区間3勝を挙げ、マイヨロホを着たポガチャルが8日目に落車リタイアした第81回ブエルタ。ヴィスマ・リースアバイクがマシュー・ブレナンとワウト・ファンアールトで区間7勝を飾り、エンリク・マスがスペイン人として12年ぶりの総合優勝を決めた。



第1ステージ:タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)

後半に追い上げ、ステージ優勝を果たしたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos

モナコを舞台にしたブエルタ・ア・エスパーニャは9.4kmの個人タイムトライアルで開幕した。ヘイターのタイムを僅か0.09秒上回ったタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)が勝利し、早くもマイヨロホに袖を通した。



第2ステージ:マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)

スプリントから勝利を手に入れたマシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos

モナコからフランスに舞台を移したブエルタ・ア・エスパーニャ第2ステージ。ファンアールトの飛び出しからラポルトが追撃を潰し、マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)がスプリント勝利。チームで終盤を掌握し、グランツールデビューの21歳が自身初の区間勝利を手に入れた。



第3ステージ:勝者なし

1級山岳で単独先頭に立ったマッツ・ヴェンツェル(ルクセンブルク、エキポ・ケルンファルマ)に大粒の雹が降りつけた photo:CorVos

フランス南部が舞台となったブエルタ・ア・エスパーニャ第3ステージ。終盤に降り始めた雨は大粒の雹に変わったため、レース主催者はステージのキャンセルを決定。中間スプリントや山岳ポイントも無効となり、総合タイムも採用されず、ステージ優勝者が決まることはなかった。



第4ステージ:タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)

マイヨロホを着用して、初めての勝利を手に入れたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos

2026年ブエルタ・ア・エスパーニャ最初の本格山岳で争われた第4ステージ。残り50km地点で飛び出したタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)が独走を決め、着用するマイヨロホのリードを3分21秒まで広げた。



第5ステージ:マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)

区間2勝目を喜ぶマシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos

終盤の3級山岳でスプリンターが遅れたブエルタ・ア・エスパーニャ第5ステージ。ヴィスマ・リースアバイクがチーム力を存分に活かし、マシュー・ブレナン(イギリス)が集団スプリントから区間2勝目を手に入れた。



第6ステージ:タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)

マスをスプリントで下したタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG) photo:CorVos

未舗装路坂でマスが驚異的な追い上げを見せたブエルタ・ア・エスパーニャ第6ステージ。タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)がマスを一騎打ちのスプリントで下し、今大会区間3勝目を挙げた。



第7ステージ:アンドレアス・レックネスン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)

グランツールで自身初のステージ優勝を果たしたアンドレアス・レックネスン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) photo:CorVos

1級山岳フィニッシュで逃げ切りが決まったブエルタ・ア・エスパーニャ第7ステージ。ノルウェー国王ハーラル5世が死去した日に、前ノルウェー王者のアンドレアス・レックネスン(ウノエックス・モビリティ)が勝利し、トビアス・ヨハンネセンとワンツーフィニッシュを決めた。



第8ステージ:ブライアン・コカール(フランス、コフィディス)

ハンドル投げの僅差を制したブライアン・コカール(フランス、コフィディス) photo:CorVos

総合首位のタデイ・ポガチャルが落車リタイアしたブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ。落車が頻発する混沌の集団スプリントをブライアン・コカール(フランス、コフィディス)が制し、34歳にして悲願のグランツール区間初優勝を手に入れた。



第9ステージ:エンリク・マス(スペイン、モビスター)

8年ぶり2度目のステージ優勝を飾ったエンリク・マス(スペイン、モビスター) photo:CorVos

1級山岳アルト・デ・アイタナが舞台となったブエルタ・ア・エスパーニャ第9ステージはエンリク・マス(スペイン、モビスター)が勝利。ポガチャル棄権でマイヨロホを受け取ったマスが、スペイン人として2014年以来となるリーダージャージでの区間優勝を飾った。



第10ステージ:バスティアン・トロンション(フランス、グルパマFDJユナイテッド)

スプリント勝利したバスティアン・トロンション(フランス、グルパマFDJユナイテッド) photo:CorVos

フィニッシュ手前で集団が先行する2名を捉えたブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ。バスティアン・トロンション(フランス、グルパマFDJユナイテッド)がスプリントでファンアールトらを抑え、金星を挙げた。



第11ステージ:マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)

今大会3勝目を挙げたマシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos

2日連続の集団スプリントで決着したブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージは、ファンアールトの盤石なリードアウトからマシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)が先着。グランツールデビューの21歳が、区間3勝目をマークした。



第12ステージ:ヤコブ・オムルゼル(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)

12km独走でグランツール初勝利を手に入れたヤコブ・オムルゼル(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos

今大会の最高標高地点となる標高2,153mの1級山岳にフィニッシュしたブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージ。弱冠20歳の元スロベニア王者、ヤコブ・オムルゼル(バーレーン・ヴィクトリアス)が逃げ切ってグランツール初勝利を決め、エンリク・マス(スペイン、モビスター)がマイヨロホのリードを拡大した。



第13ステージ:ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)

パレパントルとのマッチスプリントを制したワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos

43名の大逃げが決まったブエルタ・ア・エスパーニャ第13ステージは、残り3.5kmから飛び出したワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)が勝利。アシストに尽力したブレナンも3位に入り、ヴィスマ・リースアバイクがワンスリーフィニッシュでチーム4勝目を飾った。



第14ステージ:マルコ・ブレンナー(ドイツ、チューダープロサイクリング)

ブイトラゴを退け、勝利したマルコ・ブレンナー(ドイツ、チューダープロサイクリング) photo:CorVos

1級山岳フィニッシュとなったブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージは、逃げに乗ったマルコ・ブレンナー(ドイツ、チューダープロサイクリング)がブイトラゴとの一騎打ちを制す。マイヨロホはマスがキープし、ガルがログリッチを抜いて総合2位に順位を上げた。



第15ステージ:ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)

今大会2勝目を手に入れたワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) photo:A.S.O.

40度を超える暑さのためコースが短縮されたブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ。コルドバにフィニッシュした2年前と同様、小集団スプリントをワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)が制し、今大会2勝目を手に入れた。



第16ステージ:マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)

今大会4勝目を飾ったマシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos

第2休息日明けのブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージは、予想通り集団スプリントで決着。ファンアールトの圧巻のリードアウトからマシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)が今大会4勝目をマークし、イギリス開催の2027年ツール・ド・フランスへの意欲を語った。



第17ステージ:マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)

区間5勝目を飾ったマシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos

ウノエックス・モビリティが綺麗なリードアウトトレインを並べたブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ。マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)が2日連続のスプリント制覇で区間5勝目を飾り、チームに7勝目をもたらした。



第18ステージ:シュテファン・キュング(スイス、チューダープロサイクリング)

区間優勝:シュテファン・キュング(スイス、チューダープロサイクリング) photo:A.S.O.

32.1kmの個人タイムトライアルで争われたブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ。2月の左大腿骨骨折から復帰したシュテファン・キュング(スイス、チューダープロサイクリング)が区間優勝を飾り、区間4位のログリッチは総合2位に順位を上げ、マスとのタイム差を1分37秒に縮めた。



第19ステージ:エディ・ダンバー(アイルランド、ピナレロQ36.5プロサイクリング)

残り350mでブイトラゴに追いつき、抜き去ったエディ・ダンバー(アイルランド、ピナレロQ36.5プロサイクリング) photo:CorVos

1級山岳ペニャス・ブランカスを駆け上がる山頂フィニッシュで、エディ・ダンバー(アイルランド、ピナレロQ36.5プロサイクリング)が逃げ切り勝利。総合上位勢にタイム差はつかず、マスがマイヨロホのまま総合争いは翌日に持ち越された。



第20ステージ:ミケル・ランダ(スペイン、スーダル・クイックステップ)

11年ぶり2度目の区間優勝を飾ったミケル・ランダ(スペイン、スーダル・クイックステップ) photo:CorVos

4月に負った骨盤骨折の影響を引きずるミケル・ランダ(スペイン、スーダル・クイックステップ)が超級山岳を制覇。逃げから11年ぶり2度目の区間優勝を飾り、総合ライバルに逆転を許さなかったエンリク・マス(スペイン、モビスター)が自身初の総合優勝に王手をかけた。



第21ステージ:トビアス・ヨハンネセン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)

ロメレを退け、勝利したトビアス・ヨハンネセン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) photo:CorVos

大会史上初となるグラナダで締めくくられた第81回ブエルタ・ア・エスパーニャ。第21ステージは3名で抜け出したトビアス・ヨハンネセン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)がグランツールで初の区間優勝を飾り、エンリク・マス(モビスター)が母国スペインに12年ぶりのマイヨロホをもたらした。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2026ステージ優勝者一覧
第1ステージ タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)
第2ステージ マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)
第3ステージ 勝者なし
第4ステージ タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)
第5ステージ マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)
第6ステージ タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)
第7ステージ アンドレアス・レックネスン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)
第8ステージ ブライアン・コカール(フランス、コフィディス)
第9ステージ エンリク・マス(スペイン、モビスター)
第10ステージ バスティアン・トロンション(フランス、グルパマFDJユナイテッド)
第11ステージ マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)
第12ステージ ヤコブ・オムルゼル(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス)
第13ステージ ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)
第14ステージ マルコ・ブレンナー(ドイツ、チューダープロサイクリング)
第15ステージ ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)
第16ステージ マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)
第17ステージ マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)
第18ステージ シュテファン・キュング(スイス、チューダープロサイクリング)
第19ステージ エディ・ダンバー(アイルランド、ピナレロQ36.5プロサイクリング)
第20ステージ ミケル・ランダ(スペイン、スーダル・クイックステップ)
第21ステージ トビアス・ヨハンネセン(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)
マイヨロホ(個人総合成績)
1位 エンリク・マス(スペイン、モビスター)
2位 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)
3位 フェリックス・ガル(オーストリア、デカトロンCMA CGM)
その他の特別賞
マイヨプントス(ポイント賞) ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)
マイヨモンターニャ(山岳賞) サンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア、バーレーン・ヴィクトリアス)
マイヨブランコ(ヤングライダー賞) オスカー・オンリー(イギリス、ネットカンパニー・イネオス)
チーム総合成績 デカトロンCMA CGM
photo:CorVos, A.S.O.

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