2024/08/01(木) - 12:00
東京都足立区の「荒川BASE cycling station」でiRCの新型チューブレスタイヤ「FORMULA PRO」の発表会が開催された。転がりの軽さと耐久性、嵌合性が向上し、更なる進化を遂げた第6世代のFORMULA PROを紹介する。
ロード用チューブレスタイヤのパイオニアとしても知られる日本のタイヤブランド、iRC。東京都足立区の荒川沿いにある「荒川BASE cycling station」でiRCの新型チューブレスタイヤ「FORMULA PRO」の発表会が開催された。
FORMULAシリーズのデビューは今を遡ること16年。2008年の登場以来、数度のモデルチェンジによってその性能を底上げしつつ、ハイグリップ仕様の「RBCC」や耐パンク性能にフォーカスを当てた「X-GUARD」、軽量性に重きを置いた「Light」など、様々なバリエーションも登場し、iRCのフラッグシップチューブレスタイヤとして確固たる地位を築いてきた。
今回のモデルチェンジで、FORMURA PROはついに第6世代へと突入する。最大のセールスポイントとなるのが転がり抵抗の大幅な軽減だ。
トレッドのセンター部に配置した新開発のシリカ/カーボンハイブリッド補強配合と、センタースリック&フィシュボーンパターンとの相乗効果によって、転がり抵抗が前モデル比で9.97%軽減されたという。
トレッドのサイド部分には、グリップ力に実績があるRBCC²を採用し、前作で強化されたグリップ力は引き継がれている。新設計のスリック系フィッシュボーンパターンはここでも効果を発揮し、トレッド表面のムービングを抑制することで0~30度のキャンバー角全域で第5世代と同等かそれ以上のコーナリングフォースを発生する。
転がりの軽さとグリップ力に加え、第6世代のFORMULA PROは耐久性と耐摩耗性も向上。 シリカ/カーボンハイブリッド補強配合は耐摩耗性にも大きく貢献しており、前世代のFORMULA PROとの比較でタイヤ寿命は約1.8倍にまで増加した。
新ETRTO規格によってタイヤの設計寸法や製法を見直し、嵌合性が大幅に改善されたのも特徴だ。シマノやマヴィック、カンパニョーロなどのメジャーブランドで実際に嵌合性が確認されており、よりチューブレスタイヤの運用がしやすくなっている。
また、推奨空気圧を落とすことでフックレス対応としているブランドも多い中、iRCでは特にビード部分の構造を強化することでフックレス対応モデルとしているため、幅広いセッティングでフックレス運用が可能となっている。
第6世代のFORMULA PROはハイグリップモデルの「RBCC」と耐パンクモデル「X-GUARD」、軽量モデル「S-LIGHT」の3種類がラインアップされる。RBCCとX-GUARDはチューブレス(TL)、S-LIGHTはチューブレスレディ(TLR)の仕様だ。
重量に関してはFORMULA PRO TL RBCCは25Cで270g、28Cで310gであるのに対し、FORMULA PRO TLR S-LIGHTは25Cで220g、28Cで255gと、50g以上軽量化されているため、ロードレースやヒルクライムに参加するサイクリストにとって強い味方になってくれるだろう。
ロード用チューブレスタイヤのパイオニアとしても知られる日本のタイヤブランド、iRC。東京都足立区の荒川沿いにある「荒川BASE cycling station」でiRCの新型チューブレスタイヤ「FORMULA PRO」の発表会が開催された。
FORMULAシリーズのデビューは今を遡ること16年。2008年の登場以来、数度のモデルチェンジによってその性能を底上げしつつ、ハイグリップ仕様の「RBCC」や耐パンク性能にフォーカスを当てた「X-GUARD」、軽量性に重きを置いた「Light」など、様々なバリエーションも登場し、iRCのフラッグシップチューブレスタイヤとして確固たる地位を築いてきた。
今回のモデルチェンジで、FORMURA PROはついに第6世代へと突入する。最大のセールスポイントとなるのが転がり抵抗の大幅な軽減だ。
トレッドのセンター部に配置した新開発のシリカ/カーボンハイブリッド補強配合と、センタースリック&フィシュボーンパターンとの相乗効果によって、転がり抵抗が前モデル比で9.97%軽減されたという。
トレッドのサイド部分には、グリップ力に実績があるRBCC²を採用し、前作で強化されたグリップ力は引き継がれている。新設計のスリック系フィッシュボーンパターンはここでも効果を発揮し、トレッド表面のムービングを抑制することで0~30度のキャンバー角全域で第5世代と同等かそれ以上のコーナリングフォースを発生する。
転がりの軽さとグリップ力に加え、第6世代のFORMULA PROは耐久性と耐摩耗性も向上。 シリカ/カーボンハイブリッド補強配合は耐摩耗性にも大きく貢献しており、前世代のFORMULA PROとの比較でタイヤ寿命は約1.8倍にまで増加した。
新ETRTO規格によってタイヤの設計寸法や製法を見直し、嵌合性が大幅に改善されたのも特徴だ。シマノやマヴィック、カンパニョーロなどのメジャーブランドで実際に嵌合性が確認されており、よりチューブレスタイヤの運用がしやすくなっている。
また、推奨空気圧を落とすことでフックレス対応としているブランドも多い中、iRCでは特にビード部分の構造を強化することでフックレス対応モデルとしているため、幅広いセッティングでフックレス運用が可能となっている。
第6世代のFORMULA PROはハイグリップモデルの「RBCC」と耐パンクモデル「X-GUARD」、軽量モデル「S-LIGHT」の3種類がラインアップされる。RBCCとX-GUARDはチューブレス(TL)、S-LIGHTはチューブレスレディ(TLR)の仕様だ。
重量に関してはFORMULA PRO TL RBCCは25Cで270g、28Cで310gであるのに対し、FORMULA PRO TLR S-LIGHTは25Cで220g、28Cで255gと、50g以上軽量化されているため、ロードレースやヒルクライムに参加するサイクリストにとって強い味方になってくれるだろう。
第6世代 FORMULA PROのタイヤ重量
サイズ | 700X25C | 700X28C | 700X30C | 700X32C |
---|---|---|---|---|
重量(RBCC) | 270g | 310g | 335g | 未定 |
重量(X-GUARD) | 300g | 345g | 375g | 未定 |
重量(S-LIGHT) | 220g | 255g | 275g | 未定 |
タイヤ幅は25Cと28C、30C、32Cの4サイズがラインアップされる。カラーはブラックとタンカラーの2色展開となっているため、愛車にも合わせやすい。価格は11,000円(税込)で統一されている。
本日、8月1日(木)からRBCCとS-LIGHTの25Cと28Cのブラックが発売される。おって30Cも発売され、タンカラーと32Cに関しては秋以降に発売開始予定だ。
iRC FORMULA PRO
種類:ハイグリップモデル「RBCC」、耐パンクモデル「X-GUARD」、軽量モデル「S-LIGHT」
タイヤ幅:25C、28C、30C、32C
カラー:ブラック、タンカラー
価格:11,000円(税込)
本日、8月1日(木)からRBCCとS-LIGHTの25Cと28Cのブラックが発売される。おって30Cも発売され、タンカラーと32Cに関しては秋以降に発売開始予定だ。
iRC FORMULA PRO
種類:ハイグリップモデル「RBCC」、耐パンクモデル「X-GUARD」、軽量モデル「S-LIGHT」
タイヤ幅:25C、28C、30C、32C
カラー:ブラック、タンカラー
価格:11,000円(税込)
Amazon.co.jp