2016/02/24(水) - 09:27
ドイツに拠点を置き、カーボンを駆使した軽量フレームや各種パーツを製造するAX-ライトネス。フレーム単体600g、組み合わせるフロントフォークは265gという超軽量バイク「VIAL evo Ultra」を紹介する。
AX-ライトネス VIAL evo Ultra (c)ax-lightness.de
3つのF1チームに部品を供給するなど、モータースポーツ界で培ったテクノロジーや経験を元に、超軽量バイクやホイール、ハンドルやステムなどを製造するAX-ライトネス。世界中の軽量化マニアにとってはひとつの指標となるブランドである。今回紹介する「VIAL evo Ultra」は同社の技術の粋を結集して開発され、驚異のフレーム単体重量600g~を実現したクライミングマシンだ。
「VIAL evo Ultra」は2014年のユーロバイクアワードを勝ち取った「VIAL evo」をベースとした1台。フレーム単体で660gを記録した前作からレイアップの最適化を推し進めることで約9%という徹底的な軽量化に成功。グレードや積層などカーボンについての詳細は明かされていないものの、実物は一目で薄肉であることが伝わってくるほどのオーラを放っている。
シンプルで細身なリアトライアングルの造形 (c)ax-lightness.de
一目見ただけでも軽いことが伝わってくるほどに薄肉化されている (c)ax-lightness.de
フロントフォークにはTHM Scapula CT-Xを採用 (c)ax-lightness.de
軽さを追い求めた結果か、全体的に細身のシルエットが印象的だ。超細身のシートステーは別体に成型されたあとにフレーム本体に接続されており、接続部となるリアエンドは他に類を見ない独特の造形となっている。フロントディレーラー台座もカーボン製とし、軽さを徹底的に追求した。
一方では、質量的な軽さを走りの軽さへと結びつけるべく、大きく負荷がかかる箇所にはボリュームをもたせた。たとえば、ヘッドは下側が1-1/4インチのテーパード設計としている他、ボトムブラケットにはBB386を採用し、回転性能に定評のあるセラミックスピード製ベアリングを標準装備する。その他、最大25Cに対応するタイヤクリアランスを持ち、シートポスト径は27.2mmとなる。
ボトムブラケットにはBB386を採用
スクエア形状とし剛性を確保したダウンチューブ
細身のチェーンステー
他に類をも見ない独特なリアエンドの造形
AX-ライトネス VIAL evo Ultra 組み立てイメージ
もちろん組み合わせるフォークにもこだわっており、ステアリング剛性と快適性を持ちながら265gと非常に軽量な「Scapula CT-X」を採用。フレームとフォークを足しても1kg以下という重量に収めることに成功した。サイズはS(52)、M(54)、L(56)、XL(58) の4種類をラインアップ。取り扱いはトライスポーツが行う。
AX-ライトネス VIAL evo Ultra
フロントフォーク:THM Scapula CT-X
フレーム素材:カーボン
BB規格:BB386EVO
最大タイヤ幅:25C
ヘッドチューブ:上側1-1/8"ー下側1-1/4"
シートポスト径:27.2mm
サイズ:S(52)、M(54)、L(56)、XL(58)
重 量:600g(フレーム単体)、265g(フロントフォーク/コラム未カット)
付属品:ヘッドセット、シートポストクランプ、セラミックスピード製BB
価 格:880,000円(税別)
![AX-ライトネス VIAL evo Ultra](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/02/22/11144446_10152853308021148_1310881841966852978_o.jpg)
3つのF1チームに部品を供給するなど、モータースポーツ界で培ったテクノロジーや経験を元に、超軽量バイクやホイール、ハンドルやステムなどを製造するAX-ライトネス。世界中の軽量化マニアにとってはひとつの指標となるブランドである。今回紹介する「VIAL evo Ultra」は同社の技術の粋を結集して開発され、驚異のフレーム単体重量600g~を実現したクライミングマシンだ。
「VIAL evo Ultra」は2014年のユーロバイクアワードを勝ち取った「VIAL evo」をベースとした1台。フレーム単体で660gを記録した前作からレイアップの最適化を推し進めることで約9%という徹底的な軽量化に成功。グレードや積層などカーボンについての詳細は明かされていないものの、実物は一目で薄肉であることが伝わってくるほどのオーラを放っている。
![シンプルで細身なリアトライアングルの造形](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/02/22/11782278_10152853329951148_8322708765178038857_o.jpg)
![一目見ただけでも軽いことが伝わってくるほどに薄肉化されている](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/02/22/11144446_10152853308021148_1310881841966852978_o-1.jpg)
![フロントフォークにはTHM Scapula CT-Xを採用](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/02/22/11792189_10152853308876148_983059930514065837_o-1.jpg)
軽さを追い求めた結果か、全体的に細身のシルエットが印象的だ。超細身のシートステーは別体に成型されたあとにフレーム本体に接続されており、接続部となるリアエンドは他に類を見ない独特の造形となっている。フロントディレーラー台座もカーボン製とし、軽さを徹底的に追求した。
一方では、質量的な軽さを走りの軽さへと結びつけるべく、大きく負荷がかかる箇所にはボリュームをもたせた。たとえば、ヘッドは下側が1-1/4インチのテーパード設計としている他、ボトムブラケットにはBB386を採用し、回転性能に定評のあるセラミックスピード製ベアリングを標準装備する。その他、最大25Cに対応するタイヤクリアランスを持ち、シートポスト径は27.2mmとなる。
![ボトムブラケットにはBB386を採用](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/02/22/IMG_6334.jpg)
![スクエア形状とし剛性を確保したダウンチューブ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/02/22/IMG_6328.jpg)
![細身のチェーンステー](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/02/22/IMG_6336.jpg)
![他に類をも見ない独特なリアエンドの造形](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/02/22/IMG_6321.jpg)
![AX-ライトネス VIAL evo Ultra 組み立てイメージ](http://axwkc.cyclowired.jp/sites/default/files/images/2016/02/22/IMG_6333.jpg)
もちろん組み合わせるフォークにもこだわっており、ステアリング剛性と快適性を持ちながら265gと非常に軽量な「Scapula CT-X」を採用。フレームとフォークを足しても1kg以下という重量に収めることに成功した。サイズはS(52)、M(54)、L(56)、XL(58) の4種類をラインアップ。取り扱いはトライスポーツが行う。
AX-ライトネス VIAL evo Ultra
フロントフォーク:THM Scapula CT-X
フレーム素材:カーボン
BB規格:BB386EVO
最大タイヤ幅:25C
ヘッドチューブ:上側1-1/8"ー下側1-1/4"
シートポスト径:27.2mm
サイズ:S(52)、M(54)、L(56)、XL(58)
重 量:600g(フレーム単体)、265g(フロントフォーク/コラム未カット)
付属品:ヘッドセット、シートポストクランプ、セラミックスピード製BB
価 格:880,000円(税別)
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