茨城シクロクロス2021シリーズ 新会場開催が続く年明け3戦の概要を紹介

2020-2021シーズンで開催8年目となる茨城シクロクロス。9月の茨城町涸沼、10月の取手市小貝川での2戦を終了し、年が明けた残りのシーズンに3戦を予定している。新会場での開催が続く年明けの茨城シクロクロス各戦を紹介する。

茨城シクロクロス第5戦の舞台となる涸沼自然公園 photo:takashi saito
第3戦
1月24日　RENAULT つくば・RENAULT 水戸 presents 土浦ステージ in りんりんポート土浦

土浦ステージは新会場「りんりんポート土浦」周辺特設コースでの開催となる。全長180kmのサイクリングロード「つくば霞ヶ浦りんりんロード」、その中間地点であるJR土浦駅から至近のサイクリングターミナルが「りんりんポート土浦」だ。まさに茨城サイクリングシーンを代表する立地とも言える。

J:COMフィールド土浦 陸上競技場のトラックがスタート地点となる つくば霞ヶ浦りんりんロードの中間地点に位置するサイクリングターミナルが「りんりんポート土浦」


かすみがうらマラソンでもおなじみの「J:COMフィールド土浦」陸上競技場トラックをスタートし、サイクリングロードや霞ヶ浦を望む丘陵を走破する都市型シクロクロス。タイトルスポンサーとなるルノーつくば・ルノー水戸（茨城日産自動車株式会社）の出展はもちろん、土浦市市制施行80周年記念事業として多彩な地元出店ブースを予定している。キーワードは「駅から5分のシクロクロス」。宿泊施設も多い好立地なため、観戦もオススメだ。

JR土浦駅のホテル 星野リゾート　BEB5土浦 ツインルームの「サイクルルーム」 photo:Michinari TAKAGI


周辺の宿泊については自転車ウェルカムなホテル「星野リゾート BEB5土浦」がオススメ。特別協賛として土浦ステージ参加者で同ホテル宿泊の方に、ホテル至近の「もんどころ土浦駅前店」でお使い頂ける割引券をプレゼント。そしてカテゴリー1および カテゴリーL1の優勝者に同ホテル宿泊券5泊分を贈呈！
星野リゾート BEB5土浦について詳しくはシクロワイアードの記者が体験した紹介記事を参照して、ぜひ宿泊してみてほしい。

第4戦
2月14日　MIZUTANI BICYCLE presents 大洗サンビーチステージ

太平洋を一望する大洗の砂浜をいかに攻略するかが鍵だ 砂浜だけではなく舗装とグラベルも組み込まれるパワーコース


シーズン途中で追加となった新大会。「ガルパンの聖地・大洗」で砂クロス！ その名の通り真夏は海水浴で賑わう観光スポットの「大洗サンビーチ」。太平洋を一望する広大な砂浜はもちろん、荒々しいジープロードとハイスピードアスファルトを加えたパワー志向のコースだ。飲食出店の充実ぶりも特徴の茨城CX。今回も期待に違わず、大洗海の幸を中心に据えたフード出店が予定されている。タイトルスポンサーとなるミズタニ自転車株式会社は、本場ベルギーのバイクブランド「リドレー」を擁する。こちらの出展にも注目したい。

第5戦
2月27・28日　茨城町涸沼自然公園ステージ 2Days

フラット基調ながらキャンバーとキャニオンが目まぐるしいコース photo:takashi saito
風光明媚な涸沼自然公園キャンプ場 昨シーズンに大好評を博した涸沼（ひぬま）自然公園ステージは、ラムサール条約登録湿地でもある風光明媚な湿地公園内の特設コース。フラットなグラベルと芝生を中心とし、ビギナーにも走りやすい、けれどもちょっと刺激的なキャンバーとキャニオンが待ち受けるコース設定だ。1日目は夕方からのサンセットレース。2日目は通常のデイタイムレースとなる。シーズン終盤戦を、ぜひ2日間通して楽しんでほしい。

各大会ともに開催45日ほど前にエントリーが開始される。土浦ステージは現在エントリー受付中だ。茨城シクロクロス各大会では、選手と来場者の健康状態確認書と宣誓書の提出を事前に義務付けている。大会ウェブサイトに記載の感染症対策・衛生対策上をチェックの上、忘れずに申請を行ってから来場してほしい。

text:Zenmei Kageyama