2024/10/26(土) - 15:00
自転車販売店のための新展示会「Japan Bike Show」が初開催。ショップスタッフのみが入場できるエクスクルーシブな場に完成車やパーツメーカーが一堂に会した。

ダイアテックは大きなブースを構えた
自転車関連の大規模展示会といえばコンシューマー向けはサイクルモードであり、ショップスタッフ限定といえばパーツ合同展示会。今年、その二つが融合したような新しい展示会Japan Bike Showが開催された。
「自転車販売店のための完成車・パーツ展示会」としてアピールしている通り、展示会場内では商談を行うために撮影・配信は制限あり。出展者はスポーツバイクから軽快車まで揃い、日本の自転車文化を感じ取れるような展示会に仕立てられていた。
会場を入ってまず感じたのはサイクルモードのような雰囲気。しっかりと演出されたブースが立ち並び、会議用テーブルにパイプ椅子という質素な感じは全くない。イベントのような感覚でブースを周り、スタッフさんたちとコミュニケーションを取れるようになっていたようだ。

定番ブランドのビアンキ

アンカーのRE8は非常に注目度が高かった 
ブリヂストンのトラックバイクは優秀な成績を残した逸品だ
ブースも出展社の色が出ており、大きなスペースを使っていたところは展示エリアと、商談エリアが設けられていた。Japan Bike Showが販売店向けというコンセプトを色濃く表していた部分であり、綺麗に見せる展示を用意しつつビジネスメインのブース設計はまるでユーロバイクのよう。
人々の生活を支える自転車を展開しているブランドには多くの来場者が足を運んでおり、スポーツバイク系ブースではこだわりの製品を扱っていることも多く、熱心に説明を聞く来場者が多かったようだ。
ビアンキのような定番中の定番バイクブランドにはひっきりなしに来場者が訪れていたし、新型のRE8を発表したばかりのアンカーブースにはそれをチェックしたい方が足を運んだ。

ABUSのヘルメットラインアップはトレンドのホワイトカラーがイチオシ

ダイアテックの定番ブランド、ジロは洗練されたルックスとハイパフォーマンスで人気

エンヴィのMELLEはトタルエネルジーも使うハイパフォーマンスバイクだ
パーツ系でいえばダイアテックは複数のブランドをひとまとめにしたブースを展開しており、一つ一つのブランドに担当者がたち丁寧に説明を行なっていたようだ。ジロやマックオフ、エンヴィ、ABUSの超定番ブランドの新製品は注目度は高い。
そして、日本のメーカーとして独自のポジションを築くグロータック。EQUALブレーキやリム、ハブ、デュアルコントロールレバー、ペダルを独自に開発し、自転車パーツにこだわりたい方を支えるブランドとなった。どの製品も並々ならぬ情熱を持って設計しているため、来場者の疑問にも真摯に応えていたようだ。コンセプトや上手い使い方などはショップスタッフを訪ねてみると、グロータックの真意を掴めるようになるはずだ。

EQUALのレバーはユーザーのコンポーネントに合わせやすい 
EQUALペダルはポジションに悩む方におすすめだ

グロータックのEQUALハブはカラーパーツとしても良い選択肢となるだろう 
EQUALブレーキはもはや定番製品

AMPP300Nはカラーモデルも用意されている 
AMPP2200というハイパワーモデルも登場
日本を代表するメーカーの一つでもあるキャットアイは、この展示会で近日発売となったAMPPシリーズの新型をプッシュした。最大光量を備えるAMPP2200というハイパワーモデルや、バッテリーの大容量化とUSB Type-C対応など扱いやすさが進化したAMPP500NやAMPP300Nはぜひ注目したいところ。500Nなど既存モデルのアップデート版はぜひ価格にも着目してもらいたい部分で、様々な製品が値上がりする中でのキャットアイのユーザーフレンドリーさを感じられるはずだ。
チャンピオンシステムのブースはケープラスの新型ヘルメットAURAを展示。アジア人が着用しやすい形状の開発を行う新進気鋭のため、展示会を通じてユーザーが住む地域にケープラスを置くショップが増えるのに期待したい。

チャンピオンシステムのブースはケープラスの新型ヘルメットAURAがおすすめ

東京ライフが扱うイザドアも多くの来場者がチェックした
またそれは東京ライフが扱うイザドアも同様。元プロロードレーサーが立ち上げた新鋭ウェアブランドは、ルーズすぎずタイトすぎない丁度良いフィット感で、幅広いサイクリストが快適に着用できることが特徴だ。メリノウール素材による手触りの良さも美点の一つで、手に触れたショップスタッフも多いはずだ。
今回の展示会で一際存在感を放っていたのは、東京サンエスが運営するKURUの出張出店。長蛇の列ができており、KURUの定番コーヒーとソフトクリームを求める方は後を絶たなかった。実際にコーヒーとソフトを頂いたのだが、とても美味しく大勢が並ぶのも納得。これは荒川のKURUに人々が訪れるのもわかる気がするし、今度は自分で足を運んでみようと思う。他にも飲食が非常に充実しており、こだわりのサンドイッチや松屋のキッチンカーも登場。足を運んだショップスタッフが快適に過ごせるような主催者の配慮が感じられる。

長蛇の列が続いたKURUは出張出店となった

東京サンエスの坂井社長がソフトクリームを出してくれた 
その注目度の高さに自転車産業振興協会の駒形会長も足を運んでKURUのお手伝いをしてくれた
東京サンエスはもちろん自転車パーツも展示。サイクルモードなどにも出展する東京サンエスだが、この展示会ではオリジナルブランドのこだわりの部品を一つ一つゆっくりとパーツをチェックすることができた。フレームのプロトタイプも登場していたりと、新しいニュースはこれからどんどん出てくるので、東京サンエスからのお知らせからは目が離せない。
様々なブランドが集結したJapan Bike Show。ここで触れられたブランドもごく一部でしかなく、ヴィスマ・リースアバイクをサポートするジェイテクトや、日本が誇るシマノなども出展していた。ここに訪れたショップスタッフから情報を聞いてみても良いかもしれない。きっとサイクルライフを彩る新たなアイデアを教えてくれるだろう。

東京サンエスはプロトタイプのバイクを用意し、来場者の注目の的となった

東京サンエスもオリジナルハブを用意している 
リムも手がけている

キャラダイスの新作はカーキカラーで彩られたバイクバッグ
text:Gakuto Fujiwara

自転車関連の大規模展示会といえばコンシューマー向けはサイクルモードであり、ショップスタッフ限定といえばパーツ合同展示会。今年、その二つが融合したような新しい展示会Japan Bike Showが開催された。
「自転車販売店のための完成車・パーツ展示会」としてアピールしている通り、展示会場内では商談を行うために撮影・配信は制限あり。出展者はスポーツバイクから軽快車まで揃い、日本の自転車文化を感じ取れるような展示会に仕立てられていた。
会場を入ってまず感じたのはサイクルモードのような雰囲気。しっかりと演出されたブースが立ち並び、会議用テーブルにパイプ椅子という質素な感じは全くない。イベントのような感覚でブースを周り、スタッフさんたちとコミュニケーションを取れるようになっていたようだ。



ブースも出展社の色が出ており、大きなスペースを使っていたところは展示エリアと、商談エリアが設けられていた。Japan Bike Showが販売店向けというコンセプトを色濃く表していた部分であり、綺麗に見せる展示を用意しつつビジネスメインのブース設計はまるでユーロバイクのよう。
人々の生活を支える自転車を展開しているブランドには多くの来場者が足を運んでおり、スポーツバイク系ブースではこだわりの製品を扱っていることも多く、熱心に説明を聞く来場者が多かったようだ。
ビアンキのような定番中の定番バイクブランドにはひっきりなしに来場者が訪れていたし、新型のRE8を発表したばかりのアンカーブースにはそれをチェックしたい方が足を運んだ。



パーツ系でいえばダイアテックは複数のブランドをひとまとめにしたブースを展開しており、一つ一つのブランドに担当者がたち丁寧に説明を行なっていたようだ。ジロやマックオフ、エンヴィ、ABUSの超定番ブランドの新製品は注目度は高い。
そして、日本のメーカーとして独自のポジションを築くグロータック。EQUALブレーキやリム、ハブ、デュアルコントロールレバー、ペダルを独自に開発し、自転車パーツにこだわりたい方を支えるブランドとなった。どの製品も並々ならぬ情熱を持って設計しているため、来場者の疑問にも真摯に応えていたようだ。コンセプトや上手い使い方などはショップスタッフを訪ねてみると、グロータックの真意を掴めるようになるはずだ。






日本を代表するメーカーの一つでもあるキャットアイは、この展示会で近日発売となったAMPPシリーズの新型をプッシュした。最大光量を備えるAMPP2200というハイパワーモデルや、バッテリーの大容量化とUSB Type-C対応など扱いやすさが進化したAMPP500NやAMPP300Nはぜひ注目したいところ。500Nなど既存モデルのアップデート版はぜひ価格にも着目してもらいたい部分で、様々な製品が値上がりする中でのキャットアイのユーザーフレンドリーさを感じられるはずだ。
チャンピオンシステムのブースはケープラスの新型ヘルメットAURAを展示。アジア人が着用しやすい形状の開発を行う新進気鋭のため、展示会を通じてユーザーが住む地域にケープラスを置くショップが増えるのに期待したい。


またそれは東京ライフが扱うイザドアも同様。元プロロードレーサーが立ち上げた新鋭ウェアブランドは、ルーズすぎずタイトすぎない丁度良いフィット感で、幅広いサイクリストが快適に着用できることが特徴だ。メリノウール素材による手触りの良さも美点の一つで、手に触れたショップスタッフも多いはずだ。
今回の展示会で一際存在感を放っていたのは、東京サンエスが運営するKURUの出張出店。長蛇の列ができており、KURUの定番コーヒーとソフトクリームを求める方は後を絶たなかった。実際にコーヒーとソフトを頂いたのだが、とても美味しく大勢が並ぶのも納得。これは荒川のKURUに人々が訪れるのもわかる気がするし、今度は自分で足を運んでみようと思う。他にも飲食が非常に充実しており、こだわりのサンドイッチや松屋のキッチンカーも登場。足を運んだショップスタッフが快適に過ごせるような主催者の配慮が感じられる。



東京サンエスはもちろん自転車パーツも展示。サイクルモードなどにも出展する東京サンエスだが、この展示会ではオリジナルブランドのこだわりの部品を一つ一つゆっくりとパーツをチェックすることができた。フレームのプロトタイプも登場していたりと、新しいニュースはこれからどんどん出てくるので、東京サンエスからのお知らせからは目が離せない。
様々なブランドが集結したJapan Bike Show。ここで触れられたブランドもごく一部でしかなく、ヴィスマ・リースアバイクをサポートするジェイテクトや、日本が誇るシマノなども出展していた。ここに訪れたショップスタッフから情報を聞いてみても良いかもしれない。きっとサイクルライフを彩る新たなアイデアを教えてくれるだろう。




text:Gakuto Fujiwara
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