終盤に2つの3級山岳を越えるツール・ド・スイス・ウィメン第2ステージ。最終山岳で飛び出し、下りでリードを広げたエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)が、ニエウィアドマを引き離して独走勝利。総合でも首位に立った。

前日勝者で総合リーダージャージを着るフェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
ツール・ド・スイス・ウィメン(UCIワールドツアー)第2ステージの舞台は、ほぼ平坦路の終盤に2つの3級山岳が設定された105.6km。特に最終山岳は距離1.2kmと短いものの、平均勾配が8.9%と勝負所と見られた。
たっぷりと1時間を要して形成された逃げ集団は2名。ともにワールドチーム所属2年目であるマルゴ・ファンパクテンベーケ(ベルギー、リドル・トレック)とカルロッタ・チプレッシ(イタリア、ヒューマンパワードヘルス)が協力しながらリードを築く。一方のメイン集団は、前日にプロ初勝利を挙げ、総合リーダージャージを着るフェムケ・デフリース(オランダ)を擁するヴィスマ・リースアバイクがペースを作った。
プロトンを飛び出したジョシー・タルボット(オーストラリア、リブ・アルウラー・ジェイコ)による単独追走は実らず、レースは終盤へと入る。連続して訪れる2つの山岳を前に、プロトンは逃げの2名を吸収。1つ目の3級山岳でカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)やエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)、マーレン・ロイサー(スイス、モビスター)ら総合有力勢が精鋭集団を形成。デフリースもサラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク)とともにこれに加わった。

登りで人数を絞ったカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) photo:CorVos
最終山岳まで続く下り区間で、ニエウィアドマとロンゴボルギーニが速度を上げて先行する。そして最終山岳に入ると、遅れを取ったロイサーたち追走集団が先頭との差を縮めていく。しかし合流する直前、残り9km地点でロンゴボルギーニがアタック。ニエウィアドマを振り切り、単独先頭に立った。
頂上を通過したイタリア王者は、下りでもさらに後続との差を広げ、最終ストレートに到着。総合リードを考え、最後まで踏み込む力を緩めることはなく、ガッツポーズとともにフィニッシュラインを通過した。

9km独走を決めたエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) photo:CorVos

総合首位に立ったエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) photo:CorVos
ジロ・デ・イタリア・ウィメンは体調不良によって総合3連覇を逃したロンゴボルギーニ。復調して掴んだ勝利について「調子はとても良かったが、なぜカシア(ニエウィアドマ)が前を牽いてくれないのか不思議に思っていた。だが苦しんでいるのがわかり、仕掛けてみようと思った。今日は家族全員が来てくれたので、この勝利を嬉しく思う」とレースを振り返った。
なお追走していたロイサーとニエウィアドマは終盤に左折すべき箇所を直進し、一時コースを外れるミス。これによりヴァンダムが単独2番手に浮上した。区間3位は47秒遅れでスイス王者シュテフィ・ヘベリン(SDワークス・プロタイム)がフィニッシュ。ロイサーとニエウィアドマは同タイムで続いた。この結果、ロンゴボルギーニが総合首位に躍り出た。

ツール・ド・スイス・ウィメン(UCIワールドツアー)第2ステージの舞台は、ほぼ平坦路の終盤に2つの3級山岳が設定された105.6km。特に最終山岳は距離1.2kmと短いものの、平均勾配が8.9%と勝負所と見られた。
たっぷりと1時間を要して形成された逃げ集団は2名。ともにワールドチーム所属2年目であるマルゴ・ファンパクテンベーケ(ベルギー、リドル・トレック)とカルロッタ・チプレッシ(イタリア、ヒューマンパワードヘルス)が協力しながらリードを築く。一方のメイン集団は、前日にプロ初勝利を挙げ、総合リーダージャージを着るフェムケ・デフリース(オランダ)を擁するヴィスマ・リースアバイクがペースを作った。
プロトンを飛び出したジョシー・タルボット(オーストラリア、リブ・アルウラー・ジェイコ)による単独追走は実らず、レースは終盤へと入る。連続して訪れる2つの山岳を前に、プロトンは逃げの2名を吸収。1つ目の3級山岳でカタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)やエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)、マーレン・ロイサー(スイス、モビスター)ら総合有力勢が精鋭集団を形成。デフリースもサラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク)とともにこれに加わった。

最終山岳まで続く下り区間で、ニエウィアドマとロンゴボルギーニが速度を上げて先行する。そして最終山岳に入ると、遅れを取ったロイサーたち追走集団が先頭との差を縮めていく。しかし合流する直前、残り9km地点でロンゴボルギーニがアタック。ニエウィアドマを振り切り、単独先頭に立った。
頂上を通過したイタリア王者は、下りでもさらに後続との差を広げ、最終ストレートに到着。総合リードを考え、最後まで踏み込む力を緩めることはなく、ガッツポーズとともにフィニッシュラインを通過した。


ジロ・デ・イタリア・ウィメンは体調不良によって総合3連覇を逃したロンゴボルギーニ。復調して掴んだ勝利について「調子はとても良かったが、なぜカシア(ニエウィアドマ)が前を牽いてくれないのか不思議に思っていた。だが苦しんでいるのがわかり、仕掛けてみようと思った。今日は家族全員が来てくれたので、この勝利を嬉しく思う」とレースを振り返った。
なお追走していたロイサーとニエウィアドマは終盤に左折すべき箇所を直進し、一時コースを外れるミス。これによりヴァンダムが単独2番手に浮上した。区間3位は47秒遅れでスイス王者シュテフィ・ヘベリン(SDワークス・プロタイム)がフィニッシュ。ロイサーとニエウィアドマは同タイムで続いた。この結果、ロンゴボルギーニが総合首位に躍り出た。
ツール・ド・スイス・ウィメン2026第2ステージ結果
| 1位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) | 2:34:35 |
| 2位 | サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク) | +0:30 |
| 3位 | シュテフィ・ヘベリン(スイス、SDワークス・プロタイム) | +0:47 |
| 4位 | マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) | |
| 5位 | カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 6位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | +1:03 |
| 7位 | ローレン・ディクソン(イギリス、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 8位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | |
| 9位 | タリタ・デヨンフ(オランダ、ヒューマンパワードヘルス) | +1:29 |
| 10位 | ヤラ・カステレイン(オランダ、フェニックス・プレミアテック) | +1:31 |
個人総合成績
| 1位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) | 5:31:26 |
| 2位 | ローレン・ディクソン(イギリス、FDJユナイテッド・スエズ) | +0:27 |
| 3位 | サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク) | +0:34 |
| 4位 | シュテフィ・ヘベリン(スイス、SDワークス・プロタイム) | +0:53 |
| 5位 | マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) | +0:57 |
| 6位 | カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 7位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | +1:00 |
| 8位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | +1:13 |
| 9位 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) | +1:37 |
| 10位 | タリタ・デヨンフ(オランダ、ヒューマンパワードヘルス) | +2:17 |
その他の特別賞
| ポイント賞 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) |
| 山岳賞 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) |
| ヤングライダー賞 | サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク) |
| チーム総合成績 | EFエデュケーション・オートリー |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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