2017/04/04(火) - 10:36
大会最短距離の111kmとなるツアー・オブ・タイランド第3ステージ。2時間半のショートレースを締めくくるスプリントを制したのは、昨ステージで3位に入ったジョン・アベラストゥリ(スペイン、チーム右京)でした。
昨ステージのゴール地点、ピッサヌロークから、ウッタラディットまでの111kmが、ツアー・オブ・タイランド第3ステージの舞台となった。北へと向かうことは第2ステージと同じだが、フルフラットではなく、中盤に丘陵地帯が現れること、そしてゴール前はテクニカルなコースが連続することが、このステージの特徴だ。
この日もスタ―トから激しいアタック合戦が繰り広げられる。逃げが決まったのは、レースも半ばに差し掛かろうかという45km地点、6名のエスケープが形成される。この中には、小山貴大(シマノレーシング)が入っており、チームとしては昨日の湊諒に続いて3日連続で逃げに選手を送り込むことに成功している。
強豪選手が揃った逃げはハイペースを刻んでいくが、メイン集団はタイム差を2分以内にキープ。ヴィノ・アスタナモータースを中心に、NIPPOヴィーニファンティーニからは内間康平がローテーションに加わり、逃げを射程圏内に捉え続けた。
これらのチームの働きによって、逃げ集団は残り15kmほどを残して全員が吸収された。そこからはスプリントによる勝利を狙うチームが主導権を握るべく、激しくペースを上げていく。
フィニッシュ地点は市街地に設けられており、ラストセクションはいくつものコーナーが続くレイアウト。最終コーナーを抜け、集団左側から仕掛けたのは、ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チーム右京)。
モハメド・ハリフサレー(マレーシア、マレーシアナショナルチーム)やソ・ジュンヨン(韓国、KSPO)らが追いすがるが、キレのある加速を見せたアベラストゥリは後続らに一車身以上の差を付けながらフィニッシュした。シマノレーシングの木村圭祐と水谷翔もスプリントに参加しそれぞれ8位と9位に入っている。
ツアー・オブ・タイランド2017第3ステージ結果
1位 ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チーム右京) 2h23'30"
2位 モハメド・ハリフサレー(マレーシア、マレーシアナショナルチーム)
3位 ソ・ジュンヨン(韓国、KSPO)
4位 サニカワティ・タナウット(タイ、タイコンチネンタルチーム)
5位 グェン・タム(ベトナム、ベトナムナショナルチーム)
6位 ブラッド・エヴァンス(ニュージーランド、ドラパックデヴェロップメントチーム)
7位 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース)
8位 木村圭祐(シマノレーシング)
9位 水谷翔(シマノレーシング)
10位 ツァオ・ジンビャオ(中国、ヘンシャンサイクリングチーム)
個人総合
1位 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース) 10h52’43”
2位 マー・ガンドン(中国、ヘンシャンサイクリングチーム) +5”
3位 アラン・マランゴーニ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ)
4位 シャオ・ジンビャオ(中国、ヘンシャンサイクリングチーム) +14”
5位 チャンパッド・クリツァダ(タイ、インフィニティAIS)
6位 トリン・ダクタム(ベトナム、ベトナムナショナルチーム) +16”
7位 キム・デヨン(韓国、KSPO) +17”
8位 入部正太郎(シマノレーシング
9位 小森亮平(愛三工業レーシング)
10位 ウラディミール・ロペス(コロンビア、ニンシアスポーツ)
ポイント賞
1位 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース)
チーム総合成績
1位 ソウルサイクリングチーム
text:Naoki.YASUOKA
photo:Tour of Thailand
昨ステージのゴール地点、ピッサヌロークから、ウッタラディットまでの111kmが、ツアー・オブ・タイランド第3ステージの舞台となった。北へと向かうことは第2ステージと同じだが、フルフラットではなく、中盤に丘陵地帯が現れること、そしてゴール前はテクニカルなコースが連続することが、このステージの特徴だ。
この日もスタ―トから激しいアタック合戦が繰り広げられる。逃げが決まったのは、レースも半ばに差し掛かろうかという45km地点、6名のエスケープが形成される。この中には、小山貴大(シマノレーシング)が入っており、チームとしては昨日の湊諒に続いて3日連続で逃げに選手を送り込むことに成功している。
強豪選手が揃った逃げはハイペースを刻んでいくが、メイン集団はタイム差を2分以内にキープ。ヴィノ・アスタナモータースを中心に、NIPPOヴィーニファンティーニからは内間康平がローテーションに加わり、逃げを射程圏内に捉え続けた。
これらのチームの働きによって、逃げ集団は残り15kmほどを残して全員が吸収された。そこからはスプリントによる勝利を狙うチームが主導権を握るべく、激しくペースを上げていく。
フィニッシュ地点は市街地に設けられており、ラストセクションはいくつものコーナーが続くレイアウト。最終コーナーを抜け、集団左側から仕掛けたのは、ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チーム右京)。
モハメド・ハリフサレー(マレーシア、マレーシアナショナルチーム)やソ・ジュンヨン(韓国、KSPO)らが追いすがるが、キレのある加速を見せたアベラストゥリは後続らに一車身以上の差を付けながらフィニッシュした。シマノレーシングの木村圭祐と水谷翔もスプリントに参加しそれぞれ8位と9位に入っている。
ツアー・オブ・タイランド2017第3ステージ結果
1位 ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チーム右京) 2h23'30"
2位 モハメド・ハリフサレー(マレーシア、マレーシアナショナルチーム)
3位 ソ・ジュンヨン(韓国、KSPO)
4位 サニカワティ・タナウット(タイ、タイコンチネンタルチーム)
5位 グェン・タム(ベトナム、ベトナムナショナルチーム)
6位 ブラッド・エヴァンス(ニュージーランド、ドラパックデヴェロップメントチーム)
7位 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース)
8位 木村圭祐(シマノレーシング)
9位 水谷翔(シマノレーシング)
10位 ツァオ・ジンビャオ(中国、ヘンシャンサイクリングチーム)
個人総合
1位 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース) 10h52’43”
2位 マー・ガンドン(中国、ヘンシャンサイクリングチーム) +5”
3位 アラン・マランゴーニ(イタリア、NIPPOヴィーニファンティーニ)
4位 シャオ・ジンビャオ(中国、ヘンシャンサイクリングチーム) +14”
5位 チャンパッド・クリツァダ(タイ、インフィニティAIS)
6位 トリン・ダクタム(ベトナム、ベトナムナショナルチーム) +16”
7位 キム・デヨン(韓国、KSPO) +17”
8位 入部正太郎(シマノレーシング
9位 小森亮平(愛三工業レーシング)
10位 ウラディミール・ロペス(コロンビア、ニンシアスポーツ)
ポイント賞
1位 イェフゲニー・ギディッチ(カザフスタン、ヴィノ・アスタナモータース)
チーム総合成績
1位 ソウルサイクリングチーム
text:Naoki.YASUOKA
photo:Tour of Thailand
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