2022/05/01(日) - 13:52
東京都で最もメジャーなヒルクライムポイント”檜原都民の森”に集まったサイクリストに突撃取材した続編。続々と頂上にやってくるライダーの中でも、特に取材陣の目を引いた4名に登場頂きます。
佐藤剛さん デローザ MERAK
「おっ!MERAKだ!レア!」ということで登場オファーをさせて頂いたのが、こちらの佐藤剛さん。Vol.1で紹介した東元茂樹さん(リドレー NOAH FAST DISC)と一緒にヒルクライムを楽しんできたそうで、なんでも愛車のコンポーネントやホイールは東元さんからまるっと譲ってもらったのだとか。
イタリアンブランドの雄、デローザのMERAKは2020年にフルモデルチェンジしたばかりの軽量オールラウンドレーサー。昨年12月に納車したばかりの新車で、「ディスクブレーキのロードに乗ってみたくて。このご時世なのですぐ手に入るバイクがこれだけだったんです。でも乗ったらよく走るし気に入りましたね」と言う。
そんな自慢の1台はジップの303 Sにピレリ P ZERO RACE TLR タイヤを組み合わせているところがポイントだ。「チューブレスは面倒と思われがちですが、実際にパンク穴がシーラントで塞がったこともあるし、使うとメリットを感じますね」とお気に入りのご様子。
所属するSNELの一員として、シクロクロスのマスターズレースに参戦しているという佐藤さん。実は奥様は女子のトップカテゴリーで走っていて、一緒にマスターズにチャレンジした仲間はもう上位のM2やM1カテゴリーに上がってしまったとか……。「私だけCM3に取り残されているので頑張らないといけません(笑)。チームメイトたちと同じ土俵に上がらないといけないですね」と話してくれました。
宮越結依さん・佐保田翼さん ラピエール AUDACIO 300&ルック 795 BLADE RS
都民の森をフラットペダルで駆け上がってきた宮越さん。まだ自転車を始めて半年ながらも、佐保田さんのサポートもあり今回は渋峠の予行練習として訪れたのだとか。
「スピード感のあるところが楽しいです」と語るバイクは、佐保田から借りているというラピエールのアルミバイク AUDACIO 300 FDJ CPだ。ワールドツアーチーム「エフデジ」のチームバイクグラフィックに施されたトリコロールカラーが気に入っていると語りながらも、「実はもう自分のフレームは持っていて、いまコンポーネントを待っているんです」というニューバイクはサガンモデルのスペシャライズド AETHOS(カサブランカカラー)なのだとか。
一方、指南役である佐保田さんのバイクはルックのエアロモデルである795 BLADE RS。親戚のバイクショップに相談しところ、無言でルックのカタログを渡されたんだとか(笑)毎年富士ヒルクライムや乗鞍ヒルクライムに挑戦しながらも、軽量モデルのHUEZではなくBLADEを選んだ理由を「カラーリングとエアロな形状に惚れました。バイクも僕の体型も平地向きなのですけどね」と話してくれました。
こだわりのポイントは自作したというS-Works Aerofly II ハンドルのケーブル隠し。宮越さんが「一時期ずっと削っていました」という甲斐あって、純正パーツと遜色ない出来栄えでした。
最近一緒に出かけると言えば、もっぱらサイクリングだというお二人。しかも誘うのは宮越さんの方なんだとか。佐保田さんにエスコートのコツをお聞きしたところ「自分でも辛いコースは的確に避けることですね。あとは寒くしない、置いていかない、休憩をこまめにとることを徹底しています」とのこと。大変勉強になりましたッ……!
おさるさん スペシャライズド S-Works Tarmac SL6
都民の森に到着した朝8時半には、既にVol.1にご登場頂いたICKXYさんと一緒に息を整えてらしたおさるさん。その愛車は「ハイエンドバイクへの憧れからフレーム組で購入しました」というS-Works Tarmac SL6だ。「こだわりは特にはありません」と謙遜しながらも、青のパイオニアのパワーメーターと差し色が入ったチェーンなどからバイクへの愛情がヒシヒシと伝わってきました。
これまで榛名山や富士山、乗鞍などメジャーどころのヒルクライムレースをTarmacで走ってきたおさるさん。コロナ禍で自由にできる時間が増えたことをきっかけにスペシャライズドのグラベルロード「DIVERGE」も購入し、ブルベに励むと共に今年は深い砂浜で有名な「千葉シクロクロス」でCXレースデビューを果たしたのだとか。「ちょっとDIVERGEで走るには重かったのでシクロクロスバイクが欲しいですね」と、ますますライディングの幅を広げる素敵なバイクライフを聞かせて頂きました。
text:So Isobe, Sotaro.Arakawa
photo:So Isobe
佐藤剛さん デローザ MERAK
「おっ!MERAKだ!レア!」ということで登場オファーをさせて頂いたのが、こちらの佐藤剛さん。Vol.1で紹介した東元茂樹さん(リドレー NOAH FAST DISC)と一緒にヒルクライムを楽しんできたそうで、なんでも愛車のコンポーネントやホイールは東元さんからまるっと譲ってもらったのだとか。
イタリアンブランドの雄、デローザのMERAKは2020年にフルモデルチェンジしたばかりの軽量オールラウンドレーサー。昨年12月に納車したばかりの新車で、「ディスクブレーキのロードに乗ってみたくて。このご時世なのですぐ手に入るバイクがこれだけだったんです。でも乗ったらよく走るし気に入りましたね」と言う。
そんな自慢の1台はジップの303 Sにピレリ P ZERO RACE TLR タイヤを組み合わせているところがポイントだ。「チューブレスは面倒と思われがちですが、実際にパンク穴がシーラントで塞がったこともあるし、使うとメリットを感じますね」とお気に入りのご様子。
所属するSNELの一員として、シクロクロスのマスターズレースに参戦しているという佐藤さん。実は奥様は女子のトップカテゴリーで走っていて、一緒にマスターズにチャレンジした仲間はもう上位のM2やM1カテゴリーに上がってしまったとか……。「私だけCM3に取り残されているので頑張らないといけません(笑)。チームメイトたちと同じ土俵に上がらないといけないですね」と話してくれました。
宮越結依さん・佐保田翼さん ラピエール AUDACIO 300&ルック 795 BLADE RS
都民の森をフラットペダルで駆け上がってきた宮越さん。まだ自転車を始めて半年ながらも、佐保田さんのサポートもあり今回は渋峠の予行練習として訪れたのだとか。
「スピード感のあるところが楽しいです」と語るバイクは、佐保田から借りているというラピエールのアルミバイク AUDACIO 300 FDJ CPだ。ワールドツアーチーム「エフデジ」のチームバイクグラフィックに施されたトリコロールカラーが気に入っていると語りながらも、「実はもう自分のフレームは持っていて、いまコンポーネントを待っているんです」というニューバイクはサガンモデルのスペシャライズド AETHOS(カサブランカカラー)なのだとか。
一方、指南役である佐保田さんのバイクはルックのエアロモデルである795 BLADE RS。親戚のバイクショップに相談しところ、無言でルックのカタログを渡されたんだとか(笑)毎年富士ヒルクライムや乗鞍ヒルクライムに挑戦しながらも、軽量モデルのHUEZではなくBLADEを選んだ理由を「カラーリングとエアロな形状に惚れました。バイクも僕の体型も平地向きなのですけどね」と話してくれました。
こだわりのポイントは自作したというS-Works Aerofly II ハンドルのケーブル隠し。宮越さんが「一時期ずっと削っていました」という甲斐あって、純正パーツと遜色ない出来栄えでした。
最近一緒に出かけると言えば、もっぱらサイクリングだというお二人。しかも誘うのは宮越さんの方なんだとか。佐保田さんにエスコートのコツをお聞きしたところ「自分でも辛いコースは的確に避けることですね。あとは寒くしない、置いていかない、休憩をこまめにとることを徹底しています」とのこと。大変勉強になりましたッ……!
おさるさん スペシャライズド S-Works Tarmac SL6
都民の森に到着した朝8時半には、既にVol.1にご登場頂いたICKXYさんと一緒に息を整えてらしたおさるさん。その愛車は「ハイエンドバイクへの憧れからフレーム組で購入しました」というS-Works Tarmac SL6だ。「こだわりは特にはありません」と謙遜しながらも、青のパイオニアのパワーメーターと差し色が入ったチェーンなどからバイクへの愛情がヒシヒシと伝わってきました。
これまで榛名山や富士山、乗鞍などメジャーどころのヒルクライムレースをTarmacで走ってきたおさるさん。コロナ禍で自由にできる時間が増えたことをきっかけにスペシャライズドのグラベルロード「DIVERGE」も購入し、ブルベに励むと共に今年は深い砂浜で有名な「千葉シクロクロス」でCXレースデビューを果たしたのだとか。「ちょっとDIVERGEで走るには重かったのでシクロクロスバイクが欲しいですね」と、ますますライディングの幅を広げる素敵なバイクライフを聞かせて頂きました。
text:So Isobe, Sotaro.Arakawa
photo:So Isobe
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