2019/09/02(月) - 20:58
9月1日、三重県の鈴鹿サーキットにて行われたシマノ鈴鹿ロードレースクラシック。世界最高峰のサーキットを舞台に、国内のトップ選手らが争った。激しいアタックの応酬の末、僅差で逃げ切ったオールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)が優勝。今年初開催となった女子の部はステファニー・スベルカソー(チリ、ハイアンビション2020jp)が独走勝利を果たした。
シマノ鈴鹿ロードレースクラシック2019 photo:Naoki.Yasuoka
日本全国のホビーレーサーが集結する夏の自転車大運動会、シマノ鈴鹿ロードレース。2日間に渡って、ロードレースやタイムトライアル、耐久レースといった様々な種目が開催され、脚力レベルや好みに合わせて参加できる大会だ。
のべ一万人を集めるシマノ鈴鹿ロードレースの中で、最高峰のレースに位置づけられるのが「シマノ鈴鹿ロードレースクラシック」国内のUCIチームを筆頭に、ハイアマチュアが参戦するハイレベルなレースとなる。昨年から、上位30名には全日本選手権への切符が与えられることとなり、より高い注目を集めるようになった。
ピットウォールで待つファンとハイタッチする選手たち photo:Naoki.Yasuoka
ホストチームのシマノレーシングが登場 photo:Naoki.Yasuoka
トップアマチュアたちがスタートラインに整列すると、ホームストレートの上側からプロチームの選手らが入場してくる。宇都宮ブリッツェンやチーム右京、キナンサイクリングチーム、愛三工業レーシング、チームブリヂストンサイクリング、マトリックスパワータグ、そしてホストチームであるシマノレーシングが最後に入場。最前列をシマノブルーが固めた。
レースは格式ある鈴鹿サーキットのフルコース10周、58.1kmで争われる。前日に会場を襲った夕立は到来せず、ハイスピードな争いが予想されるドライコンディションでレースがスタートした。
恒例のファーストアタックはホビーレーサーの特権 photo:Naoki.Yasuoka
各チームが序盤から積極的に動いた photo:Masanao.Tomita
いくつもの逃げが生まれては吸収される photo:Masanao.Tomita
レース開始直後から、脚のある選手らが激しいアタックの応酬を繰り広げる。先行の利を得るべく、有力チームの選手らが次々に攻勢をかけるが、決定的な動きは生まれない。どのチームも前方で展開すべく活発に動くが、10秒以上の差をつける逃げは生まれず、集団に引き戻されていく。
動いては潰す繰り返しからレースが動いたのは終盤に差し掛かる7周回目のホームストレート。トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)がペースを上げるのに呼応して、オールイス、佐野淳也(マトリックスパワータグ)、湊涼(シマノレーシング)、マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)、椿大志(キナンサイクリングチーム)、住吉宏太(愛三工業レーシング)、清宮洋幸(竹芝サイクルレーシング)ら、8名の逃げが形成された。
7周目、レースを動かす逃げが成功 photo:Masanao.Tomita
逃げに選手を送り込めなかったブリヂストンサイクリングと宇都宮ブリッツェンが集団をけん引 photo:Masanao.Tomita
後方から5名の選手がブリッジに成功する photo:Naoki.Yasuoka
強力なメンバーで構成された逃げグループへ加わるべく、8周目にホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)、サルバドール・グアルディオラ(キナンサイクリングチーム)ら5名がメイン集団からブリッジ。逃げは13名へ拡大。
キナンが4名、マトリックスが3名を逃げに送り込む一方、ブリヂストンサイクリングと宇都宮ブリッツェンは選手を乗せることが出来ず。状況を振り出しに戻すべくメイン集団のペースを上げた。この動きにより、9周目に逃げを捕まえる。しかし、メイン集団に捕まる直前に逃げ集団からホセ、オールイス、トマの3選手がアタック。大半の選手を吸収したメイン集団の隙を突く形で10秒のリードを再び築くことに成功した。
ラストラップ 3名が集団から逃げ続ける photo:Naoki.Yasuoka
最終周回 西ストレートでメイン集団が逃げを射程に捉えた photo:Naoki.Yasuoka
デグナーを抜ける3名の逃げ photo:Naoki.Yasuoka
迎えた最終周回。スプリントに持ち込みたいシマノレーシングらが懸命に前を追う。マトリックスはメイン集団で抑えの動きを見せるが、タイム差は縮小傾向に。ホームストレートに姿を見せた3人の後ろにはメイン集団が迫る。
ロングスパートを仕掛けたオールイスにトマが追いすがる。その背後からは追い上げてくるのはメイン集団のエーススプリンターたち。手に汗握る展開を制したのは、果敢に攻めたオールイス。「とにかく全力だった。S字の途中の登り返しでも一切手は抜かず、全開で踏み切ったよ」と語るベネズエラ選手が、メイン集団から0.6秒差での逃げ切りという劇的な勝利をチームにもたらした。
背後にメイン集団が迫りくる中、オールイスがスパート photo:Yuto.Murata
オールイス・アウラール(ベネズエラ、マトリックスパワータグ)が僅差で逃げ切った photo:Masanao.Tomita
シマノ鈴鹿ロードレースクラシック男子 表彰式 photo:Masanao.Tomita
オールイスを中心にシャンパンファイトを行う photo:Naoki.Yasuoka
メイン集団は、ホストチームの意地を見せるスプリントを披露したシマノレーシングの黒枝咲哉が制し2位に。3位にはブリヂストンサイクリングの窪木一茂が入っている。
また、今年から新設されたシマノ鈴鹿ロードレースクラシック女子。記念すべき初回大会のスタートラインには16名の選手が並んだ。レースはラスト2周目のホームストレートにてペースを上げたステファニー・スベルカソー(チリ、ハイアンビション2020jp)が独走態勢に持ち込み、そのまま10秒差を保って逃げ切った。
シマノ鈴鹿ロードレースクラシック女子 16名の選手がスタート photo:Yuto.Murata
2周目のホームストレート ステファニー・スベルカソー(チリ、ハイアンビション2020jp)が仕掛ける photo:Yuto.Murata
10秒差で逃げきった2周目のホームストレート ステファニー・スベルカソー(チリ、ハイアンビション2020jp) photo:Yuto.Murata
フランス系チリ人のスベルカソーは昨年の世界選手権に出場し、完走している35歳のベテラン選手。今シーズンは5月までチームイルミネイトで走っていたが、今夏よりハイアンビション2020jpの選手として来日中。JBCFにも参戦するとのことで、世界レベルの走りを見せてくれそうだ。

日本全国のホビーレーサーが集結する夏の自転車大運動会、シマノ鈴鹿ロードレース。2日間に渡って、ロードレースやタイムトライアル、耐久レースといった様々な種目が開催され、脚力レベルや好みに合わせて参加できる大会だ。
のべ一万人を集めるシマノ鈴鹿ロードレースの中で、最高峰のレースに位置づけられるのが「シマノ鈴鹿ロードレースクラシック」国内のUCIチームを筆頭に、ハイアマチュアが参戦するハイレベルなレースとなる。昨年から、上位30名には全日本選手権への切符が与えられることとなり、より高い注目を集めるようになった。


トップアマチュアたちがスタートラインに整列すると、ホームストレートの上側からプロチームの選手らが入場してくる。宇都宮ブリッツェンやチーム右京、キナンサイクリングチーム、愛三工業レーシング、チームブリヂストンサイクリング、マトリックスパワータグ、そしてホストチームであるシマノレーシングが最後に入場。最前列をシマノブルーが固めた。
レースは格式ある鈴鹿サーキットのフルコース10周、58.1kmで争われる。前日に会場を襲った夕立は到来せず、ハイスピードな争いが予想されるドライコンディションでレースがスタートした。



レース開始直後から、脚のある選手らが激しいアタックの応酬を繰り広げる。先行の利を得るべく、有力チームの選手らが次々に攻勢をかけるが、決定的な動きは生まれない。どのチームも前方で展開すべく活発に動くが、10秒以上の差をつける逃げは生まれず、集団に引き戻されていく。
動いては潰す繰り返しからレースが動いたのは終盤に差し掛かる7周回目のホームストレート。トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)がペースを上げるのに呼応して、オールイス、佐野淳也(マトリックスパワータグ)、湊涼(シマノレーシング)、マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)、椿大志(キナンサイクリングチーム)、住吉宏太(愛三工業レーシング)、清宮洋幸(竹芝サイクルレーシング)ら、8名の逃げが形成された。



強力なメンバーで構成された逃げグループへ加わるべく、8周目にホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)、サルバドール・グアルディオラ(キナンサイクリングチーム)ら5名がメイン集団からブリッジ。逃げは13名へ拡大。
キナンが4名、マトリックスが3名を逃げに送り込む一方、ブリヂストンサイクリングと宇都宮ブリッツェンは選手を乗せることが出来ず。状況を振り出しに戻すべくメイン集団のペースを上げた。この動きにより、9周目に逃げを捕まえる。しかし、メイン集団に捕まる直前に逃げ集団からホセ、オールイス、トマの3選手がアタック。大半の選手を吸収したメイン集団の隙を突く形で10秒のリードを再び築くことに成功した。



迎えた最終周回。スプリントに持ち込みたいシマノレーシングらが懸命に前を追う。マトリックスはメイン集団で抑えの動きを見せるが、タイム差は縮小傾向に。ホームストレートに姿を見せた3人の後ろにはメイン集団が迫る。
ロングスパートを仕掛けたオールイスにトマが追いすがる。その背後からは追い上げてくるのはメイン集団のエーススプリンターたち。手に汗握る展開を制したのは、果敢に攻めたオールイス。「とにかく全力だった。S字の途中の登り返しでも一切手は抜かず、全開で踏み切ったよ」と語るベネズエラ選手が、メイン集団から0.6秒差での逃げ切りという劇的な勝利をチームにもたらした。




メイン集団は、ホストチームの意地を見せるスプリントを披露したシマノレーシングの黒枝咲哉が制し2位に。3位にはブリヂストンサイクリングの窪木一茂が入っている。
また、今年から新設されたシマノ鈴鹿ロードレースクラシック女子。記念すべき初回大会のスタートラインには16名の選手が並んだ。レースはラスト2周目のホームストレートにてペースを上げたステファニー・スベルカソー(チリ、ハイアンビション2020jp)が独走態勢に持ち込み、そのまま10秒差を保って逃げ切った。



フランス系チリ人のスベルカソーは昨年の世界選手権に出場し、完走している35歳のベテラン選手。今シーズンは5月までチームイルミネイトで走っていたが、今夏よりハイアンビション2020jpの選手として来日中。JBCFにも参戦するとのことで、世界レベルの走りを見せてくれそうだ。
シマノ鈴鹿ロードレースクラシック2019男子 結果
1位 | オールイス・アウラール(ベネズエラ、マトリックスパワータグ) | 1:12:51 |
2位 | 黒枝咲哉(シマノレーシング) | |
3位 | 窪木一茂(チーム ブリヂストンサイクリング) | |
4位 | 黒枝士揮(チーム ブリヂストンサイクリング) | |
5位 | トマ・ルバ(フランス、キナンサイクリングチーム) | |
6位 | 孫崎大樹(チーム ブリヂストンサイクリング) | |
7位 | 福田真平(愛三工業レーシング) | |
8位 | 河賀雄大(eNShare Cycling Team) | |
9位 | 大前翔(愛三工業レーシング) | |
10位 | 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) |
シマノ鈴鹿ロードレースクラシック2019女子 結果
1位 | ステファニー・スベルカソー(チリ、ハイアンビション2020jp) | 46:34 |
2位 | 野上ひろみ(バルバクラブトヤマ) | +10" |
3位 | 島袋陽子(エキップリオン) | +13" |
text:Naoki.Yasuoka
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