2020/05/23(土) - 09:29
ドイターのラインアップの中でも、サイクリストに馴染みのあるモデルと言えば「RACE」シリーズだろう。背面の通気性を追求したRACE EXP AIRと、ベースモデルのRACEをピックアップして紹介しよう。
ドイター RACE EXP AIR
ドイター RACE EXP AIR
RACEシリーズで最もテクノロジーを詰め込んでいるモデルが、RACE EXP AIRだ。このモデルはRACEシリーズのEXP(エクスパンダブル仕様)+AIR(エアコンフォート仕様)の2つのテクノロジーがキーフィーチャーであるとモデル名から把握することができる。
エアコンフォートシステムは、サイクリストがバックパックに求める通気性を実現するテクノロジー。バッグの背面にアーチ状の金属フレームを備え、メッシュパネルをピンと張ることで、ライダーとバッグの間に空間を生み出している。背中の熱気が走行風によって排出されることが、見た目からも伝わってくるはずだ。
バックパックの底面にはヘルメットカバーが備えられている
容量を可変させられるジッパーが備えられている
レインカバーも標準装備し不意の雨にも対応する
セーフティーライト用のループが備えられている
バッグと体が接する首元、腰、ショルダーストラップにはクッション素材が設けられている。このクッションにも非常に多くの通気孔が開けられており、クッションによる体へのストレスを軽減と同時に通気性も確保。様々な面からエアコンフォートというテクノロジー名を体現していると言っても過言ではない。
また、腰ベルト(ヒップフィン)は広い面積で体に接するため、バッグの安定性も高めてくれる。チェストストラップも備えられ、バッグが背中で暴れにくくなっているため、ダンシング時のストレスも少ないだろう。
体が接する部分にはクッション、背面にはメッシュ素材があしらわれている
アーチ状の金属製フレームが形状維持に貢献
ショルダーストラップにも通気性に優れるクッションが設けられている
キーフィーチャーであるエクスパンダブル仕様とは、背面側のジッパーを操作するとバッグのマチを増減させられる設計のこと。通常14リットルの容量だが、荷物の量に応じてプラスで3リットル分のスペースを追加できるため、様々なシチュエーションに対応させられる。
メインの荷室は大きめのポケットが一つ備えられ、自由に荷物を収納させられるシンプルな仕様。エアコンフォートの金属ブリッジによって曲線を描いているため、パソコンなどを入れる際は工夫が必要だ。バッグ正面側の荷室はジッパー付きポケットやメッシュポケットなどが設けられており、小物の収納に最適な仕様となっている。
メインコンパートメントはマックブックエアー(13インチ)を入れるのにちょうど良い大きさだ
外側のポケットにはハンドタオル、携帯、財布、自宅の鍵を収納するのがピッタリ
バッグ外部にはセーフティーライトを装着するためのループや、大きなリフレクターが備えられている。通勤で夕暮れも走るサイクリストにとっては有り難い仕様だろう。ヘルメットホルダーも底面のポケットに収納されているため、輪行ツーリングなどでも活躍してくれそうだ。2020年モデルはシーグリーン×グラファイト、チリ×クランベリーという2色が追加されている。価格は12,000円(税抜)。
14リットル+エクスパンダブル仕様のRACE EXP AIR
ドイター RACE EXP AIR
重量:890g
容量:14+3ℓ
サイズ:46 / 26 / 18 (高さ×幅×奥行) cm
カラー:シーグリーン×グラファイト、チリ×クランベリー
価格:12,000円(税抜)
ドイター RACE
ドイター RACE
数多くのサイクリストから支持を得てきたRACEシリーズのベースモデル。非常にシンプルな作りとされていることが特徴で、収納スペースはメインコンパートメントと小物用のポケットの2箇所。使用用途が明確に決まっている人であれば、機能と価格面で選びやすいモデルだ。
メインコンパートメントにはメッシュポケットと大きめのポケットが設けられているため、日常生活に必要な充電ケーブルなど細かいものも整理しながら収納することができる。バッグ自体が直方体に近い形状となっているため、衣類やシューズなども入れることができるだろう。
背面の通気性を確保するエアストライプシステムを採用する
ショルダーストラップにも通気性を追求している
腰ベルトのサポーターは幅広い面積かつクッション性を持たせている
チェストベルトは上下にスライドさせられる作りだ
背面には通気性とライディング時の安定性を維持する「エアストライプシステム」を採用する。これは、クッション素材によって背筋の部分に空間を設けることで空気の通り道を生み出す設計だ。チムニー効果によって空気が流れてくれるため、背中の熱がこもりにくくなっている。
クッション自体に通気孔を設け、ショルダーストラップやヒップフィンをエアメッシュ素材とすることで、体が接する部分の通気性を確保。また、いずれの部分も柔軟性に富み、快適なフィット感と安定した背負心地を実現する。
メインコンパートメントのジッパーにはスナップボタンが備えられている
背面側のポケットはスマホや財布を収納するのにピッタリなサイズ感だ
セーフティーライト用のループが設けられている
伸縮性を備えたサイドポケットも備えられている
メインの荷室は非常にシンプルな作りとされている
マックブックエアー(13インチ)でジャストサイズだ
セーフティライト用のループや、サイズが大きいリフレクター、内蔵のレインカバーはEXP AIRと同様の仕様だ。サイズは43×22×14cmで、容量は8リットル、重量は530g。2020年モデルはマロン×カーキ、カリー×アイビーという2色がラインアップに追加されている。価格は9,000円(税抜)。
小型なRACE (8リットル仕様)
ドイター RACE
重量:530g
容量:8ℓ
サイズ:43 / 22 / 14 (高さ×幅×奥行) cm
カラー:マロン×カーキ、カリー×アイビー
価格:9,000円(税抜)
ドイター RACE EXP AIR
![ドイター RACE EXP AIR](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-exp-air-1.jpg)
RACEシリーズで最もテクノロジーを詰め込んでいるモデルが、RACE EXP AIRだ。このモデルはRACEシリーズのEXP(エクスパンダブル仕様)+AIR(エアコンフォート仕様)の2つのテクノロジーがキーフィーチャーであるとモデル名から把握することができる。
エアコンフォートシステムは、サイクリストがバックパックに求める通気性を実現するテクノロジー。バッグの背面にアーチ状の金属フレームを備え、メッシュパネルをピンと張ることで、ライダーとバッグの間に空間を生み出している。背中の熱気が走行風によって排出されることが、見た目からも伝わってくるはずだ。
![バックパックの底面にはヘルメットカバーが備えられている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-exp-air-3.jpg)
![容量を可変させられるジッパーが備えられている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-exp-air-9.jpg)
![レインカバーも標準装備し不意の雨にも対応する](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-exp-air-4.jpg)
![セーフティーライト用のループが備えられている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-exp-air-2.jpg)
バッグと体が接する首元、腰、ショルダーストラップにはクッション素材が設けられている。このクッションにも非常に多くの通気孔が開けられており、クッションによる体へのストレスを軽減と同時に通気性も確保。様々な面からエアコンフォートというテクノロジー名を体現していると言っても過言ではない。
また、腰ベルト(ヒップフィン)は広い面積で体に接するため、バッグの安定性も高めてくれる。チェストストラップも備えられ、バッグが背中で暴れにくくなっているため、ダンシング時のストレスも少ないだろう。
![体が接する部分にはクッション、背面にはメッシュ素材があしらわれている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-exp-air-6.jpg)
![アーチ状の金属製フレームが形状維持に貢献](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-exp-air-5.jpg)
![ショルダーストラップにも通気性に優れるクッションが設けられている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-exp-air-7.jpg)
キーフィーチャーであるエクスパンダブル仕様とは、背面側のジッパーを操作するとバッグのマチを増減させられる設計のこと。通常14リットルの容量だが、荷物の量に応じてプラスで3リットル分のスペースを追加できるため、様々なシチュエーションに対応させられる。
メインの荷室は大きめのポケットが一つ備えられ、自由に荷物を収納させられるシンプルな仕様。エアコンフォートの金属ブリッジによって曲線を描いているため、パソコンなどを入れる際は工夫が必要だ。バッグ正面側の荷室はジッパー付きポケットやメッシュポケットなどが設けられており、小物の収納に最適な仕様となっている。
![メインコンパートメントはマックブックエアー(13インチ)を入れるのにちょうど良い大きさだ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-exp-air-11.jpg)
![外側のポケットにはハンドタオル、携帯、財布、自宅の鍵を収納するのがピッタリ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-exp-air-8.jpg)
バッグ外部にはセーフティーライトを装着するためのループや、大きなリフレクターが備えられている。通勤で夕暮れも走るサイクリストにとっては有り難い仕様だろう。ヘルメットホルダーも底面のポケットに収納されているため、輪行ツーリングなどでも活躍してくれそうだ。2020年モデルはシーグリーン×グラファイト、チリ×クランベリーという2色が追加されている。価格は12,000円(税抜)。
![14リットル+エクスパンダブル仕様のRACE EXP AIR](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/14/deuter-image-cut-6.jpg)
ドイター RACE EXP AIR
重量:890g
容量:14+3ℓ
サイズ:46 / 26 / 18 (高さ×幅×奥行) cm
カラー:シーグリーン×グラファイト、チリ×クランベリー
価格:12,000円(税抜)
ドイター RACE
![ドイター RACE](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-1.jpg)
数多くのサイクリストから支持を得てきたRACEシリーズのベースモデル。非常にシンプルな作りとされていることが特徴で、収納スペースはメインコンパートメントと小物用のポケットの2箇所。使用用途が明確に決まっている人であれば、機能と価格面で選びやすいモデルだ。
メインコンパートメントにはメッシュポケットと大きめのポケットが設けられているため、日常生活に必要な充電ケーブルなど細かいものも整理しながら収納することができる。バッグ自体が直方体に近い形状となっているため、衣類やシューズなども入れることができるだろう。
![背面の通気性を確保するエアストライプシステムを採用する](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-2.jpg)
![ショルダーストラップにも通気性を追求している](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-3.jpg)
![腰ベルトのサポーターは幅広い面積かつクッション性を持たせている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-4.jpg)
![チェストベルトは上下にスライドさせられる作りだ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-5.jpg)
背面には通気性とライディング時の安定性を維持する「エアストライプシステム」を採用する。これは、クッション素材によって背筋の部分に空間を設けることで空気の通り道を生み出す設計だ。チムニー効果によって空気が流れてくれるため、背中の熱がこもりにくくなっている。
クッション自体に通気孔を設け、ショルダーストラップやヒップフィンをエアメッシュ素材とすることで、体が接する部分の通気性を確保。また、いずれの部分も柔軟性に富み、快適なフィット感と安定した背負心地を実現する。
![メインコンパートメントのジッパーにはスナップボタンが備えられている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-9.jpg)
![背面側のポケットはスマホや財布を収納するのにピッタリなサイズ感だ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-11.jpg)
![セーフティーライト用のループが設けられている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-10.jpg)
![伸縮性を備えたサイドポケットも備えられている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-8.jpg)
![メインの荷室は非常にシンプルな作りとされている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-12.jpg)
![マックブックエアー(13インチ)でジャストサイズだ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/11/race-13.jpg)
セーフティライト用のループや、サイズが大きいリフレクター、内蔵のレインカバーはEXP AIRと同様の仕様だ。サイズは43×22×14cmで、容量は8リットル、重量は530g。2020年モデルはマロン×カーキ、カリー×アイビーという2色がラインアップに追加されている。価格は9,000円(税抜)。
![小型なRACE (8リットル仕様)](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2020/05/14/deuter-image-cut-7.jpg)
ドイター RACE
重量:530g
容量:8ℓ
サイズ:43 / 22 / 14 (高さ×幅×奥行) cm
カラー:マロン×カーキ、カリー×アイビー
価格:9,000円(税抜)
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