シーズン初戦を前にSDワークスがチーム名を変更　プロタイムがセカンドタイトルスポンサーに

昨年女子ロードレース界を席巻したSDワークスが、セカンドタイトルスポンサーとしてプロタイムを迎えたと発表。昨年のツール・ファムで一時的にスポンサーを務めたプロタイムが、チームと2026年末までの契約を結んだ。

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プロタイムはベルギー・メヘレンに本社を置き、オランダにも拠点のある従業員のスケジューリングなど労務管理システムを提供する会社。またチームのメインスポンサーである人材派遣会社SDワークスの子会社でもあり、昨年のツール・ド・フランス・ファムでは限定的にセカンドタイトルスポンサーを務めていた。契約は2026年末までの3年間。

チームの代表であるエルウィン・ヤンセン氏は「女子サイクリングは急激な発展を見せており、今後も成長し続けることが予想される。それと同時に予算も増え続けていくだろう。我々チームにはトップの座を維持し、成長を願うSDワークスとプロタイム、そしてスペシャライズドというパートナーがいる」とコメントし、セカンドスポンサーとなるプロタイムを歓迎した。

昨年末にバイクブランドであるスペシャライズドとの契約更新と、マイナーチェンジを施した新ジャージを公開したSDワークス。その胸と背面にはSDワークスと共にプロタイムのロゴが入っていたものの、発表はされていなかった。

2023年シーズンはデミ・フォレリング（オランダ）がストラーデビアンケやアムステルゴールドレース、リエージュ～バストーニュ～リエージュで優勝し、ツール・ファムなどステージレースの総合優勝を含め62勝を積み上げたSDワークス・プロタイム。チームはロンド・ファン・フラーンデレンやロード世界選手権王者であるロッタ・コペッキー（ベルギー）とエーススプリンターのロレーナ・ウィーベス（オランダ）を中心に、昨年以上の活躍を目論む。

女子ワールドツアーの初戦で1月14日に閉幕したサントス・ツアー・ダウンアンダーを回避したチームの初戦は、コペッキーが出場予定のUAEツアー（2月8-11日）となる予定だ。

text:Sotaro.Arakawa