20.3kmで争われたロード世界選手権女子U23個人タイムトライアル。2023年のジュニアTT世界王者であるフェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア)が優勝し、田中麗奈は46位、水谷彩奈は49位だった。

3位:ルカ・フィールストラーテ(ベルギー) photo:CorVos
女子のU23個人タイムトライアルは、昨年からエリートとは独立したレースとして開催された種目。コースは男女エリートと同じくパーシバル・モルソン・メモリアル・スタジアムの前を発着地点とし、ジャンヌ・マンス公園とヌン島を往復する20.3km。男女エリートや男子U23よりも距離が短いのはもちろん、コーナーも少ないため、より純粋なTT能力が求められるレイアウトだ。
昨年の世界王者であるゾーイ・バックステッド(イギリス)がエリートカテゴリーに出場したため、誰が勝っても初優勝となる今回のレース。既にワールドツアーで活躍する選手らを含め、31カ国から52名が出場した。日本からはロード全日本選手権のU23王者である田中麗奈(IGNTZONE)と、2025年の全日本選手権で女子エリートTTを制し、トラックでも活躍する水谷彩奈(HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR/日本体育大学)の2名が参戦した。

2位:ニンケ・フィンケ(オランダ) photo:CorVos

優勝:フェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア) photo:CorVos
長らくホットシートに座っていたのは、SDワークス・プロタイムに所属し、22歳ながらワールドツアーで4年目を迎えたニンケ・フィンケ(オランダ)だった。28分08秒のタイムを上回る選手はなかなか現れなかったが、フェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア)が第1計測地点(6km)をフィンケから0.2秒遅れでで通過。第2計測地点(14.5km)では逆転して25秒差をつけた。
最後までリードを守ったハッフェンデンが、唯一28分を切る27分40秒でフィニッシュ。2023年の女子ジュニアTT、2025年のミックスリレーに続く、自身3枚目のアルカンシエルを手に入れた。

女子U23タイムトライアル世界王者に輝いたフェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア) photo:CorVos
「うまくペース配分できたという意味でも、私にとって大きな勝利。いつも本当に苦労している部分なので」とレースを振り返ったハッフェンデン。「正直、往路では少し力を使いすぎてしまった。追い風だと、つい気分が高まってしまうから。復路では、持てる力をすべて振り絞った。最後の600mだけでも大きくタイムを失う可能性があるので、登りの先にアルカンシエルが見えると、できる限り強く踏み込んだ」と語った。
ハッフェンデンはホッケー出身で、その後自転車競技に転向した21歳。「自転車競技を始めたのはかなり遅く、グラスゴー(の世界選手権)では、まだ競技を始めて1年だった。その3年後に、3つの世界タイトルを手にしてここに座っているなんて、想像もできなかった」と自身の歩みを振り返った。
田中は5分26秒遅れの46位、水谷は6分9秒遅れの49位だった。

女子のU23個人タイムトライアルは、昨年からエリートとは独立したレースとして開催された種目。コースは男女エリートと同じくパーシバル・モルソン・メモリアル・スタジアムの前を発着地点とし、ジャンヌ・マンス公園とヌン島を往復する20.3km。男女エリートや男子U23よりも距離が短いのはもちろん、コーナーも少ないため、より純粋なTT能力が求められるレイアウトだ。
昨年の世界王者であるゾーイ・バックステッド(イギリス)がエリートカテゴリーに出場したため、誰が勝っても初優勝となる今回のレース。既にワールドツアーで活躍する選手らを含め、31カ国から52名が出場した。日本からはロード全日本選手権のU23王者である田中麗奈(IGNTZONE)と、2025年の全日本選手権で女子エリートTTを制し、トラックでも活躍する水谷彩奈(HPCJC-BRIDGESTONE ANCHOR/日本体育大学)の2名が参戦した。


長らくホットシートに座っていたのは、SDワークス・プロタイムに所属し、22歳ながらワールドツアーで4年目を迎えたニンケ・フィンケ(オランダ)だった。28分08秒のタイムを上回る選手はなかなか現れなかったが、フェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア)が第1計測地点(6km)をフィンケから0.2秒遅れでで通過。第2計測地点(14.5km)では逆転して25秒差をつけた。
最後までリードを守ったハッフェンデンが、唯一28分を切る27分40秒でフィニッシュ。2023年の女子ジュニアTT、2025年のミックスリレーに続く、自身3枚目のアルカンシエルを手に入れた。

「うまくペース配分できたという意味でも、私にとって大きな勝利。いつも本当に苦労している部分なので」とレースを振り返ったハッフェンデン。「正直、往路では少し力を使いすぎてしまった。追い風だと、つい気分が高まってしまうから。復路では、持てる力をすべて振り絞った。最後の600mだけでも大きくタイムを失う可能性があるので、登りの先にアルカンシエルが見えると、できる限り強く踏み込んだ」と語った。
ハッフェンデンはホッケー出身で、その後自転車競技に転向した21歳。「自転車競技を始めたのはかなり遅く、グラスゴー(の世界選手権)では、まだ競技を始めて1年だった。その3年後に、3つの世界タイトルを手にしてここに座っているなんて、想像もできなかった」と自身の歩みを振り返った。
田中は5分26秒遅れの46位、水谷は6分9秒遅れの49位だった。
ロード世界選手権2026 女子U23タイムトライアル結果
| 1位 | フェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア) | 27:40 |
| 2位 | ニンケ・フィンケ(オランダ) | +0:28 |
| 3位 | ルカ・フィールストラーテ(ベルギー) | +0:45 |
| 4位 | ヴィクトリア・クラドノヴァ(スロバキア) | +0:45 |
| 5位 | マッケンジー・クープランド(オーストラリア) | +0:46 |
| 6位 | アヴァ・ホルムグレン(カナダ) | +1:01 |
| 7位 | フィービー・ヨーリス(ベルギー) | +1:07 |
| 8位 | オダアウネ・ギシンゲル(ノルウェー) | +1:09 |
| 9位 | メーガン・アレンス(オランダ) | +1:10 |
| 10位 | ジャスティナ・ツァプラ(ドイツ) | +1:11 |
| 46位 | 田中麗奈 | +5:26 |
| 49位 | 水谷彩奈 | +6:09 |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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