2023/08/06(日) - 16:30
カブトより新たな軽量ヘルメット"FLEX-AIR(フレックス・エアー)"が登場。185g(XS/Sサイズ)という重量と、優れた冷却性能、そして快適なフィッティングを両立したヘルメットへと進化した。
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カブト FLEX-AIR(マットホワイトシルバー) (c)カブト
万が一のアクシデントにおいて、サイクリストを守ってくれるヘルメット。プロテクション性能が重要であることは論を俟たないが、一方で重量や冷却性能といった要素も非常に重要だ。特に、炎天下の真夏では通気性の悪いヘルメットは熱中症の原因ともなるし、重さは首回りの疲労に直結する。
そんな軽量ヘルメットにいち早く注力してきたのが日本のヘルメットメーカー、カブトだ。2007年に発表したMOSTROにおいて、アンダー200gという重量を実現してから、同社のヘルメットラインアップには常に軽量モデルが存在していた。中でも、前作となるFLAIRはクロージャーやストラップ、パッドといったパーツ全てを徹底的に軽量化し、170gという重量を実現。クライマーをはじめ、軽さを重視するレーサーたちから圧倒的な支持を受けてきた。
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球体をベースとしたデザインコンセプトを持つ (c)カブト
今回発表されたFLEX-AIRはその系譜に連なるモデル。カブトはFLAIRの軽量性を更に推し進め、シェル重量を8.8g削減。カブトは「軽量はすなわち"究極"の球である」というコンセプトの下、球体をベースとした外観デザインにより極限まで無駄を削ぎ落したシェイプを実現した。
その上、わずかとはなるが軽量という開発コンセプトを具現化するためにアウターシェルに肉抜きを施すと同時に、部品構成をグラム単位で見直すことで8.8gの軽量化を達成したという。
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極限まで軽量化を図ったアウターシェル (c)カブト 
わずかでも軽量化するべく、シェルに肉抜きが施される (c)カブト
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効果的なエアフローを実現する (c)カブト 
新開発のY字型フローティングパッドを採用 (c)カブト
一方で、過酷なレースシーンにおいて重要となるコンフォート性についても抜かりない。既にハイエンドモデルのIZANAGIで実績のあるフローティング構造を採用。頭部からヘルメットを浮かせることで空気の流れるルートを確保し、更に長時間の装着時における不快感を軽減するこの構造により、高い冷却性能と快適性を発揮するヘルメットへと仕上げられている。
軽量性を犠牲にすることなく、フローティング構造を実現するために新たにY字型のトップパッド"エアフローパッド"を開発。更にライディングポジションとエアホールの角度を最適化し、常にフレッシュな空気によって頭部を冷却する効率的なエアフローを実現した。結果、同等クラスのヘルメットに比べて最大8%優れた空冷効果を発揮すると、社内風洞実験において証明されたという。
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多くのベンチレーションホールが開けられる (c)カブト
クーリング性能だけでなく、快適な被り心地もヘルメットにおいて重要なポイント。FLEX-AIRには、IZANAGIと同様のKBF-2アジャスターを採用し、優れたフィッティング性能を実現した。細やかな調整と均一な締付けを可能とするBOAダイヤルは、操作しやすく瞬時に片手で調整が可能となっている。
更に、ヘッドレストは幅を2段階で調整可能、そして上下4段階での位置調整もできるようになっており、それぞれの頭部形状に合わせて最適なフィッティングを得ることが出来る。また、通気性に優れたエアフローパッドの他に、虫の侵入を防ぐA.Iネットと冬季に冷気を防ぐウィンターインナーパッドも付属し、使用環境に合わせてカスタマイズ可能。更に、額の汗が目に入ることを防ぐウルトラスウェットパッドも装備されている。こちらもフローティング構造となり、エアフローを妨げることのない設計となっている。
また、細やかな使い勝手にも優れている。アイウェアをホールドするノンスリップラバーや、抗菌消臭効果のあるMOFF繊維に撥水機能をプラスしたあご紐を装備。パッド類にはCOOLMAXを使用し、空冷効果を最大限に発揮する。これらには、汗による重量増を防ぐという効果もあるという。
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カブト FLEX-AIR(マットアクア) (c)カブト 
カブト FLEX-AIR(マットバーガンディー) (c)カブト
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カブト FLEX-AIR(マットトランス) (c)カブト
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カブト FLEX-AIR(マットゴールド) (c)カブト 
カブト FLEX-AIR(マットブラックガンメタ) (c)カブト
このように、軽量化と使い勝手の良さにこだわったFLEX-AIR。ヘルメット重量は185g(XS/S)と、FLAIRの最軽量仕様と比べると少し増加しているものの、アジャスターまで簡素化した前作と比べると圧倒的な使い勝手の良さと冷却性能を備えており、何も犠牲にすることなくその重量を実現していることが大きな違いだ。
発売は破損交換登録店にて今年の秋を予定。カラーはマットホワイトシルバー、マットブラックガンメタ、マットバーガンディー、マットアクア、マットトランス、マットゴールドの6種類。サイズおよび重量はXS/S(54-56㎝/185g)、S/M(55-58㎝/195g)、L/XL(59-61㎝/215g)となる。価格は29,700円(税込)
カブト FLEX-AIR
カラー:マットホワイトシルバー、マットブラックガンメタ、マットバーガンディー、マットアクア、マットトランス、マットゴールド
サイズ(重量):XS/S(54-56㎝/185g)、S/M(55-58㎝/195g)、L/XL(59-61㎝/215g)
価格:29,700円(税込)
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万が一のアクシデントにおいて、サイクリストを守ってくれるヘルメット。プロテクション性能が重要であることは論を俟たないが、一方で重量や冷却性能といった要素も非常に重要だ。特に、炎天下の真夏では通気性の悪いヘルメットは熱中症の原因ともなるし、重さは首回りの疲労に直結する。
そんな軽量ヘルメットにいち早く注力してきたのが日本のヘルメットメーカー、カブトだ。2007年に発表したMOSTROにおいて、アンダー200gという重量を実現してから、同社のヘルメットラインアップには常に軽量モデルが存在していた。中でも、前作となるFLAIRはクロージャーやストラップ、パッドといったパーツ全てを徹底的に軽量化し、170gという重量を実現。クライマーをはじめ、軽さを重視するレーサーたちから圧倒的な支持を受けてきた。
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今回発表されたFLEX-AIRはその系譜に連なるモデル。カブトはFLAIRの軽量性を更に推し進め、シェル重量を8.8g削減。カブトは「軽量はすなわち"究極"の球である」というコンセプトの下、球体をベースとした外観デザインにより極限まで無駄を削ぎ落したシェイプを実現した。
その上、わずかとはなるが軽量という開発コンセプトを具現化するためにアウターシェルに肉抜きを施すと同時に、部品構成をグラム単位で見直すことで8.8gの軽量化を達成したという。
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一方で、過酷なレースシーンにおいて重要となるコンフォート性についても抜かりない。既にハイエンドモデルのIZANAGIで実績のあるフローティング構造を採用。頭部からヘルメットを浮かせることで空気の流れるルートを確保し、更に長時間の装着時における不快感を軽減するこの構造により、高い冷却性能と快適性を発揮するヘルメットへと仕上げられている。
軽量性を犠牲にすることなく、フローティング構造を実現するために新たにY字型のトップパッド"エアフローパッド"を開発。更にライディングポジションとエアホールの角度を最適化し、常にフレッシュな空気によって頭部を冷却する効率的なエアフローを実現した。結果、同等クラスのヘルメットに比べて最大8%優れた空冷効果を発揮すると、社内風洞実験において証明されたという。
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クーリング性能だけでなく、快適な被り心地もヘルメットにおいて重要なポイント。FLEX-AIRには、IZANAGIと同様のKBF-2アジャスターを採用し、優れたフィッティング性能を実現した。細やかな調整と均一な締付けを可能とするBOAダイヤルは、操作しやすく瞬時に片手で調整が可能となっている。
更に、ヘッドレストは幅を2段階で調整可能、そして上下4段階での位置調整もできるようになっており、それぞれの頭部形状に合わせて最適なフィッティングを得ることが出来る。また、通気性に優れたエアフローパッドの他に、虫の侵入を防ぐA.Iネットと冬季に冷気を防ぐウィンターインナーパッドも付属し、使用環境に合わせてカスタマイズ可能。更に、額の汗が目に入ることを防ぐウルトラスウェットパッドも装備されている。こちらもフローティング構造となり、エアフローを妨げることのない設計となっている。
また、細やかな使い勝手にも優れている。アイウェアをホールドするノンスリップラバーや、抗菌消臭効果のあるMOFF繊維に撥水機能をプラスしたあご紐を装備。パッド類にはCOOLMAXを使用し、空冷効果を最大限に発揮する。これらには、汗による重量増を防ぐという効果もあるという。
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このように、軽量化と使い勝手の良さにこだわったFLEX-AIR。ヘルメット重量は185g(XS/S)と、FLAIRの最軽量仕様と比べると少し増加しているものの、アジャスターまで簡素化した前作と比べると圧倒的な使い勝手の良さと冷却性能を備えており、何も犠牲にすることなくその重量を実現していることが大きな違いだ。
発売は破損交換登録店にて今年の秋を予定。カラーはマットホワイトシルバー、マットブラックガンメタ、マットバーガンディー、マットアクア、マットトランス、マットゴールドの6種類。サイズおよび重量はXS/S(54-56㎝/185g)、S/M(55-58㎝/195g)、L/XL(59-61㎝/215g)となる。価格は29,700円(税込)
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