渡邊翔太郎と佐藤健が新加入する愛三工業レーシングチーム

愛三工業レーシングチームは、渡邊翔太郎と佐藤健を加えた2022年体制を発表した。また、別府匠監督が2022年シーズンを最後に退任することも明らかにした。

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愛三工業レーシングチーム2021年メンバー ©️愛三工業レーシングチーム
元旦午前0時の発表が通例となっていた愛三工業レーシングチームの新体制発表だが、今回は年内の発表となった。

既に発表されている通り、住吉宏太、伊藤雅和、大前翔の3名が退団。新たに渡邊翔太郎と佐藤健の2名が加入する。

ツアー・オブ・ジャパン東京ステージで逃げに乗った渡邊翔太郎 photo:Satoru KatoJBCFトラックチャンピオンシップ男子オムニアムで優勝した佐藤健 photo:Satoru Kato

那須ブラーゼンから移籍する渡邊翔太郎は、2019年以来2年ぶりの古巣復帰となる。佐藤健は日本大学自転車部に所属し、今年のインカレではチームパーシュートのメンバーとして学連新記録で優勝するなど、日本大学の総合優勝に貢献。11月のJBCFトラックチャンピオンシップでは、オムニアムで岡本隼と争い優勝して見せた。

一方で、2011年の就任以来12年目のシーズンを迎える別府匠監督が2022年シーズンをもって退任することが併せて発表となった。

愛三工業レーシングチーム2022年仕様のジャージとヘルメット ©️愛三工業レーシングチーム
2022年のチームジャージと、草場啓吾が着用する全日本チャンピオンジャージのデザインも発表された。また、2022年から使用するEKOIのヘルメットデザインも併せて発表された。

2022年シーズンは、UCIアジアツアーチームランキング1位を目標に、国内ではJプロツアーに引き続き参戦。「より多くの選手が各レースで「優勝」することをチーム一丸となって目指します」としている。

また、チームの地元となる大府市や刈谷ハイウェイオアシスにある「天然温泉かきつばた」とのコラボイベントも随時企画していくという。