2011/03/28(月) - 11:04
強いトム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)が戻ってきた。ベルギー・フランドル地方で開催された第73回ヘント〜ウェベルヘム(UCIワールドツアー)で、ボーネンがスプリント勝利。2004年大会に続く2度目の優勝で、フランドルの獅子は息を吹き返した。
ロングエスケープで魅せたヴォクレール
フランドル地方、デインセからウェベルヘムまでの204kmで開催されたヘント〜ウェベルヘム。石畳区間や急坂を含むこの「北のクラシック」初戦に、25チーム、195名の選手たちが出場した。
例年北海から吹き付ける強風や悪天候がレースの行方を大きく左右するが、この日は穏やかな気候。デインセをスタートしてすぐにアタック合戦が始まり、別府史之(レディオシャック)と新城幸也(ユーロップカー)もアタックに参加。しかしどれも決まらないまま1時間が経過する。
1時間目の平均スピードが51.9km/hという超ハイスピードな展開の末、52km地点でフランスチャンピオンのトマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)がアタックを成功させる。これにブラム・シュミッツ(オランダ、ベランダス・ヴィレムス)とロメン・ジングル(ベルギー、コフィディス)が合流。
遅れてステフェン・ファンヴーレン(ベルギー、トップスポート・フラーンデレン)とアルバート・ティマー(オランダ、スキル・シマノ)もジョイン。こうして5名の逃げグループが形成されると、集団はようやく沈静化した。
最大4分30秒のリードを得た逃げグループは、ヴォクレールが積極的にリードして後半の急坂連続区間に差し掛かる。メイン集団ではボーネンを始めとする有力選手がメカトラやパンクでストップしながらも、落ち着いて逃げグループを追走。チームスカイやオメガファーマ・ロットがメイン集団を率いた。
やがて先頭グループからシュミッツとティマーが脱落し、ヴォクレール先頭で1回目のケンメルベルグ(ゴール55km手前)をクリア。一方、2分30秒後方のメイン集団では、ケンメルベルグ突入直前のタイミングでマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)がパンクでストップしてしまう。
石畳が敷かれた最大勾配18.7%のケンメルベルグでフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)がペースを上げるとメイン集団は一列棒状になり、下り区間でマシュー・ヘイマン(オーストラリア、チームスカイ)やジョージ・ヒンカピー(アメリカ、BMCレーシングチーム)が飛び出した。
1回目のケンメルベルグ通過後の平坦区間でメイン集団から断続的にアタックがかかり、トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ)やジルベールもヒンカピーらに合流して追走グループを形成。しかしメイン集団を引き離すことはできず、ゴール44km手前で引き戻された。パンクで遅れたカヴェンディッシュもチームメイトの力を借りて集団に復帰している。
やがて2回目のケンメルベルグ(ゴール40km手前)で先頭はヴォクレール独走となり、メイン集団はペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)を先頭に30秒遅れでこの難所をクリアする。懸命に逃げ続けたヴォクレールだったが、最後の急坂モンテベルグ通過後、ゴールまで35kmを残して吸収される。レースはフリダシに戻った。
勝負に出たサガンやシャヴァネル 落車でチャンスを失ったカヴ
シーズン開幕からここまで全く冴えず、UCIワールドツアーランキングで最下位に沈んでいたクイックステップは、このヘント〜ウェベルヘムに懸けていた。
当初ボーネンはロンド・ファン・フラーンデレンとパリ〜ルーベに集中するため、スタートリストから外れていたが、クイックステップはチームの低迷を打開すべく、一軍をヘント〜ウェベルヘムに投入。まずはシルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)が動いた。
ヴォクレールの吸収後、すぐにカウンターアタックで飛び出したシャヴァネルには、ペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)とマチェイ・ボドナール(ポーランド、リクイガス・キャノンデール)、イアン・スタナード(イギリス、チームスカイ)が合流。不安定になり、統率が取れないスプリンターチームを尻目に4名が先行する。
ゴールまで続く平坦路で、最大40秒のリードを得たシャヴァネル、サガン、ボドナール、スタナード。逃げに選手を送り込んだクイックステップ、リクイガス、チームスカイが集団牽引から身を退いたため、メイン集団は思うようにペースが上がらない。
そんな折、集団中盤で落車が発生し、マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)やトル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ)がメイン集団から脱落する。こうしてHTCとガーミンも集団牽引から離脱。ますますメイン集団の追撃力は弱まってしまう。
先頭4名は30秒のリードでラスト20km。オメガファーマ・ロットやBMCレーシングチームが懸命にメイン集団のペースを上げたが、ラスト10kmアーチの時点でタイム差22秒。ウェベルヘムの街が近づき、ゴール4kmでようやくタイム差は10秒を切る。
先頭からはボドナールが千切れ、3名が先行してラスト2kmを通過。シャヴァネルとサガンが牽制した隙を突いて、スタナードが抜群のタイミングでアタックを仕掛ける。シャヴァネルとサガンは吸収され、スタナードが6秒先行したままラスト1kmアーチを通過した。
シャヴァネルの吸収に伴って、人数を揃えたクイックステップが集団先頭に立ち、ヘルト・ステーグマン(ベルギー)を先頭にスタナードをラスト200mで飲み込む。それと時を同じくしてボーネンがステーグマンの後方から発進した。
好位置から飛び出したボーネンは、ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、レオパード・トレック)やタイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・サーヴェロ)の追撃を振り切ってゴールした。
クイックステップの完勝。シャヴァネルの逃げにより、メンバーが集団内で力を温存できたことが勝利に結びついた。
2004年大会以来、2度目のヘント〜ウェベルヘム制覇を成し遂げたボーネンは「チームの士気を高めてくれる素晴らしい勝利だ。メンバー全員が素晴らしい走りを見せてくれた。先頭でフィニッシュラインを駆け抜けるのは、非常にエモーショナルな瞬間だったよ。ヘルト(ステーグマン)がスプリントを開始して、完璧に僕をリードしてくれた」と、チームの走りを讃える。
期待されるのは、過去に2回(2005年と2006年)優勝しているロンド・ファン・フラーンデレン3回(2005年、2008年、2009年)優勝しているパリ〜ルーベでの走りだ。近年はファビアン・カンチェラーラ(スイス、レオパード・トレック)の前にことごとく敗れ去っている。
「ロンド・ファン・フラーンデレンとヘント〜ウェベルヘムの価値はそう変わらない。でもレース自体は別物だ。ロンドに向けてもう少しコンディションを上げる必要がある。チームとしてコンディションが上がっており、日曜日のレース(ロンド)に向けてまだ改善の余地はある。若い選手が多いので連携を築くのに時間がかかったけど、今はもう完全にシンクロしている。それを今日証明した。次の日曜日もいいレースをしてみせる」。
ライバルのカンチェラーラは前日のE3プライス・フラーンデレンで優勝しており、好調ぶりをアピールしている。それを受けてのボーネンの勝利。ボーネン=カンチェラーラの両雄が「北のクラシック」で熱いバトルを繰り広げるのは間違いない。
一方、優勝候補のカヴェンディッシュは相次ぐパンクと落車でチャンスを失った。ミラノ〜サンレモを制したマシュー・ゴス(オーストラリア)は体調不良によりレース前半にリタイア。チームとして3連覇を狙ったHTC・ハイロードは苦戦を強いられ、ディフェンディングチャンピオンのベルンハルト・アイゼル(オーストリア)を7位に送り込むのがやっとだった。
日本から出場した新城幸也と別府史之はそれぞれ28位と117位でフィニッシュ。ユキヤは最後までメイン集団内で走ったが、スプリント勝負には絡めなかった。
ユキヤはレース後Twitterで「今日は良いところ見せれなくてゴメンなさい…また、頑張ります!序盤には別府さんとアタックしたけど、追いかけられて駄目でした」と書き込んでいる。一方のフミは終盤の周回コースでパンクし、メイン集団から脱落。11分28秒遅れの集団でゴールした。フミは「良くないタイミングでパンクしてしまって結果は散々だったけど、これもレースのハプニング。仕方ない」とTwitterでコメント。ユキヤに対し「いつか一緒に逃げたいね」とも。フミは次戦ロンド・ファン・フラーンデレンにも出場する予定だ。
選手コメントはクイックステップ公式サイトより。
ヘント〜ウェベルヘム2011結果
1位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ) 4h35'00"
2位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、レオパード・トレック)
3位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・サーヴェロ)
4位 アンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット)
5位 ロイド・モンドリー(フランス、アージェードゥーゼル)
6位 ドリス・デヴェナインス(ベルギー、クイックステップ)
7位 ベルンハルト・アイゼル(オーストリア、HTC・ハイロード)
8位 クリストフ・ゴダールト(ベルギー、アージェードゥーゼル)
9位 ラース・ボーム(オランダ、ラボバンク)
10位 バーデン・クック(オーストラリア、サクソバンク・サンガード)
28位 新城幸也(日本、ユーロップカー)
117位 別府史之(日本、レディオシャック) +11'28"
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos
ロングエスケープで魅せたヴォクレール
フランドル地方、デインセからウェベルヘムまでの204kmで開催されたヘント〜ウェベルヘム。石畳区間や急坂を含むこの「北のクラシック」初戦に、25チーム、195名の選手たちが出場した。
例年北海から吹き付ける強風や悪天候がレースの行方を大きく左右するが、この日は穏やかな気候。デインセをスタートしてすぐにアタック合戦が始まり、別府史之(レディオシャック)と新城幸也(ユーロップカー)もアタックに参加。しかしどれも決まらないまま1時間が経過する。
1時間目の平均スピードが51.9km/hという超ハイスピードな展開の末、52km地点でフランスチャンピオンのトマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)がアタックを成功させる。これにブラム・シュミッツ(オランダ、ベランダス・ヴィレムス)とロメン・ジングル(ベルギー、コフィディス)が合流。
遅れてステフェン・ファンヴーレン(ベルギー、トップスポート・フラーンデレン)とアルバート・ティマー(オランダ、スキル・シマノ)もジョイン。こうして5名の逃げグループが形成されると、集団はようやく沈静化した。
最大4分30秒のリードを得た逃げグループは、ヴォクレールが積極的にリードして後半の急坂連続区間に差し掛かる。メイン集団ではボーネンを始めとする有力選手がメカトラやパンクでストップしながらも、落ち着いて逃げグループを追走。チームスカイやオメガファーマ・ロットがメイン集団を率いた。
やがて先頭グループからシュミッツとティマーが脱落し、ヴォクレール先頭で1回目のケンメルベルグ(ゴール55km手前)をクリア。一方、2分30秒後方のメイン集団では、ケンメルベルグ突入直前のタイミングでマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)がパンクでストップしてしまう。
石畳が敷かれた最大勾配18.7%のケンメルベルグでフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)がペースを上げるとメイン集団は一列棒状になり、下り区間でマシュー・ヘイマン(オーストラリア、チームスカイ)やジョージ・ヒンカピー(アメリカ、BMCレーシングチーム)が飛び出した。
1回目のケンメルベルグ通過後の平坦区間でメイン集団から断続的にアタックがかかり、トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ)やジルベールもヒンカピーらに合流して追走グループを形成。しかしメイン集団を引き離すことはできず、ゴール44km手前で引き戻された。パンクで遅れたカヴェンディッシュもチームメイトの力を借りて集団に復帰している。
やがて2回目のケンメルベルグ(ゴール40km手前)で先頭はヴォクレール独走となり、メイン集団はペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)を先頭に30秒遅れでこの難所をクリアする。懸命に逃げ続けたヴォクレールだったが、最後の急坂モンテベルグ通過後、ゴールまで35kmを残して吸収される。レースはフリダシに戻った。
勝負に出たサガンやシャヴァネル 落車でチャンスを失ったカヴ
シーズン開幕からここまで全く冴えず、UCIワールドツアーランキングで最下位に沈んでいたクイックステップは、このヘント〜ウェベルヘムに懸けていた。
当初ボーネンはロンド・ファン・フラーンデレンとパリ〜ルーベに集中するため、スタートリストから外れていたが、クイックステップはチームの低迷を打開すべく、一軍をヘント〜ウェベルヘムに投入。まずはシルヴァン・シャヴァネル(フランス、クイックステップ)が動いた。
ヴォクレールの吸収後、すぐにカウンターアタックで飛び出したシャヴァネルには、ペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)とマチェイ・ボドナール(ポーランド、リクイガス・キャノンデール)、イアン・スタナード(イギリス、チームスカイ)が合流。不安定になり、統率が取れないスプリンターチームを尻目に4名が先行する。
ゴールまで続く平坦路で、最大40秒のリードを得たシャヴァネル、サガン、ボドナール、スタナード。逃げに選手を送り込んだクイックステップ、リクイガス、チームスカイが集団牽引から身を退いたため、メイン集団は思うようにペースが上がらない。
そんな折、集団中盤で落車が発生し、マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)やトル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ)がメイン集団から脱落する。こうしてHTCとガーミンも集団牽引から離脱。ますますメイン集団の追撃力は弱まってしまう。
先頭4名は30秒のリードでラスト20km。オメガファーマ・ロットやBMCレーシングチームが懸命にメイン集団のペースを上げたが、ラスト10kmアーチの時点でタイム差22秒。ウェベルヘムの街が近づき、ゴール4kmでようやくタイム差は10秒を切る。
先頭からはボドナールが千切れ、3名が先行してラスト2kmを通過。シャヴァネルとサガンが牽制した隙を突いて、スタナードが抜群のタイミングでアタックを仕掛ける。シャヴァネルとサガンは吸収され、スタナードが6秒先行したままラスト1kmアーチを通過した。
シャヴァネルの吸収に伴って、人数を揃えたクイックステップが集団先頭に立ち、ヘルト・ステーグマン(ベルギー)を先頭にスタナードをラスト200mで飲み込む。それと時を同じくしてボーネンがステーグマンの後方から発進した。
好位置から飛び出したボーネンは、ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、レオパード・トレック)やタイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・サーヴェロ)の追撃を振り切ってゴールした。
クイックステップの完勝。シャヴァネルの逃げにより、メンバーが集団内で力を温存できたことが勝利に結びついた。
2004年大会以来、2度目のヘント〜ウェベルヘム制覇を成し遂げたボーネンは「チームの士気を高めてくれる素晴らしい勝利だ。メンバー全員が素晴らしい走りを見せてくれた。先頭でフィニッシュラインを駆け抜けるのは、非常にエモーショナルな瞬間だったよ。ヘルト(ステーグマン)がスプリントを開始して、完璧に僕をリードしてくれた」と、チームの走りを讃える。
期待されるのは、過去に2回(2005年と2006年)優勝しているロンド・ファン・フラーンデレン3回(2005年、2008年、2009年)優勝しているパリ〜ルーベでの走りだ。近年はファビアン・カンチェラーラ(スイス、レオパード・トレック)の前にことごとく敗れ去っている。
「ロンド・ファン・フラーンデレンとヘント〜ウェベルヘムの価値はそう変わらない。でもレース自体は別物だ。ロンドに向けてもう少しコンディションを上げる必要がある。チームとしてコンディションが上がっており、日曜日のレース(ロンド)に向けてまだ改善の余地はある。若い選手が多いので連携を築くのに時間がかかったけど、今はもう完全にシンクロしている。それを今日証明した。次の日曜日もいいレースをしてみせる」。
ライバルのカンチェラーラは前日のE3プライス・フラーンデレンで優勝しており、好調ぶりをアピールしている。それを受けてのボーネンの勝利。ボーネン=カンチェラーラの両雄が「北のクラシック」で熱いバトルを繰り広げるのは間違いない。
一方、優勝候補のカヴェンディッシュは相次ぐパンクと落車でチャンスを失った。ミラノ〜サンレモを制したマシュー・ゴス(オーストラリア)は体調不良によりレース前半にリタイア。チームとして3連覇を狙ったHTC・ハイロードは苦戦を強いられ、ディフェンディングチャンピオンのベルンハルト・アイゼル(オーストリア)を7位に送り込むのがやっとだった。
日本から出場した新城幸也と別府史之はそれぞれ28位と117位でフィニッシュ。ユキヤは最後までメイン集団内で走ったが、スプリント勝負には絡めなかった。
ユキヤはレース後Twitterで「今日は良いところ見せれなくてゴメンなさい…また、頑張ります!序盤には別府さんとアタックしたけど、追いかけられて駄目でした」と書き込んでいる。一方のフミは終盤の周回コースでパンクし、メイン集団から脱落。11分28秒遅れの集団でゴールした。フミは「良くないタイミングでパンクしてしまって結果は散々だったけど、これもレースのハプニング。仕方ない」とTwitterでコメント。ユキヤに対し「いつか一緒に逃げたいね」とも。フミは次戦ロンド・ファン・フラーンデレンにも出場する予定だ。
選手コメントはクイックステップ公式サイトより。
ヘント〜ウェベルヘム2011結果
1位 トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ) 4h35'00"
2位 ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、レオパード・トレック)
3位 タイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・サーヴェロ)
4位 アンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット)
5位 ロイド・モンドリー(フランス、アージェードゥーゼル)
6位 ドリス・デヴェナインス(ベルギー、クイックステップ)
7位 ベルンハルト・アイゼル(オーストリア、HTC・ハイロード)
8位 クリストフ・ゴダールト(ベルギー、アージェードゥーゼル)
9位 ラース・ボーム(オランダ、ラボバンク)
10位 バーデン・クック(オーストラリア、サクソバンク・サンガード)
28位 新城幸也(日本、ユーロップカー)
117位 別府史之(日本、レディオシャック) +11'28"
text:Kei Tsuji
photo:Cor Vos
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