2020/02/23(日) - 16:33
イタリア御三家の一つに数えられる老舗ブランド、デローザ。ブランドロゴをリニューアルし、新たな一歩を踏み出したデローザラインアップを代表するニュースタンダードレーシング「MERAK」をインプレッション。
MERAK、それはデローザという歴史あるブランドにとっても、特別な意味を持つ名前だ。北斗七星のβ星の名を与えられたこのバイクは、デローザのレーシングスピリットの具現として時代時代のラインアップに受け継がれてきた。
フルアルミフレームとして誕生した初代がロマンス・ヴァインシュタインスと共に2000年の世界選手権に勝利した瞬間から、MERAKという名はデローザにとってかけがえなく重要なものとなった。ロードレーサーの素材がスチールからアルミやチタン、カーボンと移り変わり、目まぐるしくトレンドが変遷する時代にあって北極星の位置を示す星のように、MERAKはイタリアのチクリに進むべき道を教えてきた。
時代のトレンドを掴む意欲的なモデルが出るたびに、デローザはMERAKの名を復活させた。ハイドロフォーミングのメイン三角とカーボンによる有機的なデザインのリアバックを融合させた第2世代、そのレーシングイメージを堅持しつつフルカーボンとし、エアロなデザインを取り入れた第3世代。そして、5年以上の時を経て、4代目のMERAKが再びデローザのラインアップに加わった。
「レトロ・フューチャー」を掲げ、長年続いたブランドロゴを挿げ替えリブランディングを推し進めるデローザ。大きく変革し、新たな時代へ錨を上げたデローザを導くのが、4度ラインアップに姿を現したMERAKだというのは、ある意味当然のこと。
これまでのMERAKの中で、最も初代MERAKの面影を残しているのが今代だろう。奇をてらうことのないシンプルなチュービング、軽量でオールラウンドな走り、最新のトレンドを身にまとう先進性。これまで積み重ねてきた歴史と最先端のテクノロジーを高次元で融合させた、まさに「レトロ・フューチャー」をMERAKは体現する。
新時代のデローザの象徴たるにふさわしいハイエンドバイクとしてPROTOSに比肩する位置づけでラインアップに加わったMERAK、そのキャラクターを一言で表すならばライトウェイトレーシング。エアロチュービングを採用するPROTOSがあらゆるステージで最優のオールラウンダーとするならば、MERAKは軽量性を武器に峠を制するヒルクライムマシンとなる。
フレームに用いるカーボンファイバーのグレードや積層、さらにフレームの造形を細部に至るまで徹底的に追い込むことで、デローザはフレーム重量800gという軽量性を実現した。チュービングはオーソドックスなラウンド形状がメインとなるが、シートチューブはD型に、シートステーは扁平形状とされており、エアロダイナミクスや快適性の向上に貢献している。
更に、シートステーはシートチューブとの交点を下にずらすドロップデザインを採用することで、リアトライアングルの反応性やエアロダイナミクスを改善。2020モデルのレーシングバイクのトレンドを抑える設計となっている。
最先端のトレンドという面で外せないのが油圧ディスクブレーキの採用と、それが可能としたケーブル類のフル内装だろう。デローザはFSAのACRシステムを採用し、空気抵抗を生み出す大きな要因であったケーブル類を一切露出することなく組みあげることを可能とした。高品質なコックピットパーツを手掛けるFSAが提唱するシステムを採用しているため、一体型のバーステムから一般的なハンドル/ステムまで豊富な選択肢があることも嬉しいポイントだ。
今回のインプレッションバイクは、カンパニョーロのコーラスH12で組み上げた1台。足回りも同じくカンパニョーロのシャマル、タイヤは同郷ヴィットリアのCORSAを装着した、オールイタリアの構成だ。デローザの新たな船出を導くMERAKが放つ輝きに、2人のインプレッションライダーが迫った。
― インプレッション
「上品でありつつも闘志を秘めた戦闘機」高木友明(アウトドアスペース風魔横浜)
正直、あんまり期待はしていなかったんです。流行の形状を焼き直しただけのバイクなんじゃないかという先入観があって、いわばTARMACのフォロワーの一つだと思っていたのですが、その予想は裏切られました。
結論から言うと非常に好みのレーシングバイクでした。軽いし、かかりも良いし、乗り心地もきちんと確保されている。リアセクションもしっかり機能していてトラクションが抜けることもないし、クイックで機敏なハンドリングはレース向けの味付けで、全体的に武闘派の雰囲気を漂わせています。
それでいて粗暴なイメージからは程遠いのは、デローザというブランドのイメージが為せるワザなのでしょうか。一体型ハンドルを採用していることもあいまって、非常に上質なライドフィーリングを楽しめました。ルックスもデローザらしい高級感があり、見た目に惚れたというのだってこのバイクを選ぶのに十分な理由となりそうです。
平地を走っている時点で、このバイクは登りでも速いんだろうなと感じさせるような軽やかさがありました。実際に登ってみると予想通りの軽快さで、踏み込んだ時の前に出ていく感触は病みつきになりそうです。硬い部類のバイクなのですが、脚が削られるようなフィーリングではありません。
クライミングバイクでもカムテール形状を採用する中で、ダウンチューブはトラディショナルな丸型ですので、エアロ面での優位性は少ないでしょう。ただ、ケーブルはフル内装されているので、一定の効果はあると思います。テストバイクは機械式コンポで組まれていましたが、ハンドリングにも変速にも悪影響はありませんでした。ハンドルからステム、フレームへと内装される際のラインがしっかりと考えられているのでしょう。
フォークの完成度の高さも上質なフィーリングに大きく影響していると思います。腕に上がってくる突き上げが非常にマイルドで、上半身が疲れづらい。一方でハンドリングはクイックで、しっかりと切り込んでいけます。羊の皮をかぶった狼といいましょうか、上品でありつつも闘志を秘めたバイクです。
現代の軽量オールラウンダーをしっかりと理解し、デローザの解釈で形にしたのだと思います。十分レースで活躍できるポテンシャルを秘めた一台で、47万円というプライスタグはリーズナブルだと感じます。デローザに乗ってレースで活躍してるって、なんだかカッコいいですよね!
「デローザラインアップの中でど真ん中のレーシングバイク」錦織大祐(フォーチュンバイク)
素晴らしい一台です。こういうと語弊がありますが、こんなに繊細なデローザがあるんだって少し驚きました(笑)。デローザといえば硬いところは硬く、剛性のメリハリが効いていて、バイクの各部位に対して明確な役割を持たせているのがわかりやすいイメージでした。ですが、このバイクはもっと複雑な要素を絡め合うことで狙った性能を演出しているように感じます。
最近のバイクとしては珍しいくらいシンプルでスタンダードなルックスですが、いざ乗ってみると予想以上に走ります。チュービングもオーソドックスな丸パイプなのですが、まるでフロントから引っ張られるように速度が伸びるフィーリングが気持ちいい。コックピットのケーブル内装化やエアロ形状のフォークブレードが思った以上に空力的に効いているのかもしれないですね。
フレーム自体はしっかりとした硬さがありますが、脚への跳ね返りは少ないですね。薄くてパリッとした剛性感でもなく、芯が詰まったゴチっとした硬さでもなく、ちょうど中間のような”アルデンテ感”のある踏み味です。
デローザのラインアップでは、本当にド真ん中のレーシングバイクだと思います。PROTOSがハイエンドにありますが、非常に高剛性で脚が終わったらかなりキビしい乗り味です。その点MERAKは踏みやすいですよね。登りでも入力に対しての反応が手に取るようにわかるので、どれだけ足を使えばどれだけ進むのかが把握しやすい。ダンシングでもシッティングでもガチャ踏みしてもダメージは少ないですから、ロングライドなんかでも活躍してくれそうです。
おそらくですが、800gというフレーム重量がとてもいいバランスを実現しているのだと思います。もちろん、これ以上軽いバイクはありますが、そこを追い求めると、デローザがこの自転車で実現しようとした走りからは逸脱してしまうのでしょう。
ハンドリングも文句のつけようがないですね。狙ったラインへタイヤを乗せてしまえば、少し腰を入れて荷重移動するだけでスッっとトレースしてくれます。THE イタリアンバイク、といったフィーリングですね。ブレーキについてもディスクブレーキとフレームの特性がいい具合にマッチしていて、非常にコントローラブルです。
ディープリムに交換すれば、ロードレースでも活躍できるでしょうし、ヒルクライムももちろん得意分野です。脚残りも良いのでロングライドだって十二分に楽しめます。全ての要素が高次元でバランスしたバイクなので、どんな人が乗っても満足できると思います。
デローザ MERAK
コンポーネント:Campagnolo CHORUS Disc 12s
カラー:Black Glossy、White Glossy、Blue Matt
サイズ:43・46・48・50・52・54・56
価格:670,000円(税抜、完成車)、485,000円(税抜、フレームセット)
インプレッションライダーのプロフィール
高木友明(アウトドアスペース風魔横浜)
横浜駅から徒歩10分、ベイサイドエリアに店舗を構えるアウトドアスペース風魔横浜の店長。前職メッセンジャーの経験を活かし自転車業界へ。自身はロードバイクをメインに最近はレース活動にも力を入れる実走派だ。ショップはロード・MTBの2本柱で幅広い自転車遊びを提案している。物を売るだけでなくお客さんと一緒にスポーツサイクルを楽しむことを大事にし、イベント参加なども積極的に行っている。
CWレコメンドショップページ
アウトドアスペース風魔横浜 HP
錦織大祐(フォーチュンバイク)
幼少のころより自転車屋を志し、都内の大型プロショップで店長として経験を積んだ後、2010年に東京錦糸町にフォーチュンバイクをオープンさせた新進気鋭の若手店主。世界各国の自転車メーカーと繋がりを持ち、実際に海外の製造現場で得た見聞をユーザーに伝えることを信条としている。シマノ鈴鹿ロードへ20年以上に渡り連続出場する一方、普段はロングライドやスローペースでのサイクリングを楽しむ。
CWレコメンドショップページ
フォーチュンバイク HP
text:Naoki.Yasuoka
photo:Makoto.AYANO
MERAK、それはデローザという歴史あるブランドにとっても、特別な意味を持つ名前だ。北斗七星のβ星の名を与えられたこのバイクは、デローザのレーシングスピリットの具現として時代時代のラインアップに受け継がれてきた。
フルアルミフレームとして誕生した初代がロマンス・ヴァインシュタインスと共に2000年の世界選手権に勝利した瞬間から、MERAKという名はデローザにとってかけがえなく重要なものとなった。ロードレーサーの素材がスチールからアルミやチタン、カーボンと移り変わり、目まぐるしくトレンドが変遷する時代にあって北極星の位置を示す星のように、MERAKはイタリアのチクリに進むべき道を教えてきた。
時代のトレンドを掴む意欲的なモデルが出るたびに、デローザはMERAKの名を復活させた。ハイドロフォーミングのメイン三角とカーボンによる有機的なデザインのリアバックを融合させた第2世代、そのレーシングイメージを堅持しつつフルカーボンとし、エアロなデザインを取り入れた第3世代。そして、5年以上の時を経て、4代目のMERAKが再びデローザのラインアップに加わった。
「レトロ・フューチャー」を掲げ、長年続いたブランドロゴを挿げ替えリブランディングを推し進めるデローザ。大きく変革し、新たな時代へ錨を上げたデローザを導くのが、4度ラインアップに姿を現したMERAKだというのは、ある意味当然のこと。
これまでのMERAKの中で、最も初代MERAKの面影を残しているのが今代だろう。奇をてらうことのないシンプルなチュービング、軽量でオールラウンドな走り、最新のトレンドを身にまとう先進性。これまで積み重ねてきた歴史と最先端のテクノロジーを高次元で融合させた、まさに「レトロ・フューチャー」をMERAKは体現する。
新時代のデローザの象徴たるにふさわしいハイエンドバイクとしてPROTOSに比肩する位置づけでラインアップに加わったMERAK、そのキャラクターを一言で表すならばライトウェイトレーシング。エアロチュービングを採用するPROTOSがあらゆるステージで最優のオールラウンダーとするならば、MERAKは軽量性を武器に峠を制するヒルクライムマシンとなる。
フレームに用いるカーボンファイバーのグレードや積層、さらにフレームの造形を細部に至るまで徹底的に追い込むことで、デローザはフレーム重量800gという軽量性を実現した。チュービングはオーソドックスなラウンド形状がメインとなるが、シートチューブはD型に、シートステーは扁平形状とされており、エアロダイナミクスや快適性の向上に貢献している。
更に、シートステーはシートチューブとの交点を下にずらすドロップデザインを採用することで、リアトライアングルの反応性やエアロダイナミクスを改善。2020モデルのレーシングバイクのトレンドを抑える設計となっている。
最先端のトレンドという面で外せないのが油圧ディスクブレーキの採用と、それが可能としたケーブル類のフル内装だろう。デローザはFSAのACRシステムを採用し、空気抵抗を生み出す大きな要因であったケーブル類を一切露出することなく組みあげることを可能とした。高品質なコックピットパーツを手掛けるFSAが提唱するシステムを採用しているため、一体型のバーステムから一般的なハンドル/ステムまで豊富な選択肢があることも嬉しいポイントだ。
今回のインプレッションバイクは、カンパニョーロのコーラスH12で組み上げた1台。足回りも同じくカンパニョーロのシャマル、タイヤは同郷ヴィットリアのCORSAを装着した、オールイタリアの構成だ。デローザの新たな船出を導くMERAKが放つ輝きに、2人のインプレッションライダーが迫った。
― インプレッション
「上品でありつつも闘志を秘めた戦闘機」高木友明(アウトドアスペース風魔横浜)
正直、あんまり期待はしていなかったんです。流行の形状を焼き直しただけのバイクなんじゃないかという先入観があって、いわばTARMACのフォロワーの一つだと思っていたのですが、その予想は裏切られました。
結論から言うと非常に好みのレーシングバイクでした。軽いし、かかりも良いし、乗り心地もきちんと確保されている。リアセクションもしっかり機能していてトラクションが抜けることもないし、クイックで機敏なハンドリングはレース向けの味付けで、全体的に武闘派の雰囲気を漂わせています。
それでいて粗暴なイメージからは程遠いのは、デローザというブランドのイメージが為せるワザなのでしょうか。一体型ハンドルを採用していることもあいまって、非常に上質なライドフィーリングを楽しめました。ルックスもデローザらしい高級感があり、見た目に惚れたというのだってこのバイクを選ぶのに十分な理由となりそうです。
平地を走っている時点で、このバイクは登りでも速いんだろうなと感じさせるような軽やかさがありました。実際に登ってみると予想通りの軽快さで、踏み込んだ時の前に出ていく感触は病みつきになりそうです。硬い部類のバイクなのですが、脚が削られるようなフィーリングではありません。
クライミングバイクでもカムテール形状を採用する中で、ダウンチューブはトラディショナルな丸型ですので、エアロ面での優位性は少ないでしょう。ただ、ケーブルはフル内装されているので、一定の効果はあると思います。テストバイクは機械式コンポで組まれていましたが、ハンドリングにも変速にも悪影響はありませんでした。ハンドルからステム、フレームへと内装される際のラインがしっかりと考えられているのでしょう。
フォークの完成度の高さも上質なフィーリングに大きく影響していると思います。腕に上がってくる突き上げが非常にマイルドで、上半身が疲れづらい。一方でハンドリングはクイックで、しっかりと切り込んでいけます。羊の皮をかぶった狼といいましょうか、上品でありつつも闘志を秘めたバイクです。
現代の軽量オールラウンダーをしっかりと理解し、デローザの解釈で形にしたのだと思います。十分レースで活躍できるポテンシャルを秘めた一台で、47万円というプライスタグはリーズナブルだと感じます。デローザに乗ってレースで活躍してるって、なんだかカッコいいですよね!
「デローザラインアップの中でど真ん中のレーシングバイク」錦織大祐(フォーチュンバイク)
素晴らしい一台です。こういうと語弊がありますが、こんなに繊細なデローザがあるんだって少し驚きました(笑)。デローザといえば硬いところは硬く、剛性のメリハリが効いていて、バイクの各部位に対して明確な役割を持たせているのがわかりやすいイメージでした。ですが、このバイクはもっと複雑な要素を絡め合うことで狙った性能を演出しているように感じます。
最近のバイクとしては珍しいくらいシンプルでスタンダードなルックスですが、いざ乗ってみると予想以上に走ります。チュービングもオーソドックスな丸パイプなのですが、まるでフロントから引っ張られるように速度が伸びるフィーリングが気持ちいい。コックピットのケーブル内装化やエアロ形状のフォークブレードが思った以上に空力的に効いているのかもしれないですね。
フレーム自体はしっかりとした硬さがありますが、脚への跳ね返りは少ないですね。薄くてパリッとした剛性感でもなく、芯が詰まったゴチっとした硬さでもなく、ちょうど中間のような”アルデンテ感”のある踏み味です。
デローザのラインアップでは、本当にド真ん中のレーシングバイクだと思います。PROTOSがハイエンドにありますが、非常に高剛性で脚が終わったらかなりキビしい乗り味です。その点MERAKは踏みやすいですよね。登りでも入力に対しての反応が手に取るようにわかるので、どれだけ足を使えばどれだけ進むのかが把握しやすい。ダンシングでもシッティングでもガチャ踏みしてもダメージは少ないですから、ロングライドなんかでも活躍してくれそうです。
おそらくですが、800gというフレーム重量がとてもいいバランスを実現しているのだと思います。もちろん、これ以上軽いバイクはありますが、そこを追い求めると、デローザがこの自転車で実現しようとした走りからは逸脱してしまうのでしょう。
ハンドリングも文句のつけようがないですね。狙ったラインへタイヤを乗せてしまえば、少し腰を入れて荷重移動するだけでスッっとトレースしてくれます。THE イタリアンバイク、といったフィーリングですね。ブレーキについてもディスクブレーキとフレームの特性がいい具合にマッチしていて、非常にコントローラブルです。
ディープリムに交換すれば、ロードレースでも活躍できるでしょうし、ヒルクライムももちろん得意分野です。脚残りも良いのでロングライドだって十二分に楽しめます。全ての要素が高次元でバランスしたバイクなので、どんな人が乗っても満足できると思います。
デローザ MERAK
コンポーネント:Campagnolo CHORUS Disc 12s
カラー:Black Glossy、White Glossy、Blue Matt
サイズ:43・46・48・50・52・54・56
価格:670,000円(税抜、完成車)、485,000円(税抜、フレームセット)
インプレッションライダーのプロフィール
高木友明(アウトドアスペース風魔横浜)
横浜駅から徒歩10分、ベイサイドエリアに店舗を構えるアウトドアスペース風魔横浜の店長。前職メッセンジャーの経験を活かし自転車業界へ。自身はロードバイクをメインに最近はレース活動にも力を入れる実走派だ。ショップはロード・MTBの2本柱で幅広い自転車遊びを提案している。物を売るだけでなくお客さんと一緒にスポーツサイクルを楽しむことを大事にし、イベント参加なども積極的に行っている。
CWレコメンドショップページ
アウトドアスペース風魔横浜 HP
錦織大祐(フォーチュンバイク)
幼少のころより自転車屋を志し、都内の大型プロショップで店長として経験を積んだ後、2010年に東京錦糸町にフォーチュンバイクをオープンさせた新進気鋭の若手店主。世界各国の自転車メーカーと繋がりを持ち、実際に海外の製造現場で得た見聞をユーザーに伝えることを信条としている。シマノ鈴鹿ロードへ20年以上に渡り連続出場する一方、普段はロングライドやスローペースでのサイクリングを楽しむ。
CWレコメンドショップページ
フォーチュンバイク HP
text:Naoki.Yasuoka
photo:Makoto.AYANO
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