シマノのロードシューズに新たなミドルグレードモデル「RC5」が登場。数多のプロレーサーの走りを支えるフラッグシップ S-PHYRE RC9のテクノロジーを受け継ぎ、よりダイレクトで安定したペダリングを実現した。


シマノ SH-RC5 ブルー(限定カラー)シマノ SH-RC5 ブルー(限定カラー) (c)シマノシマノ SH-RC5 ホワイトシマノ SH-RC5 ホワイト (c)シマノシマノ SH-RC5 ブラックシマノ SH-RC5 ブラック (c)シマノ


ユンボ・ヴィズマとサンウェブの選手らをはじめ、多くのプロレーサーたちが愛用するシマノのシューズ。特にレーシングラインとなる「RC」シリーズ、その中でもハイエンドモデルのS-PHYRE RC9は多くのレースにおいて選手らの走りを支え、勝利に貢献してきた。RCシリーズはこれまでRC9とRC7という2グレード展開であったが、ここに新たな兄弟が加わることに。より手の届きやすいモデルとして登場したのが、今回紹介するRC5だ。

シームレスミッドソールによりスタックハイトを極限まで小さくすることに成功シームレスミッドソールによりスタックハイトを極限まで小さくすることに成功 (c)シマノ
RC5の最大の特徴は、プロユースのフラッグシップモデル S-PHYRE RC9から多くのテクノロジーを受け継ぐ直系モデルだということ。具体的にはシームレスミッドソールとサラウンドラップアッパーを採用していることが大きな特徴だ。

シームレスミッドソールとは、アッパーとアウトソールの間にあったラスティングボードを廃止した新たなソール構造。これによりRP5と比較してスタックハイトが3.3mm短縮され、よりダイレクトかつ安定したペダリングを実現、同時に軽量化にも貢献している。

サラウンドラップアッパーは、タンを廃して大きなパターンで足全体を包み込むアッパー構造。高いフィット感と快適性を持つこのアッパー構造に加え、素材にシンセティックレザーとTPU(サーモプラスチック熱可塑性ウレタン)を組み合わせることでさらに軽量で薄く快適な履き心地を実現した。

タンを廃し大きなパターンで足全体を包み込むサラウンドラップアッパーと剛性指数8に抑えたカーボン補強ナイロンソールを採用タンを廃し大きなパターンで足全体を包み込むサラウンドラップアッパーと剛性指数8に抑えたカーボン補強ナイロンソールを採用 (c)シマノ
S-PHYRE RC9と非常に近しいルックスに仕上がるRC5だが、最も大きな違いはクロージャーシステム。BOAダイヤルを2つ装備したRC9に対し、RC5は足首側をBOAダイヤル、つま先側をベルクロで締める仕様となっている。

また、ミドルグレードモデルとして一般のホビーサイクリストにも扱いやすいようにソール剛性も調整されている。RC9の剛性指数12に対し、カーボン補強ナイロンソールを採用するRC5の剛性指数は8とされ、足への反発を抑えロングライドでも痛みの出にくい履き心地を目指した。

フラッグシップから多くを受け継ぐ期待の新型レーシングシューズ、RC5。カラーはホワイト、ブラック、そして限定のブルーという3色展開。サイズは、ホワイトとブラックが36~48、ブルーが 40~44での展開となる。重量は250g(42サイズ)。価格は18,500円(税別)となっている。



シマノ RC5
カラー:ブラック、ホワイト、ブルー(限定)
サイズ:36~48、ブルーのみ40~44
重量:250g ※サイズ42
ソール剛性:8
希望小売価格:18,500円(税別)
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