130年以上の歴史を持つフランスのマヴィックが、新型ヘルメットを発表。COMETE ULTIMATE MIPSは、独自のEPS-4DテクノロジーとMIPSを組み合わせることで、一般的なモデルよりも最大30%も優れた耐衝撃性を実現したセーフィティーなエアロヘルメットだ。



マヴィック COMETE ULTIMATE MIPS (ホワイト)マヴィック COMETE ULTIMATE MIPS (ホワイト) (c)マヴィックジャパン
マヴィック COMETE ULTIMATE MIPS (ブラック)マヴィック COMETE ULTIMATE MIPS (ブラック) (c)マヴィックジャパンマヴィック COMETE ULTIMATE MIPS (イエロー)マヴィック COMETE ULTIMATE MIPS (イエロー) (c)マヴィックジャパン


長い歴史を持つフランスの老舗サイクルパーツブランド、マヴィック。プロレースでも数多くの成績を残してきたホイールを主力としつつ、シューズやウェア、そしてヘルメットなど、アパレル分野にも注力してきた実績のあるブランドだ。

今回発表されたCOMETE ULTIMATE MIPSは、近年のレーシングヘルメットの主流でもあるセミエアロデザインのオールラウンドモデル。空力特性に優れたシェル形状を有しつつ、しっかりとした通気性と軽量性を確保し、どんなシーンでもアドバンテージとなるレーシングモデルとなっている。

エアロシェイプを採用しつつ、優れた通気性を発揮するベンチレーションデザインエアロシェイプを採用しつつ、優れた通気性を発揮するベンチレーションデザイン (c)マヴィックジャパン
しかし、マヴィックが最もこだわったのはプロテクション性能だ。モデル名が示す通り、回転衝撃をスリップライナーで緩和する保護テクノロジーの"MIPS"を搭載しているのはもちろんのこと、帽体を形成するEPSフォームにも独自技術が用いられている。

それが"EPS-4D"と呼ばれる特許取得技術だ。ウィンタースポーツ用ヘルメットなどでも実績のあるこの技術は、EPSフォームを4D形状に配置することで衝撃を受けた際に垂直方向だけでなく捻じれ方向にも潰れ、最大限の衝撃吸収力を発揮するという。この2つのテクノロジーを組み合わせることで、通常のEPSフォームヘルメット比で最大30%も優れた衝撃吸収性を実現するとマヴィックはいう。

MIPSテクノロジーにLIVEFITを組み合わせるMIPSテクノロジーにLIVEFITを組み合わせる (c)マヴィックジャパン
新たに開発された「オートフィットストラップシステム」もこのヘルメットの特徴だ。ストラップの耳にかかる部分と顎部を独立させ、自由に動くパーツで接続することで複雑なストラップ長の調整をシンプルに。ねじれづらく、耳の邪魔になることも無い革新的なシステムとなっている。

更に、通気性のある形状記憶素材のLIVEFITをクッションとしてヘルメット前部と頭頂部に配置することで、しっかりと頭部にフィットし、万が一の事態でもズレないホールド力を確保。優れた透湿性を持つ37.5素材を使用したパッドと合わせ、ストレスフリーな被り心地を実現したという。

マヴィック COMETE ULTIMATE MIPS (ホワイト)マヴィック COMETE ULTIMATE MIPS (ホワイト) (c)マヴィックジャパン
背後からの被視認性を高めるリフレクティブハイライトや、アイウェアをホールドしやすいサングラスグリップ、ポニーテールにも対応する大きな開口部を備えたエルゴホールドSLアジャストシステムなどを採用し、優れた使い勝手を有した一着だ。

サイズはS~Lの3種類展開で、重量は265g(Mサイズ)。価格は22,000円(税込)となっており、6月中の発売を予定しているとのことだ。



マヴィック COMETE ULTIMATE MIPS
サイズ:S 51–56cm、M 54–59cm、L 57–61cm
重量:265g(Mサイズ)
価格:22,000円(税込)

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