アジア大会トラック種目最終日は、マディソン男子とオムニアム女子で金メダル、スプリント女子で銀メダルを獲得。今大会でのトラック種目のメダル獲得数は合計9枚となった。窪木一茂、兒島直樹、佐藤水菜、梶原悠未らのコメントとあわせてレポート。

トラック種目最終日は今大会一番の観客入り photo:Satoru Kato

競技の合間に催されたワットバイクチャレンジ photo:Satoru Kato 
最終日のアジア大会公式グッズは売り切れが目立つ photo:Satoru Kato
アジア大会の自転車競技最終日となったトラック種目4日目は、マディソン男子、スプリント女子、ケイリン男子、オムニアム女子の4種目で決勝が行われた。4日間の会期中最も多くの観客が集まり、最終日を走る選手達に声援を送った。

マディソン男子 日本チームの窪木一茂と兒島直樹 photo:Satoru Kato

マディソン男子 レース中盤ラップポイントを獲得してリードした中国 photo:Satoru Kato 
マディソン男子 レース中盤には交代のタイミングが合わない場面も photo:Satoru Kato
マディソン男子は11の国と地域が出場。日本からは窪木一茂と兒島直樹のペアが出場した。
スタート直後から日本がポイントを加算してリードするも、単独で抜け出した中国がラップを成功させてポイントリーダーに。レース中盤、日本はポイント周回を4回連続で1位通過して追いつき、さらに終盤4チームでの先行集団に乗ってポイントを加算。対する中国はこの集団に乗れなかった為ポイントを加算できずに差が広がる。日本はポイントが倍となるフィニッシュも1位となってダメ押し。終わってみれば中国のラップポイント20点を帳消しにする21点差をつけて優勝した。

マディソン男子優勝の窪木一茂と兒島直樹が応援団と喜ぶ photo:Satoru Kato
窪木一茂
「勝つことは簡単ではないとレース中は思いました。でも、諦めずにこの重圧を乗り越えて次に進まなければいけないと思いました。会場には多くの人が来て下さっている中で、僕たちは勝ちたいという気持ち抱いていたので、応援して下さった人たちに感謝したいです」

オムニアム男子優勝 窪木一茂と兒島直樹 photo:Satoru Kato
兒島直樹
「今回はペアも変わったとは言え、勝てたということは日本の層の厚さを見せることができたと思います。前半はスプリントでポイントを重ねて、中盤以降は集団が疲弊したタイミングで抜け出したいと思っていましたが、そこが上手くいかずに少しキツいレースになってしまいました」

ケイリン男子決勝 中石湊が先頭で残り2周へ photo:Satoru Kato
ケイリン男子決勝は予選から勝ち上がった5つの国と地域の6名が出走。日本からは中石湊が決勝に残った。先導車が外れて残り2周、中石が前に出て先行。しかしリー・ジーウェイ(中国)とアワン・モハド・アジズルハシニ(マレーシア)らの猛追をかわし切れず後退。最後はアワンがリーを押さえてフィニッシュ。中石は4位に終わった。

ケイリン男子決勝 アワン・モハド・アジズルハシニ(マレーシア) photo:Satoru Kato

ケイリン男子 表彰式 photo:Satoru Kato

スプリント女子決勝 佐藤水菜が先行でスタート photo:Satoru Kato

スプリント女子 佐藤水菜は決勝で敗れて銀メダルに photo:Satoru Kato
決勝に勝ち進んだのは前日の予選でアジア大会新記録を出したユアン・リーイン(中国)と、佐藤水菜。決勝1本目、先行でスタートした佐藤は3コーナーから4コーナーに差しかかるあたりで落車。幸い佐藤に怪我は無く、決勝レースは仕切り直しに。しかし佐藤の走りはいつもの強さが見られず、2本共にユアンに先着を許す結果となって2位銀メダルに終わった。順位決定戦に回った酒井亜樹は5位となった。

スプリント女子2位 佐藤水菜 photo:Satoru Kato
佐藤水菜
「前回に引き続き、アジアレコードを持っていかれてしまって凄く悔しいです。前回の対戦では勝つことができたのですが、今回はストレートで負けてしまい本当に強い相手ですが、世界選手権でもメダル争うができると思います。彼女と戦うことで自分の課題が見つかることは嬉しく思いますし、次こそは自分が勝って笑顔で真ん中に立ちたいと思います。
今回、初めて落車をしてしまいましたが、彼女に勝ちたくてギリギリの戦いをしていたからであって、彼女との対戦をもう一度見直して今後に向かっていきたいと思います」

オムニアム女子 エリミネイションで梶原悠未が1位に photo:Satoru Kato 
オムニアム女子ポイントレース 各選手が梶原悠未の動きをマーク photo:Satoru Kato

オムニアム女子 ポイントレース序盤から攻めた梶原悠未 photo:Satoru Kato
4種目の合計得点で争うオムニアムには13名が出走。日本からはこの種目の第一人者である梶原悠未が出場した。梶原はスクラッチ2位、テンポレース2位、エリミネイション1位となり、3種目を終えて116点を得てトップに立つ。2位のリー・ジーウィン(中国)との差はわずか4点だったものの、梶原は最終種目のポイントレースでスタート直後から1位通過を繰り返して一気に点差を広げる。
後半に入るとリナタ・スルタノヴァが単独先行して1位通過を繰り返し2位に浮上。フィニッシュまで逃げ切って25点を加算するも梶原に追いつくには3点足りず、梶原がこの種目でのアジア大会3連覇を決めた。

梶原応援団と優勝を喜ぶ photo:Satoru Kato
梶原悠未
「3種目目の得意とするエリミネイションでトップに立つことができて、暫定1位でポイントレースを迎えることができました。ポイントレースでは、強い選手をしっかりマークしながら自分の強味であるスピードを生かして勝負できるように冷静に展開を組み立てることができました。今年は海外のロードレースで持久力を培ってきたので、しっかり体力に自信を持って走ることができました」

オムニアム女子優勝 梶原悠未 photo:Satoru Kato



アジア大会の自転車競技最終日となったトラック種目4日目は、マディソン男子、スプリント女子、ケイリン男子、オムニアム女子の4種目で決勝が行われた。4日間の会期中最も多くの観客が集まり、最終日を走る選手達に声援を送った。
マディソン男子 中国との接戦を制した窪木一茂と兒島直樹が優勝



マディソン男子は11の国と地域が出場。日本からは窪木一茂と兒島直樹のペアが出場した。
スタート直後から日本がポイントを加算してリードするも、単独で抜け出した中国がラップを成功させてポイントリーダーに。レース中盤、日本はポイント周回を4回連続で1位通過して追いつき、さらに終盤4チームでの先行集団に乗ってポイントを加算。対する中国はこの集団に乗れなかった為ポイントを加算できずに差が広がる。日本はポイントが倍となるフィニッシュも1位となってダメ押し。終わってみれば中国のラップポイント20点を帳消しにする21点差をつけて優勝した。

窪木一茂
「勝つことは簡単ではないとレース中は思いました。でも、諦めずにこの重圧を乗り越えて次に進まなければいけないと思いました。会場には多くの人が来て下さっている中で、僕たちは勝ちたいという気持ち抱いていたので、応援して下さった人たちに感謝したいです」

兒島直樹
「今回はペアも変わったとは言え、勝てたということは日本の層の厚さを見せることができたと思います。前半はスプリントでポイントを重ねて、中盤以降は集団が疲弊したタイミングで抜け出したいと思っていましたが、そこが上手くいかずに少しキツいレースになってしまいました」
ケイリン男子 アワン・モハド・アジズルハシニが優勝 中石湊は4位

ケイリン男子決勝は予選から勝ち上がった5つの国と地域の6名が出走。日本からは中石湊が決勝に残った。先導車が外れて残り2周、中石が前に出て先行。しかしリー・ジーウェイ(中国)とアワン・モハド・アジズルハシニ(マレーシア)らの猛追をかわし切れず後退。最後はアワンがリーを押さえてフィニッシュ。中石は4位に終わった。


スプリント女子 佐藤水菜は銀メダル


決勝に勝ち進んだのは前日の予選でアジア大会新記録を出したユアン・リーイン(中国)と、佐藤水菜。決勝1本目、先行でスタートした佐藤は3コーナーから4コーナーに差しかかるあたりで落車。幸い佐藤に怪我は無く、決勝レースは仕切り直しに。しかし佐藤の走りはいつもの強さが見られず、2本共にユアンに先着を許す結果となって2位銀メダルに終わった。順位決定戦に回った酒井亜樹は5位となった。

佐藤水菜
「前回に引き続き、アジアレコードを持っていかれてしまって凄く悔しいです。前回の対戦では勝つことができたのですが、今回はストレートで負けてしまい本当に強い相手ですが、世界選手権でもメダル争うができると思います。彼女と戦うことで自分の課題が見つかることは嬉しく思いますし、次こそは自分が勝って笑顔で真ん中に立ちたいと思います。
今回、初めて落車をしてしまいましたが、彼女に勝ちたくてギリギリの戦いをしていたからであって、彼女との対戦をもう一度見直して今後に向かっていきたいと思います」
オムニアム女子 梶原悠未が3連覇の金メダル



4種目の合計得点で争うオムニアムには13名が出走。日本からはこの種目の第一人者である梶原悠未が出場した。梶原はスクラッチ2位、テンポレース2位、エリミネイション1位となり、3種目を終えて116点を得てトップに立つ。2位のリー・ジーウィン(中国)との差はわずか4点だったものの、梶原は最終種目のポイントレースでスタート直後から1位通過を繰り返して一気に点差を広げる。
後半に入るとリナタ・スルタノヴァが単独先行して1位通過を繰り返し2位に浮上。フィニッシュまで逃げ切って25点を加算するも梶原に追いつくには3点足りず、梶原がこの種目でのアジア大会3連覇を決めた。

梶原悠未
「3種目目の得意とするエリミネイションでトップに立つことができて、暫定1位でポイントレースを迎えることができました。ポイントレースでは、強い選手をしっかりマークしながら自分の強味であるスピードを生かして勝負できるように冷静に展開を組み立てることができました。今年は海外のロードレースで持久力を培ってきたので、しっかり体力に自信を持って走ることができました」

アジア大会トラック種目4日目 結果
| マディソン男子 | ||
| 1位 | 日本 | 76p |
| 2位 | 中国 | 55p |
| 3位 | ウズベキスタン | 45p |
| ケイリン男子 | 上がり参考タイム | |
| 1位 | ワン・モハド・アジズルハシニ(マレーシア) | 10秒330 |
| 2位 | リー・ジーウェイ(中国) | |
| 3位 | ジエ・ハン(中国) | |
| 4位 | 中石 湊(日本) | |
| スプリント女子 | 予選タイム | |
| 1位 | ユアン・リーイン(中国) | 10秒155(アジア大会記録) |
| 2位 | 佐藤水菜(日本) | 10秒209 |
| 3位 | ジャン・ユールー(中国) | 10秒352 |
| 5位 | 酒井亜樹(日本) | 10秒750 |
| オムニアム女子 | ||
| 1位 | 梶原悠未(日本) | 136p |
| 2位 | リナタ・スルタノヴァ(カザフスタン) | 133p |
| 3位 | リー・ジーウィン(中国) | 124p |
text&photo:Satoru Kato
選手コメントはJCFプレスリリースより
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