2010/09/07(火) - 17:03
史上最強のレーサー、エディ・メルクス氏がプロデュースするバイクは最高峰モデルとしてEMX-7を発表。メルクス氏自身もブースに現れ、このスーパーマシンをお披露目した。
ハイエンドモデルとなるエディ・メルクスEMX-7は、ツール・ド・フランスで実戦投入される予定だったが、トム・ボーネンが膝の故障により出場ができなくなり、あえてデビューが遅らされたバイクだ。
従来のハイエンドモデルEMX-5の上位に位置するEMX-7は、フロントフォークがフレームと一体となるようなデザインが特徴だ。
素材にはなんと高弾性の62tonHMカーボンを使用している。表面仕上げは1Kフィニッシュ。エアロ形状のISPが搭載され、テーパードヘッドチューブ、オーバーサイズ・ボトムブラケットなど攻撃的スペックを持つ。
素材が強力になったぶん、EMX-5よりもフォークや、シートステーの形状が細身でシンプル&スマートな印象となった。ロゴのグラフィックもEDDYが省略され、より強調された印象だ。
すでに気づいている人はいるだろうが、ピナレロ社との技術提携があるため、メルクス社もトレカの超高品質カーボンが使用できる。メルクスのバイクには、かつてバイクにとことんこだわりを見せたメルクス氏のノウハウが生かされている。
このEMX-7には、エディ・メルクスの勝利数にちなんだ“525”というスペシャルモデルが展示され、車体の至る所にメルクスの偉業を示す記録がペイントされているというメルクスファン必見の1台になっていた。ライトウェイト製ホイールにはメルクス氏の勝った主なレースの名前と年代が刻まれるが、なにしろ525勝というおびただしい数の勝利のため、すべてを刻みきれないという。
photo&text:Takashi.Kayaba
edit:Makoto.AYANO
ハイエンドモデルとなるエディ・メルクスEMX-7は、ツール・ド・フランスで実戦投入される予定だったが、トム・ボーネンが膝の故障により出場ができなくなり、あえてデビューが遅らされたバイクだ。
従来のハイエンドモデルEMX-5の上位に位置するEMX-7は、フロントフォークがフレームと一体となるようなデザインが特徴だ。
素材にはなんと高弾性の62tonHMカーボンを使用している。表面仕上げは1Kフィニッシュ。エアロ形状のISPが搭載され、テーパードヘッドチューブ、オーバーサイズ・ボトムブラケットなど攻撃的スペックを持つ。
素材が強力になったぶん、EMX-5よりもフォークや、シートステーの形状が細身でシンプル&スマートな印象となった。ロゴのグラフィックもEDDYが省略され、より強調された印象だ。
すでに気づいている人はいるだろうが、ピナレロ社との技術提携があるため、メルクス社もトレカの超高品質カーボンが使用できる。メルクスのバイクには、かつてバイクにとことんこだわりを見せたメルクス氏のノウハウが生かされている。
このEMX-7には、エディ・メルクスの勝利数にちなんだ“525”というスペシャルモデルが展示され、車体の至る所にメルクスの偉業を示す記録がペイントされているというメルクスファン必見の1台になっていた。ライトウェイト製ホイールにはメルクス氏の勝った主なレースの名前と年代が刻まれるが、なにしろ525勝というおびただしい数の勝利のため、すべてを刻みきれないという。
photo&text:Takashi.Kayaba
edit:Makoto.AYANO
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