2019/10/19(土) - 23:58
ジャパンカップクリテリウムに先立ち、今年新たに設定された女子のクリテリウム「ウィメンズ・クリテリウム」が行われた。高校生によるホープフルクリテリウムの模様と合わせてレポートする。
ウィメンズクリテリウム スタート photo:Satoru Kato
宇都宮の中心街で行われるジャパンカップクリテリウムは今年10回目の開催。それを記念し、初の試みとして女子のクリテリウム「ウィメンズ・クリテリウム」が開催された。出場したのは、宇都宮市を拠点とする女子チーム Live GARDEN BICI STELLE、オープンレース女子を制したハイアンビション・ウィメン、JBCF(全日本実業団自転車競技連盟)のJフェミニンツアーを走る唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)や、ガールズケイリンの選手ら18名。
元パルコ前を走り抜けていくウイメンズクリテリウムのスタート photo:Makoto.AYANO
ポイント賞を狙って飛び出した伊藤杏奈(ライブガーデン・ビチステンレ) photo:Makoto.AYANO
唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)を先頭に最終周回へ photo:Satoru Kato
引退レースの伊藤杏菜( Live GARDEN BICI STELLE)集団内でスプリントに備える photo:Satoru Kato
ロングスプリントでウィメンズクリテに勝利したレイチェル・ニーラン(ハイアンビション2020) photo:Makoto.AYANO
3周6.75kmのレースは、人数を揃えるハイアンビション・ウィメンと Live GARDEN BICI STELLEが中心となって進行していく。1周目完了時のポイント賞を、引退レースとなる伊藤杏菜( Live GARDEN BICI STELLE)が獲得。2周回完了時のポイント賞は唐見が獲得して最終周回へ。ハイアンビション・ウィメンが集団先頭でペースアップしていき、吉川美穂( Live GARDEN BICI STELLE)や植竹海貴(Y's Road)が集団前方に位置取る。最後の折り返しをクリアしてフィニッシュまでの直線に入る、とレイチェル・ニーラン(ハイアンビション・ウィメン)が早駆け。1人抜け出すように先行するとそのまま先頭でフィニッシュし、初代ウィメンズ・クリテリウム女王となった。
ウィメンズクリテリウムの表彰式+ポイント賞獲得の2人 photo:Makoto.AYANO

宇都宮の中心街で行われるジャパンカップクリテリウムは今年10回目の開催。それを記念し、初の試みとして女子のクリテリウム「ウィメンズ・クリテリウム」が開催された。出場したのは、宇都宮市を拠点とする女子チーム Live GARDEN BICI STELLE、オープンレース女子を制したハイアンビション・ウィメン、JBCF(全日本実業団自転車競技連盟)のJフェミニンツアーを走る唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)や、ガールズケイリンの選手ら18名。





3周6.75kmのレースは、人数を揃えるハイアンビション・ウィメンと Live GARDEN BICI STELLEが中心となって進行していく。1周目完了時のポイント賞を、引退レースとなる伊藤杏菜( Live GARDEN BICI STELLE)が獲得。2周回完了時のポイント賞は唐見が獲得して最終周回へ。ハイアンビション・ウィメンが集団先頭でペースアップしていき、吉川美穂( Live GARDEN BICI STELLE)や植竹海貴(Y's Road)が集団前方に位置取る。最後の折り返しをクリアしてフィニッシュまでの直線に入る、とレイチェル・ニーラン(ハイアンビション・ウィメン)が早駆け。1人抜け出すように先行するとそのまま先頭でフィニッシュし、初代ウィメンズ・クリテリウム女王となった。

ウィメンズ・クリテリウム 結果(6.75km)
1位 | レイチェル・ニーラン(ハイアンビション・ウィメン) | 9分56秒 |
2位 | 吉川美穂( Live GARDEN BICI STELLE) | +2秒 |
3位 | ラウラ・ロザーノ・ラミレス(ハイアンビション・ウィメン) |
ホープフルクリテリウムは竹村虎太郎が優勝



高校生による「ホープフルクリテリウム」には、インターハイなどで活躍した36名が出走。3周6.75kmのレースは、スタート直後からアタックが繰り返されるも、集団が大きく崩れることなく周回が進んでいく。最終周回に入ると、地元の作新学院高校や真岡工業高校、学法石川高校などが集団前方に上がり、最後の勝負へ。僅差のスプリントを竹村虎太郎(福井県立科学技術高校)が制して優勝した。

ホープフルクリテリウム 結果(6.75km)
1位 | 竹村虎太郎(福井県立科学技術高校) | 9分0秒 |
2位 | 武チュール(南光学園東北高校) | +0秒 |
3位 | 田崎隼翔(作新学院高校) |
text:Satoru Kato
photo:Makoto AYANO, Satoru Kato
photo:Makoto AYANO, Satoru Kato
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