ツアー・オブ・ジャパンを走ったプロバイクを特集する最終回は、国内チームの後編。TEAM UKYO、愛三工業レーシングチーム、シマノレーシング、そしてヴィクトワール広島のバイクにフォーカスを当てます。
トンマーゾ・ダーティ(イタリア、TEAM UKYO):クオータ K-A1

区間3勝を挙げたトンマーゾ・ダーティ(イタリア、TEAM UKYO)のクオータ K-A1 photo:So Isobe
持ち前のスピードを活かしたトンマーゾ・ダーティ(イタリア)がステージ3勝とポイント賞、ニコロ・ガリッボ(イタリア)がステージ1勝と、合計ステージ4勝を挙げたTEAM UKYOは今年チームバイクをクオータにスイッチ。チームメンバー全員が2025年に新体制のもと復活を遂げた同社のエアロモデル「K-A1」で揃えていた。なお同社のバイクはTEAM UKYOのHPから注文が可能だという。

チームカラーではないバイクもスペアとして運用されていた photo:So Isobe

コンポーネントはDURA-ACE。供給専用品の56-44Tチェーンリングを基本とする photo:So Isobe 
一体型ハンドルはクオータ純正品。PROのシールが貼られていた photo:So Isobe
チームカラーやロゴがあしらわれたバイクには、シマノのDURA-ACEやPRO製品のフルセットをインストール。ハンドルにはPROのステッカーが貼られているが、KUOTAロゴのオリジナルハンドルだ。ホイールはC50をメインにC60を使う選手も。タイヤはヴィットリアのCORSA PRO(28c)とパーツに関しては昨年から大きな変更はなく、統一感の高い仕上がりだ。チェーンリングはプロ供給専用品である56-44Tが基本となっているようだ。
留目夕陽(愛三工業レーシングチーム):ディア PA-AFO

留目夕陽(愛三工業レーシングチーム)のディア PA-AFO photo:So Isobe
富士山ステージで区間11位に食い込み、総合10位で日本人最優秀ライダー賞となった留目夕陽(愛三工業レーシングチーム)ら、愛三工業レーシングチームが駆るのはディアの軽量xエアロモデルである「PA-AFO」。昨年まではスプリンター勢がエアロモデルの「VA-AFO」を使っていたが、今年はPA-AFOで統一しているとのことだ。ディアの一体型ハンドルを使う選手もいるが、留目はPROの別体式カーボンハンドル/アルミステムを使用していた。

留目はPROの3Dプリントサドル「PRO STEALTH 3D」を使用 photo:So Isobe

SIXWEEL製のカセットはチーム供給専用品 photo:So Isobe 
留目はPROのPLT(アルミ)ステムとVIBE エアロカーボンハンドルバーをセット photo:So Isobe
愛三工業のコーポレートカラーやスポンサーロゴがあしらわれるチームバイクに組み合わせるコンポーネントはシマノ。ペダルとブレーキキャリパーはDURA-ACE、STIレバーとディレイラーはULTEGRAとツボを抑えた構成だ。ブレーキローターはガルファー、ロックリングはトライピーク、カセットはブルーに彩られたチーム供給専用品のSIXWEEL製。LÚN HYPERホイールにセットするのはマキシスのHIGH ROAD 28Cだ。留目はPROの3Dプリントサドル「PRO STEALTH 3D」を使用している。
林原聖真(シマノレーシング):ジャイアント PROPEL ADVANCED SLR

林原聖真(シマノレーシング)のジャイアント PROPEL ADVANCED SLR photo:So Isobe
林原聖真が総合16位(日本勢では留目夕陽、谷順正に続く3番)に食い込んだシマノレーシングのバイクはジャイアントのエアロロードモデルであるPROPEL ADVANCED SL。「ホーリーフレア」カラーが目立つ林原聖真のバイクや、昨シーズンから継続使用中のメタリックブルーxシルバーのバイクも含めて全て先代モデルだが、全日本選手権までには新型PROPELが導入される予定、という。なおチームカラーのTCR ADVANCED SLもスペアバイクとしてチームカーのルーフ上にセットされていた。

PROPEL専用ステムとPROのVIBE エアロカーボンハンドルバーをチョイス photo:So Isobe 
タイヤはヴィットリアCORSA PRO。参加チーム中、最もワイドな30cを運用する photo:So Isobe

他選手はブルーxシルバーのチームカラーモデルを使用。TCRの姿も確認できる photo:So Isobe
もちろんコンポーネントやホイール、ハンドル周り、サドルなどはシマノのDURA-ACEとPRO製品で統一。ジャイアント/カデックスの一体型ハンドルを使うのではなく、OD2コラムに対応したOverDrive Aero対応のPROPEL専用ステムを介してPROのハンドルを取り付けていた。チェーンリングは通常品の54-40Tを基本とする。タイヤは長年タッグを組むヴィットリアのCORSA PROで、国内チームとしては一番ワイドな30cを運用。コンピュータはガーミンのEDGEシリーズ。
レオネル・キンテロ(ベネズエラ、ヴィクトワール広島):BMC Teammachine R 01

レオネル・キンテロ(ベネズエラ、ヴィクトワール広島)のBMC Teammachine R 01 photo:So Isobe
チーム創設12年目を迎え、ツール・ド・熊野総合優勝をステップにツアー・オブ・ジャパンを戦ったヴィクトワール広島はBMCのエアロモデルであるTeammachine R 01をメインユースし、昨年モデルチェンジしたTeammachine SLR01も導入されているが、使用頻度はやはりエアロモデルの方が高い。写真はレオネル・キンテロ(ベネズエラ)のバイクだ。

ハンドルはBMCのエアロモデル。チーム仕様にカスタマイズされたブライトンのコンピュータにも注目 photo:So Isobe 
新興ブランド、パーティクルのホイールを今季より使用する photo:So Isobe

軽量モデルのTeammachine SLR01も運用されている photo:So Isobe
コンポーネントはシマノDURA-ACEもしくはULTEGRAで、キンテロのバイクはULTEGRA。ブラコのディスクブレーキローターや新興ブランドPARTICLEのクランクやホイールを投入していることが特徴。ハンドルはBMC純正のICS Carbon Aero Cockpit。ブライトンのコンピュータはチームデザインのシールでカスタマイズが施されている。タイヤはパナレーサー AGILEST FAST TLR 28c。
text:So Isobe
トンマーゾ・ダーティ(イタリア、TEAM UKYO):クオータ K-A1

持ち前のスピードを活かしたトンマーゾ・ダーティ(イタリア)がステージ3勝とポイント賞、ニコロ・ガリッボ(イタリア)がステージ1勝と、合計ステージ4勝を挙げたTEAM UKYOは今年チームバイクをクオータにスイッチ。チームメンバー全員が2025年に新体制のもと復活を遂げた同社のエアロモデル「K-A1」で揃えていた。なお同社のバイクはTEAM UKYOのHPから注文が可能だという。



チームカラーやロゴがあしらわれたバイクには、シマノのDURA-ACEやPRO製品のフルセットをインストール。ハンドルにはPROのステッカーが貼られているが、KUOTAロゴのオリジナルハンドルだ。ホイールはC50をメインにC60を使う選手も。タイヤはヴィットリアのCORSA PRO(28c)とパーツに関しては昨年から大きな変更はなく、統一感の高い仕上がりだ。チェーンリングはプロ供給専用品である56-44Tが基本となっているようだ。
留目夕陽(愛三工業レーシングチーム):ディア PA-AFO

富士山ステージで区間11位に食い込み、総合10位で日本人最優秀ライダー賞となった留目夕陽(愛三工業レーシングチーム)ら、愛三工業レーシングチームが駆るのはディアの軽量xエアロモデルである「PA-AFO」。昨年まではスプリンター勢がエアロモデルの「VA-AFO」を使っていたが、今年はPA-AFOで統一しているとのことだ。ディアの一体型ハンドルを使う選手もいるが、留目はPROの別体式カーボンハンドル/アルミステムを使用していた。



愛三工業のコーポレートカラーやスポンサーロゴがあしらわれるチームバイクに組み合わせるコンポーネントはシマノ。ペダルとブレーキキャリパーはDURA-ACE、STIレバーとディレイラーはULTEGRAとツボを抑えた構成だ。ブレーキローターはガルファー、ロックリングはトライピーク、カセットはブルーに彩られたチーム供給専用品のSIXWEEL製。LÚN HYPERホイールにセットするのはマキシスのHIGH ROAD 28Cだ。留目はPROの3Dプリントサドル「PRO STEALTH 3D」を使用している。
林原聖真(シマノレーシング):ジャイアント PROPEL ADVANCED SLR

林原聖真が総合16位(日本勢では留目夕陽、谷順正に続く3番)に食い込んだシマノレーシングのバイクはジャイアントのエアロロードモデルであるPROPEL ADVANCED SL。「ホーリーフレア」カラーが目立つ林原聖真のバイクや、昨シーズンから継続使用中のメタリックブルーxシルバーのバイクも含めて全て先代モデルだが、全日本選手権までには新型PROPELが導入される予定、という。なおチームカラーのTCR ADVANCED SLもスペアバイクとしてチームカーのルーフ上にセットされていた。



もちろんコンポーネントやホイール、ハンドル周り、サドルなどはシマノのDURA-ACEとPRO製品で統一。ジャイアント/カデックスの一体型ハンドルを使うのではなく、OD2コラムに対応したOverDrive Aero対応のPROPEL専用ステムを介してPROのハンドルを取り付けていた。チェーンリングは通常品の54-40Tを基本とする。タイヤは長年タッグを組むヴィットリアのCORSA PROで、国内チームとしては一番ワイドな30cを運用。コンピュータはガーミンのEDGEシリーズ。
レオネル・キンテロ(ベネズエラ、ヴィクトワール広島):BMC Teammachine R 01

チーム創設12年目を迎え、ツール・ド・熊野総合優勝をステップにツアー・オブ・ジャパンを戦ったヴィクトワール広島はBMCのエアロモデルであるTeammachine R 01をメインユースし、昨年モデルチェンジしたTeammachine SLR01も導入されているが、使用頻度はやはりエアロモデルの方が高い。写真はレオネル・キンテロ(ベネズエラ)のバイクだ。



コンポーネントはシマノDURA-ACEもしくはULTEGRAで、キンテロのバイクはULTEGRA。ブラコのディスクブレーキローターや新興ブランドPARTICLEのクランクやホイールを投入していることが特徴。ハンドルはBMC純正のICS Carbon Aero Cockpit。ブライトンのコンピュータはチームデザインのシールでカスタマイズが施されている。タイヤはパナレーサー AGILEST FAST TLR 28c。
text:So Isobe
Amazon.co.jp