2019/10/22(火) - 19:30
ジャパンカップ翌日に東京都内で開催されたトレック・セガフレードの華やかなアフターパーティーをレポート。2日間完全勝利を挙げたチームの登場でボルテージは最高潮に達し、2時間半のスケジュールはあっという間に溶けていくのだった。
まずは午前の部から紹介。トレック・セガフレードの選手たちはチームのスポンサーであるセガフレードの日本支社を月曜の昼前に訪問した。日本各地にカフェ店舗を構えるセガフレードの「フランチャイズミーティング」に選手たちがゲストとして参加。12月からセガフレード各店舗でスタートする予定の「イタリアご当地コーヒーキャンペーン(仮)」の商品を選手が試飲するという企画。セガフレード各店のスタッフが選手たちを暖かく迎えた。
そしてここからはアフターパーティの夜の部をメインにその様子をお伝えしよう。宇都宮から東京へと移動した選手たちは、レース翌日もファンサービスにつとめてくれる。
数あるジャパンカップアフターパーティーの中でもひときわ豪華と評判の、トレック・ジャパン主催によるアフターパーティー。特に今年はクリテリウムをエドワード・トゥーンス(ベルギー)が、本戦をバウケ・モレマ(オランダ)が制したことで、アフターパーティー改め祝勝会となり、会の雰囲気も過去最高レベルに盛り上がった。
レース当日のトレックブースでも活躍したMCAllie(アリー)さん(実はディスカバリーチャンネルにも出演されている方。ディスカバリーチャンネルと言えば別府史之選手にとっての最初のワールドツアーチームですね)の紹介で、登場を待ちわびた150人のファンに迎えられながら入場してくる選手たち。
一人一人紹介されながら、スポットライトを浴びながら入場してくる様はさながらスター俳優。ジャパンカップ初出場の若手ニクラス・イーグ(デンマーク)も「こんなショーアップされたイベントだとは思わなかった!すごいね。こんな風に扱われることはないからスター選手になったみたいだ(笑)」と終始にこにこ顔。
山岳アシストとして活躍するイーグやジュリアン・ベルナール(フランス)、今年のジロ・デ・イタリアでステージ1勝とマリアアッズーラ(山岳賞)獲得、続くツール・ド・フランスではマイヨジョーヌを途中着用したクライマーのチッコーネ、軽快なスプリントを得意とするトゥーンス、そしてロンバルディアを制した好調ぶりを見せつけたモレマ、そして別府史之と、過去最高レベルの本気メンバーで2冠をさらった今年のチーム。選手たちはレース終了後にそのまま東京入りし、月曜午前中はセガフレード主催の報告会に出席し、その足でアフターパーティーになだれ込んだという。
選手と同じか、あるいはそれ以上の人気ぶりだったヤロスラフ・ポポヴィッチ監督は乾杯の挨拶で「いつもジャパンカップでは日本のファンに暖かく迎えてもらえるので本当に嬉しく、感謝しているよ」とファンに対してメッセージ。「DJ KERT(KERTを反対から読む会社のスタッフという噂も…)」の絶妙なDJプレイも盛り上がりに花を添えた。
パーティーの構成は、大きく分けて前半のファンサービスタイムと後半の抽選会の2つ。交流タイムでは各選手が席に着き、ファンが列をなすアイドル握手会方式。受付で配布されたリストバンドで時間帯が区分けされていたので、昨年よりもスムーズかつ交流する時間がしっかり取られていたのは嬉しい進化だ。150人に対して丁寧にサインを書き、笑顔でツーショットに収まってくれる選手たちはさすがプロ。真面目な印象のトゥーンスは乾杯のビールも「あまりハメを外すとコンディション維持に影響してしまうからね」と一口飲む程度に抑えていたのが印象的だった。
抽選会の目玉はレースで着用したゼッケン付きジャージ!選手一人一人がクジ引きし、丁寧にサインを入れて、ツーショット撮影と共にプレゼント。さらに大型のサイン入り写真パネルや、昨年に続いて来年大会のチームカー乗車権利も。こちらは「危険だから良い生命保険に入っておいた方が良いよ(笑)」というポポヴィッチ監督のメッセージ付きで2人のファンに贈られた。
ファンにとって夢のようなアフターパーティーはあっという間に終了時間になり、最後はトゥーンスとモレマ、そして別府史之によるメッセージで終幕した。ポポヴィッチ監督によれば、この後チームはアメリカに飛び、ウィスコンシン州ウォータールーにあるトレック本社で全体ミーティングに向かう予定だという。今回参加した選手たちは全員が来季契約を獲得しているため、再びの来日に期待したいところだ。
text&photo:So.Isobe
まずは午前の部から紹介。トレック・セガフレードの選手たちはチームのスポンサーであるセガフレードの日本支社を月曜の昼前に訪問した。日本各地にカフェ店舗を構えるセガフレードの「フランチャイズミーティング」に選手たちがゲストとして参加。12月からセガフレード各店舗でスタートする予定の「イタリアご当地コーヒーキャンペーン(仮)」の商品を選手が試飲するという企画。セガフレード各店のスタッフが選手たちを暖かく迎えた。
そしてここからはアフターパーティの夜の部をメインにその様子をお伝えしよう。宇都宮から東京へと移動した選手たちは、レース翌日もファンサービスにつとめてくれる。
数あるジャパンカップアフターパーティーの中でもひときわ豪華と評判の、トレック・ジャパン主催によるアフターパーティー。特に今年はクリテリウムをエドワード・トゥーンス(ベルギー)が、本戦をバウケ・モレマ(オランダ)が制したことで、アフターパーティー改め祝勝会となり、会の雰囲気も過去最高レベルに盛り上がった。
レース当日のトレックブースでも活躍したMCAllie(アリー)さん(実はディスカバリーチャンネルにも出演されている方。ディスカバリーチャンネルと言えば別府史之選手にとっての最初のワールドツアーチームですね)の紹介で、登場を待ちわびた150人のファンに迎えられながら入場してくる選手たち。
一人一人紹介されながら、スポットライトを浴びながら入場してくる様はさながらスター俳優。ジャパンカップ初出場の若手ニクラス・イーグ(デンマーク)も「こんなショーアップされたイベントだとは思わなかった!すごいね。こんな風に扱われることはないからスター選手になったみたいだ(笑)」と終始にこにこ顔。
山岳アシストとして活躍するイーグやジュリアン・ベルナール(フランス)、今年のジロ・デ・イタリアでステージ1勝とマリアアッズーラ(山岳賞)獲得、続くツール・ド・フランスではマイヨジョーヌを途中着用したクライマーのチッコーネ、軽快なスプリントを得意とするトゥーンス、そしてロンバルディアを制した好調ぶりを見せつけたモレマ、そして別府史之と、過去最高レベルの本気メンバーで2冠をさらった今年のチーム。選手たちはレース終了後にそのまま東京入りし、月曜午前中はセガフレード主催の報告会に出席し、その足でアフターパーティーになだれ込んだという。
選手と同じか、あるいはそれ以上の人気ぶりだったヤロスラフ・ポポヴィッチ監督は乾杯の挨拶で「いつもジャパンカップでは日本のファンに暖かく迎えてもらえるので本当に嬉しく、感謝しているよ」とファンに対してメッセージ。「DJ KERT(KERTを反対から読む会社のスタッフという噂も…)」の絶妙なDJプレイも盛り上がりに花を添えた。
パーティーの構成は、大きく分けて前半のファンサービスタイムと後半の抽選会の2つ。交流タイムでは各選手が席に着き、ファンが列をなすアイドル握手会方式。受付で配布されたリストバンドで時間帯が区分けされていたので、昨年よりもスムーズかつ交流する時間がしっかり取られていたのは嬉しい進化だ。150人に対して丁寧にサインを書き、笑顔でツーショットに収まってくれる選手たちはさすがプロ。真面目な印象のトゥーンスは乾杯のビールも「あまりハメを外すとコンディション維持に影響してしまうからね」と一口飲む程度に抑えていたのが印象的だった。
抽選会の目玉はレースで着用したゼッケン付きジャージ!選手一人一人がクジ引きし、丁寧にサインを入れて、ツーショット撮影と共にプレゼント。さらに大型のサイン入り写真パネルや、昨年に続いて来年大会のチームカー乗車権利も。こちらは「危険だから良い生命保険に入っておいた方が良いよ(笑)」というポポヴィッチ監督のメッセージ付きで2人のファンに贈られた。
ファンにとって夢のようなアフターパーティーはあっという間に終了時間になり、最後はトゥーンスとモレマ、そして別府史之によるメッセージで終幕した。ポポヴィッチ監督によれば、この後チームはアメリカに飛び、ウィスコンシン州ウォータールーにあるトレック本社で全体ミーティングに向かう予定だという。今回参加した選手たちは全員が来季契約を獲得しているため、再びの来日に期待したいところだ。
text&photo:So.Isobe
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