2017/11/23(木) - 10:31
ハイシーズン真っ只中にあるシクロクロスの一大フェスティバル、Raphaスーパークロス野辺山が今年も11月25日、26日の2日間に開催される。場所はもちろん長野県南佐久郡南牧村の滝沢牧場。見るだけでも楽しめる大会をプレビューしておきましょう。
八ヶ岳を背にしたダイナミックな風景が広がり、カウベルの音が鳴り響く標高1,350mの滝沢牧場に今年もシクロクロッサーが集結する。Raphaスーパークロス野辺山は今年で開催8回目を迎えるシクロクロスの一大イベント。2日連続で行われるUCI(国際自転車競技連盟)登録レースでは国内トップレベルの戦いが繰り広げられる。
国内シクロクロス随一の人気イベントには、2週間後に同じ滝沢牧場での全日本選手権を控えるトップレーサーたちが、コンディションを整えた状態でレースに挑む。全日本王者の沢田時(ブリヂストンアンカー)や、 直前のUCIマキノで勝利するなど今季好調の小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)、前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)、そして過酷な欧州連戦から帰国したばかりの竹之内悠(東洋フレーム) ら、屈指の選手たちがしのぎを削る。
昨年2日間とも2位に食い込んだ沢田は「高校生の頃からずっと参戦してきた思い出深い野辺山を、今年は日本チャンピオンとして走れることをとても嬉しく思っています。昨年は自分の中ではベストと言える最高のレースでした。去年成し遂げられなかったのは優勝という結果だけであり、今年こそは勝つことで強さを示したいです。海外からの強豪選手も多いので、2週間後の全日本以上に難しいレースとなるでしょう。その中で勝っておくことは精神的にも有利になることは間違いないので全力で狙っていきます。応援のほど宜しくお願い致します」とリベンジを誓う。
竹之内は「例年通り今年もRaphaスーパークロス野辺山に参加させて頂きます。毎年素晴らしい大会なので今年も参加でき、とても嬉しいです。みんなでレースを盛り上げたいと思います、応援の程よろしくお願いします」とコメントを寄せており、全日本選手権に向けてリズムを取り戻せるかに期待が掛かる。
Raphaスーパークロス野辺山だけでしか味わえない雰囲気を求めて、海外から自費参加する選手が多いことも特徴の一つ。今年は日本のシクロクロス史上初めて、日本を含め5ヶ国(日本、アメリカ、オーストラリア、チェコ、カナダ)からのエントリーをみた。
マキノで2位に入ったギャリー・ミルバーン(オーストラリア、SPEEDVAGEN X MAAP)は過酷な泥コンディションで勝利した昨年大会の焼き直しなるか?19歳のキャメロン・ベアード(アメリカ、キャノンデールp/bシクロクロスワールド.com)や、ケヴィン・ブラッドフォード(アメリカ、ギレスピーアイケア/SETコーチング.com)、毎年人気のスクールを開催するティム・ジョンソン(アメリカ、キャノンデールp/bシクロクロスワールド.com)らは昨年に続く野辺山参戦。
新規エントリー組としては、現全豪王者のクリス・ジョンジェワード(ポートアデレードCC)が注目筆頭。直近の世界選手権で22位に入っているエミール・ヘケレ(スティーブンスバイク・エミリオスポーツ)はシクロクロス大国チェコからやってきたベテラン選手。昨年のシクロクロス東京を賑わせたスクィッドバイクスのメンバーは、その全員が実力者だ。
女子エリートレースには、35名という過去最大人数がエントリーする。出場レースで全勝中の與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)や今井美穂(CO2 bicycle)、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)、元全日本王者の宮内佐季子(ClubLa.sistaOffroadTeam)らに加え、海外勢が4名参戦する国際色豊かなレースとなる。
もちろん注目はUCIエリートレースだけではなく、AJOCCの各カテゴリーレースからキンダーガーデンまで多種多様なレースが開催。2日間でのべ1,100人オーバーのエントリー数が人気の高さを表している。キッズや女性に優しい大会を目指すこともRaphaスーパークロス野辺山の特徴だ。
コースは昨年同様、滝沢牧場前の舗装路をスタートして緩斜面の登り、名物の泥ゾーン、バギーコース、芝区間や林間セクションと流れるもの。難しすぎず、簡単すぎない絶妙なレイアウトは、自らエリートレーサーとして走るレースオーガナイザーの矢野大介氏が、海外レースから得たエッセンスを取り入れたもの。昨年は毎周回バイク交換必須の厳しい泥レースとなったが、現在のところ天気は金曜日から概ね良好。果たして2年ぶりのドライコンディションとなるだろうか?
レース観戦と共に楽しみたいのが、多種多様なブースの数々。海外のシクロクロスレースを観たことのある方なら、観客が(雪が降っていても)ビールジョッキを片手にフリット(フライドポテト)を頬張る姿が印象にあるはず。野辺山シクロクロスは、こうした「観客の流儀」にも積極的。
地元の味を届ける地元南牧村商工会や、関西シクロクロスでもお馴染みのタベルナ・エスキーナや、千駄ヶ谷の盆栽自転車店カフェ、大阪のブリュワリー「Marca」(マルカ)など、それこそ幅広いジャンルのフード&ドリンクたちが冷えた身体を暖めてくれる。マスプロメーカーからハンドメイドブランドまで、あらゆるバイクブランドが出展するのも野辺山ならではの光景。スペシャライズドではCruxユーザー向けのウォームアップサポートを、ミズタニ自転車ではフィードバックスポーツのローラーを使ったニュートラルウォームアップサービスを展開する予定とのことで、チェックをお忘れなく。
そして忘れてはならないのが、毎年即売り切れ必至のオリジナルグッズたち。会場オープンと同時に行列ができる名物「泥Tシャツ」(税込4,000円)や、応援グッズに欠かせないカウベルもに加え、今年は「NOBEYAMA」をあしらったニットキャップ(税込3,000円)と、「泥マグカップ」(税込1,500円)が新登場している。こちらも数量限定なのでお見逃しなく。
より詳しいインフォメーションはRaphaスーパークロス野辺山の公式サイト(下記リンク)をチェック。
八ヶ岳を背にしたダイナミックな風景が広がり、カウベルの音が鳴り響く標高1,350mの滝沢牧場に今年もシクロクロッサーが集結する。Raphaスーパークロス野辺山は今年で開催8回目を迎えるシクロクロスの一大イベント。2日連続で行われるUCI(国際自転車競技連盟)登録レースでは国内トップレベルの戦いが繰り広げられる。
国内シクロクロス随一の人気イベントには、2週間後に同じ滝沢牧場での全日本選手権を控えるトップレーサーたちが、コンディションを整えた状態でレースに挑む。全日本王者の沢田時(ブリヂストンアンカー)や、 直前のUCIマキノで勝利するなど今季好調の小坂光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)、前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)、そして過酷な欧州連戦から帰国したばかりの竹之内悠(東洋フレーム) ら、屈指の選手たちがしのぎを削る。
昨年2日間とも2位に食い込んだ沢田は「高校生の頃からずっと参戦してきた思い出深い野辺山を、今年は日本チャンピオンとして走れることをとても嬉しく思っています。昨年は自分の中ではベストと言える最高のレースでした。去年成し遂げられなかったのは優勝という結果だけであり、今年こそは勝つことで強さを示したいです。海外からの強豪選手も多いので、2週間後の全日本以上に難しいレースとなるでしょう。その中で勝っておくことは精神的にも有利になることは間違いないので全力で狙っていきます。応援のほど宜しくお願い致します」とリベンジを誓う。
竹之内は「例年通り今年もRaphaスーパークロス野辺山に参加させて頂きます。毎年素晴らしい大会なので今年も参加でき、とても嬉しいです。みんなでレースを盛り上げたいと思います、応援の程よろしくお願いします」とコメントを寄せており、全日本選手権に向けてリズムを取り戻せるかに期待が掛かる。
Raphaスーパークロス野辺山だけでしか味わえない雰囲気を求めて、海外から自費参加する選手が多いことも特徴の一つ。今年は日本のシクロクロス史上初めて、日本を含め5ヶ国(日本、アメリカ、オーストラリア、チェコ、カナダ)からのエントリーをみた。
マキノで2位に入ったギャリー・ミルバーン(オーストラリア、SPEEDVAGEN X MAAP)は過酷な泥コンディションで勝利した昨年大会の焼き直しなるか?19歳のキャメロン・ベアード(アメリカ、キャノンデールp/bシクロクロスワールド.com)や、ケヴィン・ブラッドフォード(アメリカ、ギレスピーアイケア/SETコーチング.com)、毎年人気のスクールを開催するティム・ジョンソン(アメリカ、キャノンデールp/bシクロクロスワールド.com)らは昨年に続く野辺山参戦。
新規エントリー組としては、現全豪王者のクリス・ジョンジェワード(ポートアデレードCC)が注目筆頭。直近の世界選手権で22位に入っているエミール・ヘケレ(スティーブンスバイク・エミリオスポーツ)はシクロクロス大国チェコからやってきたベテラン選手。昨年のシクロクロス東京を賑わせたスクィッドバイクスのメンバーは、その全員が実力者だ。
女子エリートレースには、35名という過去最大人数がエントリーする。出場レースで全勝中の與那嶺恵理(エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)や今井美穂(CO2 bicycle)、唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)、元全日本王者の宮内佐季子(ClubLa.sistaOffroadTeam)らに加え、海外勢が4名参戦する国際色豊かなレースとなる。
もちろん注目はUCIエリートレースだけではなく、AJOCCの各カテゴリーレースからキンダーガーデンまで多種多様なレースが開催。2日間でのべ1,100人オーバーのエントリー数が人気の高さを表している。キッズや女性に優しい大会を目指すこともRaphaスーパークロス野辺山の特徴だ。
コースは昨年同様、滝沢牧場前の舗装路をスタートして緩斜面の登り、名物の泥ゾーン、バギーコース、芝区間や林間セクションと流れるもの。難しすぎず、簡単すぎない絶妙なレイアウトは、自らエリートレーサーとして走るレースオーガナイザーの矢野大介氏が、海外レースから得たエッセンスを取り入れたもの。昨年は毎周回バイク交換必須の厳しい泥レースとなったが、現在のところ天気は金曜日から概ね良好。果たして2年ぶりのドライコンディションとなるだろうか?
レース観戦と共に楽しみたいのが、多種多様なブースの数々。海外のシクロクロスレースを観たことのある方なら、観客が(雪が降っていても)ビールジョッキを片手にフリット(フライドポテト)を頬張る姿が印象にあるはず。野辺山シクロクロスは、こうした「観客の流儀」にも積極的。
地元の味を届ける地元南牧村商工会や、関西シクロクロスでもお馴染みのタベルナ・エスキーナや、千駄ヶ谷の盆栽自転車店カフェ、大阪のブリュワリー「Marca」(マルカ)など、それこそ幅広いジャンルのフード&ドリンクたちが冷えた身体を暖めてくれる。マスプロメーカーからハンドメイドブランドまで、あらゆるバイクブランドが出展するのも野辺山ならではの光景。スペシャライズドではCruxユーザー向けのウォームアップサポートを、ミズタニ自転車ではフィードバックスポーツのローラーを使ったニュートラルウォームアップサービスを展開する予定とのことで、チェックをお忘れなく。
そして忘れてはならないのが、毎年即売り切れ必至のオリジナルグッズたち。会場オープンと同時に行列ができる名物「泥Tシャツ」(税込4,000円)や、応援グッズに欠かせないカウベルもに加え、今年は「NOBEYAMA」をあしらったニットキャップ(税込3,000円)と、「泥マグカップ」(税込1,500円)が新登場している。こちらも数量限定なのでお見逃しなく。
より詳しいインフォメーションはRaphaスーパークロス野辺山の公式サイト(下記リンク)をチェック。
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