バルチェッローナ・ポッツォ・ディ・ゴットを出発するジロ・デ・シチリア最終日 photo:Giro di Sicilia ジロ・デ・シチリア2023第4ステージコースプロフィール image:Giro di Sicilia第5回ジロ・デ・シチリア(UCI2.1)の最終日、イタリア・シチリア島はこの日も晴天に恵まれた。4日間の大会を締めくくる最終ステージは、島を象徴するエトナ火山が含まれた難関山岳コース。全長216kmには3つの超級山岳が登場し、獲得標高差は4,100mに達する。そしてフィニッシュ地点は山岳クルミネ・ディ・スコルシアバッカ(距離10.2km/平均6.4%)の頂上から22km下った先に待っている。
エトナ山の登りでレース先頭はアレクシス・ゲラン(ベルギー、ビンゴール・パウェルスソースWB)ら2名となった photo:Giro di Sicilia エトナ火山を駆けるプロトン photo:CorVos 逃げに乗ったアレクシス・ゲラン(ベルギー、ビンゴール・パウェルスソースWB)は最初の超級山岳を2位通過し、この日2つ目の超級山岳エトナ山をトップ通過。この頃には逃げ集団はバラけ、ゲランはサムエーレ・ゾッカラート(イタリア、グリーンプロジェクト・バルディアーニCSF・ファイザネ)と遅れて合流したライナー・ケップリンガー(オーストリア、バーレーン・ヴィクトリアス)の2人でフィニッシュを目指した。
カルーゾを引き離すアレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン、アスタナ・カザフスタン) photo:Giro di Sicilia 遅れを取ったフィン・フィッシャーブラック(ニュージーランド、UAEチームエミレーツ) photo:CorVos そのままルツェンコは単独で頂上に達し、その時点でカルーゾ集団とは34秒、フィッシャーブラックのいる集団と49秒のリードを得る。フィッシャーブラックはラファウ・マイカ(ポーランド、UAEチームエミレーツ)のアシストを受けながら追走したものの、第1追走集団のカルーゾたちすら届かなかった。
独走勝利を決めたアレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン、アスタナ・カザフスタン) photo:CorVos 逆転で総合優勝に輝いたアレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン、アスタナ・カザフスタン) photo:Giro di Sicilia ジロ・デ・シチリア2023総合表彰台:2位メインチェス、1位ルツェンコ、3位アルバネーゼ photo:Giro di Sicilia 総合2位には区間2位のメインチェスが入り、総合3位はヴィンチェンツォ・アルバネーゼ(イタリア、エオーロ・コメタ)が入賞。懸命に追走したフィッシャーブラックは総合4位と総合表彰台を逃す結果となった。また大会唯一の日本人として出場した鳴海颯(ソフェル・サヴィーニ・デュオ・OMZ)はトップから35分11秒遅れでフィニッシュ。ワールドチームが出場するレースで完走を果たしている。