2018/08/02(木) - 12:18
21日間で合計3,351kmもの距離を駆け抜けたツール・ド・フランス。フィニッシュを迎えたパリ・シャンゼリゼの様子と、日本から現地観戦に赴いた方々との出会いを目黒誠子さんがレポートします。
第105回ツール・ド・フランスは29日、パリ・シャンゼリゼでフィナーレを迎えました。ノワールムティエ・アン・リルからスタートし、パリにフィニッシュするまで合計3,351kmを走り抜けた21日間。フィナーレとなった最終ステージ、ウイユ~パリの舞台裏と、今年現地で出会った日本人についてお伝えします。
21日間合計3,351kmをフィニッシュ photo:Seiko.Meguro
まずはフィナーレ前日、第20ステージ、サンぺシュルニベル→エスプレットでの個人タイムトライアルを終えた後の大移動から。チーム関係者、主催者、スタッフ、メディア等すべてのツール・ド・フランス一行は翌日に向けてパリへ移動しなければなりません。その距離約800km。
選手は日曜日当日にポーから飛行機移動ですが、チーム関係者やメディアはほとんど、陸地移動。その方法はそれぞれで、前日のうちにある程度まで車で移動しておく人もいれば、レンタカーをポーやバイヨンヌ、ビアリッツへ乗り捨てTGVに乗り込む人も。国鉄のストライキがまだ続いていたので、日曜日のTGVが運休となってしまい、急遽フライトへ変更をした人もいました。私はどうしたかと言うと、前日のうちにバイヨンヌからボルドーまでTGVで移動、土曜日はボルドー泊、日曜日朝にボルドーからパリまでTGVで移動しました。
第20ステージ タイムトライアルの舞台となったエスプレットの街 photo:Seiko.Meguro
12時前にパリへ着いて、凱旋門近くの宿泊先へ向かいました。地下鉄やバスでは「今日はツール・ド・フランスのため、凱旋門、ジョルジュサンク、コンコルドの駅は封鎖されているしいつもと違うので気をつけて」という注意書きがありました。ポルトマイヨーの駅を降りてみるとすでに凱旋門に続くシャンゼリゼ通りの入口には警察官が立ち、交通規制がされていました。スタート時間は16時15分で、キャラバンの到着もまだ先なのに、こんな時間から交通規制されているのに驚きでした。
早くもシャンゼリゼ通りは交通規制が photo:Seiko.Meguro
自転車でツール観戦に来たファミリー。パリでの観戦も自転車が一番良いかも! photo:Seiko.Meguro
14時半ごろ、ポルトマイヨーからメトロとRERを乗り継ぎ、15分ほどしてたどり着いたのがウイユの駅。ウイユの街は、ルルドのような観光地でもなければ何かのランドマークがあるような場所でもありません。普通の住宅地だったのですが、やはりツールが来るということで観客も多く集まり盛り上がっています。
今日のチームパドックはと言うと、選手の家族も集まりチーム関係者も選手もリラックスした雰囲気です。スカイのパドックには「TOUR DE FRANCE VICTORY6(ツール6勝)」とマイヨジョーヌ色があしらわれたスポーツカー、フォードのGTが。ピッカピカです。
マイヨジョーヌカラーにペイントされたフォードのGT photo:Seiko.Meguro
ツール6勝を祝した「TOUR DE FRANCE VICTORY6」の文字が photo:Seiko.Meguro
ここで私たちはラッキーなことに、シャンゼリゼまでチーム ロットNLユンボのバス(バン)に乗せてもらうことができました。監督はツアー・オブ・ジャパンに来てくれないかと何度もアタックした人で、予算とスケジュールの都合上TOJ参加は叶いませんでしたが昨年はジャパンカップに初参戦となり、今でも気軽に挨拶してくれます。
ロットNLユンボはすごく雰囲気が良くて、チームの誰と話しても和やかで丁寧です。ログリッチェが第19ステージで優勝したこともあり喜びと達成感、そしてなんとなく余裕が感じられます。この車に乗せてもらい、いよいよシャンゼリゼへ向かいます。
和やかな雰囲気漂うロットNLユンボ photo:Seiko.Meguro
ロットNLユンボのフランツ監督 photo:Seiko.Meguro
第19ステージで優勝したプリモシュ・ログリッチェ photo:Seiko.Meguro
この日は日曜日。シャンゼリゼまではやはり渋滞しました。が、やはり、ジャンダルマリの誘導がありました。昨年はすごく渋滞してしまいフィニッシュ間際の到着でしたが、今年はうまく誘導に乗れたこともあって十分間に合いました。シャンゼリゼへ向かう沿道は、これまでのステージでは見たことのないほどの観客数。
パリの街中には至る所にジャンダルマリが photo:Seiko.Meguro
道が広いのでわかりにくいですがコース沿いは溢れるように観客が photo:Seiko.Meguro
チームバスをコンコルド広場の決まった広場に停めました。バスの配置は毎年変わりますが、バスを停める場所自体は毎年一緒。クイックステップフロアーズではチーム専属シェフが作ったのか、食べ物や飲み物がバスの前に並べられ、選手の家族が早くもパーティを始めています。
コンコルド広場にはいくつかのVIPエリアがあり、それぞれに「エスパストゥールマレー」「エスパスイゾアール」「クラブ・ツール・ド・フランス」というように名前がついています。エスパストゥールマレーに日本から観戦に来た方々がいました。「去年はフィニッシュ近くだったけど、食べ物はなくて飲み物だけだった。今年はトゥールマレーにしてみたら、ドリンクも飲み物もあってすごくいい」。こんなところから優雅に観戦できるなんてうらやましいです!
コンコルド広場に面した建物には「TREK TRAVEL」の旗を掲げた観客がたくさんいて、2階のテラスと、屋上にも。アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ等世界中から総勢約500名の観戦ツアーだそうです。
トゥールマレー、イゾアール、クラブツールドフランス photo:Seiko.Meguro
こんな風に優雅に観戦できる photo:Seiko.Meguro
日本からツアーでいらしたみなさん~! photo:Seiko.Meguro
ソファも置かれてくつろぎながらの観戦 photo:Seiko.Meguro
建物の2階テラスと屋上で観戦しているトレックトラベル photo:Seiko.Meguro
凱旋門まわりを8周回。石畳の音、シャーっという自転車の音 photo:Seiko.Meguro
シャンゼリゼ通りを凱旋門の方に上がっていくと、道路沿いにVIP観客席が屋根とともにずら~っと並べられ(建てられ)ていて、入口では必ずパスが確認され、持っていない人は絶対に入らせてもらえません。この場所ならフィニッシュも、表彰式も、屋根があるところでドリンクを飲みながら座って見ることができます。おまけに目の前には巨大スクリーンも。
このVIP席にも日本から何度も観戦に来ているリピーターがいらっしゃいました。第二回目の休息日のカルカッソンヌからずーっと追いかけて来て「いいツールでした…。なんだか感動しちゃって…」と涙を流していました。
フィニッシュライン沿いのVIPエリア photo:Seiko.Meguro
巨大モニターもあるシャンゼリゼ photo:Seiko.Meguro
感動的だった表彰式。ゲラント・トーマスのマイヨジョーヌ photo:Seiko.Meguro
今年で4年目のツール・ド・フランス取材をした私にとっても、今年は特に感動的でした。ロードレースはチームスポーツであるのに、表彰台の一番高いところに立つのはたった一人。ツール・ド・フランスでもマイヨジョーヌを着ることができるのはたった一人だけです。これまでクリストファー・フルームのアシストをしていたゲラント・トーマスが、立場を入れ替えるようにトップに立ち、王者フルームが彼をアシスト。どうなることやら…とささやかれましたが、お互いにそれぞれを尊重しながらのレースはとても美しいものに感じました。
クリストファー・フルームやスカイに対するブーイングについて、実はそのブーイングをしていた本人に「なぜブーイングをするのですか?」と聞いたことがありました。答えは「彼はドーピングをしているから」。私が「でもそれは彼の喘息治療のためのもので、UCIからもOKが出ています。それでもですか?」と聞くと「うーん。よくわからないけどドーピングは良くない。」これらの人々を批判するつもりはありませんが、「よくわからないけどブーイングしてみた」という印象を受けました。
クリストファー・フルームとしっかり握手 photo:Seiko.Meguro
この4名は今年のさいたまでも?? photo:Seiko.Meguro
表彰式後ファンに囲まれるペテル・サガン photo:Seiko.Meguro
さて、今年現地で出会った日本人の方を紹介します。昨年は毎日のように日の丸を掲げた応援が見られましたが、今年はだいぶ少なかった…でもそれでもみなさん楽しんでいらっしゃいました。
フランス在住の川田さんが率いるサイクリングツアーには東京、千葉、名古屋、宮崎から6名の皆様が参加。トゥールーズに集合し、カルカッソンヌでの休息日から第19ステージのルルドーラランスまでの7泊8日。もちろんツールの観戦に加え、ミディ運河沿い、カルカッソンヌ近郊、トゥールマレー峠などのサイクリングも含まれていて、フランス在住の川田さんならではの、よく計画が練られた、アットホームでホスピタリティにあふれたツアーのようでした。参加者の皆さんもリピーターが多くて大満足の様子。
自分自身の足で登るトゥールマレーは格別でしょう photo:Toshie Kawada
フランス各地をツアーで回った川田さん一行、実に気持ちよさそうな風景! photo:Toshie Kawada
トゥールマレー峠でランチ photo:Toshie Kawada
京都からいらした儘田さんご夫婦 photo:Seiko.Meguro
また、京都から個人旅行でいらした儘田さんご夫婦もカルカッソンヌを中心にサイクリング&ツール観戦。「テレビで観戦していたら自分たちも現地に行きたくなって」と、はじめてのツール観戦に感動していたようでした。
その他にもたくさんの日本人の方がいらしたと思いますが、お会いできなかった方、ぜひ来年はお会いしましょう!現地でお会いした方、ありがとうございました!ツールの現地観戦、私も今年はパリからの日帰り観戦に挑戦してみましたが、ツアーに入って行くもよし、個人旅行で行くもよし、遠い夢のことではありません。ぜひ来年は計画してみてはいかがでしょうか?
休息日はチームのホテルまわり photo:Seiko.Meguro
さて、チームスカイのツール仕様のサコッシュをたまたま手に入れることができました。ゲラント・トーマスとクリストファー・フルームサイン入りのものを、シクロワイアード読者の方に抽選で1名様にプレゼントします(ゲラント・トーマスはボールペン、クリストファー・フルームはマジックのため多少の濃淡の違いはありますが…)。
ご希望の方は、マルベロFacebookのプレゼント企画の投稿に「プレゼント希望」とコメントを入れてください。締め切りは8月いっぱいまで。直接お渡ししたいので、10月7日宮城県丸森町で行われる、ツール・ド・フランスからインスピレーションを受けたイベント「自転車と旅の日~マルベロ」にいらっしゃれる方に限らせていただきたいと思います。ご応募お待ちしていますね。
サイン入りサコッシュをプレゼント。ご応募お待ちしています! photo:Seiko.Meguro
■チームスカイツールサコッシュ プレゼントキャンペーン
応募方法:MARUVÉLO Facebookのプレゼント企画投稿にコメント
賞品:トーマス&フルームサイン入りチームスカイサコッシュ(抽選で1名様)
締め切り:2018年8月31日まで
お渡し:10月7日 MARUVÉLO のマルベロカフェまで取りに来ていただける方に限らせていただきます。
目黒誠子(めぐろせいこ) 筆者プロフィール:目黒 誠子(めぐろせいこ)
宮城県丸森町生まれ。2006年ジャパンカップサイクルロードレースに業務で携わってからロードレースの世界に魅了される。2014年より3年間、ツアー・オブ・ジャパンでは海外チームの招待・連絡を担当していた。ロードバイクでのサイクリングを楽しむ。航空会社の広報系の仕事にも携わり、折り紙飛行機の指導員という変わりダネ資格を持つ。現在は宮城県丸森町に拠点を置きつつ、海外の自転車事情やライフスタイルを取材しながら、ライター、プロデューサー、コーディネーターとして活動。自転車とまちづくり・クリーン工房アドバイザー、「自転車と旅の日~MARUVÉLO(マルベロ)」主宰。(https://www.facebook.com/maruvelo/)
第105回ツール・ド・フランスは29日、パリ・シャンゼリゼでフィナーレを迎えました。ノワールムティエ・アン・リルからスタートし、パリにフィニッシュするまで合計3,351kmを走り抜けた21日間。フィナーレとなった最終ステージ、ウイユ~パリの舞台裏と、今年現地で出会った日本人についてお伝えします。
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まずはフィナーレ前日、第20ステージ、サンぺシュルニベル→エスプレットでの個人タイムトライアルを終えた後の大移動から。チーム関係者、主催者、スタッフ、メディア等すべてのツール・ド・フランス一行は翌日に向けてパリへ移動しなければなりません。その距離約800km。
選手は日曜日当日にポーから飛行機移動ですが、チーム関係者やメディアはほとんど、陸地移動。その方法はそれぞれで、前日のうちにある程度まで車で移動しておく人もいれば、レンタカーをポーやバイヨンヌ、ビアリッツへ乗り捨てTGVに乗り込む人も。国鉄のストライキがまだ続いていたので、日曜日のTGVが運休となってしまい、急遽フライトへ変更をした人もいました。私はどうしたかと言うと、前日のうちにバイヨンヌからボルドーまでTGVで移動、土曜日はボルドー泊、日曜日朝にボルドーからパリまでTGVで移動しました。
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12時前にパリへ着いて、凱旋門近くの宿泊先へ向かいました。地下鉄やバスでは「今日はツール・ド・フランスのため、凱旋門、ジョルジュサンク、コンコルドの駅は封鎖されているしいつもと違うので気をつけて」という注意書きがありました。ポルトマイヨーの駅を降りてみるとすでに凱旋門に続くシャンゼリゼ通りの入口には警察官が立ち、交通規制がされていました。スタート時間は16時15分で、キャラバンの到着もまだ先なのに、こんな時間から交通規制されているのに驚きでした。
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14時半ごろ、ポルトマイヨーからメトロとRERを乗り継ぎ、15分ほどしてたどり着いたのがウイユの駅。ウイユの街は、ルルドのような観光地でもなければ何かのランドマークがあるような場所でもありません。普通の住宅地だったのですが、やはりツールが来るということで観客も多く集まり盛り上がっています。
今日のチームパドックはと言うと、選手の家族も集まりチーム関係者も選手もリラックスした雰囲気です。スカイのパドックには「TOUR DE FRANCE VICTORY6(ツール6勝)」とマイヨジョーヌ色があしらわれたスポーツカー、フォードのGTが。ピッカピカです。
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ここで私たちはラッキーなことに、シャンゼリゼまでチーム ロットNLユンボのバス(バン)に乗せてもらうことができました。監督はツアー・オブ・ジャパンに来てくれないかと何度もアタックした人で、予算とスケジュールの都合上TOJ参加は叶いませんでしたが昨年はジャパンカップに初参戦となり、今でも気軽に挨拶してくれます。
ロットNLユンボはすごく雰囲気が良くて、チームの誰と話しても和やかで丁寧です。ログリッチェが第19ステージで優勝したこともあり喜びと達成感、そしてなんとなく余裕が感じられます。この車に乗せてもらい、いよいよシャンゼリゼへ向かいます。
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この日は日曜日。シャンゼリゼまではやはり渋滞しました。が、やはり、ジャンダルマリの誘導がありました。昨年はすごく渋滞してしまいフィニッシュ間際の到着でしたが、今年はうまく誘導に乗れたこともあって十分間に合いました。シャンゼリゼへ向かう沿道は、これまでのステージでは見たことのないほどの観客数。
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チームバスをコンコルド広場の決まった広場に停めました。バスの配置は毎年変わりますが、バスを停める場所自体は毎年一緒。クイックステップフロアーズではチーム専属シェフが作ったのか、食べ物や飲み物がバスの前に並べられ、選手の家族が早くもパーティを始めています。
コンコルド広場にはいくつかのVIPエリアがあり、それぞれに「エスパストゥールマレー」「エスパスイゾアール」「クラブ・ツール・ド・フランス」というように名前がついています。エスパストゥールマレーに日本から観戦に来た方々がいました。「去年はフィニッシュ近くだったけど、食べ物はなくて飲み物だけだった。今年はトゥールマレーにしてみたら、ドリンクも飲み物もあってすごくいい」。こんなところから優雅に観戦できるなんてうらやましいです!
コンコルド広場に面した建物には「TREK TRAVEL」の旗を掲げた観客がたくさんいて、2階のテラスと、屋上にも。アメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ等世界中から総勢約500名の観戦ツアーだそうです。
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シャンゼリゼ通りを凱旋門の方に上がっていくと、道路沿いにVIP観客席が屋根とともにずら~っと並べられ(建てられ)ていて、入口では必ずパスが確認され、持っていない人は絶対に入らせてもらえません。この場所ならフィニッシュも、表彰式も、屋根があるところでドリンクを飲みながら座って見ることができます。おまけに目の前には巨大スクリーンも。
このVIP席にも日本から何度も観戦に来ているリピーターがいらっしゃいました。第二回目の休息日のカルカッソンヌからずーっと追いかけて来て「いいツールでした…。なんだか感動しちゃって…」と涙を流していました。
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今年で4年目のツール・ド・フランス取材をした私にとっても、今年は特に感動的でした。ロードレースはチームスポーツであるのに、表彰台の一番高いところに立つのはたった一人。ツール・ド・フランスでもマイヨジョーヌを着ることができるのはたった一人だけです。これまでクリストファー・フルームのアシストをしていたゲラント・トーマスが、立場を入れ替えるようにトップに立ち、王者フルームが彼をアシスト。どうなることやら…とささやかれましたが、お互いにそれぞれを尊重しながらのレースはとても美しいものに感じました。
クリストファー・フルームやスカイに対するブーイングについて、実はそのブーイングをしていた本人に「なぜブーイングをするのですか?」と聞いたことがありました。答えは「彼はドーピングをしているから」。私が「でもそれは彼の喘息治療のためのもので、UCIからもOKが出ています。それでもですか?」と聞くと「うーん。よくわからないけどドーピングは良くない。」これらの人々を批判するつもりはありませんが、「よくわからないけどブーイングしてみた」という印象を受けました。
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さて、今年現地で出会った日本人の方を紹介します。昨年は毎日のように日の丸を掲げた応援が見られましたが、今年はだいぶ少なかった…でもそれでもみなさん楽しんでいらっしゃいました。
フランス在住の川田さんが率いるサイクリングツアーには東京、千葉、名古屋、宮崎から6名の皆様が参加。トゥールーズに集合し、カルカッソンヌでの休息日から第19ステージのルルドーラランスまでの7泊8日。もちろんツールの観戦に加え、ミディ運河沿い、カルカッソンヌ近郊、トゥールマレー峠などのサイクリングも含まれていて、フランス在住の川田さんならではの、よく計画が練られた、アットホームでホスピタリティにあふれたツアーのようでした。参加者の皆さんもリピーターが多くて大満足の様子。
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また、京都から個人旅行でいらした儘田さんご夫婦もカルカッソンヌを中心にサイクリング&ツール観戦。「テレビで観戦していたら自分たちも現地に行きたくなって」と、はじめてのツール観戦に感動していたようでした。
その他にもたくさんの日本人の方がいらしたと思いますが、お会いできなかった方、ぜひ来年はお会いしましょう!現地でお会いした方、ありがとうございました!ツールの現地観戦、私も今年はパリからの日帰り観戦に挑戦してみましたが、ツアーに入って行くもよし、個人旅行で行くもよし、遠い夢のことではありません。ぜひ来年は計画してみてはいかがでしょうか?
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さて、チームスカイのツール仕様のサコッシュをたまたま手に入れることができました。ゲラント・トーマスとクリストファー・フルームサイン入りのものを、シクロワイアード読者の方に抽選で1名様にプレゼントします(ゲラント・トーマスはボールペン、クリストファー・フルームはマジックのため多少の濃淡の違いはありますが…)。
ご希望の方は、マルベロFacebookのプレゼント企画の投稿に「プレゼント希望」とコメントを入れてください。締め切りは8月いっぱいまで。直接お渡ししたいので、10月7日宮城県丸森町で行われる、ツール・ド・フランスからインスピレーションを受けたイベント「自転車と旅の日~マルベロ」にいらっしゃれる方に限らせていただきたいと思います。ご応募お待ちしていますね。
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■チームスカイツールサコッシュ プレゼントキャンペーン
応募方法:MARUVÉLO Facebookのプレゼント企画投稿にコメント
賞品:トーマス&フルームサイン入りチームスカイサコッシュ(抽選で1名様)
締め切り:2018年8月31日まで
お渡し:10月7日 MARUVÉLO のマルベロカフェまで取りに来ていただける方に限らせていただきます。
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宮城県丸森町生まれ。2006年ジャパンカップサイクルロードレースに業務で携わってからロードレースの世界に魅了される。2014年より3年間、ツアー・オブ・ジャパンでは海外チームの招待・連絡を担当していた。ロードバイクでのサイクリングを楽しむ。航空会社の広報系の仕事にも携わり、折り紙飛行機の指導員という変わりダネ資格を持つ。現在は宮城県丸森町に拠点を置きつつ、海外の自転車事情やライフスタイルを取材しながら、ライター、プロデューサー、コーディネーターとして活動。自転車とまちづくり・クリーン工房アドバイザー、「自転車と旅の日~MARUVÉLO(マルベロ)」主宰。(https://www.facebook.com/maruvelo/)
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