2018/01/26(金) - 15:13
サントス・ツアー・ダウンアンダーを走ったプロバイクを紹介するシリーズ第三弾。今回はバーレーン・メリダ、EFエデュケーションファースト・ドラパック、サンウェブの3チームのバイクを紹介します。
バーレーン・メリダ / メリダ リアクトTEAM-E
主にエアロロードのリアクトと軽量なスクルトゥーラを揃えるバーレーン・メリダの中で、リアクトに乗るシチュエーションが多い新城幸也。紺色から黒色に変更された2018年モデルのリアクトが供給されたのはダウンアンダーにおいて新城とナヴァルダウスカスの2人だけだった。トータルで黒と赤と金色でカラーコーディネートされている。
メインコンポーネントはシマノのデュラエースR9150Di2で、SRMのカーボンクランクとパワーメーターを使用する。2017年からパーツ構成に変更はなく、ホイールは主にフルクラムのスピード55T、サドルはプロロゴ、タイヤはコンチネンタル、ペダルはシマノのデュラエース。1年前は供給が間に合わずにノーマルのステムとハンドルで仮組されていたが、現在はステム一体型ハンドルのメトロン5Dで落ち着いている。メカニックによるとシーズン中にディスクブレーキも投入するとのこと。
EFエデュケーションファースト・ドラパック / キャノンデール スーパーシックスEvo HiMod
新スポンサー獲得によってチーム名を変更し(とても長くなり)、チームカラーもピンクに一新したアメリカのEFエデュケーションファースト・ドラパック。メカニック曰く2018年も引き続きキャノンデールバイクはグリーンのまま。スーパーシックスEvoHiModをメインに使用する。
シマノのデュラエースR9150Di2をメインに使用するが、キャノンデールのSISLクランクにSRMパワーメーターの組み合わせ。コンピューターはガーミンを使用する。FSAと結びつきが強いチームであり、同社のチェーンリングやチェーン、シートポスト、ステム、ハンドルを使用する。サドルとバーテープはプロロゴ。また、長年マヴィックホイールを使用してきたが、2018年からヴィジョンに変更されている。写真のバイクの持ち主ミッチェル・ドッカー(オーストラリア)のように、追い風平坦路や踏む下りに備えて54Tを装備する選手も多い。
サンウェブ / ジャイアント TCRアドヴァンスドSL
ダウンアンダーにはプロペルアドヴァンスドSLを持ち込まず、メンバー全員がジャイアントのTCRアドヴァンスドSLに乗ったサンウェブ。インテグラルシートポストを採用しているのはこのサンウェブのジャイアントだけ。メインコンポーネントはシマノのデュラエースR9150Di2で、パワーメーターをパイオニアからシマノに変更した。Di2ジャンクションボックスはフォーリアーズのコラムスペーサー式マウントに装着される。
大きなトピックはホイールがシマノのデュラエースシリーズからジャイアントのSLR0カーボンエアロホイールに変更されたこと。これによりフレームだけでなくコンタクトSLRシリーズのステムやハンドル、サドル、ヘルメット、ウェア、シューズなど、トータルでのジャイアント化が進んだ。その一方でコンピューターはジャイアントのネオトラックからシグマのROX11.0GPSに変更されている。タイヤはロゴが消されたヴィットリアのコルサ。
text&photo:Kei Tsuji
バーレーン・メリダ / メリダ リアクトTEAM-E
主にエアロロードのリアクトと軽量なスクルトゥーラを揃えるバーレーン・メリダの中で、リアクトに乗るシチュエーションが多い新城幸也。紺色から黒色に変更された2018年モデルのリアクトが供給されたのはダウンアンダーにおいて新城とナヴァルダウスカスの2人だけだった。トータルで黒と赤と金色でカラーコーディネートされている。
メインコンポーネントはシマノのデュラエースR9150Di2で、SRMのカーボンクランクとパワーメーターを使用する。2017年からパーツ構成に変更はなく、ホイールは主にフルクラムのスピード55T、サドルはプロロゴ、タイヤはコンチネンタル、ペダルはシマノのデュラエース。1年前は供給が間に合わずにノーマルのステムとハンドルで仮組されていたが、現在はステム一体型ハンドルのメトロン5Dで落ち着いている。メカニックによるとシーズン中にディスクブレーキも投入するとのこと。
EFエデュケーションファースト・ドラパック / キャノンデール スーパーシックスEvo HiMod
新スポンサー獲得によってチーム名を変更し(とても長くなり)、チームカラーもピンクに一新したアメリカのEFエデュケーションファースト・ドラパック。メカニック曰く2018年も引き続きキャノンデールバイクはグリーンのまま。スーパーシックスEvoHiModをメインに使用する。
シマノのデュラエースR9150Di2をメインに使用するが、キャノンデールのSISLクランクにSRMパワーメーターの組み合わせ。コンピューターはガーミンを使用する。FSAと結びつきが強いチームであり、同社のチェーンリングやチェーン、シートポスト、ステム、ハンドルを使用する。サドルとバーテープはプロロゴ。また、長年マヴィックホイールを使用してきたが、2018年からヴィジョンに変更されている。写真のバイクの持ち主ミッチェル・ドッカー(オーストラリア)のように、追い風平坦路や踏む下りに備えて54Tを装備する選手も多い。
サンウェブ / ジャイアント TCRアドヴァンスドSL
ダウンアンダーにはプロペルアドヴァンスドSLを持ち込まず、メンバー全員がジャイアントのTCRアドヴァンスドSLに乗ったサンウェブ。インテグラルシートポストを採用しているのはこのサンウェブのジャイアントだけ。メインコンポーネントはシマノのデュラエースR9150Di2で、パワーメーターをパイオニアからシマノに変更した。Di2ジャンクションボックスはフォーリアーズのコラムスペーサー式マウントに装着される。
大きなトピックはホイールがシマノのデュラエースシリーズからジャイアントのSLR0カーボンエアロホイールに変更されたこと。これによりフレームだけでなくコンタクトSLRシリーズのステムやハンドル、サドル、ヘルメット、ウェア、シューズなど、トータルでのジャイアント化が進んだ。その一方でコンピューターはジャイアントのネオトラックからシグマのROX11.0GPSに変更されている。タイヤはロゴが消されたヴィットリアのコルサ。
text&photo:Kei Tsuji
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