2015/05/15(金) - 19:10
1ステージ増えた今年のツアー・オブ・ジャパン。ロードレース1日目の”いなべステージ”はコースに難易度の高い箇所が組み込まれた。いきなり波乱のステージとなるか?
いよいよ5月17日(日)から始まる日本最大のステージレース、ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)。2014年まではしばらく6ステージのTOJだったが、今年は1ステージ増えて全7ステージになった。月曜日が移動日に変わりないが、火曜日に新規の”いなべステージ”が、そののちは翌日曜日まで連日レースが行なわれる。
UCI1クラスのステージレースとなって3年目の今年は、いなべステージが加わったこともあり、美濃で1周回、南信州と伊豆がそれぞれ2周回例年よりも少ない。富士山はパレードが13km離れた場所からスタートする。1ステージ増えたが各ステージの距離が短くなったことでスピードレースになることも予想される。
今年のトピックはいなべステージの設定だ。いきなり難易度の高いコースがロードレースの1日目に設定された。2箇所のポイント、特にKOM周辺のコース状況から集団が分断され復帰できないケースもありうる。前に残れるのは間違いなく強いチームと選手たち。そして上位でもフィニッシュではタイム差がつくもの。のちのステージで挽回可能な範囲であっても、いきなり大きなセレクションが行なわれる可能性がある。
なお来年2016年大会には月曜日に京都府南部を走る京都ステージが加わり、全8ステージとなる予定だ。
以下、新規の”いなべステージ”を中心に各ステージの見どころを紹介しよう。
大会概要
UCIアジアツアー2.1
主催 自転車月間推進協議会
出場チーム 全17チーム(海外8、国内9)
日程 2015年5月17日~24日 7ステージ 642.45km
5月17日(日)第1ステージ 堺:2.65km個人タイムトライアル 13時40分第1走者スタート
5月19日(火)第2ステージ いなべ:130.7km 9時00分スタート
5月20日(水)第3ステージ 美濃:139.4km 9時15分スタート
5月21日(木)第4ステージ 南信州:123.6km 9時15分スタート
5月22日(金)第5ステージ 富士山:11.4km 10時00分本スタート
5月23日(土)第6ステージ 伊豆:122.0km 9時30分スタート
5月24日(日)第7ステージ 東京:112.7km 11時00分スタート
5月17日(日)第1ステージ 堺:2.65km個人タイムトライアル 大仙公園周回
大阪府堺市の大仙公園を周回する個人TT。コンマ秒以下までの計測で順位が付く唯一のステージ。最終ステージまでこのタイム差が影響する可能性がある。コースレコードは昨年大会でウィリアム・クラーク(ドラパックプロフェッショナルサイクリング)が出した3分14秒09。2番目は今年もジロ・デ・イタリア序盤で大活躍のマイケル・マシューズ(現オリカ・グリーンエッジ)が2010年に出した3分14秒31。上位を狙う選手にとっては3分20秒を切ることが目標。
なおこの日はTOJ出場選手によるレース「堺国際クリテリウム」が10時50分から10周で行われる。さらに11時45分からは実業団レース(JBCFクリテリウム)E1クラスタが8周、12時30分から女子Fクラスタが6周で行なわれる。女子には世界選トラック銀メダリストの上野みなみ(鹿屋体育大学BLUE SKY)も出場する。
5月19日(火)第2ステージ いなべ:130.7km 阿下喜駅前パレード→いなべ周回→農業公園梅林公園
三重県北部の岐阜県と滋賀県境にある、いなべ市北部を走るコース。三岐鉄道北勢線の終着駅である阿下喜(あげき)駅をパレードスタート地点。同線は2003年まで近畿日本鉄道の路線であり、762mm軌間のナローゲージとして全国的に有名。アップダウンのある15.2kmの周回コースを8周する。
コース北側の農業公園にフィニッシュ地点があり、その1km先のKOMが最高地点だ。大まかなコースプロフィールは、そのKOMと南側の最低地点を繋ぐ緩い上りと下りになる。完全な平坦区間は少ない。アクセントは2箇所あり、北側のフィニッシュ地点からKOMまでの区間と、南端の下り鋭角コーナーだ。
フィニッシュ地点へは緩い上りが続き、右折後ややテクニカルな500mを過ぎて最終コーナー。そこからフィニッシュ地点までは数%の上り坂250m。さらに駐車場内を通りいったん少し下ってからKOMまでの急坂へ。このレイアウトで集団は必ず詰まる。そしてここの序盤は道幅が2.5mもないほど狭く、かつ10%を超え15%ほどの急坂でコンクリート舗装だ。間違いなくここで集団は分断されるだろう。2車線道路に出てからもKOMまでの坂は続く。この標高差100mの上り区間の破壊力は大きい。
コース南端の下り鋭角コーナーも要注意区間だ。コーナーそのものは危険でないが、手前数百メートルから道が細くなるため、ここでの位置取りが重要。アクシデントさえなければその後が長いので、細長く伸びても元に戻るだろう。最終周回は細長く伸びた先頭集団がそのまま上りフィニッシュとなり、以前の奈良ステージのように上位でも秒差を取られる可能性が高い。
破壊力の大きい上りを含み、ロードレース1日目にしていきなり集団が分断される可能性がある。少なくとも総合を狙う選手・チームは常に前方で展開しておく必要がある。アクシデント回避も含めて前後の区間でも激しい位置取りが行なわれるだろう。多くのチームはすでに警戒しているが、それでも波乱が起きる可能性はある。
5月20日(水)第3ステージ 美濃:139.4km 旧今井家住宅前パレード→美濃周回→美濃和紙の里会館前周回コース
平坦コース+1ヶ所急峻な上りというプロフィール。スプリンター向けのコースで集団ゴールが予想されるが、過去には逃げが決まり単独ないし少人数ゴールもあったステージだ。今年は例年よりも1周回少ない。昨年は大集団でのフィニッシュとなり、ワウテル・ウィッパート(ドラパック)が優勝した。
例年と違ってロードレース2日目となり、リーダーチームによるコントロールが行なわれる展開となるだろう。集団ゴールの可能性が高いが、アドバンテージを持っておきたい選手などによる逃げの可能性もある。過去には奈良と美濃で続けて20人ほどの逃げが決まり、それで大会の大勢が決まってしまったこともあった。平坦だけにいったん遅れたら二度と復帰できない怖さがあり、予断を許さないステージだ。
5月21日(木)第4ステージ 南信州:123.6km 飯田駅パレード→南信州周回→松尾総合運動場前
山岳ステージだが平坦部分もあるため、ヒルクライマーが単独で逃げ切るのは難しい。過去には少人数のスプリント勝負に持ち込まれたことが多い。昨年はピエールパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニNIPPO)が2人のスプリントを制し優勝。冷たい雨中のレースとなったためイラン勢が不発に終わったステージだった。
この南信州ステージで総合優勝争いの趨勢が決まる。おそらく上位数人が分差をつけていることだろう。イラン勢の圧倒的な登坂力を前にして、彼らに総合成績で勝つためには、まずこの南信州ステージで分差をつけておかなければならない。
5月22日(金)第5ステージ 富士山:11.4km 小山町生涯学習センターパレード→ふじあざみライン→富士山須走口5合目
日本の激坂として名高い「ふじあざみライン」を舞台にマスドスタート方式で行われる。今年のセレモニーラン区間は13.2kmあり8時45分に小山町生涯学習センターをスタートし、本スタート地点に到着する。コースレコードは昨年にミルサマ・ポルセイエディゴラコール(タブリーズ・ペトロケミカルチーム)が出した38分51秒。2番目は2013年大会でベンジャミン・ディボール(当時ヒューオン・ジェネシス)が出した39分47秒だ。
今年は今までのレコードワン・ツーの2人ともが出場する。そして日本人選手の最高は2010年にJツアー富士山で森本誠が出した42分11秒。さすがに日本人選手のステージ優勝は難しいが、できれば41分台程度に抑え大きく離されないことが必要だ。
5月23日(土)第6ステージ 伊豆:122.0km 日本CSC周回(10周)
伊豆ステージはその標高差で、個人総合優勝争いのハイライトとなるステージ。平坦の無い上りと下りだけのコースの積算標高差は3000mを超える。前日の富士山ステージでついた数十秒差は、このステージで挽回することが可能。そしてリーダーチームは集団コントロール力を問われる。
昨年は3人が逃げ切り、ガデル・ミズバニ(タブリーズペトロケミカルチーム)がステージを獲り、ステージ3位のポルセイエディゴラコールがリーダーに立った。そして85人中フィリッポ・ポッツァート(ランプレ・メリダ)含む44人が周回遅れで失格となったが、2周回減った今年も速度が上がれば予断を許さない。総合成績をかけた激しい攻防が見られるステージ。ぜひとも観戦に行こう。
5月24日(日)第7ステージ 東京:112.7km 日比谷シティ前パレード→大井埠頭周回(14周)
日比谷公園前をパレードスタートし、大井埠頭を14周する完全フラットなコース。総合逆転、ステージ優勝、ポイント賞、新人賞、団体総合などさまざまな思惑で各チームが戦う最後のステージ。例年積極的なアタックがかかるが、逃げが吸収されて集団ゴールスプリントという展開が最も多い。
昨年はニッコーロ・ボニファツィオ(ランプレ・メリダ)が大集団でのスプリントを制した。今年も出場するボニファツィオは今季3月のGPルガーノを制し、ミラノ~サンレモはなんと5位と好調。日比谷公園でスタート前のリラックスした選手に接し、そして周回コースの迫力あるスプリントを観戦しよう。
なお、同日に実業団JBCF大井埠頭ロードレースが行われる。E2クラスタが9時15分スタートの3周回、E1クラスタが9時50分スタートの4周回だ。
photo&text:Hideaki TAKAGI
いよいよ5月17日(日)から始まる日本最大のステージレース、ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)。2014年まではしばらく6ステージのTOJだったが、今年は1ステージ増えて全7ステージになった。月曜日が移動日に変わりないが、火曜日に新規の”いなべステージ”が、そののちは翌日曜日まで連日レースが行なわれる。
UCI1クラスのステージレースとなって3年目の今年は、いなべステージが加わったこともあり、美濃で1周回、南信州と伊豆がそれぞれ2周回例年よりも少ない。富士山はパレードが13km離れた場所からスタートする。1ステージ増えたが各ステージの距離が短くなったことでスピードレースになることも予想される。
今年のトピックはいなべステージの設定だ。いきなり難易度の高いコースがロードレースの1日目に設定された。2箇所のポイント、特にKOM周辺のコース状況から集団が分断され復帰できないケースもありうる。前に残れるのは間違いなく強いチームと選手たち。そして上位でもフィニッシュではタイム差がつくもの。のちのステージで挽回可能な範囲であっても、いきなり大きなセレクションが行なわれる可能性がある。
なお来年2016年大会には月曜日に京都府南部を走る京都ステージが加わり、全8ステージとなる予定だ。
以下、新規の”いなべステージ”を中心に各ステージの見どころを紹介しよう。
大会概要
UCIアジアツアー2.1
主催 自転車月間推進協議会
出場チーム 全17チーム(海外8、国内9)
日程 2015年5月17日~24日 7ステージ 642.45km
5月17日(日)第1ステージ 堺:2.65km個人タイムトライアル 13時40分第1走者スタート
5月19日(火)第2ステージ いなべ:130.7km 9時00分スタート
5月20日(水)第3ステージ 美濃:139.4km 9時15分スタート
5月21日(木)第4ステージ 南信州:123.6km 9時15分スタート
5月22日(金)第5ステージ 富士山:11.4km 10時00分本スタート
5月23日(土)第6ステージ 伊豆:122.0km 9時30分スタート
5月24日(日)第7ステージ 東京:112.7km 11時00分スタート
5月17日(日)第1ステージ 堺:2.65km個人タイムトライアル 大仙公園周回
大阪府堺市の大仙公園を周回する個人TT。コンマ秒以下までの計測で順位が付く唯一のステージ。最終ステージまでこのタイム差が影響する可能性がある。コースレコードは昨年大会でウィリアム・クラーク(ドラパックプロフェッショナルサイクリング)が出した3分14秒09。2番目は今年もジロ・デ・イタリア序盤で大活躍のマイケル・マシューズ(現オリカ・グリーンエッジ)が2010年に出した3分14秒31。上位を狙う選手にとっては3分20秒を切ることが目標。
なおこの日はTOJ出場選手によるレース「堺国際クリテリウム」が10時50分から10周で行われる。さらに11時45分からは実業団レース(JBCFクリテリウム)E1クラスタが8周、12時30分から女子Fクラスタが6周で行なわれる。女子には世界選トラック銀メダリストの上野みなみ(鹿屋体育大学BLUE SKY)も出場する。
5月19日(火)第2ステージ いなべ:130.7km 阿下喜駅前パレード→いなべ周回→農業公園梅林公園
三重県北部の岐阜県と滋賀県境にある、いなべ市北部を走るコース。三岐鉄道北勢線の終着駅である阿下喜(あげき)駅をパレードスタート地点。同線は2003年まで近畿日本鉄道の路線であり、762mm軌間のナローゲージとして全国的に有名。アップダウンのある15.2kmの周回コースを8周する。
コース北側の農業公園にフィニッシュ地点があり、その1km先のKOMが最高地点だ。大まかなコースプロフィールは、そのKOMと南側の最低地点を繋ぐ緩い上りと下りになる。完全な平坦区間は少ない。アクセントは2箇所あり、北側のフィニッシュ地点からKOMまでの区間と、南端の下り鋭角コーナーだ。
フィニッシュ地点へは緩い上りが続き、右折後ややテクニカルな500mを過ぎて最終コーナー。そこからフィニッシュ地点までは数%の上り坂250m。さらに駐車場内を通りいったん少し下ってからKOMまでの急坂へ。このレイアウトで集団は必ず詰まる。そしてここの序盤は道幅が2.5mもないほど狭く、かつ10%を超え15%ほどの急坂でコンクリート舗装だ。間違いなくここで集団は分断されるだろう。2車線道路に出てからもKOMまでの坂は続く。この標高差100mの上り区間の破壊力は大きい。
コース南端の下り鋭角コーナーも要注意区間だ。コーナーそのものは危険でないが、手前数百メートルから道が細くなるため、ここでの位置取りが重要。アクシデントさえなければその後が長いので、細長く伸びても元に戻るだろう。最終周回は細長く伸びた先頭集団がそのまま上りフィニッシュとなり、以前の奈良ステージのように上位でも秒差を取られる可能性が高い。
破壊力の大きい上りを含み、ロードレース1日目にしていきなり集団が分断される可能性がある。少なくとも総合を狙う選手・チームは常に前方で展開しておく必要がある。アクシデント回避も含めて前後の区間でも激しい位置取りが行なわれるだろう。多くのチームはすでに警戒しているが、それでも波乱が起きる可能性はある。
5月20日(水)第3ステージ 美濃:139.4km 旧今井家住宅前パレード→美濃周回→美濃和紙の里会館前周回コース
平坦コース+1ヶ所急峻な上りというプロフィール。スプリンター向けのコースで集団ゴールが予想されるが、過去には逃げが決まり単独ないし少人数ゴールもあったステージだ。今年は例年よりも1周回少ない。昨年は大集団でのフィニッシュとなり、ワウテル・ウィッパート(ドラパック)が優勝した。
例年と違ってロードレース2日目となり、リーダーチームによるコントロールが行なわれる展開となるだろう。集団ゴールの可能性が高いが、アドバンテージを持っておきたい選手などによる逃げの可能性もある。過去には奈良と美濃で続けて20人ほどの逃げが決まり、それで大会の大勢が決まってしまったこともあった。平坦だけにいったん遅れたら二度と復帰できない怖さがあり、予断を許さないステージだ。
5月21日(木)第4ステージ 南信州:123.6km 飯田駅パレード→南信州周回→松尾総合運動場前
山岳ステージだが平坦部分もあるため、ヒルクライマーが単独で逃げ切るのは難しい。過去には少人数のスプリント勝負に持ち込まれたことが多い。昨年はピエールパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニNIPPO)が2人のスプリントを制し優勝。冷たい雨中のレースとなったためイラン勢が不発に終わったステージだった。
この南信州ステージで総合優勝争いの趨勢が決まる。おそらく上位数人が分差をつけていることだろう。イラン勢の圧倒的な登坂力を前にして、彼らに総合成績で勝つためには、まずこの南信州ステージで分差をつけておかなければならない。
5月22日(金)第5ステージ 富士山:11.4km 小山町生涯学習センターパレード→ふじあざみライン→富士山須走口5合目
日本の激坂として名高い「ふじあざみライン」を舞台にマスドスタート方式で行われる。今年のセレモニーラン区間は13.2kmあり8時45分に小山町生涯学習センターをスタートし、本スタート地点に到着する。コースレコードは昨年にミルサマ・ポルセイエディゴラコール(タブリーズ・ペトロケミカルチーム)が出した38分51秒。2番目は2013年大会でベンジャミン・ディボール(当時ヒューオン・ジェネシス)が出した39分47秒だ。
今年は今までのレコードワン・ツーの2人ともが出場する。そして日本人選手の最高は2010年にJツアー富士山で森本誠が出した42分11秒。さすがに日本人選手のステージ優勝は難しいが、できれば41分台程度に抑え大きく離されないことが必要だ。
5月23日(土)第6ステージ 伊豆:122.0km 日本CSC周回(10周)
伊豆ステージはその標高差で、個人総合優勝争いのハイライトとなるステージ。平坦の無い上りと下りだけのコースの積算標高差は3000mを超える。前日の富士山ステージでついた数十秒差は、このステージで挽回することが可能。そしてリーダーチームは集団コントロール力を問われる。
昨年は3人が逃げ切り、ガデル・ミズバニ(タブリーズペトロケミカルチーム)がステージを獲り、ステージ3位のポルセイエディゴラコールがリーダーに立った。そして85人中フィリッポ・ポッツァート(ランプレ・メリダ)含む44人が周回遅れで失格となったが、2周回減った今年も速度が上がれば予断を許さない。総合成績をかけた激しい攻防が見られるステージ。ぜひとも観戦に行こう。
5月24日(日)第7ステージ 東京:112.7km 日比谷シティ前パレード→大井埠頭周回(14周)
日比谷公園前をパレードスタートし、大井埠頭を14周する完全フラットなコース。総合逆転、ステージ優勝、ポイント賞、新人賞、団体総合などさまざまな思惑で各チームが戦う最後のステージ。例年積極的なアタックがかかるが、逃げが吸収されて集団ゴールスプリントという展開が最も多い。
昨年はニッコーロ・ボニファツィオ(ランプレ・メリダ)が大集団でのスプリントを制した。今年も出場するボニファツィオは今季3月のGPルガーノを制し、ミラノ~サンレモはなんと5位と好調。日比谷公園でスタート前のリラックスした選手に接し、そして周回コースの迫力あるスプリントを観戦しよう。
なお、同日に実業団JBCF大井埠頭ロードレースが行われる。E2クラスタが9時15分スタートの3周回、E1クラスタが9時50分スタートの4周回だ。
photo&text:Hideaki TAKAGI
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