2018/07/07(土) - 16:56
イタリアンバイクブランド、デローザよりフラッグシップディスクロードの「PROTOS disk」をインプレッション。セミエアロフォルムのオールラウンドレーサーに、ディスクブレーキを装備した最新モデルの実力とは。
フレームビルダーであったウーゴ・デローザ氏が1953年に興したバイクブランド、デローザ。イタリアのミラノに拠点を置き、自転車への”情熱”を表す赤いハートマークのブランドロゴを掲げる。ウーゴ氏のフレーム哲学が活かされたエレガントでスタイリッシュなフレームは、世界中のサイクリストから憧れの存在として一目置かれるほど。
代々受け継がれてきた細身で艶かしさのあるスチール・アルミ・チタンバイクに定評のあるデローザだが、2000年台に入るとレーシング用途のカーボンバイクにも力を注ぎ、今シーズンはプロコンチネンタルチームのNIPPOヴィーニファンティーニやカハルーラル・セグロスRGA、イスラエルサイクリングアカデミーにバイクサポートを行っている。
2000年に発表された「KING(キング)」を皮切りにカーボンバイクを次々とリリースしており、そのラインアップは現在7種類だ。それぞれ異なるカーボングレードやスタイルを持った展開の中でも、プロ選手たちが愛用するフラッグシップバイクとして君臨するモデルが「PROTOS(プロトス)」である。
ステファノ・ガルゼッリのため2004年に用意されたスペシャルバイク「PROTOTYPE 1d」をベースに、アップデートを加え市販化モデルとして登場した初代PROTOS。大口径のチューブで剛性を稼ぎつつ、他社に先駆けユニディレクショナルカーボンを全面に使用し軽量ハイパフォーマンスに仕上がったレースバイクとして誕生した。
2007年に一度ラインアップから姿を消したものの、2012年にはよりエアロと重量剛性比を強化しリファインした2代目が復活。更には昨年、デローザが蓄積してきたエンジニアリング技術の結晶として、より洗練された性能とルックスを獲得しフルモデルチェンジを遂げた3代目PROTOSがデビューした。2017モデルではリムブレーキモデルのみの展開であったが、設計段階から用意されていたというディスクブレーキモデルが1年遅れで追加されている。
前作から継承する直線基調のフレームワークは変わらず、各チューブのシェイプアップを推し進めた結果プロスペックの剛性はそのままに20%の軽量化を実現した(リムブレーキモデル比べ)。特にダウンチューブとフロントフォークはよりスッキリとしたシェイプに変更することで、洗練したイメージを与えるとともに、従来モデルから続くエアロ形状のチュービングを取り入れることで空力性能にも配慮する。
ヘッドチューブからダウンチューブ、シートポストからシートチューブ、そしてフォークのそれぞれ後端を切り落としたエアロフォルムを採用し、かつフォーククラウンのインテグレートデザイン、後輪に沿ったカットオフ形状、フレーム内蔵のシートクランプなど空力性能を追求した造形を随所に盛り込む。
その上でシートステーは薄く扁平させた細身のチューブとすることで振動吸収性を高め快適性も担保。2本のステーを繋ぐブリッジやシートチューブサイドに接続するよう繋がった形状により、ねじれ剛性を強化すするとともに、チェーンステーも左右非対称設計でパワー伝達に最適化されたパフォーマンスを獲得している。
フレーム素材には弾性率の異なる4種類のカーボンを組み合わせた、独自の「CM63」カーボンを使用し、ハイエンドモデルに相応しいプロユースの剛性感や反応性を実現。もちろんディスクブレーキに最適化されたカーボンレイアップで各所強度や剛性バランスも調整されている。ブレーキキャリパーは前後フラットマウントで、12mmスルーアクスルを採用する点は昨今のディスクロードに標準のスペックだ。
BBは圧入方式ではなく、組み立て精度やメンテナンス性を重視したイタリアンスレッドタイプを導入する。コンポーネントは機械式/電動式両対応で、ケーブル類は内装仕様となるものの、フロントブレーキのオイルホースはフォーク肩からアクセスするオーソドックスなスタイルに仕上がる。
フレームセットで販売され、価格はリムブレーキモデルから1万円のアップチャージが加わった69万円(税抜)。今回はカンパニョーロの油圧ディスクブレーキコンポーネント「H11」をアセンブルした試乗車にてテスト。それでは、インプレッションへ移ろう。
― インプレッション
「大パワーを受け止めハイスピードで駆けるレーサー気質の1台」西谷雅史(サイクルポイント オーベスト)
しっかりと踏んだ分だけ進むレースバイクといった第一印象です。乗り心地や遊びの部分はほとんど考慮されておらず、しなってから進むといった複雑な味付けはありません。”しっかりとパワーを掛けてください”と敬語で言われているような、イタリアの自転車競技を真剣に考えたブランドが作り出したバイクという感じです。
そんな性格のフレームですので、踏んでいる間は力強く進んでくれますが、踏み止めると余韻で進むような感覚ではありません。そういったところはレーシングバイクだなと強く感じるところですね。いろんな力のかけ方があるかと思いますが、緩斜面で下ハンドルを握りながらダンシングで一歩一歩踏み込んでいくような走り方が一番進みますね。
正直に言ってしまえば、あくまでレースをする選手のためのバイクですので、スピード域は高ければ高いほど良いですね。特に平坦路をハイスピードで駆け抜けるようなコースでは高い剛性と相まって、掛けたパワーに対して確実に反応してくれます。スプリントが得意な人にはすごく良いフレームになると思います。
また、フロント周りの剛性も相まってレースバイクらしい安定感がありますね。今回アセンブルされたステム一体型ハンドルは剛性も高く、下りでコーナーを攻めるときも、スプリントを掛けるときもしっかりと支えてくれて安心感があります。この硬いハンドルを強靭なヘッドチューブとフォークで受け止めてくれると言った感じでしょうか。
ディスクブレーキモデルということで、その制動力にフレームが負けることなく、しっかりとコントロールできる剛性に調整されています。高速域からフロントブレーキのみで急制動をかけましたが、フォークのブレも少ないですね。カンパニョーロのディスクブレーキはいきなり効きすぎることもなく、扱いやすいのが好印象ですね。リムブレーキの絶妙なフィーリングが活かされているような気がします。
全体的にパフォーマンスが高く、より上級ライダーになるほど持ち味を活かせるバイクになるでしょう。パワーをかければ素直に受け止めてくれる根っからのロードレーサーです。パワーを掛け続けなければいけない短い登りのレースや、スプリントで勝敗が決するクリテリウムなど、高出力で踏める選手にこそ乗って欲しいバイクだと思います。
「作りに一切の無駄がない、スパルタンな性格を感じるレースバイク」小西裕介(なるしまフレンド)
やはりデローザのハイエンドモデルとして、完全なレースバイクに仕上がっていますね。作りに一切の無駄がなく、スパルタンな性格のフレームとなっています。剛性も非常に高いため踏んでいると勝手に高速域まで加速していくほど。使いこなすテクニックと脚力がある人にとっては武器になる1台だと思います。
バイクに跨って一踏み目から走りの軽快さを感じることが出来ます。踏んだ時の反応がナチュラルで癖がない印象ですね。そのまま踏み続けると気が付いたときにはかなりの高速域まで加速しているのですが、そこからの巡航維持も容易です。それでいて脚がいっぱいになってしまって、踏み切れないということもないですね。
また、走りのシーンに対しては、平地から登り下りと状況が切り替わった時でも息継ぎなしで対応してくれる万能感があります。例えばエアロロードは平地から登りに差し掛かると引っ掛かりがあるようなバイクもありますし、逆に軽量モデルでは平地が進まないなんてこともありますが、このバイクは走るシチュエーションを問わずに走る事ができます。空気抵抗の低さと重量のバランスの良さが寄与しているのでしょう。
ディスクブレーキに関しては、このフレームとカンパニョーロのディスクブレーキシステムとの相性が良いと感じました。カンパニョーロのディスクブレーキは制動もマイルドで、オンロードライドに最適化されており非常にコントローラブルですね。リムブレーキと比較しても、ディスクブレーキによる制動時の挙動の変化も少なく、ハードブレーキでも嫌な感覚はありません。
またスルーアクスルによる下りの安定感もポイントですね。今回は軽量なカンパニョーロ BORA ONE 35がアセンブルしてありましたが、軽いホイールにも関わらず高速コーナーでも不安感というのが全くないため、レースバイクとしての信頼性が高まっています。クイックレリーズだと多少の遊びが出てしまうところですが、ホイールをしっかり固定するスルーアクスルの良さが出ています。
デローザのフラッグシップモデルとして堂々たる値段ですが、デローザファンの方には堪らない1台であることは間違いないでしょう。純然たるレースバイクですが、一般サイクリストにとっては所有欲を大いに満たしてくれるバイクになると思います。決して扱いにくいバイクでないので、イベントやサイクリングに使っても良いと思います。
デローザ PROTOS disk フレームセット
サイズ:45、47、49、51、53、55、57、58.5
カラー:Grey Orange Matt、Black Red Matt、Mud Blue Matt、Green Yellow Matt、White Red Glossy、Revo Matt
BB:ITA(70mm)
ヘッドセット:Taper Headset 1-1/8to1-1/4
重量:フレーム 970g、フォーク 370g
フレーム価格:690,000円(税抜)、780,000円(税抜・Revoカラー)
インプレッションライダーのプロフィール
小西裕介(なるしまフレンド)
なるしまフレンド神宮店メカニックチーフ。長年実業団登録選手として活躍し、国内トップレベルのレーサーとしてホビーレースで数多くの優勝経験を持つ。レース歴は20年以上に及び走れるスタッフとして信頼を集めながらも、メカニックの知識も豊富で走りからメカまで幅広いアドバイスをお客さんに提供する。脚質はサーキットコースを得意とするスピードマンだ。
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なるしまフレンドHP
西谷雅史(サイクルポイント オーベスト)
東京都調布市にある「サイクルポイント オーベスト」店長。チームオーベストを率い、自らも積極的にレースに参戦。過去にはツール・ド・おきなわ市民200kmや、ジャパンカップオープンレースなどの国内ビックレースにて優勝を経験。2016年にはニセコクラシック年代別優勝も果たし、今なお衰えを知らない”最速店長”の一人である。
サイクルポイント オーベストFacebook
text:Yuto.Murata
photo:Makoto.AYANO
フレームビルダーであったウーゴ・デローザ氏が1953年に興したバイクブランド、デローザ。イタリアのミラノに拠点を置き、自転車への”情熱”を表す赤いハートマークのブランドロゴを掲げる。ウーゴ氏のフレーム哲学が活かされたエレガントでスタイリッシュなフレームは、世界中のサイクリストから憧れの存在として一目置かれるほど。
代々受け継がれてきた細身で艶かしさのあるスチール・アルミ・チタンバイクに定評のあるデローザだが、2000年台に入るとレーシング用途のカーボンバイクにも力を注ぎ、今シーズンはプロコンチネンタルチームのNIPPOヴィーニファンティーニやカハルーラル・セグロスRGA、イスラエルサイクリングアカデミーにバイクサポートを行っている。
2000年に発表された「KING(キング)」を皮切りにカーボンバイクを次々とリリースしており、そのラインアップは現在7種類だ。それぞれ異なるカーボングレードやスタイルを持った展開の中でも、プロ選手たちが愛用するフラッグシップバイクとして君臨するモデルが「PROTOS(プロトス)」である。
ステファノ・ガルゼッリのため2004年に用意されたスペシャルバイク「PROTOTYPE 1d」をベースに、アップデートを加え市販化モデルとして登場した初代PROTOS。大口径のチューブで剛性を稼ぎつつ、他社に先駆けユニディレクショナルカーボンを全面に使用し軽量ハイパフォーマンスに仕上がったレースバイクとして誕生した。
2007年に一度ラインアップから姿を消したものの、2012年にはよりエアロと重量剛性比を強化しリファインした2代目が復活。更には昨年、デローザが蓄積してきたエンジニアリング技術の結晶として、より洗練された性能とルックスを獲得しフルモデルチェンジを遂げた3代目PROTOSがデビューした。2017モデルではリムブレーキモデルのみの展開であったが、設計段階から用意されていたというディスクブレーキモデルが1年遅れで追加されている。
前作から継承する直線基調のフレームワークは変わらず、各チューブのシェイプアップを推し進めた結果プロスペックの剛性はそのままに20%の軽量化を実現した(リムブレーキモデル比べ)。特にダウンチューブとフロントフォークはよりスッキリとしたシェイプに変更することで、洗練したイメージを与えるとともに、従来モデルから続くエアロ形状のチュービングを取り入れることで空力性能にも配慮する。
ヘッドチューブからダウンチューブ、シートポストからシートチューブ、そしてフォークのそれぞれ後端を切り落としたエアロフォルムを採用し、かつフォーククラウンのインテグレートデザイン、後輪に沿ったカットオフ形状、フレーム内蔵のシートクランプなど空力性能を追求した造形を随所に盛り込む。
その上でシートステーは薄く扁平させた細身のチューブとすることで振動吸収性を高め快適性も担保。2本のステーを繋ぐブリッジやシートチューブサイドに接続するよう繋がった形状により、ねじれ剛性を強化すするとともに、チェーンステーも左右非対称設計でパワー伝達に最適化されたパフォーマンスを獲得している。
フレーム素材には弾性率の異なる4種類のカーボンを組み合わせた、独自の「CM63」カーボンを使用し、ハイエンドモデルに相応しいプロユースの剛性感や反応性を実現。もちろんディスクブレーキに最適化されたカーボンレイアップで各所強度や剛性バランスも調整されている。ブレーキキャリパーは前後フラットマウントで、12mmスルーアクスルを採用する点は昨今のディスクロードに標準のスペックだ。
BBは圧入方式ではなく、組み立て精度やメンテナンス性を重視したイタリアンスレッドタイプを導入する。コンポーネントは機械式/電動式両対応で、ケーブル類は内装仕様となるものの、フロントブレーキのオイルホースはフォーク肩からアクセスするオーソドックスなスタイルに仕上がる。
フレームセットで販売され、価格はリムブレーキモデルから1万円のアップチャージが加わった69万円(税抜)。今回はカンパニョーロの油圧ディスクブレーキコンポーネント「H11」をアセンブルした試乗車にてテスト。それでは、インプレッションへ移ろう。
― インプレッション
「大パワーを受け止めハイスピードで駆けるレーサー気質の1台」西谷雅史(サイクルポイント オーベスト)
しっかりと踏んだ分だけ進むレースバイクといった第一印象です。乗り心地や遊びの部分はほとんど考慮されておらず、しなってから進むといった複雑な味付けはありません。”しっかりとパワーを掛けてください”と敬語で言われているような、イタリアの自転車競技を真剣に考えたブランドが作り出したバイクという感じです。
そんな性格のフレームですので、踏んでいる間は力強く進んでくれますが、踏み止めると余韻で進むような感覚ではありません。そういったところはレーシングバイクだなと強く感じるところですね。いろんな力のかけ方があるかと思いますが、緩斜面で下ハンドルを握りながらダンシングで一歩一歩踏み込んでいくような走り方が一番進みますね。
正直に言ってしまえば、あくまでレースをする選手のためのバイクですので、スピード域は高ければ高いほど良いですね。特に平坦路をハイスピードで駆け抜けるようなコースでは高い剛性と相まって、掛けたパワーに対して確実に反応してくれます。スプリントが得意な人にはすごく良いフレームになると思います。
また、フロント周りの剛性も相まってレースバイクらしい安定感がありますね。今回アセンブルされたステム一体型ハンドルは剛性も高く、下りでコーナーを攻めるときも、スプリントを掛けるときもしっかりと支えてくれて安心感があります。この硬いハンドルを強靭なヘッドチューブとフォークで受け止めてくれると言った感じでしょうか。
ディスクブレーキモデルということで、その制動力にフレームが負けることなく、しっかりとコントロールできる剛性に調整されています。高速域からフロントブレーキのみで急制動をかけましたが、フォークのブレも少ないですね。カンパニョーロのディスクブレーキはいきなり効きすぎることもなく、扱いやすいのが好印象ですね。リムブレーキの絶妙なフィーリングが活かされているような気がします。
全体的にパフォーマンスが高く、より上級ライダーになるほど持ち味を活かせるバイクになるでしょう。パワーをかければ素直に受け止めてくれる根っからのロードレーサーです。パワーを掛け続けなければいけない短い登りのレースや、スプリントで勝敗が決するクリテリウムなど、高出力で踏める選手にこそ乗って欲しいバイクだと思います。
「作りに一切の無駄がない、スパルタンな性格を感じるレースバイク」小西裕介(なるしまフレンド)
やはりデローザのハイエンドモデルとして、完全なレースバイクに仕上がっていますね。作りに一切の無駄がなく、スパルタンな性格のフレームとなっています。剛性も非常に高いため踏んでいると勝手に高速域まで加速していくほど。使いこなすテクニックと脚力がある人にとっては武器になる1台だと思います。
バイクに跨って一踏み目から走りの軽快さを感じることが出来ます。踏んだ時の反応がナチュラルで癖がない印象ですね。そのまま踏み続けると気が付いたときにはかなりの高速域まで加速しているのですが、そこからの巡航維持も容易です。それでいて脚がいっぱいになってしまって、踏み切れないということもないですね。
また、走りのシーンに対しては、平地から登り下りと状況が切り替わった時でも息継ぎなしで対応してくれる万能感があります。例えばエアロロードは平地から登りに差し掛かると引っ掛かりがあるようなバイクもありますし、逆に軽量モデルでは平地が進まないなんてこともありますが、このバイクは走るシチュエーションを問わずに走る事ができます。空気抵抗の低さと重量のバランスの良さが寄与しているのでしょう。
ディスクブレーキに関しては、このフレームとカンパニョーロのディスクブレーキシステムとの相性が良いと感じました。カンパニョーロのディスクブレーキは制動もマイルドで、オンロードライドに最適化されており非常にコントローラブルですね。リムブレーキと比較しても、ディスクブレーキによる制動時の挙動の変化も少なく、ハードブレーキでも嫌な感覚はありません。
またスルーアクスルによる下りの安定感もポイントですね。今回は軽量なカンパニョーロ BORA ONE 35がアセンブルしてありましたが、軽いホイールにも関わらず高速コーナーでも不安感というのが全くないため、レースバイクとしての信頼性が高まっています。クイックレリーズだと多少の遊びが出てしまうところですが、ホイールをしっかり固定するスルーアクスルの良さが出ています。
デローザのフラッグシップモデルとして堂々たる値段ですが、デローザファンの方には堪らない1台であることは間違いないでしょう。純然たるレースバイクですが、一般サイクリストにとっては所有欲を大いに満たしてくれるバイクになると思います。決して扱いにくいバイクでないので、イベントやサイクリングに使っても良いと思います。
デローザ PROTOS disk フレームセット
サイズ:45、47、49、51、53、55、57、58.5
カラー:Grey Orange Matt、Black Red Matt、Mud Blue Matt、Green Yellow Matt、White Red Glossy、Revo Matt
BB:ITA(70mm)
ヘッドセット:Taper Headset 1-1/8to1-1/4
重量:フレーム 970g、フォーク 370g
フレーム価格:690,000円(税抜)、780,000円(税抜・Revoカラー)
インプレッションライダーのプロフィール
小西裕介(なるしまフレンド)
なるしまフレンド神宮店メカニックチーフ。長年実業団登録選手として活躍し、国内トップレベルのレーサーとしてホビーレースで数多くの優勝経験を持つ。レース歴は20年以上に及び走れるスタッフとして信頼を集めながらも、メカニックの知識も豊富で走りからメカまで幅広いアドバイスをお客さんに提供する。脚質はサーキットコースを得意とするスピードマンだ。
CWレコメンドショップページ
なるしまフレンドHP
西谷雅史(サイクルポイント オーベスト)
東京都調布市にある「サイクルポイント オーベスト」店長。チームオーベストを率い、自らも積極的にレースに参戦。過去にはツール・ド・おきなわ市民200kmや、ジャパンカップオープンレースなどの国内ビックレースにて優勝を経験。2016年にはニセコクラシック年代別優勝も果たし、今なお衰えを知らない”最速店長”の一人である。
サイクルポイント オーベストFacebook
text:Yuto.Murata
photo:Makoto.AYANO
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