km →コースマップ
スプリンターに与えられた残り数少ないチャンスがこの第15ステージ。ピレネー山脈を離れ、暑さが厳しいフランス南部を西から東に駆け抜ける。いわゆるピレネーとアルプスを結ぶ“移動ステージ”であり、総合狙いの選手たちは疲労した脚のリカバリーに充てる。
192.5kmのコースはほぼ真っ平らで、今年で28回目の登場となるモンペリエのゴール地点では、迫力の大集団スプリントが繰り広げられる。ピレネーの厳しい山岳をグルペットで乗り切ったスプリンターが、このモンペリエゴールで再び日の目を見る。スプリンターにとって、次の活躍の場はシャンゼリゼ。マイヨヴェールを狙うスプリンターは、翌日からの山岳ステージでもスプリントポイントを狙う必要が出てくるだろう。
7月18日(月) 休息日
7月19日(火) 第16ステージ
サンポール・トロワ・シャトー〜ガップ 162.5km →コースマップ
2回目の休息日を終えたプロトンは、いよいよアルプスの山岳地帯へと歩を進める。休息日明けのステージはサプライズが起こり得る。リズムを崩した総合上位の選手がトラブルに巻き込まれることも少なくない。
勝負の鍵を握るのは、ゴール11.5km手前の2級山岳マンス峠。ゴール地点が置かれたガップの街を一旦通過し、平均勾配5.2%・登坂距離9.5kmの登りに挑む。このマンス峠がスプリンターの入場を拒むため、逃げが決まりやすいレイアウトだと言える。レース前半はかなり激しいアタック合戦が繰り広げられるだろう。この日のゴール前には、2003年大会でホセバ・ベロキ(スペイン)が落車し、直後を走っていたアームストロングが草むらに避けて事なきを得たダウンヒル区間が登場する。
7月20日(水) 第17ステージ
ガップ〜ピネローロ(イタリア) 179km →コースマップ
いよいよアルプス山脈の本格山岳ステージが姿を現す。前菜にあたる第17ステージは、96.5km地点で2級山岳モンジュネヴル峠を越えて隣国イタリアに入国。その後、ジロ・デ・イタリアの最終日前日に頂上ゴールとして登場した1級山岳セストリエールを逆側から登り、渓谷に沿ったなだらかなダウンヒル区間へ。ゴールの8km手前で2級山岳プラマルティーノ峠を越え、短いダウンヒルを経てピネローロにゴールする。
セストリエールからピネローロに至るルートは、2009年ジロ第10ステージとほぼ同じ。参考までに、当時はプラマルティーノ峠でアタックを成功させたダニーロ・ディルーカ(イタリア)が独走勝利を飾っている。今年はこのイタリアが唯一の海外通過国だ。
7月21日(木) 第18ステージ
ピネローロ(イタリア)〜ガリビエ峠 200.5km(頂上ゴール) →コースマップ
アルプス山脈がツールのコースに初めて組み込まれたのは1911年のこと。つまり今年はちょうどアルプス登場100周年にあたる。昨年のピレネー山脈のそれと同様、レース主催者はアルプス山脈をマイヨジョーヌの主戦場とした。
第18ステージはまず、大会最高地点である標高2744mの超級山岳アニュエル峠を越えてフランスに帰国。アニェル峠は平均勾配6.5%・登坂距離23.7kmという難関峠であり、頂上手前の9kmに渡って平均勾配が10%を越える。その後は超級山岳イゾアール峠を経由して、超級山岳ガリビエ峠にゴールする。この3連続超級山岳は間違いなく今大会最強の組み合わせ。平均勾配5.1%の登りが23kmに渡って続くガリビエ峠で、マイヨジョーヌ争いは激化する。
7月22日(金) 第19ステージ
モダンヌ〜ラルプ・デュエズ 109.5km(頂上ゴール) →コースマップ
アルプス山岳3連戦のクライマックスを飾るのが第19ステージ。パリに到着する48時間前に、ラルプ・デュエズの頂上ゴールが登場するのだ。コース全長は109.5kmと極端に短いが、その破壊力は抜群。短いコースの中に1級山岳テレグラフ峠と超級山岳ガリビエ峠(前日と逆からのアプローチ)、そして超級山岳ラルプ・デュエズの上りが詰め込まれている。距離が短い分、ハイスピードな展開になる。そしてレース時間の短さは、タイムオーバーのリスクを高める。
ラルプ・デュエズは言わずと知れたツールの名物山岳。ツールのゴールを迎えるのは、今年で27回を数える。標高1850mのスキーリゾート地に至るまで、平均勾配7.9%の登りと合計21のコーナーと対峙しなければならない。クライマー系のオールラウンダーにとっては、タイムを挽回、もしくはリードを広げる最後のチャンスとなる。
7月23日(土) 第20ステージ
グルノーブル〜グルノーブル 42.5km(個人TT) →コースマップ
実質的に、この第20ステージ個人TTがツール第98代チャンピオンを決定する。ツールの最終個人TTでは過去に9回総合逆転が起こっている。厳しい山岳を闘い抜き、この個人TTでリードを守った者が、マイヨジョーヌを着てのシャンゼリゼ凱旋を許される。
起伏に富んだ難易度の高い42.5kmコースは、同じA.S.O.主催のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ第3ステージでも使用され、トニ・マルティン(ドイツ)が優勝している。その時のタイムは55分28秒。ファビアン・カンチェラーラ(スイス)のようなTTスペシャリストがステージ優勝争いを繰り広げられるはずだ。
7月24日(日) 第21ステージ
クレテイユ〜パリ/シャンゼリゼ 95km →コースマップ
伝統的に、ツールは花の都パリで閉幕する。95kmのコースはフルフラットで、カテゴリー山岳は無し。前日の個人TTで総合優勝を決定づけた選手を中心に、3週間の闘いを終えんとする選手たちがパリに凱旋する。
最後は恒例のシャンゼリゼ周回コースが設定され、1周6.5kmのコースを8周。過去に36回繰り広げられたシャンゼリゼゴールのうち、集団スプリントでスプリンターが勝利したのは31回。シャンゼリゼ大通りの先にある凱旋門に向かって、スプリンターたちが最後のバトルを繰り広げるのが習わしだ。マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)の3年連続シャンゼリゼ制覇に期待がかかる。
text:Kei Tsuji
image:A.S.O.
7月14日(木) 第12ステージ
クニョー〜リュザルディダン 211km(頂上ゴール) →コースマップ
今大会に設定された本格的な頂上ゴールは4つ。いずれも後半に組み込まれていて、コース発表時から「クライマー向きのツール」と呼ばれてきた。ピレネー3連戦の初日にあたる第12ステージは、今大会最初の本格的な頂上ゴール。1級山岳ラ・ウルケット・ダンシザンと超級山岳トゥールマレー峠を越え、最後は超級山岳リュザルディダンを駆け上がってゴールする。
お馴染みのアスパン峠の南に位置するラ・ウルケット・ダンシザンはツール初登場。平均勾配7.5%・登坂距離は9.9kmで、アスパン峠よりも難易度は高い。続くトゥールマレー峠は平均勾配7.3%で登坂距離17.1kmだ。リュザルディダンの頂上ゴールは史上8回目の登場で、これはラルプ・デュエズに次ぐ、そしてモンヴァントゥーと並ぶ登場回数。最後に登場した2003年にはランス・アームストロング(アメリカ)が優勝している。
7月15日(金) 第13ステージ
ポー〜ルルド 152.5km →コースマップ
ピレネー3連戦の2日目は、超級山岳オービスク峠が登場する。しかしコースの難易度はそれほど高くなく、前後を重要な頂上ゴールに挟まれているため、総合狙いのオールラウンダーたちは大きな動きを見せないだろう。
今年で登場73回目を迎える超級山岳オービスク峠は、ゴールの42km手前に鎮座。壮大な景色が広がるこのピレネーの名峠を越えると、後はルルドに向かって長いダウンヒルに入る。総合下位の選手による逃げ切りの可能性も有る。トル・フースホフト(ノルウェー)に代表される「登れるスプリンター」が集団からそれほど遅れずオービスク峠を越えることが出来れば、展開はまた違ったものになるだろう。
7月16日(土) 第14ステージ
サン・ゴーダン〜プラトー・ド・ベイユ 168.5km(頂上ゴール) →コースマップ
急勾配の2級山岳ダスペ峠を含む5つのカテゴリー山岳の先に、超級山岳プラトー・ド・ベイユの頂上ゴールが待つ。平均勾配7.9%・登坂距離15.8kmというプラトー・ド・ベイユは、今大会最強の頂上ゴール(ラルプ・デュエズは同じ勾配で13.8km)。マイヨジョーヌはいよいよ本命の手に渡るだろう。
プラトー・ド・ベイユはツール史上5回目の登場。過去にはマルコ・パンターニ(イタリア)やランス・アームストロング(アメリカ)が制し、それぞれ総合優勝。そして2007年にはアルベルト・コンタドール(スペイン)がミカエル・ラスムッセン(デンマーク)を下して優勝し、そのままツール優勝へと突き進んだ。プラトー・ド・ベイユを制した者がツールを制す。今年もその伝統は守られるのだろうか。
7月17日(日) 第15ステージ
リムー〜モンペリエ 192.5km →コースマップ
スプリンターに与えられた残り数少ないチャンスがこの第15ステージ。ピレネー山脈を離れ、暑さが厳しいフランス南部を西から東に駆け抜ける。いわゆるピレネーとアルプスを結ぶ“移動ステージ”であり、総合狙いの選手たちは疲労した脚のリカバリーに充てる。
192.5kmのコースはほぼ真っ平らで、今年で28回目の登場となるモンペリエのゴール地点では、迫力の大集団スプリントが繰り広げられる。ピレネーの厳しい山岳をグルペットで乗り切ったスプリンターが、このモンペリエゴールで再び日の目を見る。スプリンターにとって、次の活躍の場はシャンゼリゼ。マイヨヴェールを狙うスプリンターは、翌日からの山岳ステージでもスプリントポイントを狙う必要が出てくるだろう。
7月18日(月) 休息日
7月19日(火) 第16ステージ
サンポール・トロワ・シャトー〜ガップ 162.5km →コースマップ
2回目の休息日を終えたプロトンは、いよいよアルプスの山岳地帯へと歩を進める。休息日明けのステージはサプライズが起こり得る。リズムを崩した総合上位の選手がトラブルに巻き込まれることも少なくない。
勝負の鍵を握るのは、ゴール11.5km手前の2級山岳マンス峠。ゴール地点が置かれたガップの街を一旦通過し、平均勾配5.2%・登坂距離9.5kmの登りに挑む。このマンス峠がスプリンターの入場を拒むため、逃げが決まりやすいレイアウトだと言える。レース前半はかなり激しいアタック合戦が繰り広げられるだろう。この日のゴール前には、2003年大会でホセバ・ベロキ(スペイン)が落車し、直後を走っていたアームストロングが草むらに避けて事なきを得たダウンヒル区間が登場する。
7月20日(水) 第17ステージ
ガップ〜ピネローロ(イタリア) 179km →コースマップ
いよいよアルプス山脈の本格山岳ステージが姿を現す。前菜にあたる第17ステージは、96.5km地点で2級山岳モンジュネヴル峠を越えて隣国イタリアに入国。その後、ジロ・デ・イタリアの最終日前日に頂上ゴールとして登場した1級山岳セストリエールを逆側から登り、渓谷に沿ったなだらかなダウンヒル区間へ。ゴールの8km手前で2級山岳プラマルティーノ峠を越え、短いダウンヒルを経てピネローロにゴールする。
セストリエールからピネローロに至るルートは、2009年ジロ第10ステージとほぼ同じ。参考までに、当時はプラマルティーノ峠でアタックを成功させたダニーロ・ディルーカ(イタリア)が独走勝利を飾っている。今年はこのイタリアが唯一の海外通過国だ。
7月21日(木) 第18ステージ
ピネローロ(イタリア)〜ガリビエ峠 200.5km(頂上ゴール) →コースマップ
アルプス山脈がツールのコースに初めて組み込まれたのは1911年のこと。つまり今年はちょうどアルプス登場100周年にあたる。昨年のピレネー山脈のそれと同様、レース主催者はアルプス山脈をマイヨジョーヌの主戦場とした。
第18ステージはまず、大会最高地点である標高2744mの超級山岳アニュエル峠を越えてフランスに帰国。アニェル峠は平均勾配6.5%・登坂距離23.7kmという難関峠であり、頂上手前の9kmに渡って平均勾配が10%を越える。その後は超級山岳イゾアール峠を経由して、超級山岳ガリビエ峠にゴールする。この3連続超級山岳は間違いなく今大会最強の組み合わせ。平均勾配5.1%の登りが23kmに渡って続くガリビエ峠で、マイヨジョーヌ争いは激化する。
7月22日(金) 第19ステージ
モダンヌ〜ラルプ・デュエズ 109.5km(頂上ゴール) →コースマップ
アルプス山岳3連戦のクライマックスを飾るのが第19ステージ。パリに到着する48時間前に、ラルプ・デュエズの頂上ゴールが登場するのだ。コース全長は109.5kmと極端に短いが、その破壊力は抜群。短いコースの中に1級山岳テレグラフ峠と超級山岳ガリビエ峠(前日と逆からのアプローチ)、そして超級山岳ラルプ・デュエズの上りが詰め込まれている。距離が短い分、ハイスピードな展開になる。そしてレース時間の短さは、タイムオーバーのリスクを高める。
ラルプ・デュエズは言わずと知れたツールの名物山岳。ツールのゴールを迎えるのは、今年で27回を数える。標高1850mのスキーリゾート地に至るまで、平均勾配7.9%の登りと合計21のコーナーと対峙しなければならない。クライマー系のオールラウンダーにとっては、タイムを挽回、もしくはリードを広げる最後のチャンスとなる。
7月23日(土) 第20ステージ
グルノーブル〜グルノーブル 42.5km(個人TT) →コースマップ
実質的に、この第20ステージ個人TTがツール第98代チャンピオンを決定する。ツールの最終個人TTでは過去に9回総合逆転が起こっている。厳しい山岳を闘い抜き、この個人TTでリードを守った者が、マイヨジョーヌを着てのシャンゼリゼ凱旋を許される。
起伏に富んだ難易度の高い42.5kmコースは、同じA.S.O.主催のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ第3ステージでも使用され、トニ・マルティン(ドイツ)が優勝している。その時のタイムは55分28秒。ファビアン・カンチェラーラ(スイス)のようなTTスペシャリストがステージ優勝争いを繰り広げられるはずだ。
7月24日(日) 第21ステージ
クレテイユ〜パリ/シャンゼリゼ 95km →コースマップ
伝統的に、ツールは花の都パリで閉幕する。95kmのコースはフルフラットで、カテゴリー山岳は無し。前日の個人TTで総合優勝を決定づけた選手を中心に、3週間の闘いを終えんとする選手たちがパリに凱旋する。
最後は恒例のシャンゼリゼ周回コースが設定され、1周6.5kmのコースを8周。過去に36回繰り広げられたシャンゼリゼゴールのうち、集団スプリントでスプリンターが勝利したのは31回。シャンゼリゼ大通りの先にある凱旋門に向かって、スプリンターたちが最後のバトルを繰り広げるのが習わしだ。マーク・カヴェンディッシュ(イギリス)の3年連続シャンゼリゼ制覇に期待がかかる。
text:Kei Tsuji
image:A.S.O.
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