2017/07/17(月) - 02:01
中央山塊を走るツール第15ステージで逃げメンバーを振り切ったバウケ・モレマが独走でステージ初優勝。ライバルたちの攻撃を封じ込めたクリストファー・フルームがマイヨジョーヌを守った。
青い空とフランス国旗とツール・ド・フランス photo:Tim de Waele / TDWsport
ツール・ド・フランス2017第15ステージ ©GEOATLAS
ツール・ド・フランス2017第15ステージ ©A.S.O.
チームスカイがコントロールするメイン集団 photo:Tim de Waele / TDWsport
第15ステージは中央山塊(マシフ・サントラル)に位置するレザック・セベラック・レグーズからル・ピュイ・アン=ヴレまでの189.5km。前半に1級山岳ラ・モンテー・ナーヴ・ドブラック(全長8.9km/平均6.4%)を越え、後半にかけて1級山岳ペイラタイヤード峠(全長8.3km/平均7.4%)をクリアする。大会最後の休息の地となるル・ピュイ・アン=ヴレは過去に何度も逃げ切りが決まっている場所。2017年も例外ではなく、前半に形成された大きな逃げグループがメイン集団を振り切った。
13時7分に正式なスタートが切られるとほぼ同時に集団から飛び出していく選手たち。スタートから3kmが経過した時点でマイヨアポワのワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)を含む10名が早くもリードを築く。カウンターアタックが続いていたメイン集団はしばらくしてペースを弱めた。
最初の1級山岳ラ・モンテー・ナーヴ・ドブラックで先頭はバルギル、セルジュ・パウェルス(ベルギー、ディメンションデータ)、ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング)、ディラン・ファンバーレ(オランダ、キャノンデール・ドラパック)、スガブ・グルマイ(エチオピア、バーレーン・メリダ)の5名に絞られ、登りでペースを作ったバルギルを先頭にこの日最初のハードルをクリアしていく。
この1級山岳ラ・モンテー・ナーヴ・ドブラックでメイン集団では再びカウンターアタックが頻発。バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード)やヤン・バークランツ(ベルギー、アージェードゥーゼール)、ティボー・ピノ(フランス、エフデジ)、ニコラス・ロッシュ(アイルランド、BMCレーシング)、マイケル・マシューズ(オーストラリア、サンウェブ)ら23名が追走グループを形成して先頭5名を追う展開に。チームスカイがコントロールするメイン集団がペースを落とした一方で、60km地点で追走23名が先頭5名をキャッチした。
こうして形成された28名の大きな逃げ集団の中で総合最高位は総合14位(11分26秒遅れ)のカルーゾで、4名を逃げに乗せることに成功したBMCレーシングが懸命に逃げのペースを作る。チームスカイ、ボーラ・ハンスグローエ、クイックステップフロアーズ、オリカ・スコット、アージェードゥーゼール、アスタナ、ワンティ・グループゴベールを除く15チームの選手たちで構成された逃げ集団はその後もメイン集団とのタイム差を広げ続けた。もちろんマシューズがスプリントポイント(96km地点)を先頭通過し、20ポイントを稼ぎ出している。
レース序盤に形成された逃げグループ photo:Tim de Waele / TDWsport
28名で構成された逃げ集団 photo:Tim de Waele / TDWsport
コースのあちこちでフランス国旗が振られる photo:Tim de Waele / TDWsport
残り66kmで独走を開始したトニー・マルティン(ドイツ、カチューシャ・アルペシン) photo:Tim de Waele / TDWsport
実質的に逃げ切りが容認されたため、ステージ後半はステージ優勝をかけた戦いとマイヨジョーヌをかけた戦いが同時進行で繰り広げられることに。人数を揃えたBMCレーシング(カルーゾ、デマルキ、モワナール、ロッシュ)とサンウェブ(バルギル、マシューズ、ゲシュケ)の逃げ牽引によってタイム差が7分まで広がったところで、フィニッシュまで66kmを残して、トニー・マルティン(ドイツ、カチューシャ・アルペシン)が逃げグループを抜け出して個人TTを開始する。
TTポジションで独走を続けたマルティンは、追走集団を1分30秒、メイン集団を9分30秒引き離した状態で1級山岳ペイラタイヤード峠に突入。メイン集団は長らくチームスカイのコントロール下に置かれていたが、残り40kmを切った下り基調の渓谷ロードでアージェードゥーゼールが奇襲ペースアップを敢行した。
マイヨジョーヌのクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)は出遅れながらもチームメイトの力を借りて中切れを免れたが、その後にタイミング悪くホイールトラブルに見舞われてしまう。スポーク切れによってリアホイールが振れたフルームは、ミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド)からホイールを受け取って再スタートを切り、ミケル・ニエベ(スペイン)とセルジオルイス・エナオ(コロンビア)に連れられて集団を追撃。しかし1級山岳ペイラタイヤード峠の登りに入ってもアージェードゥーゼールが集団ペースアップを止めなかったため、フルームの遅れは一時的に40秒まで広がった。
長い追走の末にミケル・ランダ(スペイン)の力を借りてフルームが集団に復帰した一方で、総合8位のナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)はアージェードゥーゼールのペースに対応できずに脱落。この日だけでライバルたちから約4分のタイムを失ったキンタナは総合11位に順位を下げている。
一方の先頭では1級山岳ペイラタイヤード峠の登りでマルティンの独走が終わりを告げ、代わってバルギルがパウェルスとともに先頭へ。バルギルはそのまま頂上を先頭通過し、合計22ポイントの量産に成功している。
7分後方のメイン集団からはロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール)がアタックを仕掛け、リゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール・ドラパック)がこれに反応するシーンも見られたが、マイヨジョーヌのフルームはライバルたちの先行を許さない。キンタナを除く総合上位陣は一塊のまま1級山岳ペイラタイヤード峠をクリアした。
人数を揃えたBMCレーシングが逃げ集団を牽引する photo:Tim de Waele / TDWsport
山岳ポイントを量産したワレン・バルギル(フランス、サンウェブ) photo:Tim de Waele / TDWsport
1級山岳ペイラタイヤード峠のメイン集団のペースを上げるアージェードゥーゼール photo:Tim de Waele / TDWsport
メイン集団からアタックを仕掛けたロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール) photo:Tim de Waele / TDWsport
ライバルたちをマークするマイヨジョーヌのクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ) photo:Tim de Waele / TDWsport
先頭のバルギルとパウェルスには後続の選手たちが追いつき、人数を増やした先頭グループから今度は残り29km地点でモレマがアタック。下りを利用して飛び出したモレマは続く4級山岳サンヴィダルを独走で登りきり、18秒差でバルギル、ログリッチェ、ウリッシ、ガロパンが追走する。先頭モレマのリードはその後も縮まらず、後続に対して20秒リードで残り10kmアーチを通過。フィニッシュ手前に登場した断続的なアップダウンでもモレマのペースは落ちず、タイム差をキープしたままル・ピュイ・アン=ヴレの街中に突入する。ウリッシ、ガロパン、ログリッチェ、バルギルの4名を19秒差で振り切って、モレマが独走でフィニッシュした。
2013年のブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝を達成したモレマがツールで初のステージ優勝。「本当にアメージング(信じられない)。ツール・ド・フランスでステージ優勝したんだ。この数年間願い続けてきた夢の勝利がやってきた。これはキャリアの中で最高の勝利だ」と、2015年のジャパンカップ覇者は語る。
ジロ・デ・イタリアを総合7位で終え、コンタドールのアシストとしてツールに挑んだ30歳のオランダ人オールラウンダーは「今日は多くのチームが逃げに選手を送りたい展開で、最初の1級山岳を全開で登って先頭グループに追いついた。そうして逃げグループに乗るという最初の目標は達成。あとはどうやって勝つかが問題で、残り30kmを切ってから仕掛けることにした。追走とのタイム差は広がらなかったし、単独で走り続ける時間は永遠に感じたよ」と感慨深げに語った。
独走に持ち込んだバウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード) photo:Tim de Waele / TDWsport
独走でフィニッシュしたバウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード) photo:Tim de Waele / TDWsport
19秒差でフィニッシュするプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ロットNLユンボ)、トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル)、ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ) photo:Tim de Waele / TDWsport
6分25秒差でフィニッシュするクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)やサイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) photo:Tim de Waele / TDWsport
メイン集団ではマイヨブランを着るサイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット)が4級山岳サンヴィダルで動くも不発。唯一抜け出すことに成功したのは総合6位のダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ)のみ。逃げグループから脱落した選手たちとともにフィニッシュにたどり着いたマーティンは総合ライバルたちから13秒奪い、総合6位から総合5位に順位を上げている。
メカトラの危機を乗り越え、ライバルたちのアタックを封じ込めたフルームはスプリントしながら6分25秒遅れでフィニッシュ。「ホイールトラブルで危機を迎えたものの、チームメイトのおかげで総合リードを失わずに済んだ」と語るフルームが、マーティンとのタイム差13秒を除いて、総合リードを失うことなくマイヨジョーヌを守った。また、逃げ切ってステージ12位に入ったカルーゾが総合トップ10入りを果たしている。
4度目の総合優勝を狙うフルームは大会3週目に向けてフルームは「ピレネーでは精彩を欠いてしまったけど、今はコンディションが戻っている。アルプスではアグレッシブなレースが展開されるはず。マイヨジョーヌを守ったまま最終個人TTに挑みたい。とにかく今はライバルたちからリードを得ていることを嬉しく思う」と語る。総合トップ4(フルーム、アル、バルデ、ウラン)が総合29秒差にひしめく状態のままツールは最後の休息日を迎える。
表彰台に上るバウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード) photo:Kei Tsuji / TDWsport
危機に直面しながらもマイヨジョーヌを守ったクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ) photo:Kei Tsuji / TDWsport
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第15ステージは中央山塊(マシフ・サントラル)に位置するレザック・セベラック・レグーズからル・ピュイ・アン=ヴレまでの189.5km。前半に1級山岳ラ・モンテー・ナーヴ・ドブラック(全長8.9km/平均6.4%)を越え、後半にかけて1級山岳ペイラタイヤード峠(全長8.3km/平均7.4%)をクリアする。大会最後の休息の地となるル・ピュイ・アン=ヴレは過去に何度も逃げ切りが決まっている場所。2017年も例外ではなく、前半に形成された大きな逃げグループがメイン集団を振り切った。
13時7分に正式なスタートが切られるとほぼ同時に集団から飛び出していく選手たち。スタートから3kmが経過した時点でマイヨアポワのワレン・バルギル(フランス、サンウェブ)を含む10名が早くもリードを築く。カウンターアタックが続いていたメイン集団はしばらくしてペースを弱めた。
最初の1級山岳ラ・モンテー・ナーヴ・ドブラックで先頭はバルギル、セルジュ・パウェルス(ベルギー、ディメンションデータ)、ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング)、ディラン・ファンバーレ(オランダ、キャノンデール・ドラパック)、スガブ・グルマイ(エチオピア、バーレーン・メリダ)の5名に絞られ、登りでペースを作ったバルギルを先頭にこの日最初のハードルをクリアしていく。
この1級山岳ラ・モンテー・ナーヴ・ドブラックでメイン集団では再びカウンターアタックが頻発。バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード)やヤン・バークランツ(ベルギー、アージェードゥーゼール)、ティボー・ピノ(フランス、エフデジ)、ニコラス・ロッシュ(アイルランド、BMCレーシング)、マイケル・マシューズ(オーストラリア、サンウェブ)ら23名が追走グループを形成して先頭5名を追う展開に。チームスカイがコントロールするメイン集団がペースを落とした一方で、60km地点で追走23名が先頭5名をキャッチした。
こうして形成された28名の大きな逃げ集団の中で総合最高位は総合14位(11分26秒遅れ)のカルーゾで、4名を逃げに乗せることに成功したBMCレーシングが懸命に逃げのペースを作る。チームスカイ、ボーラ・ハンスグローエ、クイックステップフロアーズ、オリカ・スコット、アージェードゥーゼール、アスタナ、ワンティ・グループゴベールを除く15チームの選手たちで構成された逃げ集団はその後もメイン集団とのタイム差を広げ続けた。もちろんマシューズがスプリントポイント(96km地点)を先頭通過し、20ポイントを稼ぎ出している。
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実質的に逃げ切りが容認されたため、ステージ後半はステージ優勝をかけた戦いとマイヨジョーヌをかけた戦いが同時進行で繰り広げられることに。人数を揃えたBMCレーシング(カルーゾ、デマルキ、モワナール、ロッシュ)とサンウェブ(バルギル、マシューズ、ゲシュケ)の逃げ牽引によってタイム差が7分まで広がったところで、フィニッシュまで66kmを残して、トニー・マルティン(ドイツ、カチューシャ・アルペシン)が逃げグループを抜け出して個人TTを開始する。
TTポジションで独走を続けたマルティンは、追走集団を1分30秒、メイン集団を9分30秒引き離した状態で1級山岳ペイラタイヤード峠に突入。メイン集団は長らくチームスカイのコントロール下に置かれていたが、残り40kmを切った下り基調の渓谷ロードでアージェードゥーゼールが奇襲ペースアップを敢行した。
マイヨジョーヌのクリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ)は出遅れながらもチームメイトの力を借りて中切れを免れたが、その後にタイミング悪くホイールトラブルに見舞われてしまう。スポーク切れによってリアホイールが振れたフルームは、ミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド)からホイールを受け取って再スタートを切り、ミケル・ニエベ(スペイン)とセルジオルイス・エナオ(コロンビア)に連れられて集団を追撃。しかし1級山岳ペイラタイヤード峠の登りに入ってもアージェードゥーゼールが集団ペースアップを止めなかったため、フルームの遅れは一時的に40秒まで広がった。
長い追走の末にミケル・ランダ(スペイン)の力を借りてフルームが集団に復帰した一方で、総合8位のナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター)はアージェードゥーゼールのペースに対応できずに脱落。この日だけでライバルたちから約4分のタイムを失ったキンタナは総合11位に順位を下げている。
一方の先頭では1級山岳ペイラタイヤード峠の登りでマルティンの独走が終わりを告げ、代わってバルギルがパウェルスとともに先頭へ。バルギルはそのまま頂上を先頭通過し、合計22ポイントの量産に成功している。
7分後方のメイン集団からはロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール)がアタックを仕掛け、リゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール・ドラパック)がこれに反応するシーンも見られたが、マイヨジョーヌのフルームはライバルたちの先行を許さない。キンタナを除く総合上位陣は一塊のまま1級山岳ペイラタイヤード峠をクリアした。
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先頭のバルギルとパウェルスには後続の選手たちが追いつき、人数を増やした先頭グループから今度は残り29km地点でモレマがアタック。下りを利用して飛び出したモレマは続く4級山岳サンヴィダルを独走で登りきり、18秒差でバルギル、ログリッチェ、ウリッシ、ガロパンが追走する。先頭モレマのリードはその後も縮まらず、後続に対して20秒リードで残り10kmアーチを通過。フィニッシュ手前に登場した断続的なアップダウンでもモレマのペースは落ちず、タイム差をキープしたままル・ピュイ・アン=ヴレの街中に突入する。ウリッシ、ガロパン、ログリッチェ、バルギルの4名を19秒差で振り切って、モレマが独走でフィニッシュした。
2013年のブエルタ・ア・エスパーニャでステージ優勝を達成したモレマがツールで初のステージ優勝。「本当にアメージング(信じられない)。ツール・ド・フランスでステージ優勝したんだ。この数年間願い続けてきた夢の勝利がやってきた。これはキャリアの中で最高の勝利だ」と、2015年のジャパンカップ覇者は語る。
ジロ・デ・イタリアを総合7位で終え、コンタドールのアシストとしてツールに挑んだ30歳のオランダ人オールラウンダーは「今日は多くのチームが逃げに選手を送りたい展開で、最初の1級山岳を全開で登って先頭グループに追いついた。そうして逃げグループに乗るという最初の目標は達成。あとはどうやって勝つかが問題で、残り30kmを切ってから仕掛けることにした。追走とのタイム差は広がらなかったし、単独で走り続ける時間は永遠に感じたよ」と感慨深げに語った。
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メイン集団ではマイヨブランを着るサイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット)が4級山岳サンヴィダルで動くも不発。唯一抜け出すことに成功したのは総合6位のダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ)のみ。逃げグループから脱落した選手たちとともにフィニッシュにたどり着いたマーティンは総合ライバルたちから13秒奪い、総合6位から総合5位に順位を上げている。
メカトラの危機を乗り越え、ライバルたちのアタックを封じ込めたフルームはスプリントしながら6分25秒遅れでフィニッシュ。「ホイールトラブルで危機を迎えたものの、チームメイトのおかげで総合リードを失わずに済んだ」と語るフルームが、マーティンとのタイム差13秒を除いて、総合リードを失うことなくマイヨジョーヌを守った。また、逃げ切ってステージ12位に入ったカルーゾが総合トップ10入りを果たしている。
4度目の総合優勝を狙うフルームは大会3週目に向けてフルームは「ピレネーでは精彩を欠いてしまったけど、今はコンディションが戻っている。アルプスではアグレッシブなレースが展開されるはず。マイヨジョーヌを守ったまま最終個人TTに挑みたい。とにかく今はライバルたちからリードを得ていることを嬉しく思う」と語る。総合トップ4(フルーム、アル、バルデ、ウラン)が総合29秒差にひしめく状態のままツールは最後の休息日を迎える。
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H3
ツール・ド・フランス2017第15ステージ結果
ステージ成績
1位 | バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード) | 4:41:47 |
2位 | ディエゴ・ウリッシ(イタリア、UAEチームエミレーツ) | 0:19 |
3位 | トニー・ガロパン(フランス、ロット・ソウダル) | |
4位 | プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ロットNLユンボ) | |
5位 | ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ) | 0:23 |
6位 | ニコラス・ロッシュ(アイルランド、BMCレーシング) | 1:00 |
7位 | リリアン・カルメジャーヌ(フランス、ディレクトエネルジー) | 1:04 |
8位 | ヤン・バークランツ(ベルギー、アージェードゥーゼール) | |
9位 | ティボー・ピノ(フランス、エフデジ) | |
10位 | セルジュ・パウェルス(ベルギー、ディメンションデータ) | |
12位 | ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング) | |
13位 | サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) | |
25位 | ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ) | 6:11 |
28位 | クリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ) | 6:25 |
46位 | ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター) | 10:19 |
67位 | 新城幸也(日本、バーレーン・メリダ) | 18:00 |
DNF | ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・ソウダル) | |
敢闘賞 | バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード) |
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 | クリストファー・フルーム(イギリス、チームスカイ) | 64:40:21 |
2位 | ファビオ・アル(イタリア、アスタナ) | 0:18 |
3位 | ロマン・バルデ(フランス、アージェードゥーゼール) | 0:23 |
4位 | リゴベルト・ウラン(コロンビア、キャノンデール・ドラパック) | 0:29 |
5位 | ダニエル・マーティン(アイルランド、クイックステップフロアーズ) | 1:12 |
6位 | ミケル・ランダ(スペイン、チームスカイ) | 1:17 |
7位 | サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) | 2:02 |
8位 | ルイス・マインティーズ(南アフリカ、UAEチームエミレーツ) | 5:09 |
9位 | アルベルト・コンタドール(スペイン、トレック・セガフレード) | 5:37 |
10位 | ダミアーノ・カルーゾ(イタリア、BMCレーシング) | 6:05 |
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 | マルセル・キッテル(ドイツ、クイックステップフロアーズ) | 373ts |
2位 | マイケル・マシューズ(オーストラリア、サンウェブ) | 294pts |
3位 | アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) | 187pts |
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 | ワレン・バルギル(フランス、サンウェブ) | 116pts |
2位 | プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ロットNLユンボ) | 38pts |
3位 | トーマス・デヘント(ベルギー、ロット・ソウダル) | 36pts |
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 | サイモン・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) | 64:42:23 |
2位 | ルイス・マインティーズ(南アフリカ、UAEチームエミレーツ) | 3:07 |
3位 | ピエール・ラトゥール(フランス、アージェードゥーゼール) | 11:39 |
チーム総合成績
1位 | チームスカイ | 194:10:44 |
2位 | アージェードゥーゼール | 9:52 |
3位 | トレック・セガフレード | 1:01:18 |
text&photo:Kei Tsuji in Le Puy-en-Velay, France
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