コリマ WS Black ディスクブレーキ　オールブラックのレーシングカーボンホイール

フランスのホイールブランド、コリマよりリム、スポーク、ハブをブラックで統一したレーシングホイール「WS Black」のディスクブレーキモデルが登場。用途に合わせた3種類のリムハイトとチューブラー/クリンチャーそれぞれのモデルがラインアップされている。

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コリマ 58mm "WS Black" ディスクブレーキ (c)CORIMA
フランスに拠点を構えるコリマは1973年創業のカーボンホイールブランド。そのルーツは自動車や航空宇宙産業に関わるカーボン製品の生産にあり、他社に先駆けてサイクリング向けカーボンホイールの開発にも力を入れてきたパイオニア的ブランドの1つである。そんなコリマからリム、スポーク、ハブをブラックで統一した「WS Black」シリーズにディスクブレーキモデルが新たに加わっている。

WS Blackは同社のミドルグレードに位置するホイールシリーズ。頭文字のWはワイドリムを表し、Sはハブなどのグレードを示している。プロコンチネンタルチームのデルコ・マルセイユプロヴァンスも今季のクラシックレースで使用したホイールだ。32、47、58mmという3種類のリムハイトが揃い、それぞれチューブラーとクリンチャーに対応したモデルがラインアップされている。

滑らかな曲線が美しいコリマ自社開発のハブ（写真はリムブレーキモデル） (c)CORIMAWSグレードのブラックハブを採用（写真はリムブレーキモデル） (c)CORIMA


リムは上位モデルと同様の3Kカーボンを使用。リムの表面にダイヤのようなカーボンの織り目が浮かび上がるのがコリマホイールの特徴の1つだ。リム形状はCFD解析や風洞実験を経て導き出された、空力性能を最大化させるエアロプロファイルを採用。リム幅は25mm～28mmのワイドタイヤに対応する26mmに設定されている。

ハブはアルミニウム製のSグレード。開発は自社で行われており、滑らかな丸みを帯びたボディが特徴だ。各部にチタンパーツを使用することで軽量に仕上がっている。今回はブラックモデルということで、従来モデルのシルバーではなくオールブラックの引き締まったカラーリングとなっている。ブレーキローターの固定方式はセンターロックで、スルーアクスルはフロント100-12mm、リア142-12mmのサイズに対応している。

コリマ 32mm"WS Black" ディスクブレーキ (c)CORIMA
スポークは前後共に20本を使用。フロントホイールはリムブレーキモデルよりもスポークを2本増やしており、ディスクブレーキの制動力に対応させている。スポークパターンはコリマ独自のものでテンションを高めているのが特徴だ。スポークは高い引張強度を持つことで知られるサピム社のCX-Rayを使用している点も信頼を置けるポイントだろう。

重量は最も軽量な32mmチューブラーモデルで前後セット1,420g。販売は前後別で行われるため2種類のハイトを組み合わせて購入することも可能だ。前後セット価格で190,000円～248,000円（税抜）。取り扱いはトライスポーツ。

コリマ 47mm"WS Black" ディスクブレーキ (c)CORIMA

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コリマ 32mm"WS Black" ディスクブレーキ
タイヤタイプ：チューブラー/クリンチャー
リムサイズ：ハイト32mm、幅26mm
重量：チューブラー1,420g（F645g、R775g）、クリンチャー1,650g（F760g、R890g）
価格：
チューブラー190,000円（税抜、F88,000円、R102,000円）
クリンチャー229,000円（税抜、F108,000円、R121,000円）

コリマ 47mm"WS Black" ディスクブレーキ
タイヤタイプ：チューブラー/クリンチャー
リムサイズ：ハイト47mm、幅26mm
重量：チューブラー1,530g（F700g、R830g）、クリンチャー1,720g（F795g、R925g）
価格：
チューブラー197,000円（税抜、F92,000円、R105,000円）
クリンチャー234,000円（税抜、F110,000円、R124,000円）

コリマ 58mm "WS Black" ディスクブレーキ
タイヤタイプ：チューブラー/クリンチャー
リムサイズ：ハイト58mm、幅26mm
重量：チューブラー1,680g（F775g、R905g）、クリンチャー1,890g（F880g、R1010g）
価格：
チューブラー209,000円（税抜、F97,000円、R112,000円）
クリンチャー248,000円（税抜、F118,000円、R130,000円）