2023/10/13(金) - 21:37
30回記念大会となるジャパンカップが、オリオンスクエアでのチームプレゼンテーションで開幕した。まずは国内チーム登壇の模様をお伝えする。
30回目の開催を迎えた今年のジャパンカップには、国内8チーム、海外11チームの計19チームが出場。明日からのレースを前に、全チームが登壇するチームプレゼンテーションが宇都宮市の中心街にあるオリオンスクエアで開催された。金曜日の夜にも関わらず、18時の開始1時間前から多くの観客が集まり、後方からはステージが見えないほどの超満員となった。
日本ナショナルチーム
日本ナショナルチームは、チームブリヂストンサイクリングの松田祥位と、EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチームの門田祐輔、留目夕陽、橋川丈、織田聖、VC福岡の鎌田晃輝の6名での参戦。留目は直前に出場したツール・ド・九州最終ステージでの落車により負傷していたが、元気な姿を見せた。レースの出場は明日以降判断するという。アジア選手権で活躍した松田祥位のスプリントが明日のクリテリウムで見られるか?
宇都宮ブリッツェン
ホームレースとなる宇都宮ブリッツェンは、キャプテン谷順成を筆頭に、ベテラン阿部嵩之、フォン・チュンカイら6名で参戦。残念ながら小野寺玲は体調不良のため出場を取りやめ、代わりに小坂光が登板する。
愛三工業レーシングチーム
スプリントに強いイメージのある愛三工業レーシングチーム。9月のJプロツアー南魚沼クリテリウムと、おおいた いこいの道クリテリウムで優勝している岡本隼だが、昨年のジャパンカップロードレースでは海外勢にまじって上位完走を果たしている。レースの要所で勝負に絡む動きを見せる石上優大や、2021年全日本チャンピオンの草場啓吾らと共にクリテリウム、ロードレース共に上位を目指す。
レバンテフジ静岡
チーム発足3年目にしてジャパンカップ初出場を決めたレバンテフジ静岡。自身が生まれた産婦人科がオリオンスクエアの会場近くという地元出身の床井亮太には大きな声援が飛んだ。モンゴルチャンピオンのマラル・エルデン・バトムンクを中心に、初のビックレースに挑む
ヴィクトワール広島
宇都宮ブリッツェン発足当時のメンバーだった中山卓士監督が、チームを率いて宇都宮に戻ってきた。ベンジャミン・ダイボール、カーター・ベトルスら強力なオーストラリア人選手と、阿曽圭佑ら日本人選手の組み合わせで、初のジャパンカップを戦う。
マトリックスパワータグ
2019年以来の出場となるマトリックスパワータグ。チームプレゼンテーションの安原監督のワンマンショーも久々だ。お約束の逆さマイクなど安原節を繰り広げるも、タイムアップで打ち切り終了となった。47歳にして今だに勝利数を伸ばしているフランシスコ・マンセボや、ギリシャチャンピオンのケルギオス・バグラスで上位を狙う。
キナンレーシングチーム
チームグッズを観客席に投げながら登場し、畑中勇介と絹代さん夫妻による進行、おおいたアーバンクラシックで優勝したライアン・カバナの日本語披露で会場を沸かせたキナンレーシングチーム。トマ・ルバが欠場、ドリュー・モレが体調不良で明日以降出場を判断となった点は気がかりだが、好調なカバナが見せてくれるか。
JCLチーム右京
今年発足したJCLチーム右京も初出場(従来のチーム右京とは別チーム)。大怪我から復活した増田成幸、全日本選手権2位の岡篤志、清水裕輔監督と、宇都宮にゆかりのあるメンバーの「凱旋」に大きな拍手が沸いた。来季体制の発表もされたが、初年度を締めくくるレースを期待したいところだ。
text&photo:Satoru Kato
30回目の開催を迎えた今年のジャパンカップには、国内8チーム、海外11チームの計19チームが出場。明日からのレースを前に、全チームが登壇するチームプレゼンテーションが宇都宮市の中心街にあるオリオンスクエアで開催された。金曜日の夜にも関わらず、18時の開始1時間前から多くの観客が集まり、後方からはステージが見えないほどの超満員となった。
日本ナショナルチーム
日本ナショナルチームは、チームブリヂストンサイクリングの松田祥位と、EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチームの門田祐輔、留目夕陽、橋川丈、織田聖、VC福岡の鎌田晃輝の6名での参戦。留目は直前に出場したツール・ド・九州最終ステージでの落車により負傷していたが、元気な姿を見せた。レースの出場は明日以降判断するという。アジア選手権で活躍した松田祥位のスプリントが明日のクリテリウムで見られるか?
宇都宮ブリッツェン
ホームレースとなる宇都宮ブリッツェンは、キャプテン谷順成を筆頭に、ベテラン阿部嵩之、フォン・チュンカイら6名で参戦。残念ながら小野寺玲は体調不良のため出場を取りやめ、代わりに小坂光が登板する。
愛三工業レーシングチーム
スプリントに強いイメージのある愛三工業レーシングチーム。9月のJプロツアー南魚沼クリテリウムと、おおいた いこいの道クリテリウムで優勝している岡本隼だが、昨年のジャパンカップロードレースでは海外勢にまじって上位完走を果たしている。レースの要所で勝負に絡む動きを見せる石上優大や、2021年全日本チャンピオンの草場啓吾らと共にクリテリウム、ロードレース共に上位を目指す。
レバンテフジ静岡
チーム発足3年目にしてジャパンカップ初出場を決めたレバンテフジ静岡。自身が生まれた産婦人科がオリオンスクエアの会場近くという地元出身の床井亮太には大きな声援が飛んだ。モンゴルチャンピオンのマラル・エルデン・バトムンクを中心に、初のビックレースに挑む
ヴィクトワール広島
宇都宮ブリッツェン発足当時のメンバーだった中山卓士監督が、チームを率いて宇都宮に戻ってきた。ベンジャミン・ダイボール、カーター・ベトルスら強力なオーストラリア人選手と、阿曽圭佑ら日本人選手の組み合わせで、初のジャパンカップを戦う。
マトリックスパワータグ
2019年以来の出場となるマトリックスパワータグ。チームプレゼンテーションの安原監督のワンマンショーも久々だ。お約束の逆さマイクなど安原節を繰り広げるも、タイムアップで打ち切り終了となった。47歳にして今だに勝利数を伸ばしているフランシスコ・マンセボや、ギリシャチャンピオンのケルギオス・バグラスで上位を狙う。
キナンレーシングチーム
チームグッズを観客席に投げながら登場し、畑中勇介と絹代さん夫妻による進行、おおいたアーバンクラシックで優勝したライアン・カバナの日本語披露で会場を沸かせたキナンレーシングチーム。トマ・ルバが欠場、ドリュー・モレが体調不良で明日以降出場を判断となった点は気がかりだが、好調なカバナが見せてくれるか。
JCLチーム右京
今年発足したJCLチーム右京も初出場(従来のチーム右京とは別チーム)。大怪我から復活した増田成幸、全日本選手権2位の岡篤志、清水裕輔監督と、宇都宮にゆかりのあるメンバーの「凱旋」に大きな拍手が沸いた。来季体制の発表もされたが、初年度を締めくくるレースを期待したいところだ。
text&photo:Satoru Kato
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