チーム名を「バイクエクスチェンジ・ジェイコ」に変更し、チームキットやバイクも一新したオーストラリアンチームが2022年シーズンのビジュアルを公開した。



バイクエクスチェンジ・ジェイコがアレ製の新チームキットを発表バイクエクスチェンジ・ジェイコがアレ製の新チームキットを発表 (c)Team BikeExchange Jayco
アメリカに本社を置くトラベルトレーラーブランド「JAYCO(ジェイコ)」をサブスポンサーにつけ、オーストラリア初のワールドチームとして11年目を迎えるバイクエクスチェンジ・ジェイコ。使用バイクはビアンキからジャイアントになり、女子チームは同メーカーの女性ブランドである「Liv(リブ)」に切り替わる。

「チームの新しい10年(11年目)をジャイアントとリブ、そしてカデックスと共に迎えることができ光栄に思う。ジャイアントとしてはワールドツアーへの復帰であり、彼らが我々を選んでくれたことで、我々がこの10年積み上げてきた実績が証明された」とオーナーのゲリー・ライアン氏は語る。

契約期間は発表されていないものの1年間と思われ、ジャイアントが展開するプレミアムパーツブランドのカデックスが、ホイールやサドル、ハンドルバーなどを供給することになる。

女子チームは青と白、ピンクにイメージを一新女子チームは青と白、ピンクにイメージを一新 (c)Team BikeExchange Jayco
ジャイアントと新チームキットを纏った新加入のローソン・クラドック(アメリカ、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)ジャイアントと新チームキットを纏った新加入のローソン・クラドック(アメリカ、バイクエクスチェンジ・ジェイコ) (c)Team BikeExchange Jaycoアン・サンテステバン(スペイン、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)アン・サンテステバン(スペイン、バイクエクスチェンジ・ジェイコ) (c)Team BikeExchange Jayco

チームキットはこれまでモビスターやグルパマFDJなど多くのトップチームをサポートしてきたイタリアブランド「ALE Cycling(アレ・サイクリング)」にチェンジ。カラーリングはジャイアントのブランド色である青基調に水色、白の配色で、女子チームはLivのピンク色が入る爽やかなイメージに一新している。

男子チームに8人、女子チームには7人の選手が新たに加入。なかでもユンボ・ヴィスマから加入したスプリンターのディラン・フルーネウェーヘン(オランダ)や、イタリア選手権個人タイムトライアルでフィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアーズ)らを破り王者になったマッテオ・ソブレロ(イタリア)が補強の目玉として活躍が期待されている。

text:Sotaro.Arakawa

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