2021/11/18(木) - 17:31
ウインタースポーツやモトクロス用のゴーグルをルーツに持つアイウェアブランド、100%がラインアップする中で最軽量モデルであるHYPERCRAFT。軽さと広い視野を備えたアイウェアをインプレッションしていく。
100% HYPERCRAFT(Matte Metallic Into the Fade) photo:Michinari TAKAGI
ウインタースポーツやモトクロス用のゴーグルをルーツに持ち、ワイドレンズを採用したアイウェアを多くラインアップしている、100%(ワンハンドレッド)。UCIワールドツアーではモビスターとボーラ・ハンスグローエをサポートしており、世界チャンピオンのペテル・サガン(スロバキア)やアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)が着用している。
ブランドとしては初めてのフレームレスデザインを採用したモデル「HYPERCRAFT」。重量は100%の豊富なサングラスラインアップの中でも最軽量の23gと軽さが特徴である。また、軽さに加えナイロンに炭素繊維を織り込むウルトラカーボンテクノロジーを採用した素材を使用し、高い強度も備えているため、軽さと強度を両立している所も特徴である。
リムレスモデルのため軽い photo:Michinari TAKAGI
レンズ内の曇りを防止するベンチレーションホールを上下4ヶ所に配置 photo:Michinari TAKAGI
テンプルには確実なグリップをもたらすラバーが搭載され、ライド中にアイウェアのズレを未然に防いでくれる。また、厚みが異なる交換用ノーズパットが同梱され、自身の鼻の高さや形状に合わせてフィッティングが可能となっている。
顔に沿ったカーブを描くレンズ形状の一眼レンズ"HiPERレンズ"を搭載。コントラストを高め、周辺視野や輪郭を強化することで立体感を捉えやすい。さらに、紫外線を100%カットし、ライド中に目の保護もしてくれる。レンズカーブは遮光性と見え方のバランスが取れた5.5カーブを採用。
色鮮やかなグラデーションカラー photo:Michinari TAKAGI
ナイロンに炭素繊維を織り込むウルトラカーボンテクノロジーを採用した素材を使用 photo:Michinari TAKAGI
ラバーグリップが搭載されたテンプル photo:Michinari TAKAGI
付属品はハードケース、マイクロファイバーバッグ、スペアクリアレンズ、交換用ノーズパット photo:Michinari TAKAGI
レンズの淵は、レーザーカット仕上げのシールド加工で衝撃に強くなっている。また、レンズ内の曇りを防止するベンチレーションホールを上下4ヶ所に配置。レンズはポリカーボネート製で衝撃に強く、さらにはスクラッチ防止、耐油・耐水加工が施されている。
付属品はハードケース、マイクロファイバーバッグ、スペアクリアレンズ、交換用ノーズパット。それでは普段から100%サングラスを愛用している編集部員のインプレッションに移っていこう。
―編集部インプレッション
掛けてみると軽さを感じる photo:Gakuto Fujiwara
これまで、100%のS2、S3、SPEEDCRAFTと多くのサングラスを使用してきたが、HYPERCRAFTは100%のサングラスラインアップの中でも歴代最軽量モデルである。
手元にある100%サングラスのHYPERCRAFTとS3、SPEEDCRAFTのそれぞれの重量を量っていく。HYPERCRAFTは23g、S3は34g、SPEEDCRAFTは33gとなっており、HYPERCRAFTと似たようなフォルムのSPEEDCRAFTよりも10gも軽いことが分かった。
100%の3モデルと比較 photo:Michinari TAKAGI
HYPERCRAFTは23g photo:Michinari TAKAGI
S3は34g photo:Michinari TAKAGI
SPEEDCRAFTは33g photo:Michinari TAKAGI
HYPERCRAFTを掛けてみると、掛けていることを忘れてしまう程に軽く感じた。また、フレームレスサングラスに特徴的な、頭を包み込むような、掛け心地のよいフィット感があり、長時間のライドでもずっと掛けていられる。
鼻が低くて頬骨が高い、日本人顔の自分だとレンズが頬に当たってしまう事が多く、HYPERCRAFTを掛けてみるとレンズが頬に当たってしまった。しかし、サングラスに取り付けられていたのは標準的なノーズパッド。同梱されている厚みがあるノーズパッドに交換すれば、頬にレンズが当たることもなく、ストレスなしでサングラスを掛けることができた。
2種類のノーズパッドが同梱されている photo:Michinari TAKAGI
ラバーグリップが搭載されたテンプルにより、荒れた路面を走っている時や峠のダウンヒルでも、アイウェアがずれることなく、走りに集中することができた。
フレームレスであることから、エアロポジションや下ハンドルを握るような深い前傾姿勢になった時でも、視界を遮るものがなく走行時に周りの路面状況を把握しやすい。巡航スピードの速い、クリテリウムなどで使いやすいはずだ。
頭を包み込むようなフィット感が特徴 photo:Gakuto Fujiwara
搭載されているレンズはHiPERレンズ。コントラストを高め、自然で鮮やかにしてくれるため、くっきりと鮮明な視野を確保してくれる。さらに、調光フィルターを搭載しているため、日中でも細部まで見やすくなっている。ライド中の路面状況などが把握しやすいため、安全に走ることができる。
レンズは水滴を弾いてくれるため、雨の日でも視界は良好。また、レンズの上下に配置された4つの通気口により通気性が向上し、走行中はもちろんのこと、信号待ちでもレンズが曇ることがないため、快適なライドを楽しむことができる。
スプリント時にも視野が広い photo:Gakuto Fujiwara
HYPERCRAFTは、1gでも軽量化したいヒルクライマーやレーサーにはピッタリなアイウェアである。また、安全に走るための広く見やすい視野や長時間のかけ心地にも優れているため、ロングライドを楽しむサイクリストに是非オススメしたいアイウェアだ。
100% HYPERCRAFT
フレームカラー:Matte Metallic Into the Fade
レンズ:Blue Topaz Multilayer Mirror Lens
付属品:ハードケース、マイクロファイバーバッグ、スペアクリアレンズ、交換用ノーズパット
価格:30,250円(税込)
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ウインタースポーツやモトクロス用のゴーグルをルーツに持ち、ワイドレンズを採用したアイウェアを多くラインアップしている、100%(ワンハンドレッド)。UCIワールドツアーではモビスターとボーラ・ハンスグローエをサポートしており、世界チャンピオンのペテル・サガン(スロバキア)やアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)が着用している。
ブランドとしては初めてのフレームレスデザインを採用したモデル「HYPERCRAFT」。重量は100%の豊富なサングラスラインアップの中でも最軽量の23gと軽さが特徴である。また、軽さに加えナイロンに炭素繊維を織り込むウルトラカーボンテクノロジーを採用した素材を使用し、高い強度も備えているため、軽さと強度を両立している所も特徴である。
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テンプルには確実なグリップをもたらすラバーが搭載され、ライド中にアイウェアのズレを未然に防いでくれる。また、厚みが異なる交換用ノーズパットが同梱され、自身の鼻の高さや形状に合わせてフィッティングが可能となっている。
顔に沿ったカーブを描くレンズ形状の一眼レンズ"HiPERレンズ"を搭載。コントラストを高め、周辺視野や輪郭を強化することで立体感を捉えやすい。さらに、紫外線を100%カットし、ライド中に目の保護もしてくれる。レンズカーブは遮光性と見え方のバランスが取れた5.5カーブを採用。
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レンズの淵は、レーザーカット仕上げのシールド加工で衝撃に強くなっている。また、レンズ内の曇りを防止するベンチレーションホールを上下4ヶ所に配置。レンズはポリカーボネート製で衝撃に強く、さらにはスクラッチ防止、耐油・耐水加工が施されている。
付属品はハードケース、マイクロファイバーバッグ、スペアクリアレンズ、交換用ノーズパット。それでは普段から100%サングラスを愛用している編集部員のインプレッションに移っていこう。
―編集部インプレッション
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手元にある100%サングラスのHYPERCRAFTとS3、SPEEDCRAFTのそれぞれの重量を量っていく。HYPERCRAFTは23g、S3は34g、SPEEDCRAFTは33gとなっており、HYPERCRAFTと似たようなフォルムのSPEEDCRAFTよりも10gも軽いことが分かった。
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HYPERCRAFTを掛けてみると、掛けていることを忘れてしまう程に軽く感じた。また、フレームレスサングラスに特徴的な、頭を包み込むような、掛け心地のよいフィット感があり、長時間のライドでもずっと掛けていられる。
鼻が低くて頬骨が高い、日本人顔の自分だとレンズが頬に当たってしまう事が多く、HYPERCRAFTを掛けてみるとレンズが頬に当たってしまった。しかし、サングラスに取り付けられていたのは標準的なノーズパッド。同梱されている厚みがあるノーズパッドに交換すれば、頬にレンズが当たることもなく、ストレスなしでサングラスを掛けることができた。
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ラバーグリップが搭載されたテンプルにより、荒れた路面を走っている時や峠のダウンヒルでも、アイウェアがずれることなく、走りに集中することができた。
フレームレスであることから、エアロポジションや下ハンドルを握るような深い前傾姿勢になった時でも、視界を遮るものがなく走行時に周りの路面状況を把握しやすい。巡航スピードの速い、クリテリウムなどで使いやすいはずだ。
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搭載されているレンズはHiPERレンズ。コントラストを高め、自然で鮮やかにしてくれるため、くっきりと鮮明な視野を確保してくれる。さらに、調光フィルターを搭載しているため、日中でも細部まで見やすくなっている。ライド中の路面状況などが把握しやすいため、安全に走ることができる。
レンズは水滴を弾いてくれるため、雨の日でも視界は良好。また、レンズの上下に配置された4つの通気口により通気性が向上し、走行中はもちろんのこと、信号待ちでもレンズが曇ることがないため、快適なライドを楽しむことができる。
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HYPERCRAFTは、1gでも軽量化したいヒルクライマーやレーサーにはピッタリなアイウェアである。また、安全に走るための広く見やすい視野や長時間のかけ心地にも優れているため、ロングライドを楽しむサイクリストに是非オススメしたいアイウェアだ。
100% HYPERCRAFT
フレームカラー:Matte Metallic Into the Fade
レンズ:Blue Topaz Multilayer Mirror Lens
付属品:ハードケース、マイクロファイバーバッグ、スペアクリアレンズ、交換用ノーズパット
価格:30,250円(税込)
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