2019/08/29(木) - 19:11
1チームごとに紹介してきたツール・ド・フランスのプロバイク特集もいよいよ第20弾。カチューシャ・アルペシンが駆る、キャニオンのULTIMATE、AEROAD、そしてフロントシングルで組まれたSPEED MAXを紹介します。
イルヌール・ザカリン(ロシア)のUltimate CF Evo Disc。塗装を最小限にとどめた軽量版フレームを使う photo:Makoto.AYANO
チェーンに塗布された青い液体はマックオフのHYDRODYNAMIC LUBE photo:Makoto.AYANO
一体型ハンドルの使用率が高い、コンピューターはワフーのELEMNT ROAM photo:Makoto.AYANO
イルヌール・ザカリン(ロシア)が総合成績を、リック・ツァベル(ドイツ)がスプリントステージのステージ優勝を狙ったカチューシャ・アルペシン。使用機材はキャニオンで、通常ステージでは軽量オールラウンダーのUltimate CF SLXとエアロロードのAEROAD CF SLXを乗り分け、TTステージではSpeedmax CF SLXを使用する。キャニオンを使うのはモビスターと同じだが、コンポーネントにスラムを採用し、Speedmaxを除いてディスクブレーキが搭載されるため印象は大きく異なる。
基本的にバイクはチームカラーである赤の濃淡グラデーションで塗り分けられているが、エースを務めたザカリンとツァベルには、キャニオンがツール期間中に発表した超軽量バージョンのUltimate CF Evo Discが手渡されていた。軽量パーツを投入し5.95kgという軽さを誇る同モデルだが、チーム仕様のパーツで組み上げることでUCIの重量制限いっぱいである6.8kg+αに設定されているという。ロゴやペイントを最小限にとどめたマットブラックカラーであるため判断が容易だ。
平坦ステージではAEROAD CF SLXを使用 photo:Makoto.AYANO
リック・ツァベル(ドイツ)も軽量版のUltimate CF Evo Discを使用した photo:Makoto.AYANO
ザカリンはノーマルペイントのUltimate CF SLXも併用していた photo:Makoto.AYANO
TTステージで使用するSpeedmax CF SLX。フロントシングルが目につく photo:Makoto.AYANO
TTハンドルの先端にはエルゴンのカバーを使用する photo:Makoto.AYANO
ラインアップには無い52Tのチェーンリングをフロントシングルで使用。Fメカを外した部分にはテープを貼る photo:Makoto.AYANO
コンポーネントは開発段階からフィードバックを行なっていたスラムのRED eTap AXSで、ノーマルバイクには最も大きいチェーリング(50/37T)と、3種類用意される中で真ん中のギア構成を持つ10-28カセットを組み合わせる。Speedmaxはラインアップには無い52Tのチェーンリングをフロントシングルで使うため、トップギア比は5.2。フロントディレイラーを取り外した部分にはテープを貼りつけ、空力を害さないよう努力されていた。なお、チェーンに塗布されている青い液体はマックオフとチームスカイ(現イネオス)が共同開発したHYDRODYNAMIC LUBE。
TTステージの前輪は858 NSW。見慣れない赤フンドシ版のGRANDPRIX TTが使われていた photo:Makoto.AYANO
山岳ステージでは45mmハイトの303 Firecrest Tubular Discを使う photo:Makoto.AYANO
波打ったリムデザインが特徴的な454 NSWホイール photo:Makoto.AYANO
スペアTTバイクの前輪は808 Firecrest photo:Makoto.AYANO
レース前にタイヤをセットするメカニックたち photo:Makoto.AYANO
ホイールはスラム系列のジップで、45mmハイトの303 Firecrest Tubular Discを基本に、スプリントステージやTTステージなど高速レースの場合は波打ったリムデザインが特徴的な454 NSWや858 NSW(サブバイクは通常リムの808)を使用していた。TTの後輪はSuper-9 Discだ。
組み合わせるタイヤはコンチネンタルのプロ供給専用品であるCOMPETITION PRO LTDで、TTではGRANDPRIX TTのクリンチャーが使われていた模様。見慣れない赤いフンドシ版のGRANDPRIX TTも併用されていた。
ハンドル周りやシートポストはキャニオンで、ステム一体式ハンドルの使用率が高い印象。TTバーにはバーテープではなくエルゴン製のカバーを取り付けてグリップを稼ぐなど独自の工夫が見て取れた。その他サドルはセッライタリアで、ペダルはルック。ボトルとケージはタックス。
text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO



イルヌール・ザカリン(ロシア)が総合成績を、リック・ツァベル(ドイツ)がスプリントステージのステージ優勝を狙ったカチューシャ・アルペシン。使用機材はキャニオンで、通常ステージでは軽量オールラウンダーのUltimate CF SLXとエアロロードのAEROAD CF SLXを乗り分け、TTステージではSpeedmax CF SLXを使用する。キャニオンを使うのはモビスターと同じだが、コンポーネントにスラムを採用し、Speedmaxを除いてディスクブレーキが搭載されるため印象は大きく異なる。
基本的にバイクはチームカラーである赤の濃淡グラデーションで塗り分けられているが、エースを務めたザカリンとツァベルには、キャニオンがツール期間中に発表した超軽量バージョンのUltimate CF Evo Discが手渡されていた。軽量パーツを投入し5.95kgという軽さを誇る同モデルだが、チーム仕様のパーツで組み上げることでUCIの重量制限いっぱいである6.8kg+αに設定されているという。ロゴやペイントを最小限にとどめたマットブラックカラーであるため判断が容易だ。






コンポーネントは開発段階からフィードバックを行なっていたスラムのRED eTap AXSで、ノーマルバイクには最も大きいチェーリング(50/37T)と、3種類用意される中で真ん中のギア構成を持つ10-28カセットを組み合わせる。Speedmaxはラインアップには無い52Tのチェーンリングをフロントシングルで使うため、トップギア比は5.2。フロントディレイラーを取り外した部分にはテープを貼りつけ、空力を害さないよう努力されていた。なお、チェーンに塗布されている青い液体はマックオフとチームスカイ(現イネオス)が共同開発したHYDRODYNAMIC LUBE。





ホイールはスラム系列のジップで、45mmハイトの303 Firecrest Tubular Discを基本に、スプリントステージやTTステージなど高速レースの場合は波打ったリムデザインが特徴的な454 NSWや858 NSW(サブバイクは通常リムの808)を使用していた。TTの後輪はSuper-9 Discだ。
組み合わせるタイヤはコンチネンタルのプロ供給専用品であるCOMPETITION PRO LTDで、TTではGRANDPRIX TTのクリンチャーが使われていた模様。見慣れない赤いフンドシ版のGRANDPRIX TTも併用されていた。
ハンドル周りやシートポストはキャニオンで、ステム一体式ハンドルの使用率が高い印象。TTバーにはバーテープではなくエルゴン製のカバーを取り付けてグリップを稼ぐなど独自の工夫が見て取れた。その他サドルはセッライタリアで、ペダルはルック。ボトルとケージはタックス。
text:So.Isobe
photo:Makoto.AYANO
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