2018/09/27(木) - 09:12
アメリカのフィットネス機器ブランド、ワフーより、新型のミドルグレードスマートトレーナーKICKR COREが登場。自転車のドライブライブトレインをそのままローラー台に装着するダイレクトマウント式としては、KICKRに次ぐ入門機という位置づけだ。また、ワフーのローラー台と連携する送風機HEADWINDもラインアップに追加されている。
チームスカイの選手たちが使用するワフーのハイエンド固定ローラー台「KICKR(キッカー)」と、タイヤドライブ式固定ローラー台「KICKR SNAP」という2種類が用意されたワフーのトレーナーラインアップ。今回、KICKRと同様のダイレクトドライブ方式を採用した「KICKR CORE」が発売されることに。位置づけとしてはKICKRに次ぐミドルグレード。
KICKR COREのポイントは、タイヤドライブ式のタイヤの摩耗やホイールの振動による騒音などを解消したダイレクトドライブかつ、パソコンなどと連携するスマートトレーナーであること。そして、KICKRで実証されているフライホイール技術と、バーチャルサイクリングと自然に連携できるアルゴリズムが継承されていること。ディティールを変更することで、手の届きやすい価格を実現したモデルとなっている。
スマートトレーナーとして肝となる対応パワーは1800w、再現可能斜度は16%。KICKRの数値と比較すると小さくなっているが、ホビーライダーが使用するには必要十分なスペック。負荷装置は電磁式で、パワー計測精度は±2%という数値という仕様はKICKRと同じとなっており、バーチャルサイクリングでのスピード再現度などは遜色ないだろう。
各種デバイスとの接続に関してもKICKRと同様。ANT+、ANT+FE-C、Bluetoothに対応しており、iOSやAndroid、PC(Mac、Windows)とペアリングが可能だ。加えて、KICKR CLIMBやKICKR HEADWINDなどスマートトレーニングを充実させる最新デバイスとも連携させることができる。
また、トレーナーのフライホイールと負荷装置を支える脚のデザインもKICKRとは異なる点だ。KICKRは本体後方から左右、中央へと放射状に広がる3本の脚を採用しているが、KICKR COREは本体前方から伸びる足を採用。また、ホイール径に応じてドライブトレインの高さを調整するステーや、高さ調整機能などは設けられていないシンプルな造りとなる。
もちろん対応するリアホイールのサイズ(バイク)には違いはなく、24インチのロードとMTB、650cのロード、700cロード、26インチMTB、27.5インチMTB、29インチMTBという6種類のバイクで使用可能。対応シャフトは130/135mクイックリリース、12×142mmスルーアクスル、12×148mmスルーアクスル。
購入にあたって注意したいポイントはカセットスプロケットが付属しないこと。ユーザー自身で手持ちのバイクにマッチするスプロケットを用意する必要がある。対応するのは8~11速のシマノ/スラム製品。シンプルで必要十分な機能を持つ、スマートトレーナーの新たな定番モデルとなる予感を秘めたKICKR CORE。価格は113,000円(税抜)。
ワフー KICKRCORE
寸法(レッグを開いた状態):50.8cm(長さ)x 58.4cm(幅)x 48.3cm(高さ)
寸法(レッグを閉じた状態):22.9cm(長さ)x 58.4cm(幅)x 53.3cm(高さ)
重量(箱から出した状態):18.1kg
リアホイールのサイズ:24" RD / 24" MTB / 650c RD / 26" MTB / 700c RD / 650b MTB / 29" MTB
ハブの種類:130/135mm QR、12x142、12x148 スルーアクスル
対応カセットスプロケット:8/9/10/11速 SRAM/Shimano
抵抗の種類:電磁式
精度:+ / - 2%
接続性:ANT+、ANT+ FE-C、Bluetooth
デバイス:iOS、Android、PC(Mac、Windows)
ユーザーの最大体重:113.4kg
フライホール重量:5.4kg
最大シミュレーショングレード:16%
最大パワー出力:1800W
価格:113,000円(税抜)
バーチャルサイクリングに現れる勾配変化を再現可能にしたKICKR CLIMB。ユニークなアイデアをカタチにした存在として数多くのサイクリストたちから驚きを持って迎えられたデバイスだ。そのKICKR CLIMBをリリースしたワフーから再びインドアトレーニングの充実度を高めてくれる新製品「KICKR HEADWIND」が登場する。
HEADWINDとは「向かい風」という意味であり、このデバイスはその言葉通りバイク前方から風を吹かせる送風機だ。単なる風を送るだけの道具ではなく、KICKRシリーズや心拍、スピードセンサーと連携することで、状況に応じて風の強弱を自動的に調節してくれるスマートデバイスとなっている。
具体的にはセンサーもしくはスマートトレーナーから受信するスピード、心拍数が上昇するに連れてHEADWINDは強い風を吹き始める。バーチャルサイクリングでの没入感を更に演出してくれるはずだ。また、手動でも4段階で強弱を選択することが可能となっている。トレーニングの内容によってユーザー自身が風量を選ぶこともできるため、バーチャルサイクリングではなく、メニュー中心にローラー練習を行うサイクリストにもピッタリだ。
最大風速は48km/h(約13m/sec)となっており、追い込んでいる時も常に体をクーリングしてくれるため、集中を切らさずにトレーニングを行える。またHEADWINDは自転車トレーニング用に開発されており、非常に指向性の強いエアフローデザインとなっている。出力した風をライダーの体に余すこと無く当ててくれるため、家庭用扇風機と比較してもインドアトレーニングの快適度を高めてくれるだろう。
また、HEADWINDは静音性にもこだわって開発されているという。最も強力なモードになった際も、隣の部屋に音が響いてしまう心配は無さそうだ。ワフーの担当者によると2018年モデルになり静粛性が向上したKICKRとの組み合わせがベストだという。価格は32,000円(税抜)。
ワフー KICKR HEADWIND
モーター仕様:120v 60hz
寸法(レッグが折りたたまれた状態):40.6cm(長さ)x 30.5cm(幅)x 48.3cm(高さ)
寸法(レッグを伸ばした状態):45.7cm(長さ)x 30.5cm(幅)x 48.3cm(高さ)
重量:5.4kg
最大ファンスピード:48 kph/30 mph
接続性:Bluetooth、ANT+
調整可能なレッグ:付属-2ポジション
価格:32,000円(税抜)
チームスカイの選手たちが使用するワフーのハイエンド固定ローラー台「KICKR(キッカー)」と、タイヤドライブ式固定ローラー台「KICKR SNAP」という2種類が用意されたワフーのトレーナーラインアップ。今回、KICKRと同様のダイレクトドライブ方式を採用した「KICKR CORE」が発売されることに。位置づけとしてはKICKRに次ぐミドルグレード。
KICKR COREのポイントは、タイヤドライブ式のタイヤの摩耗やホイールの振動による騒音などを解消したダイレクトドライブかつ、パソコンなどと連携するスマートトレーナーであること。そして、KICKRで実証されているフライホイール技術と、バーチャルサイクリングと自然に連携できるアルゴリズムが継承されていること。ディティールを変更することで、手の届きやすい価格を実現したモデルとなっている。
スマートトレーナーとして肝となる対応パワーは1800w、再現可能斜度は16%。KICKRの数値と比較すると小さくなっているが、ホビーライダーが使用するには必要十分なスペック。負荷装置は電磁式で、パワー計測精度は±2%という数値という仕様はKICKRと同じとなっており、バーチャルサイクリングでのスピード再現度などは遜色ないだろう。
各種デバイスとの接続に関してもKICKRと同様。ANT+、ANT+FE-C、Bluetoothに対応しており、iOSやAndroid、PC(Mac、Windows)とペアリングが可能だ。加えて、KICKR CLIMBやKICKR HEADWINDなどスマートトレーニングを充実させる最新デバイスとも連携させることができる。
また、トレーナーのフライホイールと負荷装置を支える脚のデザインもKICKRとは異なる点だ。KICKRは本体後方から左右、中央へと放射状に広がる3本の脚を採用しているが、KICKR COREは本体前方から伸びる足を採用。また、ホイール径に応じてドライブトレインの高さを調整するステーや、高さ調整機能などは設けられていないシンプルな造りとなる。
もちろん対応するリアホイールのサイズ(バイク)には違いはなく、24インチのロードとMTB、650cのロード、700cロード、26インチMTB、27.5インチMTB、29インチMTBという6種類のバイクで使用可能。対応シャフトは130/135mクイックリリース、12×142mmスルーアクスル、12×148mmスルーアクスル。
購入にあたって注意したいポイントはカセットスプロケットが付属しないこと。ユーザー自身で手持ちのバイクにマッチするスプロケットを用意する必要がある。対応するのは8~11速のシマノ/スラム製品。シンプルで必要十分な機能を持つ、スマートトレーナーの新たな定番モデルとなる予感を秘めたKICKR CORE。価格は113,000円(税抜)。
ワフー KICKRCORE
寸法(レッグを開いた状態):50.8cm(長さ)x 58.4cm(幅)x 48.3cm(高さ)
寸法(レッグを閉じた状態):22.9cm(長さ)x 58.4cm(幅)x 53.3cm(高さ)
重量(箱から出した状態):18.1kg
リアホイールのサイズ:24" RD / 24" MTB / 650c RD / 26" MTB / 700c RD / 650b MTB / 29" MTB
ハブの種類:130/135mm QR、12x142、12x148 スルーアクスル
対応カセットスプロケット:8/9/10/11速 SRAM/Shimano
抵抗の種類:電磁式
精度:+ / - 2%
接続性:ANT+、ANT+ FE-C、Bluetooth
デバイス:iOS、Android、PC(Mac、Windows)
ユーザーの最大体重:113.4kg
フライホール重量:5.4kg
最大シミュレーショングレード:16%
最大パワー出力:1800W
価格:113,000円(税抜)
バーチャルサイクリングに現れる勾配変化を再現可能にしたKICKR CLIMB。ユニークなアイデアをカタチにした存在として数多くのサイクリストたちから驚きを持って迎えられたデバイスだ。そのKICKR CLIMBをリリースしたワフーから再びインドアトレーニングの充実度を高めてくれる新製品「KICKR HEADWIND」が登場する。
HEADWINDとは「向かい風」という意味であり、このデバイスはその言葉通りバイク前方から風を吹かせる送風機だ。単なる風を送るだけの道具ではなく、KICKRシリーズや心拍、スピードセンサーと連携することで、状況に応じて風の強弱を自動的に調節してくれるスマートデバイスとなっている。
具体的にはセンサーもしくはスマートトレーナーから受信するスピード、心拍数が上昇するに連れてHEADWINDは強い風を吹き始める。バーチャルサイクリングでの没入感を更に演出してくれるはずだ。また、手動でも4段階で強弱を選択することが可能となっている。トレーニングの内容によってユーザー自身が風量を選ぶこともできるため、バーチャルサイクリングではなく、メニュー中心にローラー練習を行うサイクリストにもピッタリだ。
最大風速は48km/h(約13m/sec)となっており、追い込んでいる時も常に体をクーリングしてくれるため、集中を切らさずにトレーニングを行える。またHEADWINDは自転車トレーニング用に開発されており、非常に指向性の強いエアフローデザインとなっている。出力した風をライダーの体に余すこと無く当ててくれるため、家庭用扇風機と比較してもインドアトレーニングの快適度を高めてくれるだろう。
また、HEADWINDは静音性にもこだわって開発されているという。最も強力なモードになった際も、隣の部屋に音が響いてしまう心配は無さそうだ。ワフーの担当者によると2018年モデルになり静粛性が向上したKICKRとの組み合わせがベストだという。価格は32,000円(税抜)。
ワフー KICKR HEADWIND
モーター仕様:120v 60hz
寸法(レッグが折りたたまれた状態):40.6cm(長さ)x 30.5cm(幅)x 48.3cm(高さ)
寸法(レッグを伸ばした状態):45.7cm(長さ)x 30.5cm(幅)x 48.3cm(高さ)
重量:5.4kg
最大ファンスピード:48 kph/30 mph
接続性:Bluetooth、ANT+
調整可能なレッグ:付属-2ポジション
価格:32,000円(税抜)
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