UCIが2024年の登録申請チームを発表　ユンボとクイックステップはそれぞれが申請

UCI（国際自転車競技連合）は10月19日、2024年シーズンに向けたチーム登録の申請状況を報告した。男子ワールドチームは18チームと変わらず、女子は15というワールドチームの枠に16チームが申請している。

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UCI（国際自転車競技連合）が発表したリストによると、UCIウィメンズワールドチームに16チーム、UCIワールドチーム（男子）に18チーム、UCIプロチームに17チームがライセンス申請を提出した。UCIライセンス委員会はこの後、外部監査人と共に各チームの運営や財務などがUCI規則に準拠しているかを調査。その結果は今年の12月12日に伝えられる予定だ。

男子ワールドチームには既存の18チームが申請を提出し、今年9月から報じられていたユンボ・ヴィスマ（リストでは仮称としてブランコ・プロサイクリング）とスーダル・クイックステップがそれぞれ申請した。そのため既報通り、合併問題に終止符が打たれたことになる。

またアルケアはB&Bホテルズをタイトルスポンサーにつけ、アンテルマルシェ・ワンティはベルギーの投資会社アーデントによるゲームブランド名サーカスが離れることとなった。

男子プロチームにはヒューマンパワードヘルスが事実上解散した一方で、ニュージランド籍のボルトンエクイティース・ブラックスポークプロサイクリングはコンチネンタルチームとして活動を継続すると見られている。また今年ツール・ド・フランスに初出場したウノエックス・プロサイクリングチームは、女子チームと共にウノエックス・モビリティへと名称を変更している。

女子のワールドチームでは15チームという枠に16チームが申請した。ワールドチームのジェイコ・アルウラーとリブレーシング・エクストラが合併し、EFエデュケーション・TIBCO-SVBは解散。そのため空いた2枠をAGインシュランス・スーダル・クイックステップとセラティツィット・WNTプロサイクリング、ラボラル・クチャ・フンダシオン・エウスカディの3チームで争うことになる。ちなみに今年のUCIチームランキングではセラティツィットがワールドチームもいるなか10位と3チームの中でリードしている（AGインシュランスは12位）。