2021/11/01(月) - 19:55
各地でシクロクロスのシリーズ戦が開幕している10月、関西のCXシリーズ戦である関西シクロクロスの2021-22シーズンが大阪府富田林市で全カテゴリー総数728名のエントリーとなった開幕戦を迎えた。
カテゴリー1の出走は55名。2週間前に奈良県五條市で行われた五條吉野川シクロクロスでオープン参加ながら60分をトップでゴールした柚木伸元(朝明高校)が今回は40分でのオープン参加。昨年までのジュニアカテゴリーからU23でのエントリーとなった副島達海(Limited Team 846)が後方からのスタートを切った。
2週間前の五條吉野川シクロクロスで表彰対象であった腰山雅大(All-City Cycles / 662CCC)、川村誠(Team36隊)、村田憲治(岩井商会レーシング)を抑え、1周目の前半をトップで終えたのは堀川滉太(NEBcycling)。久しぶりとなったシクロクロスレースだったが、好スタートでリードする。
今回の見どころの一つであるPanaracerポイントのキャンバー区間を終えると、最後列スタートの副島が早くも6番手まで上がってきた。
平地に様々なコーナーを組み合わせて形成された1周約2.7kmのコース。午前中のレースでも参加者からの感想は「踏み踏み」で埋め尽くされるパワーコース。U23の副島が同じくU23の堀川に追いついた。
ギャラリーの声援が沸くPanaracerポイント。キャンバーに急斜面の短い登り下りを組みあわせたテクニカルなセクションだ。滑りやすい急斜面でうまくトルクをかけながら副島がクリア。堀川を置いてリードを広げていく。
五條吉野川シクロクロスでも終盤独走で60分を走り切った柚木。優勝の副島には追いつかなかったものの、柚木の最終周回では猛烈な追い上げを見せて副島にプレッシャーを与える走りを見せ、40分の競技時間を終えた。
2位以下を50秒以上突き放し独走を続ける副島。レース後、「柚木が追い上げてきたのがすごく怖くて、彼がレースを終えて一安心したところで身体が動かなくなった」とは語っていたものの、Panaracerポイントでも毎周回力強い走りを見せクリアしていく。
後方パックから堀川が1人先行し、川村、村田が堀川を追う形になったものの、川村のミスから村田が3番手に。村田曰く「ラスト2周では脚が攣っていたが、川村君のミスで助かりました」と、ライバル関係が続く川村とのバトルを振り返った。
初めての60分、カテゴリー1でのレースを2位以下に1分以上の差をつけ優勝した副島。レース後に「何度か落車もあり、終盤ペースが落ちてしまったが、これからは終盤だんだんとペースが上がるようにレースをしていきたい」と、今季のシクロクロスシーズンへの意気込みを語った。
カテゴリーL1はチーム体制が変わった赤松綾(Ayabikes)が、伊藤あすみとの接戦を制した。
64名の出走となった大盛況のカテゴリー2は、中市昌樹(GSJ-CX)が水谷祐太(シマノドリンキング)との戦いをスプリントで競り勝った。
カテゴリー3では怪我から復帰した和田良平(Team RINGOROAD)が優勝し、カテゴリー2への昇格を果たした。
関西シクロクロス第2戦は11月7日、京都府南丹市で行われる。
カテゴリー1の出走は55名。2週間前に奈良県五條市で行われた五條吉野川シクロクロスでオープン参加ながら60分をトップでゴールした柚木伸元(朝明高校)が今回は40分でのオープン参加。昨年までのジュニアカテゴリーからU23でのエントリーとなった副島達海(Limited Team 846)が後方からのスタートを切った。
2週間前の五條吉野川シクロクロスで表彰対象であった腰山雅大(All-City Cycles / 662CCC)、川村誠(Team36隊)、村田憲治(岩井商会レーシング)を抑え、1周目の前半をトップで終えたのは堀川滉太(NEBcycling)。久しぶりとなったシクロクロスレースだったが、好スタートでリードする。
今回の見どころの一つであるPanaracerポイントのキャンバー区間を終えると、最後列スタートの副島が早くも6番手まで上がってきた。
平地に様々なコーナーを組み合わせて形成された1周約2.7kmのコース。午前中のレースでも参加者からの感想は「踏み踏み」で埋め尽くされるパワーコース。U23の副島が同じくU23の堀川に追いついた。
ギャラリーの声援が沸くPanaracerポイント。キャンバーに急斜面の短い登り下りを組みあわせたテクニカルなセクションだ。滑りやすい急斜面でうまくトルクをかけながら副島がクリア。堀川を置いてリードを広げていく。
五條吉野川シクロクロスでも終盤独走で60分を走り切った柚木。優勝の副島には追いつかなかったものの、柚木の最終周回では猛烈な追い上げを見せて副島にプレッシャーを与える走りを見せ、40分の競技時間を終えた。
2位以下を50秒以上突き放し独走を続ける副島。レース後、「柚木が追い上げてきたのがすごく怖くて、彼がレースを終えて一安心したところで身体が動かなくなった」とは語っていたものの、Panaracerポイントでも毎周回力強い走りを見せクリアしていく。
後方パックから堀川が1人先行し、川村、村田が堀川を追う形になったものの、川村のミスから村田が3番手に。村田曰く「ラスト2周では脚が攣っていたが、川村君のミスで助かりました」と、ライバル関係が続く川村とのバトルを振り返った。
初めての60分、カテゴリー1でのレースを2位以下に1分以上の差をつけ優勝した副島。レース後に「何度か落車もあり、終盤ペースが落ちてしまったが、これからは終盤だんだんとペースが上がるようにレースをしていきたい」と、今季のシクロクロスシーズンへの意気込みを語った。
その他カテゴリーの熱戦
カテゴリーL1はチーム体制が変わった赤松綾(Ayabikes)が、伊藤あすみとの接戦を制した。
64名の出走となった大盛況のカテゴリー2は、中市昌樹(GSJ-CX)が水谷祐太(シマノドリンキング)との戦いをスプリントで競り勝った。
カテゴリー3では怪我から復帰した和田良平(Team RINGOROAD)が優勝し、カテゴリー2への昇格を果たした。
関西シクロクロス第2戦は11月7日、京都府南丹市で行われる。
関西シクロクロス第1戦 富田林 リザルト
カテゴリー1 | ||
1位 | 副島達海(Limited Team 846) | 1:03:01.4 |
2位 | 堀川滉太(NEBcycling) | +1:03 |
3位 | 村田憲治(岩井商会レーシング) | +1:07 |
カテゴリーL1 | ||
1位 | 赤松綾(Ayabikes) | 42:55.7 |
2位 | 伊藤あすみ | +0:12 |
3位 | 鵜飼知春(andmore) | +1:23 |
カテゴリー2 | ||
1位 | 中市昌樹(GSJ-CX) | 40:19.4 |
2位 | 水谷祐太(シマノドリンキング) | +0:00 |
3位 | 上中貴司(ベッキーシクロクロス) | +0:34 |
カテゴリー3 | ||
1位 | 和田良平(Team RINGOROAD) | 26:34.4 |
2位 | 近藤晋(チーム大永山) | +0:23 |
3位 | 大浜真志(662CCC) | +0:40 |
ダイジェストムービー(bikintv)
カテゴリーL1 https://youtu.be/VXsu2Z6uzZc
カテゴリー3 https://youtu.be/oVbV1U3iJVE
text&photo:bikintv
カテゴリーL1 https://youtu.be/VXsu2Z6uzZc
カテゴリー3 https://youtu.be/oVbV1U3iJVE
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