2019/05/13(月) - 03:34
雨と晴れを繰り返す気まぐれな天気とトスカーナ州らしい起伏を越えて、100名強の大集団スプリントに持ち込まれたジロ・デ・イタリア第2ステージ。トップスプリンター勢揃いの第1ラウンドで、ドイツチャンピオンのパスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)が勝利を飾った。
ジロは足早にエミリア=ロマーニャ州を離れてお隣のトスカーナ州へ。前半にアペニン山脈の標高774mラ・セッラ峠(カテゴリー無し)を越えるが、スプリンターが脱落するような登りではない。注目は、トスカーナ州らしい丘陵地のアップダウン。残り55kmを切ってから3級山岳モンタルバーノ(距離5.8km/平均6.8%)と4級山岳サンバロント(距離10.6km/平均2.9%)を越えて、ちょうどフィレンツェとピサの中間に位置するフチェッキオでフィナーレを迎える。
前夜から降り続いた雨はスタート時間になっても降り止まず、分厚いレインジャケットを着込んだ選手たちが気温12度ほどのボローニャ・マッジョーレ広場にやってきた。立ち込める分厚い雲から常に雨粒が落ちる生憎の天候。前日にタイムオーバー扱いとなった西村大輝(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)を欠く175名が、マリアローザのプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)らを先頭にスタートした。
ボローニャ街中のニュートラル区間を経て、12時25分、0km地点を通過して正式スタートのフラッグが振られるとアタック開始。スタートから2kmと走らずに早速8名の逃げが決まる。第1ステージの戦略的な走りで獲得したマリアアッズーラを手放すまいと、ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)がチームメイトのウィリアム・クラーク(オーストラリア)とともに逃げに乗った。
逃げグループを形成した8名
ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)1分28秒遅れ&山岳賞1位
ショーン・ベネット(アメリカ、EFエデュケーションファースト)1分40秒遅れ
フランソワ・ビダール(フランス、アージェードゥーゼール)1分55秒遅れ
マルコ・フラッポルティ(イタリア、アンドローニジョカトリ・シデルメク)
ミルコ・マエストリ(イタリア、バルディアーニCSF)
ルーカス・オウシアン(ポーランド、CCCチーム)
ダミアーノ・チーマ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)
ウィリアム・クラーク(オーストラリア、トレック・セガフレード)
雨降りのボローニャから徐々に高度を上げ、アペニン山脈を越えてトスカーナ州に入ると天候は回復。4分30秒で推移したタイム差をコントロールしたのは、マリアローザチームのユンボ・ヴィズマと、スプリント狙いのドゥクーニンク・クイックステップ、ボーラ・ハンスグローエ、UAEチームエミレーツ、ロット・スーダル。選手たちは着込んでいたレインジャケットや分厚いグローブを補給ポイントでスタッフに渡し、身軽な状態でステージ後半のアップダウン区間に差し掛かった。
勾配のある3級山岳モンタルバーノで先頭はチッコーネ、オウシアン、ビダール、フラッポルティの4名に絞られ、中間スプリントを先頭通過したチーマらは脱落する。最も鋭い登坂力を見せたチッコーネが3級山岳を先頭通過したその2分後方では、サンウェブやバーレーン・メリダがメイン集団のペースを作る。
続く4級山岳サンバロントでも状況は変わらず、逃げグループ内のスプリント争いの末にチッコーネが先頭通過。この日合計12ポイントを獲得したチッコーネが狙い通りマリアアッズーラのリードを広げることに成功している。
再び降り始めた雨によってアップダウン区間の一部は雨に濡れたが、レースに大きな影響を及ぼすような落車は起こらず。強い北風に押されるように先頭4名が逃げ続けたものの、残り20km地点で1分あったタイム差はスプリンターチームの集団牽引によって縮小。バーレーン・メリダやサンウェブの追い風ペースアップでメイン集団が割れるシーンも見られたが、再び一つに戻った100名強のメイン集団が残り7kmで逃げグループを飲み込んだ。
各スプリンターチームがトレインを形成しながら集団先頭で競り合いながら、残り4kmから続く街中のテクニカルコーナーを駆け抜ける。残り1kmアーチを通過し、最も良い形でスプリントに持ち込んだのはロット・スーダル。最終コーナーでのオリヴィエ・ルガック(フランス、グルパマFDJ)の落車の影響で中切れが起こる集団先頭で、ロジャー・クルーゲ(ドイツ)とトッシュ・ファンデルサンド(ベルギー)から先頭を引き継いだジャスパー・デブイスト(ベルギー、ロット・スーダル)が最後のリードアウトを見せた。
デブイストに発射される形で、およそ残り200mでカレブ・ユアン(オーストラリア、ロット・スーダル)がスプリントを開始。ライバルたちよりもずっと頭の位置が低い独特のエアロポジションのユアンが先頭に立ち、その後ろから大柄なパスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)が追い上げる。アッカーマンの加速に反応したエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ)もここに加わり、フィニッシュ手前で三者が横並びに。
ユアンとドイツチャンピオンのアッカーマン、イタリアチャンピオンのヴィヴィアーニの三つ巴スプリントは、最終ストレートのど真ん中をもがき続けたアッカーマンに軍配。残り1kmを平均スピード64.1km/h、トップスピード72km/hオーバーの高速バトルをドイツチャンピオンが制した。
25歳のアッカーマンが初出場のグランツールでステージ初優勝。2018年にツール・ド・ポローニュでステージ2勝、ツール・ド・ロマンディでステージ1勝、クリテリウム・デュ・ドーフィネでステージ1勝、そしてライドロンドン・サリークラシック優勝という成績を残しているアッカーマン。直前のエッシュボルン・フランクフルトに続く勝利で今シーズン4勝目。2018年にステージ3勝を飾ったサム・ベネット(アイルランド)に代わる若いエーススプリンターが早速結果を残した。
大会最初のスプリントでベテラン勢を下したアッカーマンは「グランツールでのステージ初優勝に言葉が出てこない。昨年スプリンターとしてステップアップして、多くの勝利を残すことができた。今年、ボーラ・ハンスグローエは勝利の波に乗っている。プロ選手として大きなレースで勝ちたいという夢をこうして叶えることができている自分は幸せ者。ステージ優勝という最初の目標を達成した今、残る3週間がますます楽しみになった」とコメント。表彰台では、ドイツチャンピオンジャージの上にマリアチクラミーノ(ポイント賞ジャージ)を重ねた。
中切れによってステージ14位とステージ15位の間に5秒のタイム差が生まれたものの、総合上位陣は揃ってステージ15位以下でフィニッシュしたため総合タイムに変動はない。マリアローザ初日を安全に終えたプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)は「気温も低く、雨降りで、しかもずっとペースが速かったので決してイージーなステージではなかった。どこまでこのマリアローザを守りきれるかはわからないけど、チームとして今の状況を楽しむことができている」と語っている。
最初の3級山岳モンタルバーノでペースが上がったメイン集団から脱落した初山翔(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)は、チームメイトのジョヴァンニ・ロナルディ(イタリア)らとともに12分59秒遅れのグループ内でフィニッシュ。終盤にかけて落車も頻発した難易度3つ星ステージを169位で終えている。
ジロは足早にエミリア=ロマーニャ州を離れてお隣のトスカーナ州へ。前半にアペニン山脈の標高774mラ・セッラ峠(カテゴリー無し)を越えるが、スプリンターが脱落するような登りではない。注目は、トスカーナ州らしい丘陵地のアップダウン。残り55kmを切ってから3級山岳モンタルバーノ(距離5.8km/平均6.8%)と4級山岳サンバロント(距離10.6km/平均2.9%)を越えて、ちょうどフィレンツェとピサの中間に位置するフチェッキオでフィナーレを迎える。
前夜から降り続いた雨はスタート時間になっても降り止まず、分厚いレインジャケットを着込んだ選手たちが気温12度ほどのボローニャ・マッジョーレ広場にやってきた。立ち込める分厚い雲から常に雨粒が落ちる生憎の天候。前日にタイムオーバー扱いとなった西村大輝(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)を欠く175名が、マリアローザのプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)らを先頭にスタートした。
ボローニャ街中のニュートラル区間を経て、12時25分、0km地点を通過して正式スタートのフラッグが振られるとアタック開始。スタートから2kmと走らずに早速8名の逃げが決まる。第1ステージの戦略的な走りで獲得したマリアアッズーラを手放すまいと、ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)がチームメイトのウィリアム・クラーク(オーストラリア)とともに逃げに乗った。
逃げグループを形成した8名
ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)1分28秒遅れ&山岳賞1位
ショーン・ベネット(アメリカ、EFエデュケーションファースト)1分40秒遅れ
フランソワ・ビダール(フランス、アージェードゥーゼール)1分55秒遅れ
マルコ・フラッポルティ(イタリア、アンドローニジョカトリ・シデルメク)
ミルコ・マエストリ(イタリア、バルディアーニCSF)
ルーカス・オウシアン(ポーランド、CCCチーム)
ダミアーノ・チーマ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)
ウィリアム・クラーク(オーストラリア、トレック・セガフレード)
雨降りのボローニャから徐々に高度を上げ、アペニン山脈を越えてトスカーナ州に入ると天候は回復。4分30秒で推移したタイム差をコントロールしたのは、マリアローザチームのユンボ・ヴィズマと、スプリント狙いのドゥクーニンク・クイックステップ、ボーラ・ハンスグローエ、UAEチームエミレーツ、ロット・スーダル。選手たちは着込んでいたレインジャケットや分厚いグローブを補給ポイントでスタッフに渡し、身軽な状態でステージ後半のアップダウン区間に差し掛かった。
勾配のある3級山岳モンタルバーノで先頭はチッコーネ、オウシアン、ビダール、フラッポルティの4名に絞られ、中間スプリントを先頭通過したチーマらは脱落する。最も鋭い登坂力を見せたチッコーネが3級山岳を先頭通過したその2分後方では、サンウェブやバーレーン・メリダがメイン集団のペースを作る。
続く4級山岳サンバロントでも状況は変わらず、逃げグループ内のスプリント争いの末にチッコーネが先頭通過。この日合計12ポイントを獲得したチッコーネが狙い通りマリアアッズーラのリードを広げることに成功している。
再び降り始めた雨によってアップダウン区間の一部は雨に濡れたが、レースに大きな影響を及ぼすような落車は起こらず。強い北風に押されるように先頭4名が逃げ続けたものの、残り20km地点で1分あったタイム差はスプリンターチームの集団牽引によって縮小。バーレーン・メリダやサンウェブの追い風ペースアップでメイン集団が割れるシーンも見られたが、再び一つに戻った100名強のメイン集団が残り7kmで逃げグループを飲み込んだ。
各スプリンターチームがトレインを形成しながら集団先頭で競り合いながら、残り4kmから続く街中のテクニカルコーナーを駆け抜ける。残り1kmアーチを通過し、最も良い形でスプリントに持ち込んだのはロット・スーダル。最終コーナーでのオリヴィエ・ルガック(フランス、グルパマFDJ)の落車の影響で中切れが起こる集団先頭で、ロジャー・クルーゲ(ドイツ)とトッシュ・ファンデルサンド(ベルギー)から先頭を引き継いだジャスパー・デブイスト(ベルギー、ロット・スーダル)が最後のリードアウトを見せた。
デブイストに発射される形で、およそ残り200mでカレブ・ユアン(オーストラリア、ロット・スーダル)がスプリントを開始。ライバルたちよりもずっと頭の位置が低い独特のエアロポジションのユアンが先頭に立ち、その後ろから大柄なパスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)が追い上げる。アッカーマンの加速に反応したエリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ)もここに加わり、フィニッシュ手前で三者が横並びに。
ユアンとドイツチャンピオンのアッカーマン、イタリアチャンピオンのヴィヴィアーニの三つ巴スプリントは、最終ストレートのど真ん中をもがき続けたアッカーマンに軍配。残り1kmを平均スピード64.1km/h、トップスピード72km/hオーバーの高速バトルをドイツチャンピオンが制した。
25歳のアッカーマンが初出場のグランツールでステージ初優勝。2018年にツール・ド・ポローニュでステージ2勝、ツール・ド・ロマンディでステージ1勝、クリテリウム・デュ・ドーフィネでステージ1勝、そしてライドロンドン・サリークラシック優勝という成績を残しているアッカーマン。直前のエッシュボルン・フランクフルトに続く勝利で今シーズン4勝目。2018年にステージ3勝を飾ったサム・ベネット(アイルランド)に代わる若いエーススプリンターが早速結果を残した。
大会最初のスプリントでベテラン勢を下したアッカーマンは「グランツールでのステージ初優勝に言葉が出てこない。昨年スプリンターとしてステップアップして、多くの勝利を残すことができた。今年、ボーラ・ハンスグローエは勝利の波に乗っている。プロ選手として大きなレースで勝ちたいという夢をこうして叶えることができている自分は幸せ者。ステージ優勝という最初の目標を達成した今、残る3週間がますます楽しみになった」とコメント。表彰台では、ドイツチャンピオンジャージの上にマリアチクラミーノ(ポイント賞ジャージ)を重ねた。
中切れによってステージ14位とステージ15位の間に5秒のタイム差が生まれたものの、総合上位陣は揃ってステージ15位以下でフィニッシュしたため総合タイムに変動はない。マリアローザ初日を安全に終えたプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ)は「気温も低く、雨降りで、しかもずっとペースが速かったので決してイージーなステージではなかった。どこまでこのマリアローザを守りきれるかはわからないけど、チームとして今の状況を楽しむことができている」と語っている。
最初の3級山岳モンタルバーノでペースが上がったメイン集団から脱落した初山翔(NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ)は、チームメイトのジョヴァンニ・ロナルディ(イタリア)らとともに12分59秒遅れのグループ内でフィニッシュ。終盤にかけて落車も頻発した難易度3つ星ステージを169位で終えている。
ジロ・デ・イタリア2019第2ステージ結果
1位 | パスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ) | 4:44:43 |
2位 | エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ) | |
3位 | カレブ・ユアン(オーストラリア、ロット・スーダル) | |
4位 | フェルナンド・ガビリア(コロンビア、UAEチームエミレーツ) | |
5位 | アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ) | |
6位 | ダヴィデ・チモライ(イタリア、イスラエルサイクリングアカデミー) | |
7位 | ビアチェスラフ・クズネツォフ(ロシア、カチューシャ・アルペシン) | |
8位 | ジャスパー・デブイスト(ベルギー、ロット・スーダル) | |
9位 | クリスティアン・ズバラーリ(イタリア、イスラエルサイクリングアカデミー) | |
10位 | リュディガー・ゼーリッヒ(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ) | |
169位 | 初山翔(日本、NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネ) | 0:12:59 |
マリアローザ 個人総合成績
1位 | プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ) | 4:57:42 |
2位 | サイモン・イェーツ(イギリス、ミッチェルトン・スコット) | 0:00:19 |
3位 | ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、バーレーン・メリダ) | 0:00:23 |
4位 | ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ) | 0:00:28 |
5位 | トム・デュムラン(オランダ、サンウェブ) | |
6位 | ラファル・マイカ(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ) | 0:00:33 |
7位 | タオ・ゲオゲガンハート(イギリス、チームイネオス) | 0:00:35 |
8位 | バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード) | 0:00:39 |
9位 | ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、バーレーン・メリダ) | 0:00:40 |
10位 | ペリョ・ビルバオ(スペイン、アスタナ) | 0:00:42 |
マリアチクラミーノ ポイント賞
1位 | パスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ) | 25pts |
2位 | エリア・ヴィヴィアーニ(イタリア、ドゥクーニンク・クイックステップ) | 18pts |
3位 | プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ) | 15pts |
マリアアッズーラ 山岳賞
1位 | ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード) | 21pts |
2位 | フランソワ・ビダール(フランス、アージェードゥーゼール) | 6pts |
3位 | プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ヴィズマ) | 4pts |
マリアビアンカ ヤングライダー賞
1位 | ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ) | 4:58:10 |
2位 | タオ・ゲオゲガンハート(イギリス、チームイネオス) | 0:00:07 |
3位 | ヒュー・カーシー(イギリス、EFエデュケーションファースト) | 0:00:19 |
チーム総合成績
1位 | ユンボ・ヴィズマ | 0:40:23 |
2位 | バーレーン・メリダ | 0:00:15 |
3位 | アスタナ | 0:00:28 |
text&photo:Kei Tsuji in Fucecchio, Italy
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