2019/02/10(日) - 07:49
DVVフェルゼクリンゲン・トロフェー最終戦で、新世界王者マチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)が圧勝。今季29勝目でシリーズランキングの総合優勝も確定させた。
欧州シクロクロスカレンダーも残すはあと僅か。世界選手権1週間後に行われたDVVフェルゼクリンゲン・トロフェー最終戦「クラワテンクロス」の舞台は、ベルギーのリール。湖沿いの940m(1周2980m)にも及ぶ砂区間を備えるコースには、既に平日開催のレースでアルカンシエルデビューウィンを飾っている新世界王者マチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)ら48名の男子エリート選手たちが挑んだ。
スタートこそクィンティン・ヘルマンス(ベルギー、テレネット・フィデア)がホールショットを奪ったが、1周目にファンデルポールがアタックすると後続は追従できず。ヨリス・ニューウィンハイス(オランダ、サンウェブデヴェロップメント)が追いかけたものの、砂区間と細かい切り返しの多いコースはファンデルポールに味方した。
「(シクロクロスとしては珍しく用意されている)中間スプリント賞が今回の目標だった」と言う新世界王者は、途中高速コーナーで前輪のグリップを失い転倒するも、安定した走りを貫いてフィニッシュ。今期29勝目でDVVフェルゼクリンゲン・トロフェーの総合優勝を決めた。
「落車で前輪が振れてしまったけれど、あまりひどいことにはならなくて良かった。先頭を独走していたのであまり集中できていなかったんだと思う。少し明日(スーパープレスティージュ第7戦)」のことを考えてしまっていた。総合優勝するのはいつだって楽しいけれど、コッペンベルグクロスで大負けした時にはもう(総合優勝は)無理だろうと思ったので嬉しいよ。目標の中間スプリント賞も獲得できたし良かった」と、昨年に続くシーズン30勝まで目前に迫った世界王者は語っている。
この日、2位争いに加わったのはベルギー王者トーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア)やマイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)など10名。ホールショットを獲り、中盤まで2位を守っていたヘルマンスは激しい落車で後退し、ラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア)はバニーホップをみすしてクラッシュ。後半に入るとアールツとファントーレンハウトが抜け出し、最終周回終盤にファントーレンハウトが先行して2位に入った。
欧州シクロクロスカレンダーも残すはあと僅か。世界選手権1週間後に行われたDVVフェルゼクリンゲン・トロフェー最終戦「クラワテンクロス」の舞台は、ベルギーのリール。湖沿いの940m(1周2980m)にも及ぶ砂区間を備えるコースには、既に平日開催のレースでアルカンシエルデビューウィンを飾っている新世界王者マチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス)ら48名の男子エリート選手たちが挑んだ。
スタートこそクィンティン・ヘルマンス(ベルギー、テレネット・フィデア)がホールショットを奪ったが、1周目にファンデルポールがアタックすると後続は追従できず。ヨリス・ニューウィンハイス(オランダ、サンウェブデヴェロップメント)が追いかけたものの、砂区間と細かい切り返しの多いコースはファンデルポールに味方した。
「(シクロクロスとしては珍しく用意されている)中間スプリント賞が今回の目標だった」と言う新世界王者は、途中高速コーナーで前輪のグリップを失い転倒するも、安定した走りを貫いてフィニッシュ。今期29勝目でDVVフェルゼクリンゲン・トロフェーの総合優勝を決めた。
「落車で前輪が振れてしまったけれど、あまりひどいことにはならなくて良かった。先頭を独走していたのであまり集中できていなかったんだと思う。少し明日(スーパープレスティージュ第7戦)」のことを考えてしまっていた。総合優勝するのはいつだって楽しいけれど、コッペンベルグクロスで大負けした時にはもう(総合優勝は)無理だろうと思ったので嬉しいよ。目標の中間スプリント賞も獲得できたし良かった」と、昨年に続くシーズン30勝まで目前に迫った世界王者は語っている。
この日、2位争いに加わったのはベルギー王者トーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア)やマイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ビンゴール)など10名。ホールショットを獲り、中盤まで2位を守っていたヘルマンスは激しい落車で後退し、ラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア)はバニーホップをみすしてクラッシュ。後半に入るとアールツとファントーレンハウトが抜け出し、最終周回終盤にファントーレンハウトが先行して2位に入った。
DVVフェルゼクリンゲン・トロフェー2018-2019第8戦結果
1位 | マチュー・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス) | 1h03’29” |
2位 | マイケル・ファントーレンハウト(ベルギー、マーラックス・ビンゴール) | +09” |
3位 | トーン・アールツ(ベルギー、テレネット・フィデア) | +13” |
4位 | ラース・ファンデルハール(オランダ、テレネット・フィデア) | +14” |
5位 | ローレンス・スウィーク(ベルギー、パウエルスサウゼンファストフードサービス) | |
6位 | デーヴィッド・ファンデルポール(オランダ、コレンドン・サーカス) | +16” |
7位 | コルヌ・ファンケッセル(オランダ、テレネット・フィデア) | +17” |
8位 | ヨリス・ニューウィンハイス(オランダ、サンウェブデヴェロップメント) | |
9位 | クィンティン・ヘルマンス(ベルギー、テレネット・フィデア) | +31” |
10位 | ジム・アールノーツ(ベルギー、テレネット・フィデア) | +35” |
text:So.Isobe
photo:photo:Nobuhiko.Tanabe in Lille, Belgium
photo:photo:Nobuhiko.Tanabe in Lille, Belgium
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