2019/10/06(日) - 00:57
Jプロツアー第21戦となる「維新やまぐちタイムトライアル」が開催され、チームブリヂストンサイクリングがチームタイムトライアルを制して優勝。総合1位のマトリックスパワータグとのポイント差を縮め、翌日の最終戦での逆転優勝に望みを繋げた。
椹野川の河口にかかる周防大橋をバックに走るリオモ・ベルマーレ・レーシングチーム photo:Satoru Kato
スタートのカウントダウンを聞く東京ヴェントス photo:Satoru Kato
Jプロツアー最終ラウンドの「山口ラウンド」がスタート。初日は山口市での第21戦「維新やまぐちタイムトライアル」が開催された。コースは山口市にある「山口きらら博記念公園」内の道路を使用した1周2.6km。ほぼフラットなコース設定だが、直線が短く、コーナーが連続する区間もあり、クリテリウムのようなストップ&ゴーを要求される。
朝から青空が広がった暑い1日。空の色は秋を感じさせる。 photo:Satoru Kato
大会直前に通過した台風が湿った空気を置いていったこともあり、夏のような暑さの1日。山口市での最高気温は30℃近くまで上昇したが、青空の色は秋を感じさせる。
チームブリヂストンサイクリングが優勝 首位マトリックスパワータグに肉薄
3位 シマノレーシング 16分23秒76 photo:Satoru Kato
Jプロツアーのチームタイムトライアルは5周13km。スタート順序盤に走った東京ヴェントスが16分36秒を出して暫定トップに立つ。タイムを更新するチームが出ないままスタート順終盤に入ると、シマノレーシングが16分23秒をマークして東京ヴェントスを上回る。
全員がTTバイクでスタートしたチームブリヂストンサイクリングが優勝 photo:Satoru Kato
宇都宮ブリッツェンがまさかの崩壊 photo:Satoru Kato最終スタートのマトリックスパワータグを前に、7月のチームタイムトライアルチャンピオンシップで優勝したチームブリヂストンサイクリング(以下ブリヂストン)と、宇都宮ブリッツェンがスタート。整った隊列を維持してハイペースで周回するブリヂストンに対し、宇都宮ブリッツェンは後半に入ると崩壊。最低人数の3人も維持出来ない状態となり、まさかの最下位となる。対して最後までハイペースを維持したブリヂストンは16分を切るトップタイムを出す。
2位 マトリックスパワータグ 16分5秒68 photo:Satoru Kato
チームランキング1位のマトリックスパワータグは、佐野淳哉が長く牽引するもブリヂストンのペースを上回ることが出来ないままフィニッシュ。15秒差をつけられ2位に終わった。この結果、チームランキング2位のブリヂストンがマトリックスパワータグとの差を縮め、翌日の最終戦での逆転優勝に望みをつなげた。
チームブリヂストンサイクリング・窪木一茂 コメント
「前夜にチームで入念なミーティングをして、交代する場所などを細かく決めた。その作戦通りにレースを進めることが出来て、優勝することが出来た。チームランキングがここまで接戦になると思わなかったので、明日のレースは楽しみながら逆転優勝出来るように頑張りたい」
表彰式 photo:Satoru Kato
![椹野川の河口にかかる周防大橋をバックに走るリオモ・ベルマーレ・レーシングチーム](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/10/05/jpt1921cw3.jpg)
![スタートのカウントダウンを聞く東京ヴェントス](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/10/05/jpt1921cw1.jpg)
Jプロツアー最終ラウンドの「山口ラウンド」がスタート。初日は山口市での第21戦「維新やまぐちタイムトライアル」が開催された。コースは山口市にある「山口きらら博記念公園」内の道路を使用した1周2.6km。ほぼフラットなコース設定だが、直線が短く、コーナーが連続する区間もあり、クリテリウムのようなストップ&ゴーを要求される。
![朝から青空が広がった暑い1日。空の色は秋を感じさせる。](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/10/05/jpt1921cw4.jpg)
大会直前に通過した台風が湿った空気を置いていったこともあり、夏のような暑さの1日。山口市での最高気温は30℃近くまで上昇したが、青空の色は秋を感じさせる。
チームブリヂストンサイクリングが優勝 首位マトリックスパワータグに肉薄
![3位 シマノレーシング 16分23秒76](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/10/05/jpt1921cw5.jpg)
Jプロツアーのチームタイムトライアルは5周13km。スタート順序盤に走った東京ヴェントスが16分36秒を出して暫定トップに立つ。タイムを更新するチームが出ないままスタート順終盤に入ると、シマノレーシングが16分23秒をマークして東京ヴェントスを上回る。
![全員がTTバイクでスタートしたチームブリヂストンサイクリングが優勝](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/10/05/jpt1921cw7.jpg)
![宇都宮ブリッツェンがまさかの崩壊](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/10/05/jpt1921cw8.jpg)
![2位 マトリックスパワータグ 16分5秒68](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/10/05/jpt1921cw9.jpg)
チームランキング1位のマトリックスパワータグは、佐野淳哉が長く牽引するもブリヂストンのペースを上回ることが出来ないままフィニッシュ。15秒差をつけられ2位に終わった。この結果、チームランキング2位のブリヂストンがマトリックスパワータグとの差を縮め、翌日の最終戦での逆転優勝に望みをつなげた。
チームブリヂストンサイクリング・窪木一茂 コメント
「前夜にチームで入念なミーティングをして、交代する場所などを細かく決めた。その作戦通りにレースを進めることが出来て、優勝することが出来た。チームランキングがここまで接戦になると思わなかったので、明日のレースは楽しみながら逆転優勝出来るように頑張りたい」
![表彰式](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2019/10/05/jpt1921cw10.jpg)
Jプロツアー 結果(チームタイムトライアル13km)
1位 | チームブリヂストンサイクリング(窪木、孫崎、徳田、橋本、沢田、今村) | 15分50秒60 |
2位 | マトリックスパワータグ(ホセ、佐野、アイラン、小森、安原、オールイス) | +15秒 |
3位 | シマノレーシング(入部、木村、湊、中井、横山、小山) | +33秒 |
4位 | 東京ヴェントス(高木、伊藤、野宮、藤田、長田) | +46秒 |
5位 | ヴィクトワール広島(藤岡、馬渡、白川、谷、中川) | +1分4秒 |
6位 | リオモ・ベルマーレ・レーシングチーム(岩瀬、岸、中川、宮澤、米谷) | +1分7秒 |
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